「ご主人様、今日は話があるって呼び出して、いったい話ってなんだい? また宝刀でもなくしたの?」
「……今日はあなたに真実を話さなければなりません」
「真実? 深刻そうな顔をしていったい」
「あなたはご自身の事をオリキャラだと思って居ますね?」
「ご主人様、いったい何を言っているんだ。私は産まれも育ちもずっとオリキャラだぞ」
「そう、私はあなたの事をオリキャラとして今まで育ててきましたが実は違うのです」
「私がオリキャラじゃない?」
「はい、あなたのその耳や尻尾、それにダウジングロットで何か思うところはないですか?」
「この私のネズミっぽい風貌がなんだという? まさか、語尾にハハっでもつければご主人様は満足なのか? ハハッ!」
「駄目です。そう興奮してはいけません。真実はそういう事じゃないんです」
「……では、いったい何が言いたい?」
「実はあなたはオリキャラじゃなくて、東方のキャラクターのナズーリンだったのです」
「ナ、ナズーリン? あの、ネズミの妖怪のナズーリンだと? ご主人様、ば、バカなこの私がナズーリンだ、と?」
「今まで黙っていてすみません。そうです。あなたは本当はオリキャラじゃなくてナズーリンだったのです」
「く、そういうことか。どうりで、ご主人様が私に宝刀を捜させるのかこれで合点がいった。そうか、私はナズーリン……そうか無くし物を見つけるのが得意」
「大丈夫です。たとえあなたがオリキャラじゃなくても、ナズーリンはナズーリンですからいままで通りナズーリンのように生きて行けば良いのです」
「……ご主人様、私は……」
「良いのです。何がなんだかわかりませんが。それで良いのです」
「ところで、ご主人様、いえ寅丸星」
「改まって、なんですか?」
「いや、何でもないんだ。これからも、……宝刀をなくしたら私に声をかけてくれ」
「ええ、これからもよろしくお願いします。ナズーリン」
「……今日はあなたに真実を話さなければなりません」
「真実? 深刻そうな顔をしていったい」
「あなたはご自身の事をオリキャラだと思って居ますね?」
「ご主人様、いったい何を言っているんだ。私は産まれも育ちもずっとオリキャラだぞ」
「そう、私はあなたの事をオリキャラとして今まで育ててきましたが実は違うのです」
「私がオリキャラじゃない?」
「はい、あなたのその耳や尻尾、それにダウジングロットで何か思うところはないですか?」
「この私のネズミっぽい風貌がなんだという? まさか、語尾にハハっでもつければご主人様は満足なのか? ハハッ!」
「駄目です。そう興奮してはいけません。真実はそういう事じゃないんです」
「……では、いったい何が言いたい?」
「実はあなたはオリキャラじゃなくて、東方のキャラクターのナズーリンだったのです」
「ナ、ナズーリン? あの、ネズミの妖怪のナズーリンだと? ご主人様、ば、バカなこの私がナズーリンだ、と?」
「今まで黙っていてすみません。そうです。あなたは本当はオリキャラじゃなくてナズーリンだったのです」
「く、そういうことか。どうりで、ご主人様が私に宝刀を捜させるのかこれで合点がいった。そうか、私はナズーリン……そうか無くし物を見つけるのが得意」
「大丈夫です。たとえあなたがオリキャラじゃなくても、ナズーリンはナズーリンですからいままで通りナズーリンのように生きて行けば良いのです」
「……ご主人様、私は……」
「良いのです。何がなんだかわかりませんが。それで良いのです」
「ところで、ご主人様、いえ寅丸星」
「改まって、なんですか?」
「いや、何でもないんだ。これからも、……宝刀をなくしたら私に声をかけてくれ」
「ええ、これからもよろしくお願いします。ナズーリン」
あと、宝塔を宝刀と間違えてるのもちょっと頂けないかと。