[概要] 〈幕間? ハイカラ少女と古代日本の尸解仙の雑談〉
「いまどきの結婚式の定番ソングってなんだろう?」 「てんとう虫のサンバ?」 「古いわ」 「じゃあ星◯源の恋?」 「……さっきのよりは新しいけど、それももう結構前のような……」 「木村カ◯ラのButterfly?」 「それもちょっと古い」 「ハッピーサマーウェディング?」 「だからどんどん古くなってるっての!」 「なら3月9日!」 「卒業ソングのイメージが強いし3月以外は使いにくいよ!」 「いい日旅立ち!」 「だから卒業ソングから離れろっての! そもそもあんまりおめでたい歌詞じゃないし!」 「関白宣言!」 「論外!!」 「トリセツ!」 「アンサーソングみたいなノリで挙げんな!!」 「中◯みゆきの糸!」 「う、うーん……あんまり新しくないのに中島み◯きならアリな気がしてきた……」 「なんじゃ、最近のものがちっともないではないか。結局、いまどきは結婚ソングそのものが流行らんということか? 古いのか?」 「あっ、それだ!」 「どれ?」 「中途半端に昔のやつは古くさい印象が勝つけど、もっともっと古典レベルに古いやつは逆に新しいのよ」 「と、なると?」 「結婚式はこころさんに高砂を舞ってもらう、が正解よ」 「おおー!」 |