突如、幻想郷に飛来したB-29。そこには合衆国の特務外交官が乗っていた。「近づく中露の幻想郷侵攻を防ぐため、とある一つの提案をしたい」 彼らは笑顔と共にそう言ってきた。 だが、もちろんそれには裏がある。そう簡単に信用してはいけない。 幻想郷はいかなる判断を下すのか。そしてそれによってどのような未来が訪れるのか。 この作品は拙作、東方創想話作品集195「CIA簡易レポート『幻想郷』」の設定を引き継いでいます。ですが読者の皆様が既読ではなくても、内容が理解できるよう構成しました。
幻想郷に住む者たちの力はどれも強大なものである。これらの力が結集すれば一体どれだけのものになるのだろうか。 そんな幻想郷の力に対し、調査を続ける人々が外の世界にいた。