自警団員の慧音は、里の人間から、迷いの竹林に狼がいるようなのでなんとかしてほしい、という相談を受ける。今夜は満月だし、歴史家の仕事と妹紅の面倒を見るついでに調べてみよう、と竹林に向かった慧音。しかし、やって来た妹紅のあばら屋には思わぬ先客がいて――。