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霧雨宅
「あ~くそ!また失敗したぜ。なんで出来ないんだ?」
真夏の真っ只中、本やゴミやらで足の踏み場のない部屋で私はある物を作っている。...清潔感がないとは言わせないぜ?
「諦めるな!私よ!らしくないぜ!」
ある物とは?はっ最期のお楽しみって奴だぜ?ただの好奇心だ。私は常に行動的だぜ
「っとコレとコレを合成させて...」
最初はちょっと失敗したが、やり方とコツさえ掴んでいればこんなもの......ドバァァン!
......ぅぅぅぅ......
あぁもう!なんで爆発するんだよ!?髪の毛が焦げちまうだろ!?
なにか?爆発は成功の元ってか?はっ!オッケー分かった。爆発は成功の元だな! そう思うことにしよう。そうしよう
「よし!気合いが入ってぜ!このまま一気に全速前進だぜ!」
__博麗神社
「と言うわけでこれを見てくれ!私の芸術を!」
「いや何がと言うわけよ。後、芸術って何?コレの何処が芸術なのよ」
分かったてないなー霊夢は!直ぐにその面を驚愕に変えてやるぜ!
「私が懸命に作った飲料物だぜ!」
ポケットから小さな紫色のボトルを取り出した。
「なによ?コレ飲めっての?冗談でしょこんなあやしいものを...」
怪訝な表情でボトルを受け取ろうとする。
バァァン!
受けとる直前ボトルが爆発した。私の手は無事だ。というか間違えたな。たまたまだ
「おっと...すまん間違えたぜ! えっと......おっ?これだ!」
再びポケットの中を探る
「今度こそこれだ!間違えないぜ!」
「なんでいきなり爆発するのよ!」
今度こそボトルを受け取った。
「おっ?ちゃんと受け取ってくれるんだな。後、爆発は成功の元だぜ? 常識だぜ」
正直投げ返されるかと思った......
「はいはい。ちゃんと受け取らないとあんたの意味不明なものを
確認できないでしょ..........ふーん...」
何かを確認する動作している。そして何を察したのか知らないが一瞬の間にボトルを裾に隠したかと思えば直ぐにだす。
「どうしたんだ?」
「いや別に何もないわよ。というかこの中身の材料はなによ?」
まぁいいか。いつも通り変なヤツだな
「 あー、中身はな、キノコだ。アリスから"偶然"キノコをもらって"偶然"パチュリーからキノコを使用する面白い物の作り方の本を借りて作ってみただけだぜ。偶然ってすごいな」
「"偶然"が重ねられれば"必然"となる.....まぁいいわ。それより、アリスから貰った"キノコ"......ちょっと怪しい物ね」
霊夢は考えた込み一人言ちている。なにいってんだ?
「なんかあったか?あっ言っとくのを忘れたが、それは飲むもんじゃないぜ?私も飲んだことないからな。どうなるか知りたければ
チルノに聞くと良いぜ?言い答えが出る」
「何もないわよ。ていうか飲むもんじゃないものを"飲料物"とか言って渡すな!」
そんな怒らなくて良いぜ?まぁ言うのが遅れたからな......
「わりぃわりぃ。でも"物"がついてるぜ?つまり飲めるが飲むと危険な物ってことだぜ!」
反省の色のない声で答える。これが私流
「はぁ~屁理屈ね。まぁそれは置いとくとして最初に渡された物は何故爆発したのよ?」
頭を抑えながら質問してくる。頭いたのか?
「まぁ、色々と作ってたら爆発するもん(失敗作?)が出来ちまったんだよな。とにかく全て好奇心だぜ?」
ありありと語る私は今最高に愉しい気がする
「"好奇心は猫をも殺す"よ魔理沙」
「分かってるぜそんなことくらな。だがな!私は常に全速前進だぜ!好奇心を持った時点で手遅れなのさ!」
立ち上がって宣言する
「あっそぅ。勝手にしなさい」
呆れてしまったようだ
「あぁ勝手にするさ!また次の実験があるからこれにてさようならだ!じゃあな!霊夢」
そう言い残し、私は黄昏た空へ飛び立つ。また次だぜ!
