春真っ盛りの幻想郷では、博麗神社の巫女、博麗霊夢が台所で、大量のお米を蒸らしている最中である。そこに、八雲藍の式である橙が入ってきた。
「霊夢さん…今日のご飯は何ですか?」
「紫から大量のマグロを貰ったから、それを醤油で漬けてるわよ。」
マグロと聞いた途端、目を輝かせているとお燐が霊夢を呼んでいる。椛が境内の掃除を終わらせたようだ。
「お姉さん…次は何するのだって?」
「やることね…おにぎり作るの手伝ってもらうわ。」
「わかった。椛に言っておくね。」
猫の状態になると、台所を出ていった。霊夢は次のマグロを捌きながら、どうしてこうなったのかを思い出していた。
回想
博麗神社の境内に、藍、紫、さとり、射命丸の四人が霊夢に依頼があって来たようだ。
「藍と紫は、外の世界にいる幻想郷発展の協力者との話し合いで、橙を数日預かる…まだわかるけど…射命丸とさとりは…?」
「私はですね。鬼の皆様から宴会に強制的参加なのですが、部下の椛まで参加させるのはちょっと…」
「私に保護依頼ね…」
射命丸からの依頼に、頭を抱える霊夢だが椛とは、以前に宴会で面識があり、他の妖怪とは違って、迷惑をかけていない。霊夢からしたらまだ、話しやすい妖怪である。
「鬼の宴会…わかったわ。椛を預かるわね…」
「ありがとうございます!霊夢さん。」
「さとりは?」
「………お空とお燐に休暇を与えたいんですが、地底だと、仕事を優先に…」
さとりはなんとかして、お空とお燐に休暇を与えたいそうだが、それを聞かないで仕事をしているそうだ。さとりの顔色が悪いのは、そのためである。
「数日間…預かってもらえないでしょうか?」
「………わかったわ。その代わり、食費は頼むわね。」
「勿論です。」
「わかりました。」
「霊夢、頼むわね。」
霊夢は数日間、橙、椛、お空、お燐を預かることになったのである。
回想終了
霊夢はマグロを捌き終えると、椛がエプロン姿で、台所に入ってくる。
「霊夢さん…手伝いに来ました。」
「それじゃ、おにぎり握って頂戴。ボールに漬けたマグロの切り身があるから、1枚ずつおにぎりの中にね。」
「わかりました。」
椛が熱々の白米を手に持って丸くしながら握っていく。そして、醤油漬けにされているマグロの切り身を中に入れて、白米で塞いでいく。
「……大量にできましたね。」
「魚好きの橙とお燐がいるからね。残らないかもしれないわ。」
おにぎりにマグロの切り身を入れ終えると、白米更に追加で握って、作り終えた。
「お昼できたわね。部屋に運ぶわよ。」
霊夢と椛はおにぎりを乗せた大皿を部屋まで運ぶと、お空、お燐、橙が座って大人しくしていた。
「沢山あります!?」
「作りすぎたわね…」
「お姉さん…何個作ったのさ?」
「……………200個。」
霊夢の言葉に、お空、お燐、橙、椛は呆然としている。宴会感覚で、昼食を準備していたら、作りすぎてしまったようだ。
「うっかりしてたわ。冷めないうちに食べましょ。残ったら、結界で保存するから夜に食べれるわ。」
「おいしい。」
「マグロのおにぎりは、はじめてだよ!」
「紫様はどのくらいのマグロを?」
「丸々で…7くらいかしら?捌くの大変だったわよ。」
((霊夢さん…マグロ捌けたんだ!?))
