「霖之助さん。朝よっ」
「も、もう少し……」
さわやかな夏の朝。
ここアリス・マーガトロイド邸は、魔法の森の奥に位置しており、世間のうだるような暑さとは無関係だった。
すっきり目覚めてもいいはずなのに霖之助はいつもこうだ。
一緒に住みはじめてから一週間、二人暮らしというものにも大分慣れてきた。
毎朝、こうして起こしに来るのも日課のようなものになってきている。
「何言ってるのよ。今日は霧雨さんのお店を手伝う日でしょ」
霧雨の言葉に反応したのか、ようやく目が覚めたようだ。
ちなみに霧雨さんとは魔理沙の父親のことで、けっして魔理沙のことではない。
霖之助は香霖堂が壊れてから、収入が全くなくなったので、霧雨道具店の手伝いを始めた。
週休三日で香霖堂の利益よりバイト料がいいらしい。
それほど厚待遇なら、このまま店を建て直さなくてもいいのに。
私はこの一週間で驚くほど変わったと思う。
それには霖之助と魔理沙の影響が大きいだろう。
今までも人里での人形劇などで交流はあったが、それはどこか冷めたもので、自分の研究の延長だった。
それが今ではどうだ――。
「すまない毎朝迷惑をかけるね」
「べ、別にこれくらいいいわよ」
こうした日常のちょっとしたやりとりで感情が揺れ動いてしまう。
最も朝食を作るのは霖之助だから起きてもらわないと困る、ということもあるけど。
「迷惑だと思うなら毎朝ちゃんと起きてよっ」
自営業、しかもほとんど客が来なかったようだから、生活習慣が不規則なのよね。
他のところは割りときちんとしてるのに……。
「しかし毎朝アリスに起こしてもらえるのが楽しみでね。ついつい寝坊してしまうのさ」
「な、何馬鹿なこと言ってるのよっ! 私はお腹が空いたから起こしたの!」
「やれやれ魔法使いに食事は必要なかったと思うのだが」
「それでは行って来るよ」
「行ってらっしゃい。仕事中に趣味に没頭しちゃダメよ」
「はは、心配しなくても仕事中に読む本は五冊までにするよ」
それ、ほとんどサボってるじゃない! と突っ込みを入れる前に行ってしまった。
大丈夫なのかしら、霧雨道具店……。
今はそんな心配をしてる場合じゃなかった。今日はやることがあるのだ。
「明日が魔理沙の退院日なのよね」
そもそも魔理沙が入院することになったのは私のせい……。
なんて魔理沙の前で言ったら怒られそうだけどね。
でも責任は感じている。せめて退院祝いをしてあげたい。
魔理沙が退院することはみんな知っている。退院祝いの宴会が博麗神社で催されるらしい。しかしそれは騒ぎたい連中が何かと理由をつけて開催するものだ。
今回がたまたま魔理沙の退院だっただけ。
魔理沙はそういった気楽に騒げる宴会のほうが好みかもしれない。
しかし私はそうした宴会の席で素直に魔理沙に言葉をかけられないだろう。
だから個人的に退院祝いをしたいのだ。
実のところ霖之助と相談して、退院祝いの準備はほとんど済んでいる。
だけどまだ最後の仕上げが残っていた。
これは霖之助にも黙っている。
私が魔理沙のために作ってあげたいから。
魔理沙も私の怪我に責任を感じているだろう。そんな素振りは全く見せないだろうけど、魔理沙は根が優しいから。
「心配いらないところを見せるためにも、私一人でやりとげないとね」
そう呟いて、材料を取るために冷蔵庫を開けた。霖之助が来てからというもの家に変な道具が増えて困っている。
中にはこの冷蔵庫のように役に立っているものもあるし、生活の邪魔にならない程度の量なので気にしてはいないが。
「卵に小麦粉にバター、牛乳、砂糖……と材料は大丈夫わね」
もともとお菓子を作ることが多かったのでこれらの材料は揃っている。
これで魔理沙が喜ぶケーキを作るのだ。
「うーん魔理沙と言えば白黒よね。それならチョコレートケーキにしようかしら」
パウダーシュガーをかければ見事な白黒。我ながら名案ね。
「上海、ボールを取ってくれる?」
