夜であった。
博麗神社の縁側で霧雨魔理沙こと私はワイングラスを手にしていた。ワイングラスには赤ワインがグラスにこぼれる寸前まであった。
「霊夢め」
ワイングラスを見ながら言う。
「あいつ、注ぎすぎだぞ」
こぼれそうなワイングラスを細目にして見る。
「魔理沙。ワイングラスと睨めっこして?何が楽しいの?」
紅く染まったワイングラスの向こうから博麗霊夢の顔が見えた。
「霊夢の顔赤いなー」
ワイングラスを通しながら言う。
「魔理沙。私は酔っぱらってないよ」
霊夢の強い口調で言う。
「そうかい」
ワイングラスから目を離す。そのまま霊夢の顔を見る。
庭先に私を見るように霊夢が立っている。
「霊夢。顔が赤いぞ」
「私は酔ってない!!」
霊夢は紅く染まった顔を風船の膨らませながら言う。手にはワイングラスを2丁拳銃のように持っている。もちろんワイングラスは空である。
「てか、レミリアから貰ったワインを二杯しか飲んでないだろ」
「うるさい!! あんな500歳児が飲んでるワインなんかに酔うものか!!」
霊夢は否定するが赤く染まった顔の霊夢を見るとそんな説得力は皆無と私は思った。
「今の酔っ払いの霊夢は500歳児以下だぞ!!」
「うるさい!!」
霊夢はフグのように頬をまた膨らます。
「霊夢。ワインで完全に出来上がってるなー」
ヒクとしゃっくりしてる紅く染まった顔の霊夢を見ながら後悔した。
いつも日課で紅魔館に本を盗みに行き、パチュリー・ノーレッジと魔法の研究について話をしていた時にレミリア・スカーレットが来て新しい赤ワインが入手したとのことで一本くれた。
紅魔館を後にして直行で博麗神社に行き霊夢に赤ワインを見せた。
最初は霊夢は赤ワインを見て「洋酒は私の範囲外」と飲むを断ったが、私が強引に勧めて飲ませたら美味しいとか言って赤ワインを2杯一気飲みして完全に出来き上がってしまった。
「魔理沙!!私が注いだワインは飲めないの?」
霊夢が怒り口調で言う。
「サケハラかよ!!」
言う。私が持ってるワイングランに赤ワインを満杯に入れたのは酔っぱらった霊夢である。
「なーに、一気飲み出来たらご褒美あげるよー」
紅い顔の霊夢がニヤニヤと言う。
「霊夢のご褒美って、」
こんな貧乏神社のご褒美とは?
「ご褒美いらない?」
「え?」
横にいつの間かに霊夢が座って紅い顔を私に寄せている。
「あー、分かった」
赤ワインで満杯のワイングラスを飲む。口の中に甘い味が広がる。
(さすが500歳児が飲むワインだ)
思いながら一気の飲み干す。
「よし、霊夢。飲み干したぞ」
と言った同時に霊夢の紅い顔が目の前に合った。
「え?」
唇に何かが塞がった。
「え?え?」
頭が混乱した。自分の唇に霊夢の唇が......
混乱する中、霊夢の顔が離れる。
「これがご褒美」
紅く染まった霊夢の顔がさらに紅く染まる。
バタ
私は力が抜けたように床に背を向けて倒れた。そこに霊夢が重なるように体を寄せる。
「魔理沙。私さ。やっぱりお酒を借りないといけない見たい」
「霊夢。酒の勢いでー」
頭の中が混乱して霊夢の言ってることが分からない。
「魔理沙」
霊夢の顔がゆっくり降りてくる。
「待て待て、霊夢ーー」
叫んだ。しかし霊夢の顔はお構いなし近づいてくる。
うわーーー
目を瞑った。
数秒。それだけの時間の経過だった。ゆっくり目を開ける。
「霊夢」
霊夢の肩が見えた。そして寝息が聞こえる。
「寝てる?」
私を抱き枕代わりにして寝てるのか?霊夢はがっしりと私の体を掴んで寝ている。
「私は抱き枕か!!」
なんか自分の胸が嵐のように暴れてる。
「くそーー」
自分の手を動かす。偶然に縁側に置いてあるワインボトルに手が当たった。
「くそーー」
ワインボトルを手してそのまま口につけて一気に飲む。
くそーー くそーー
私は心の中で叫びながら意識が遠のいた。
翌朝、私と霊夢は縁側で抱き合って寝ていた。
二日酔いで激痛の頭を抱えながら昨日のことを話あったが記憶が完全に飛んでて分からなかったが、
「速報・博麗の巫女が相棒を強引に押し倒す!!」
と、文々。新聞の一面記事を見て、完全に思い出し、何も言えないまま、取り合えず射命丸文の新聞を廃刊にすることで同意した。私と霊夢である。