........誰もいなくなった神社で霊夢は魔理沙に貰った物を見つめる。
「はぁーこんなもの要らないわよ。"バカになる薬"なんて。
魔理沙は...バカ...かしら?作って意味のないものを作るなっての好奇心も程々にしなさいよ......」
そうボトルの下側に小さく"バカになる薬"と書かれていた。
************
「貴女魔理沙に何を渡したの?」
周りには本しかなく静けさだけが目立つ
「あら?ただの"キノコ"よ。それ以外の物はないわ」
机を挟んで向き合うように座っているアリスとパチュリー
「ただの"キノコ"ねぇそもそも貴女がキノコを持っている時点で可笑しいわよ。キノコを毛嫌いしてるでしょう?」
怪しむように聞く。アリスはキノコを毛嫌いしている。だから持っている時点で可笑しいのだ。
「"偶然"よキノコを"拾った"のもね別に危険な物じゃなければ渡したって大丈夫でしょう
「偶然ね......どう見ても意図的だと......そんな事より魔理沙に危険な物じゃなくても渡せば危険物のなるのよ。常識よ?」
さも当然と語るパチュリー。確かに危険だ。
「そんな常識要らないわよ。貴女だって"魔導書"を盗まれてるじゃない。本気になれば取り返せたんじゃない?」
「"本気"ならね。別にいいのよ、面白そうだから。それに...盗まれたのは"偶然"よ」
「そう......言っとくけど最初にバカになる薬を作ったらのは私よ」
昔、"たまたま"通り掛かったチルノに飲ませたけどね。と付け加えるアリス。
「だからあんなにバカなのね。あの氷精。哀れね」
そう言っても無表情だ。それが本当なのかは分からない。ただ1つ言えることは、チルノはバカ"かもしれない"と言うことだ。
「アリスがキノコを拾ったのも、私が魔導書を盗まれたのも、
"偶然"ならば.......」
『必然へと変化する』
二人の声が同時に重なる
「実際はどうなのかしらねアリス、わざとじゃ......」
「"偶然"よ」
「そう......」
**********
「うっし!次だぜ!........えっと......桃と神酒を合わせて......」
ドバァァン!!
「またかよ!?」
爆発するのも、また"偶然"である。
 ̄ ̄ ̄ ̄そう思いたい ̄ ̄ ̄ ̄
霧雨宅
「あ~くそ!また失敗したぜ。なんで出来ないんだ?」
真夏の真っ只中、本やゴミやらで足の踏み場のない部屋で私はある物を作っている。...清潔感がないとは言わせないぜ?
「諦めるな!私よ!らしくないぜ!」
ある物とは?はっ最期のお楽しみって奴だぜ?ただの好奇心だ。私は常に行動的だぜ
「っとコレとコレを合成させて...」
最初はちょっと失敗したが、やり方とコツさえ掴んでいればこんなもの......ドバァァン!
......ぅぅぅぅ......
あぁもう!なんで爆発するんだよ!?髪の毛が焦げちまうだろ!?
なにか?爆発は成功の元ってか?はっ!オッケー分かった。爆発は成功の元だな! そう思うことにしよう。そうしよう
「よし!気合いが入ってぜ!このまま一気に全速前進だぜ!」
__博麗神社
「と言うわけでこれを見てくれ!私の芸術を!」
「いや何がと言うわけよ。後、芸術って何?コレの何処が芸術なのよ」
分かったてないなー霊夢は!直ぐにその面を驚愕に変えてやるぜ!
「私が懸命に作った飲料物だぜ!」
ポケットから小さな紫色のボトルを取り出した。
「なによ?コレ飲めっての?冗談でしょこんなあやしいものを...」
怪訝な表情でボトルを受け取ろうとする。
バァァン!
受けとる直前ボトルが爆発した。私の手は無事だ。というか間違えたな。たまたまだ
「おっと...すまん間違えたぜ! えっと......おっ?これだ!」
再びポケットの中を探る
「今度こそこれだ!間違えないぜ!」
「なんでいきなり爆発するのよ!」
今度こそボトルを受け取った。
「おっ?ちゃんと受け取ってくれるんだな。後、爆発は成功の元だぜ? 常識だぜ」
正直投げ返されるかと思った......