上海がふよふよと浮かび上がり台所からボールを一つ取ってくる。
「ありがとう上海」
上海はボールをテーブルに置き、期待の眼差しでそれを見ている。
楽しみにしててね上海。これから最高のチョコレートケーキができるわよ。
「さてとまずは小麦粉を計って……」
きっちり予定通りの分量をボールに入れる。
お菓子作りで最も重要なのは正確な計量だ。魔理沙のように勘に頼って分量を決めていては絶対に失敗するのだ。
後は霊夢みたいに食べられそうなものを全部入れるというのもアウトだ。
「つまりお菓子作りはブレインねっ」
各種材料を入れ終わったボールの中には白い塊ができていた。
手元に準備してあった泡立て器を取る。
さて次はこれをかき混ぜるわ。
「……」
ボールを前にして立ち尽くす。左手に泡立て器、そして右手の怪我はまだ治っていない。ということは――。
「ま、まぁ何とかなるわよね……」
ボールの中に泡立て器を入れる。
それをゆっくりとかき混ぜる。
小麦粉がゆっくりと混ざり合い、少しずつ粘性が増していく。
「ま、混ざらない……」
生地が粘り、ボールに張り付いている。
いや、もちろんわかってたわよ?
こんなんで混ざるわけないじゃない?
これはちょっとした……そう萌え要素よっ!
こういうのを期待してたんでしょっ!
粘って混ざらないなら勢いよく混ぜればいいのよね!?
「見てなさいよぉ……!」
今度は泡立て器をボールに突き立て、腕を思い切りよく回す。
ゴロゴロゴロ――。
しかしボールはテーブルの上で空しく回転するだけだった。
「ひ、ひとりでできるもんっ」
これくらいの失敗がなんだ。
私は今まで何度も異変を解決した。そのスマートな解決法は霊夢にだって負けていない。
「考えれば必ず答えは見えてくるはず……」
抵抗の大きい生地はなぜ混ざらない……ボールに張りついているからだ。
それならボールをしっかり固定すればいいはず……。しかしその為に右手は使えない。
ジー……。
「しゃ、上海!?」
上海が仲間になりたそうにこちらを見ている。
「そうよ……片手が使えなくても上海がいるじゃない!」
実際は上海も左手で操作することになる。それでも魔力のサポートがあればボールくらい押さえられるはずだ。
「上海ボールを押さえててくれる?」
こくこく、と頷いて上海がボールの端をがっちり押さえる。身長の低い上海はテーブルに足がついておらず不安定なのがちょっと心配だけど、その表情は自信に満ち溢れていた。
「行くわよ上海!」
三度かき混ぜる。今度はさきほどまでとは違った。力任せで雑ではあるが確かに混ざっている。
「さすが私!」
上海がぷるぷる震えながらも、しっかりと支えてくれている。
左手での作業なのできれいな混ぜ方ではないが、それでも確実に前進している。
「いける! いけるわ!」
――べちゃ。
調子に乗って勢いよくかき混ぜすぎた。
飛び散った白濁は弧を描いてとび、上海の体を白いべとべとで覆った。
「あぁっ! 大丈夫上海!?」
上海はそのままテーブルの上に倒れこみパタパタ手足を動かしている。
「ごめんねっ」
近くにあったタオルで上海に絡みついたベトベトを拭う。
「うぅ……、これはちゃんと洗ってあげたほうがいいわね……」
それから数時間、既に日も沈みかけたころ。
台所はアリスの奮闘により悲惨な姿になっていた。
床に飛び散った白い粉、テーブルに溢れた牛乳、散乱する人形達、などなど。 たったいま帰宅した霖之助を棒立ちにさせるには十分だった。
「こ、これはいったい……」
「あ……お帰りなさい……」
「どうしたらこんな光景になるんだ……」
「えーと……ケーキを作ろうとしただけなんだけど」
「まったく。言ってくれれば僕が作ったのに」
「それじゃダメなの! 私が魔理沙に作ってあげないと……」
一瞬霖之助は思案顔になったが、すぐに片付けを始めた。
呆れられたわね……。無理して失敗して、その後始末までさせてるんだもの。
自分がこんなに無力だったなんて……幻想郷一器用?
