Coolier - 新生・東方創想話

博麗の事件簿 朝食台無し事件

2022/03/13 10:53:32
最終更新
サイズ
3.19KB
ページ数
1
閲覧数
1097
評価数
3/5
POINT
220
Rate
8.17

分類タグ

魔法の森に住む普通の魔法使い…霧雨魔理沙は、魔法の実験が中々進まず機嫌が悪くなっていた。

「何で…今日に限って実験が進まないんだぜ!?イライラするぜ…」

魔理沙は我慢できなくなって、家の外に出る。

「弾幕はパワーだぜ!【マスタースパーク】」

虹色の光線を放ったら、魔法の森の何処かで、物凄い爆発が起こった。だが、魔理沙は爆発には気づかなかったようだ。

「スッキリしたぜ!後で霊夢の所でお茶を貰うぜ!」

家の中に入っていった。













魔理沙が来ることを知らない。博麗霊夢は洗濯物を干していた。しかも、機嫌が良い。何故なら今日の朝食を少しだけ、豪華にしているからだ。

「よし。洗濯物終わったわ。朝食を食べますか!」

朝食を食べに居間に戻ると、射命丸文が倒れていた。だが、悲劇はそれだけではない。霊夢が用意していた朝食が、台無しになっていたのだ。

「この馬鹿天狗!」

霊夢は倒れていた射命丸を叩き起こして、胸ぐらを掴んだ。

「私の朝食を台無しにした理由を言え!言わないと…」

「ストップストップ!言いますから!」

射命丸を解放した霊夢は、話を聞く。

「実はですね。私も事件?に巻き込まれたんですよ…」

霊夢は射命丸にお茶を出すと、飲みながら当時の状況を霊夢に話した。

「私が新聞のネタを探していた時に…何処からなのかは、わかりません。突然、爆破のような余波を受けてしまったんです。」 

「爆破のような余波?嘘じゃないでしょうね?」

「私も被害者なんですよ!鬼と閻魔様にだって誓えますよ!」

射命丸は自分の無実を主張する。霊夢の勘では、嘘を言っているようには見えない。信用することに。

「わかったわ。信用するわ。閻魔と鬼に誓うと言ったのだから。」

「霊夢さん…ありがとうございます…」

「でも、爆破のような余波よね?妖怪の力は感じたの?」

「妖力は感じませんでしたね。幻想郷には力が流れていますから…それらが混じって、爆破のような余波が発生したとしか…」

「でも、それだと異変よね?私にも感じるはず。」


霊夢と射命丸が原因を調べていると、魔理沙が神社にやって来た。

「霊夢!お茶を頼むぜ!」

「それどころじゃないわよ!」

「霊夢さんは朝食を台無しになった原因を調べているので…」

「それは災難だったな…」

「ちょっと霊夢…私の話を聞いてくれない?」

いつのまにか、神社に来ていた人形使いのアリス・マーガドロイドがボロボロの姿で、霊夢に頼み込んできた。上海もなにやら疲れている。

「アリス!?大丈夫なの!?上海も少し焦げてるけど、大丈夫?」

「シャンハイ……」

「アリスは何があったのよ?」

アリスにお茶を出して、霊夢は上海の焦げた部分を丁寧に拭き取りながら、話を聞く。

「私が人形作製してきた時に、謎の虹色の光線が出現したのよ。その力の原因で私の人形が爆発しちゃったの…」

「謎の虹色の光線…?見間違いの可能性は?」

「ん…人形作製に集中してたから…でも、凄い魔法の威力はあったのよね。」

アリスの証言で、射命丸がアリスに指を指した。

「アリスさんが原因で私は神社まで飛ばされたんですか!?」

「神社まで?説明して。」

射命丸はアリスに説明する。


「それって…射命丸が吹っ飛ばされた原因は、私ってこと!?」

「そうじゃないわ。そもそも、この原因を引き起こした犯人を探さないと。」

「そうですね。犯人を見つけ出してやりますよ!」

「朝食を台無しにした復讐をしないと…ね?」

3人は犯人探しをする。だが、魔理沙だけは真っ青になりながら震えている。

「どうしたの?魔理沙?」

「な、何でもないんだぜ。体調が悪くなってきたから帰るぜ…」

「気をつけなさいよ。」

「また…だぜ。」

魔理沙は神社を出ていった。


犯人は誰なのでしょうか?

おしまい
簡易評価

点数のボタンをクリックしコメントなしで評価します。

コメント



0.40簡易評価
2.60名前が無い程度の能力削除
物事が点々と転がるさまがコメディチックでした
4.90南条削除
犯人はだれなんだ
隠岐奈が怪しいな
5.30名前が無い程度の能力削除
推理ものにするなら解決するところまでは欲しかったし、ギャグにするなら中途半端にシリアスな要素が邪魔しちゃってるかな……じっくり書いてもらえるともっとたのしいものになりそうです。
6.無評価名前が無い程度の能力削除
書き終わった三日後に読み返してくれ