――Qあなたは博麗霊夢をどう思いますか?
「霊夢さんですか?……不思議な、人です。恥ずかしい話ですが初対面の時は「こんなにだらしの無い人なら、簡単に幻想郷の信仰を独占できる」と思いましたが、あっさりボコボコにやられたばかりか、まさか本気では無かったとはいえ神奈子様までも倒してしまうんですもの。その時は流石に自分が井の中の蛙だと思い知らされました。でも不思議なことに化物じみてるとか異常に強いとは感じないんですよね。そうですね、それがさも当たり前、当然みたいに。その後はいつの間にか宴会になって、幻想郷での初めてのお友達…だと私は思ってるんですけど。巫女としては全然やる気が見えないし、かなり俗なところもありますし、やはりあの強さは天性の才能なのでしょうか?…でも弾幕ごっこでは普通に勝ったりできるんですよね…まぁ、負け越してますけど」
――Qあなたは博麗霊夢をどう思いますか?
「えっ、霊夢さん?ん~?、え~~っと……楽しい人!近くにいるといつも面白いことが起きるし、変な人がたくさん集まるからね!お手伝いすると、茶菓子やお酒だしてくれるし。いやでもイタズラがバレると怖いのよね、あれは鬼、鬼巫女ね。まぁ次の日にはケロッ、としてお茶飲んでますけど。
このまま霊夢さんに取り入って、最後には神社を乗っ取って!…どうしよう?乗っとってから考えればいいわよね!!
…あれ、どうしたの恐い顔して?」
――Qあなたは博麗霊夢をどう思いますか?
「変な奴よ。なんせいままで運命が見えなかった相手なんて、あいつくらい。どんな奴にも運命は付いて回る。人にも妖怪にも物にも死体でさえも、それは存在するわ。忘れさられたものがたどり着く幻想郷でさえもそれは当然例外じゃない…はずなんだけど。何故か見ることもできないし操ることもできない、モヤみたいなものがかかっている。誰かがジャミングしているのなら、その相手との運命が見えるはずだし…そもそも仮に運命がない人間なら、何事にも影響を与えることができないはず…でもあいつはシャクだけど、あっちこっちで影響を及ぼしているし…おそらくは、あの能力の影響かもしれないけど、だとしたらその源は…」
――Qあなたは博麗霊夢をどう思いますか?
「彼女のことかい?そうだね、歴代の巫女中でも力だけならかなりのものだね。その力に惹かれてか、彼女が巫女になってからは目にみえて異変が増えた。これまでは異変なんて六〇年に一度あるぐらいで、あとは精々たいした力の無い妖怪が暴れたりするくらいだった。だが、彼女が巫女になり、吸血鬼異変、スペルカードルール制定、それからはかなりの力を持ったものが次々と異変を起こっていった、それを彼女が…いや、彼女達が解決していった。いままで異変は博麗の巫女が一人、手に負えない場合は幻想郷の中でもかなり力をもった妖怪が人知れず解決していった。今では異変が起こるたびに、異変を解決できるものも増えていっている。これからもかなりの頻度で異変は起こるだろう。異変が起こるとはそれだけ幻想郷に変革の機会が訪れるということだ。やれやれ…これから幻想郷どうなるのか、それを憂うのは僕の役目ではないか。ん…あぁ、すまない、脱線してしまったね…霊夢の話だったね、そうだね、散々語ったけど僕からしてみればツケも払わない自堕落な巫女ってところかな」
――Qあなたは博麗霊夢をどう思いますか?
「あややや、普段は取材する側なのですが…えーコホン、霊夢さんは興味深い取材対象ですね。とりあえず霊夢さんに張り付いていれば、なにかしらの記事ができます。邪険にはされますけど、なんだかんだで素直なのであっさり口車にも乗りますし。今までの巫女の中でも彼女くらいですよ、天狗の言うことをあっさり信じたり、妖精を使役したり、妖怪と宴会を開くのなんて。いままでは事務的なやり取りばかりでしたから…毎回霊夢さんみたいな人が巫女なら、これから一生記事に悩むことはないんでしょうねぇ。
ところでこの取材内容を私の新聞に載せても、えっ、ダメ?いやそこをなんとか」
――Qあなたは博麗霊夢をどう思いますか?