とんだ思い上がりだったわ。片手が使えないくらいでケーキも作れないなんて……。
「アリス。もう一度材料を準備してくれるかい?」
「え?」
「手伝うくらいならいいだろう?」
「でも……」
「僕にいい考えがあるんだ」
言われたままに準備をする。
霖之助は自信がありそうだったけど大丈夫かしら。
「これでチョコを湯煎してくれ」
「えーと? 何かしらこの四角いの?」
四角い台にツマミがついている。
霖之助が持ち込んだものだから恐らく外の世界の道具だろうけど。
「これはカセットコンロだ。調理器具の一種で簡単に火を起こせる。使い方は僕が教えるよ」
「でも外の道具なんて全然触ったこと――」
「君が作るのだろう。魔理沙のために」
「そうね……。そうだったわ」
「ではさっそく始めようか。といっても外の世界の道具は優秀でね。それほど説明することもない」
「このツマミを回せばいいのかしら」
「そのとおり。火力もそれで調節できる。まぁ弱火で十分だろう」
手早く湯煎の準備を整え、言われたとおりにツマミを捻る。
チチチチチチ……ボゥ。
思ってた以上にあっさりね。本当に簡単……。
「では次は生地だな」
生地――今日で一番の強敵だった。もうトラウマになるくらい生地とは格闘した。時間をかけすぎて固まったり焦って溢したり。できるだろうか。霖之助が手伝ってくれるとはいえ。また迷惑をかけるのではないだろうか。
「心配かい。僕に迷惑をかけるのが?」
「そ、それはまぁ……」
「前にも言っただろう。僕は君のお兄さんになった。もっと頼ってくれていいし迷惑をかけてくれるほうが嬉しいよ。そういうときのアリスは可愛いしね」
「なっ! 真面目な顔して何言ってるのよ!」
「さて心配はなくなったかな?」
またこの男のペースにのせられた。確かにさっきまでの不安はなくなってるけど。
振り回されっぱなしで理不尽よ。
「簡単に可愛いなんて言わないでよ。その……勘違いしちゃう人もいるかもしれないじゃない!」
「僕は本当に可愛いと思ってないと可愛いなんて言わないよ」
どうしてこの男はこう歯の浮くようなセリフを平気な顔で言えるのよ!
「もういいっ! 早く作るわよっ!」
「はいはい、次はこれだ」
それは泡立て器だった。アイロンのような取っ手の先に、ホイッパーが二つ付いている。
「これも工夫が凝らしてあってね。二つの泡立て器が別の方向に回転するから、均一に混ざるしボールが安定する」
「ふうん。面白いわね」
「それなりに振動するからしっかり握ってからスイッチを入れてくれ」
「これを押せばいいのね」
モーターが低い唸り声をあげ、ホイッパーが高速回転を始める。
そのまま泡立て器をボールに入れる。
「す、凄い……」
今まで散々苦労させられた生地がほとんど抵抗もなくかき混ぜられていく。
「チョコのほうはいいみたいだな。入れるよ」
「ええ、お願い」
真っ白だったクリームがどんどんチョコレート色に染まっていく。
チョコが混ざることで辺りに甘い香りが漂う。
「そろそろいいんじゃないか?」
「そうね。こんなに簡単にできるなんて」
「外の世界は家事を楽にする道具がたくさんあるからね。そして極めつけはこれだ」
「えーと。何かしら……?」
「おや知らなかったかい。これは炊飯器という道具で――」
「さすがに知ってるわよ! 霖之助が来てからは毎日それでご飯炊いてるでしょっ」
「そのとおり。僕の能力を使った結果もそうだ。これの名前は炊飯器、ご飯を炊く程度の能力がある。しかしこれには隠された能力があるんだ」
「何よ。炊飯器に見せかけて霖之助がご執心の『こんぴゅうたあ』とかいう道具なの?」
「いやさすがにそれはないよ。こいつのもう一つの能力はケーキを焼く程度の能力だ」
「ええっ!? それじゃ炊ケーキ器じゃない」
「いや焼ケーキ器かな」
「もう原形ないわよ。それ」
