それから数日後…
「なあ霊夢、あのブラックホール早くなんとかしろよ。
それが巫女の仕事だろ?」
「行ってみたけど、特に何もなかったし、今のところ害はないんだか らいいんじゃない?」
そう言い、霊夢は平然とお茶を飲んでいた。
しかし、次の瞬間、霊夢の手から湯のみの感覚が消えた。
「ん?どうしたんだ、霊夢。」
湯のみは見えている。しかし、一切持っている感じがしない。
「湯のみがどうかしたのか?」
恐る恐る魔理沙が湯のみに手を触れる。
「実体が…ない!?」
ようやく、真の異変に気付いたようね。」
待っていたと言わんばかりに現れたのは、スキマ妖怪、八雲紫。
「本当の異変ってまさか…」
「そう、今幻想郷のあらゆる物の実体がなくなっていってるの。」
「それって、最悪生物の実体がなくなるってことじゃ…」
「まだ、そこまではいってないけど、いつそうなってもおかしくないわ。」
事態は思ったより深刻だった。
「けど、あてがない以上…」
「いや、そんなことは、ないわ。」
「例の黒い渦、あれは本当は、とある異空間への入口なのよ。」
「とにかく、行ってみるしかないよな!」
そう言って、魔理沙は勢いよく飛び出して行き、
二人も後を追った。
あの黒渦は禍々しいオーラを放っている。
「さあ、行くわよ!」
結界が張られてあったが、紫には突破するのは容易かった。
その先には、ただ、暗い闇だけがあった。
「なあ霊夢、あのブラックホール早くなんとかしろよ。
それが巫女の仕事だろ?」
「行ってみたけど、特に何もなかったし、今のところ害はないんだか らいいんじゃない?」
そう言い、霊夢は平然とお茶を飲んでいた。
しかし、次の瞬間、霊夢の手から湯のみの感覚が消えた。
「ん?どうしたんだ、霊夢。」
湯のみは見えている。しかし、一切持っている感じがしない。
「湯のみがどうかしたのか?」
恐る恐る魔理沙が湯のみに手を触れる。
「実体が…ない!?」
ようやく、真の異変に気付いたようね。」
待っていたと言わんばかりに現れたのは、スキマ妖怪、八雲紫。
「本当の異変ってまさか…」
「そう、今幻想郷のあらゆる物の実体がなくなっていってるの。」
「それって、最悪生物の実体がなくなるってことじゃ…」
「まだ、そこまではいってないけど、いつそうなってもおかしくないわ。」
事態は思ったより深刻だった。
「けど、あてがない以上…」
「いや、そんなことは、ないわ。」
「例の黒い渦、あれは本当は、とある異空間への入口なのよ。」
「とにかく、行ってみるしかないよな!」
そう言って、魔理沙は勢いよく飛び出して行き、
二人も後を追った。
あの黒渦は禍々しいオーラを放っている。
「さあ、行くわよ!」
結界が張られてあったが、紫には突破するのは容易かった。
その先には、ただ、暗い闇だけがあった。