「フフ…娘みたいなものかしらね。藍や橙と同じくらい可愛いがってるわ。でもあの子は今のままではあまりにも弱すぎるわね。……あら、以外そうね。そうね、歴代の博麗の巫女の中でも最弱かもしれないわね。あの子は自分に何の疑問も抱いていない。自分の出生にも、巫女としての力にも、巫女としての使命にも。だからあの子が異変解決以外で本気になることは無いわ、でもそれもあくまで博麗の巫女としての使命だからやっているだけ、あの子自身に理由なんて存在しない、何をするにしても、あくまでも対応者…今までの巫女は多かれ少なかれ自分に葛藤を抱えて生きて、それを抱えたまま死ぬものもいれば、自分なりに答えを出した者もいたわ。あの子はそもそも迷うことがない、けどいまのままじゃいずれ迷子になるだけ。あの子にはもっと試練を与えなくちゃいけない。その試練を乗り越えた時あの子は変わらずにいられるかしら、もしそうならあの子は…何、気にしないで娘を導くのも母の努めよ。…あなたはあの子の試練になりうるのかしら……」
――Qあなたは博麗霊夢をどう思いますか?
「いや、いきなりそんなこと言われても困るぜ。んん~~~、あ~~、友達ってのともなんか違うし、ライバルってのも微妙だし………腐れ縁、かな。あぁ、うんそれだ、それが一番しっくりくるぜ。お前もそんなの聞きまわってるなら、あいつに直接聞けばいいじゃないか。何?それじゃあ意味がない、まぁ確かにあいつ自身は自分のことを特にどうとも思ってないだろうしな。まぁ、あいつが何者でもいいんじゃないか?霊夢は、霊夢だし。それ以外に何か必要なのか?」
「霊夢さんですか?……不思議な、人です。恥ずかしい話ですが初対面の時は「こんなにだらしの無い人なら、簡単に幻想郷の信仰を独占できる」と思いましたが、あっさりボコボコにやられたばかりか、まさか本気では無かったとはいえ神奈子様までも倒してしまうんですもの。その時は流石に自分が井の中の蛙だと思い知らされました。でも不思議なことに化物じみてるとか異常に強いとは感じないんですよね。そうですね、それがさも当たり前、当然みたいに。その後はいつの間にか宴会になって、幻想郷での初めてのお友達…だと私は思ってるんですけど。巫女としては全然やる気が見えないし、かなり俗なところもありますし、やはりあの強さは天性の才能なのでしょうか?…でも弾幕ごっこでは普通に勝ったりできるんですよね…まぁ、負け越してますけど」
――Qあなたは博麗霊夢をどう思いますか?
「えっ、霊夢さん?ん~?、え~~っと……楽しい人!近くにいるといつも面白いことが起きるし、変な人がたくさん集まるからね!お手伝いすると、茶菓子やお酒だしてくれるし。いやでもイタズラがバレると怖いのよね、あれは鬼、鬼巫女ね。まぁ次の日にはケロッ、としてお茶飲んでますけど。
このまま霊夢さんに取り入って、最後には神社を乗っ取って!…どうしよう?乗っとってから考えればいいわよね!!
…あれ、どうしたの恐い顔して?」
――Qあなたは博麗霊夢をどう思いますか?
「変な奴よ。なんせいままで運命が見えなかった相手なんて、あいつくらい。どんな奴にも運命は付いて回る。人にも妖怪にも物にも死体でさえも、それは存在するわ。忘れさられたものがたどり着く幻想郷でさえもそれは当然例外じゃない…はずなんだけど。何故か見ることもできないし操ることもできない、モヤみたいなものがかかっている。誰かがジャミングしているのなら、その相手との運命が見えるはずだし…そもそも仮に運命がない人間なら、何事にも影響を与えることができないはず…でもあいつはシャクだけど、あっちこっちで影響を及ぼしているし…おそらくは、あの能力の影響かもしれないけど、だとしたらその源は…」
――Qあなたは博麗霊夢をどう思いますか?