「まぁ、とにかくケーキを作れるらしい。生地をこれに流し込んでくれ」
本来ご飯が入るおかまの中に並々とケーキのクリームが注がれる。なかなか奇妙な光景だった。
「あとは炊飯スイッチを押してくれ」
ピー。という電子音と共に加熱が開始される。
「こんなので大丈夫かしら。どこでこんな調理法を見つけたのよ」
「ネットだよ」
「信頼性は?」
「大丈夫。ソースは僕だ」
つまり、やってみないとわからないということね。
ケーキを焼くのはなかなか難しい。容器に入れてスイッチを押すだけ、そんな簡単にできるとは思えないんだけど。
しかし霖之助ができると言った以上、私はそれを信じるしかない。
できなかったらそのときは妹キャラを活かして煮るなり焼くなりすればいい。大抵のことは笑って許してくれるだろう。
「それにしても便利な道具があるのね」
「あぁ。アリスのために冷蔵庫に炊飯器、掃除機に洗濯機。それに加えてパソコンにネット回線まであるよ」
「ちょっ。いつのまにそんなに用意したのよ!」
「いやあ。賢者殿に貸しを作っておくと色々都合がいいね」
「貸し? 紫が霖之助に? 借りの間違いじゃないの?」
「ある秘密を握ってね」
「あ、あなたって……サイテーね!」
「おおぉ……。最低……妹から言われる日が来るなんて僕は幸せ――じゃなかった! 誤解だよ誤解!」
「まあ貴方がそういうことできないのは良くわかるわよ。香霖堂が繁盛してないしね」
「はっきり言われると一店主としては辛いな……。実は紫から提案されたんだ」
偶発的に借りを作ったのだろうか。紫にしては珍しいわね。
「僕としては今まで紫に助けてもらった分を清算してもらえば十分だったのだが、それだけでは安心できなかったらしい。僕が秘密は話さない限りインターネット回線を提供する契約をしたんだ」
「ふうん。インターネットはそんなに貴重なものなの?」
「それはもう素晴らしいものだ。外の世界の技術に直に触れられるからね。上手い契約だよ。まだ始めたばかりだがインターネットなしの生活はもう考えられないよ」
「あなたがそこまで夢中になるならすごいものなんでしょうね」
霖之助は道具にうるさい。興味がないものにはここまで熱中しないだろう。
「アリスも使ってみるといいよ。人形作りのヒントがあるかもしれない」
「それならちょっと使わせてもらおうかしら」
人形に関係するなら見過ごせない。どんなところからでも貪欲に知識を取り入れるべきだ。
「ではあとで使い方を教えるよ」
そこでちょうどよく電子音が鳴った。
「これは炊けたというべきかしら。それとも焼けたというべきかしら」
「できた、でいいんじゃないか」
炊飯器の蓋を開けた瞬間、部屋中が甘い香りに包まれた。
「うわぁ。いい香りね」
「どうやら上手くいったようだな」
「あとはどうするの?」
「これを皿に取り出して冷蔵庫に入れておこう。一晩寝かすとおいしくなるんだ」
「ふふ。明日が楽しみね」
「お大事にしてくださいね。もうこんな患者こりごりですから。しくしく」
「いやー入院生活もなかなか楽しかったぜ。また来てもいいかもな」
翌日。私達は永遠亭に魔理沙を迎えに来ていた。
見送りは永遠亭のうさぎである鈴仙一人。、彼女のほうは早く魔理沙を送り出したいようだった。
「魔理沙、一体何をしたのよ」
「永琳の薬の実験を手伝ったりしてな。そこのうさぎが――」
「きゃーーー! 言わないでくださいー!」
うん、だいたいわかったわ。とりあえず魔理沙の代わりに謝っておこう。
「ごめんなさいね。魔理沙も悪気はなかったと思うけど」
「キノココワイ……キノココワイ……」
「トラウマになっているようだな」
「何言ってるんだよ香霖。それは本当は好きでキノコ欲しいって意味だろ」
「そうだったのか。では今度店の近くで取れたキノコを送ろうか」
「いい加減にしなさいよあんた達。泣きそうになってるわよ」