「はいはい。ちゃんと受け取らないとあんたの意味不明なものを
確認できないでしょ..........ふーん...」
何かを確認する動作している。そして何を察したのか知らないが一瞬の間にボトルを裾に隠したかと思えば直ぐにだす。
「どうしたんだ?」
「いや別に何もないわよ。というかこの中身の材料はなによ?」
まぁいいか。いつも通り変なヤツだな
「 あー、中身はな、キノコだ。アリスから"偶然"キノコをもらって"偶然"パチュリーからキノコを使用する面白い物の作り方の本を借りて作ってみただけだぜ。偶然ってすごいな」
「"偶然"が重ねられれば"必然"となる.....まぁいいわ。それより、アリスから貰った"キノコ"......ちょっと怪しい物ね」
霊夢は考えた込み一人言ちている。なにいってんだ?
「なんかあったか?あっ言っとくのを忘れたが、それは飲むもんじゃないぜ?私も飲んだことないからな。どうなるか知りたければ
チルノに聞くと良いぜ?言い答えが出る」
「何もないわよ。ていうか飲むもんじゃないものを"飲料物"とか言って渡すな!」
そんな怒らなくて良いぜ?まぁ言うのが遅れたからな......
「わりぃわりぃ。でも"物"がついてるぜ?つまり飲めるが飲むと危険な物ってことだぜ!」
反省の色のない声で答える。これが私流
「はぁ~屁理屈ね。まぁそれは置いとくとして最初に渡された物は何故爆発したのよ?」
頭を抑えながら質問してくる。頭いたのか?
「まぁ、色々と作ってたら爆発するもん(失敗作?)が出来ちまったんだよな。とにかく全て好奇心だぜ?」
ありありと語る私は今最高に愉しい気がする
「"好奇心は猫をも殺す"よ魔理沙」
「分かってるぜそんなことくらな。だがな!私は常に全速前進だぜ!好奇心を持った時点で手遅れなのさ!」
立ち上がって宣言する
「あっそぅ。勝手にしなさい」
呆れてしまったようだ
「あぁ勝手にするさ!また次の実験があるからこれにてさようならだ!じゃあな!霊夢」
そう言い残し、私は黄昏た空へ飛び立つ。また次だぜ!
........誰もいなくなった神社で霊夢は魔理沙に貰った物を見つめる。
「はぁーこんなもの要らないわよ。"バカになる薬"なんて。
魔理沙は...バカ...かしら?作って意味のないものを作るなっての好奇心も程々にしなさいよ......」
そうボトルの下側に小さく"バカになる薬"と書かれていた。
************
「貴女魔理沙に何を渡したの?」
周りには本しかなく静けさだけが目立つ
「あら?ただの"キノコ"よ。それ以外の物はないわ」
机を挟んで向き合うように座っているアリスとパチュリー
「ただの"キノコ"ねぇそもそも貴女がキノコを持っている時点で可笑しいわよ。キノコを毛嫌いしてるでしょう?」
怪しむように聞く。アリスはキノコを毛嫌いしている。だから持っている時点で可笑しいのだ。
「"偶然"よキノコを"拾った"のもね別に危険な物じゃなければ渡したって大丈夫でしょう
「偶然ね......どう見ても意図的だと......そんな事より魔理沙に危険な物じゃなくても渡せば危険物のなるのよ。常識よ?」
さも当然と語るパチュリー。確かに危険だ。
「そんな常識要らないわよ。貴女だって"魔導書"を盗まれてるじゃない。本気になれば取り返せたんじゃない?」
「"本気"ならね。別にいいのよ、面白そうだから。それに...盗まれたのは"偶然"よ」
「そう......言っとくけど最初にバカになる薬を作ったらのは私よ」
昔、"たまたま"通り掛かったチルノに飲ませたけどね。と付け加えるアリス。
「だからあんなにバカなのね。あの氷精。哀れね」
そう言っても無表情だ。それが本当なのかは分からない。ただ1つ言えることは、チルノはバカ"かもしれない"と言うことだ。
「アリスがキノコを拾ったのも、私が魔導書を盗まれたのも、
"偶然"ならば.......」
『必然へと変化する』
二人の声が同時に重なる
「実際はどうなのかしらねアリス、わざとじゃ......」
「"偶然"よ」
「そう......」
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「うっし!次だぜ!........えっと......桃と神酒を合わせて......」
ドバァァン!!
「またかよ!?」
爆発するのも、また"偶然"である。
 ̄ ̄ ̄ ̄そう思いたい ̄ ̄ ̄ ̄