博麗神社の縁側で霧雨魔理沙こと私はワイングラスを手にしていた。ワイングラスには赤ワインがグラスにこぼれる寸前まであった。
「霊夢め」
ワイングラスを見ながら言う。
「あいつ、注ぎすぎだぞ」
こぼれそうなワイングラスを細目にして見る。
「魔理沙。ワイングラスと睨めっこして?何が楽しいの?」
紅く染まったワイングラスの向こうから博麗霊夢の顔が見えた。
「霊夢の顔赤いなー」
ワイングラスを通しながら言う。
「魔理沙。私は酔っぱらってないよ」
霊夢の強い口調で言う。
「そうかい」
ワイングラスから目を離す。そのまま霊夢の顔を見る。
庭先に私を見るように霊夢が立っている。
「霊夢。顔が赤いぞ」
「私は酔ってない!!」
霊夢は紅く染まった顔を風船の膨らませながら言う。手にはワイングラスを2丁拳銃のように持っている。もちろんワイングラスは空である。
「てか、レミリアから貰ったワインを二杯しか飲んでないだろ」
「うるさい!! あんな500歳児が飲んでるワインなんかに酔うものか!!」
霊夢は否定するが赤く染まった顔の霊夢を見るとそんな説得力は皆無と私は思った。
「今の酔っ払いの霊夢は500歳児以下だぞ!!」
「うるさい!!」
霊夢はフグのように頬をまた膨らます。
「霊夢。ワインで完全に出来上がってるなー」
ヒクとしゃっくりしてる紅く染まった顔の霊夢を見ながら後悔した。
いつも日課で紅魔館に本を盗みに行き、パチュリー・ノーレッジと魔法の研究について話をしていた時にレミリア・スカーレットが来て新しい赤ワインが入手したとのことで一本くれた。
紅魔館を後にして直行で博麗神社に行き霊夢に赤ワインを見せた。
最初は霊夢は赤ワインを見て「洋酒は私の範囲外」と飲むを断ったが、私が強引に勧めて飲ませたら美味しいとか言って赤ワインを2杯一気飲みして完全に出来き上がってしまった。
「魔理沙!!私が注いだワインは飲めないの?」
霊夢が怒り口調で言う。
「サケハラかよ!!」
言う。私が持ってるワイングランに赤ワインを満杯に入れたのは酔っぱらった霊夢である。
「なーに、一気飲み出来たらご褒美あげるよー」
紅い顔の霊夢がニヤニヤと言う。
「霊夢のご褒美って、」
こんな貧乏神社のご褒美とは?
「ご褒美いらない?」
「え?」
横にいつの間かに霊夢が座って紅い顔を私に寄せている。
「あー、分かった」
赤ワインで満杯のワイングラスを飲む。口の中に甘い味が広がる。
(さすが500歳児が飲むワインだ)
思いながら一気の飲み干す。
「よし、霊夢。飲み干したぞ」
と言った同時に霊夢の紅い顔が目の前に合った。
「え?」
唇に何かが塞がった。
「え?え?」
頭が混乱した。自分の唇に霊夢の唇が......
混乱する中、霊夢の顔が離れる。
「これがご褒美」
紅く染まった霊夢の顔がさらに紅く染まる。
バタ
私は力が抜けたように床に背を向けて倒れた。そこに霊夢が重なるように体を寄せる。
「魔理沙。私さ。やっぱりお酒を借りないといけない見たい」
「霊夢。酒の勢いでー」
頭の中が混乱して霊夢の言ってることが分からない。
「魔理沙」
霊夢の顔がゆっくり降りてくる。
「待て待て、霊夢ーー」
叫んだ。しかし霊夢の顔はお構いなし近づいてくる。
うわーーー
目を瞑った。
数秒。それだけの時間の経過だった。ゆっくり目を開ける。
「霊夢」
霊夢の肩が見えた。そして寝息が聞こえる。
「寝てる?」
私を抱き枕代わりにして寝てるのか?霊夢はがっしりと私の体を掴んで寝ている。
「私は抱き枕か!!」
なんか自分の胸が嵐のように暴れてる。
「くそーー」
自分の手を動かす。偶然に縁側に置いてあるワインボトルに手が当たった。
「くそーー」
ワインボトルを手してそのまま口につけて一気に飲む。
くそーー くそーー
私は心の中で叫びながら意識が遠のいた。
翌朝、私と霊夢は縁側で抱き合って寝ていた。
二日酔いで激痛の頭を抱えながら昨日のことを話あったが記憶が完全に飛んでて分からなかったが、
「速報・博麗の巫女が相棒を強引に押し倒す!!」
と、文々。新聞の一面記事を見て、完全に思い出し、何も言えないまま、取り合えず射命丸文の新聞を廃刊にすることで同意した。私と霊夢である。
レミリアからもらったってことは相当いいワインだったんだろうなと思いました