「そうか私と離れるのがそんなに寂しいか。では最後に抱きしめてやろう」
そう言って魔理沙が近づくと鈴仙は脱兎の如く永遠亭の中に逃げ帰ってしまった。
一旦魔理沙の家に寄り、荷物をおいてきた私達はすぐに自宅へと向かっていた。
夕方から宴会が始まると聞いていたので、それまでにこちらの用事は済ませたかった。
「そういえばアリスの腕はまだ治ってないんだな」
確かに魔理沙は重症で私はそれほどではなかった。
だからと言って先に完治するかは別だ。魔理沙のほうは絶対安静が必要だった。
全然安静にしてなかったみたいだけど。
「まあ、この怪我のおかげで色々成長できたからいいのよ」
「ふうん、じゃあいつ治るんだ」
「何よ。心配してくれてるの?」
「まあ、あのときは私も悪かったし……い、いや違うぞ! アリスが元気にならないと弾幕勝負ができないだろ!」
「そんなに勝負したことがあったかしら?」
「そ、それはだな――。あ! アリスの家が見えてきたぜ!」
必死に誤魔化そうとする魔理沙を見てつい顔をほころばせてしまう。
「さあ魔理沙。ドアを開けてくれ」
「じゃあ、お邪魔するぜ」
魔理沙に続いて私達も家の中に入る。
霖之助に目配せをすると、彼もゆっくりと頷いた。
「「魔理沙! 退院おめでとう!」」
魔理沙は一瞬驚いた表情を見せたがすぐに俯いてしまった。
「あ、ありがとう……」
帽子で表情を隠しているが、照れて顔が真っ赤になっているのだろう。
「あ! こ、このケーキはアリスが焼いたのか」
「そうよ。口に合うかわからないけど……」
魔理沙がフォークで丁寧に一口分のケーキを切り分けていく。
「えーと……。そんなに見つめられても困るぜ?」
つい不安になって真剣に見つめてしまった。それは霖之助も同じだったようで、苦笑していた。
「美味い!」
魔理沙の顔に満面の笑みが浮かぶ。それを見て私も飛び跳ねたくなるほど嬉しくなった。
自分が魔理沙をこんなに喜ばせたのだ。こんなに嬉しいことはない。
「さすがアリスだな。片手でこんなに美味いケーキを作れるなんて」
「もう、そんなに焦って食べないでよ」
「悪い悪い。あまりに美味しいからつい」
魔理沙は本当に美味しそうに食べてくれるので作ったほうも安心できる。
「よかったな」
「ええ、本当にあなたのおかげよ」
自分一人ではできなかった。霖之助の助けがあって初めて魔理沙を笑顔にできた。
今回は本当に霖之助に感謝していた。だから心からお礼を言いたい。
「ありがとうっ。霖兄さん」
おしまい
二人の性格描写がステレオタイプの二次設定だったのが気になりましたが、そこはご愛嬌。
是非次回作にも二人の共同作業(調理的な意味の)を期待しております。クオリティはジブリ程度で
ツンデレなアリスが可愛すぎて困りますが一向に構いません。
次回からライバルが登場するとのことですが、確かに恋愛モノで三角関係は王道ですよね。楽しみです。
入れ忘れ
いい兄妹関係で和むなぁ。
私は調理苦手なのですが……頑張りますっ。
>>七人目の名無しさん
ライバルキャラがちょっと変わった人かもしれません。
それとこのシリーズの続きを書く前に、一旦別の話を挟む予定です~。
>>29さん
甘い話を書こうと思いお菓子の話になりましたっ。
>>30さん
いいのですかっ。自重しないでやってしまいますっ。
>>Loux宮さん
ごめんなさい。最初に書いておくべきでしたね。次回から注意します。
>>35さん
アリスにお兄さんと呼ばせたいっ。
くっつきそうでくっつかない……これがラブコメの王道っ。
か、過去作品にコメントですって……!
これは甘い話をもっと書けということですね。
頑張りますっ。
ご馳走様と、言わせて頂きます。
個人的に好む傾向の話という事もあり、面白かったです。
そうですね……やはり、続編ならば、その旨はしっかりと明記しておいた方がいいかと思います。