「神綺はアリスのママなのだー」
「へえ、そうなのか知らなかったぜ」
アリスと魔理沙が楽しくお茶会していると、暗がりから神綺が現れて話しかけてきた。
ハナタレながら。
「ちょっと、ママ! どういうことなの?」
「アリス、久しぶりなのだー」
「ちょっと、こっちに来なさい」
アリスは、神綺を引っ張って魔理沙に声が聞こえないところまで連れてった。
「ここには、来ちゃ行けないって言ったのに。もう、またハナを垂らして」
アリスは、ハンケチを取り出して、神綺の鼻水を拭ってあげた。もうこれだけで、どちらが母親かわからない。
「ありがとうなのだー」
「で? どうしてここに来ちゃったの?」
「アリスの成長を見に来たのだー」
本当は、黒い考えの中では老後の世話をしてくれそうな娘の選別をしているのだった。ちょっと、お惚けさんなふりをして様子を見ているのだった。
「私の成長?」
「お友達できたのかー?」
さらに、黒い考えの中では生贄になりそうなのがいるのかチェックしている。時として、血母神は残酷な側面を見せたりする。もっとも、残酷な側面を出す予定はあんまりない。
「ちょっと、だけね?」
「魔理沙はどうなのー、伴侶にできるのかー?」
そういわれると、アリスは顔を真っ赤にした。魔理沙は、友達なのだ。恋人ではない。今はまだ。
魔理沙はあれで、面倒見がよさそうだから、老後は安泰出来そうだ。
神綺はまた鼻タレながら心の中でほくそ笑んだ。
「へえ、そうなのか知らなかったぜ」
アリスと魔理沙が楽しくお茶会していると、暗がりから神綺が現れて話しかけてきた。
ハナタレながら。
「ちょっと、ママ! どういうことなの?」
「アリス、久しぶりなのだー」
「ちょっと、こっちに来なさい」
アリスは、神綺を引っ張って魔理沙に声が聞こえないところまで連れてった。
「ここには、来ちゃ行けないって言ったのに。もう、またハナを垂らして」
アリスは、ハンケチを取り出して、神綺の鼻水を拭ってあげた。もうこれだけで、どちらが母親かわからない。
「ありがとうなのだー」
「で? どうしてここに来ちゃったの?」
「アリスの成長を見に来たのだー」
本当は、黒い考えの中では老後の世話をしてくれそうな娘の選別をしているのだった。ちょっと、お惚けさんなふりをして様子を見ているのだった。
「私の成長?」
「お友達できたのかー?」
さらに、黒い考えの中では生贄になりそうなのがいるのかチェックしている。時として、血母神は残酷な側面を見せたりする。もっとも、残酷な側面を出す予定はあんまりない。
「ちょっと、だけね?」
「魔理沙はどうなのー、伴侶にできるのかー?」
そういわれると、アリスは顔を真っ赤にした。魔理沙は、友達なのだ。恋人ではない。今はまだ。
魔理沙はあれで、面倒見がよさそうだから、老後は安泰出来そうだ。
神綺はまた鼻タレながら心の中でほくそ笑んだ。