おにぎりを食べている霊夢だが、内心では…
(真夜中から準備してたとは、言えないわね。余ったら…夜ご飯と他の連中にお裾分けするかな…結界で保存している分が…100個あるのよね…)
暫く食べ続けて、昼食を終えるのだが、大皿には50個残ったようだ。とりあえず、霊夢は結界で腐らないように保存した。
「夜は焼おにぎりでいい?」
「おまかせします。」
夕方、霊夢はお空のブラッシングをしている。目を細めて、眠そうにしていた。
「うにゅ…」
「あんたの羽、やわらかいわね。」
「そう……うにゅ…」
「………終わったわ。眠たいなら寝室でね。」
「お休みなさい…」
お空は眠たい状態で、寝室にいった。椛、お燐、橙の3人は、霊夢を見続けている。
「ブラッシングはやりにくいから…マッサージとかでいい?」
頷いている3人は霊夢に近寄ると、頭を撫でられている。橙とお燐は霊夢に、頭を擦り付けていて、椛は撫でられて気持ちがいいのか、眠たくなってきたようだ。
「夜まで仮眠する?」
「眠たいです。」
「眠くなりました。」
「寝ようよ…」
霊夢も、欠伸をすると寝室に寝かせていた、お空がいる寝室に入ると、夜まで寝たのだった、
「霊夢さん…今日のご飯は何ですか?」
「紫から大量のマグロを貰ったから、それを醤油で漬けてるわよ。」
マグロと聞いた途端、目を輝かせているとお燐が霊夢を呼んでいる。椛が境内の掃除を終わらせたようだ。
「お姉さん…次は何するのだって?」
「やることね…おにぎり作るの手伝ってもらうわ。」
「わかった。椛に言っておくね。」
猫の状態になると、台所を出ていった。霊夢は次のマグロを捌きながら、どうしてこうなったのかを思い出していた。
回想
博麗神社の境内に、藍、紫、さとり、射命丸の四人が霊夢に依頼があって来たようだ。
「藍と紫は、外の世界にいる幻想郷発展の協力者との話し合いで、橙を数日預かる…まだわかるけど…射命丸とさとりは…?」
「私はですね。鬼の皆様から宴会に強制的参加なのですが、部下の椛まで参加させるのはちょっと…」
「私に保護依頼ね…」
射命丸からの依頼に、頭を抱える霊夢だが椛とは、以前に宴会で面識があり、他の妖怪とは違って、迷惑をかけていない。霊夢からしたらまだ、話しやすい妖怪である。
「鬼の宴会…わかったわ。椛を預かるわね…」
「ありがとうございます!霊夢さん。」
「さとりは?」
「………お空とお燐に休暇を与えたいんですが、地底だと、仕事を優先に…」
さとりはなんとかして、お空とお燐に休暇を与えたいそうだが、それを聞かないで仕事をしているそうだ。さとりの顔色が悪いのは、そのためである。
「数日間…預かってもらえないでしょうか?」
「………わかったわ。その代わり、食費は頼むわね。」
「勿論です。」
「わかりました。」
「霊夢、頼むわね。」
霊夢は数日間、橙、椛、お空、お燐を預かることになったのである。
回想終了
霊夢はマグロを捌き終えると、椛がエプロン姿で、台所に入ってくる。
「霊夢さん…手伝いに来ました。」
「それじゃ、おにぎり握って頂戴。ボールに漬けたマグロの切り身があるから、1枚ずつおにぎりの中にね。」
「わかりました。」
椛が熱々の白米を手に持って丸くしながら握っていく。そして、醤油漬けにされているマグロの切り身を中に入れて、白米で塞いでいく。
「……大量にできましたね。」
「魚好きの橙とお燐がいるからね。残らないかもしれないわ。」
おにぎりにマグロの切り身を入れ終えると、白米更に追加で握って、作り終えた。
「お昼できたわね。部屋に運ぶわよ。」
霊夢と椛はおにぎりを乗せた大皿を部屋まで運ぶと、お空、お燐、橙が座って大人しくしていた。
「沢山あります!?」
「作りすぎたわね…」
「お姉さん…何個作ったのさ?」
「……………200個。」
霊夢の言葉に、お空、お燐、橙、椛は呆然としている。宴会感覚で、昼食を準備していたら、作りすぎてしまったようだ。
「うっかりしてたわ。冷めないうちに食べましょ。残ったら、結界で保存するから夜に食べれるわ。」
「おいしい。」
「マグロのおにぎりは、はじめてだよ!」
「紫様はどのくらいのマグロを?」
「丸々で…7くらいかしら?捌くの大変だったわよ。」
((霊夢さん…マグロ捌けたんだ!?))
おにぎりを食べている霊夢だが、内心では…
(真夜中から準備してたとは、言えないわね。余ったら…夜ご飯と他の連中にお裾分けするかな…結界で保存している分が…100個あるのよね…)
暫く食べ続けて、昼食を終えるのだが、大皿には50個残ったようだ。とりあえず、霊夢は結界で腐らないように保存した。
「夜は焼おにぎりでいい?」
「おまかせします。」
夕方、霊夢はお空のブラッシングをしている。目を細めて、眠そうにしていた。
「うにゅ…」
「あんたの羽、やわらかいわね。」
「そう……うにゅ…」
「………終わったわ。眠たいなら寝室でね。」
「お休みなさい…」
お空は眠たい状態で、寝室にいった。椛、お燐、橙の3人は、霊夢を見続けている。
「ブラッシングはやりにくいから…マッサージとかでいい?」
頷いている3人は霊夢に近寄ると、頭を撫でられている。橙とお燐は霊夢に、頭を擦り付けていて、椛は撫でられて気持ちがいいのか、眠たくなってきたようだ。
「夜まで仮眠する?」
「眠たいです。」
「眠くなりました。」
「寝ようよ…」
霊夢も、欠伸をすると寝室に寝かせていた、お空がいる寝室に入ると、夜まで寝たのだった、
みんなののほほんとした感じがすごく好みでした。またこんなの書いて欲しいなぁ、なんて。
>鬼の宴会
射命丸…世にも珍しく偉いぞ…。偉い…。椛よかったね…。
みんなで寝たら霊夢の上にみんな乗って、起きた後夢想封印やりそう。もしくはめちゃくちゃキレる。
すごく面白かったです!
軽妙なテンポの会話が読んでいて楽しかったです