「彼女のことかい?そうだね、歴代の巫女中でも力だけならかなりのものだね。その力に惹かれてか、彼女が巫女になってからは目にみえて異変が増えた。これまでは異変なんて六〇年に一度あるぐらいで、あとは精々たいした力の無い妖怪が暴れたりするくらいだった。だが、彼女が巫女になり、吸血鬼異変、スペルカードルール制定、それからはかなりの力を持ったものが次々と異変を起こっていった、それを彼女が…いや、彼女達が解決していった。いままで異変は博麗の巫女が一人、手に負えない場合は幻想郷の中でもかなり力をもった妖怪が人知れず解決していった。今では異変が起こるたびに、異変を解決できるものも増えていっている。これからもかなりの頻度で異変は起こるだろう。異変が起こるとはそれだけ幻想郷に変革の機会が訪れるということだ。やれやれ…これから幻想郷どうなるのか、それを憂うのは僕の役目ではないか。ん…あぁ、すまない、脱線してしまったね…霊夢の話だったね、そうだね、散々語ったけど僕からしてみればツケも払わない自堕落な巫女ってところかな」
――Qあなたは博麗霊夢をどう思いますか?
「あややや、普段は取材する側なのですが…えーコホン、霊夢さんは興味深い取材対象ですね。とりあえず霊夢さんに張り付いていれば、なにかしらの記事ができます。邪険にはされますけど、なんだかんだで素直なのであっさり口車にも乗りますし。今までの巫女の中でも彼女くらいですよ、天狗の言うことをあっさり信じたり、妖精を使役したり、妖怪と宴会を開くのなんて。いままでは事務的なやり取りばかりでしたから…毎回霊夢さんみたいな人が巫女なら、これから一生記事に悩むことはないんでしょうねぇ。
ところでこの取材内容を私の新聞に載せても、えっ、ダメ?いやそこをなんとか」
――Qあなたは博麗霊夢をどう思いますか?
「フフ…娘みたいなものかしらね。藍や橙と同じくらい可愛いがってるわ。でもあの子は今のままではあまりにも弱すぎるわね。……あら、以外そうね。そうね、歴代の博麗の巫女の中でも最弱かもしれないわね。あの子は自分に何の疑問も抱いていない。自分の出生にも、巫女としての力にも、巫女としての使命にも。だからあの子が異変解決以外で本気になることは無いわ、でもそれもあくまで博麗の巫女としての使命だからやっているだけ、あの子自身に理由なんて存在しない、何をするにしても、あくまでも対応者…今までの巫女は多かれ少なかれ自分に葛藤を抱えて生きて、それを抱えたまま死ぬものもいれば、自分なりに答えを出した者もいたわ。あの子はそもそも迷うことがない、けどいまのままじゃいずれ迷子になるだけ。あの子にはもっと試練を与えなくちゃいけない。その試練を乗り越えた時あの子は変わらずにいられるかしら、もしそうならあの子は…何、気にしないで娘を導くのも母の努めよ。…あなたはあの子の試練になりうるのかしら……」
――Qあなたは博麗霊夢をどう思いますか?
「いや、いきなりそんなこと言われても困るぜ。んん~~~、あ~~、友達ってのともなんか違うし、ライバルってのも微妙だし………腐れ縁、かな。あぁ、うんそれだ、それが一番しっくりくるぜ。お前もそんなの聞きまわってるなら、あいつに直接聞けばいいじゃないか。何?それじゃあ意味がない、まぁ確かにあいつ自身は自分のことを特にどうとも思ってないだろうしな。まぁ、あいつが何者でもいいんじゃないか?霊夢は、霊夢だし。それ以外に何か必要なのか?」
その場所、立ち位置でなければ生きられない子供。
原作の性格設定を馬鹿正直に取るのならば…ですが。
少なくとも寺小屋言って仕事を見に付け、労働をしてるビジョンはないですね。
この文中の魔理沙が言うようにライバルとも認識はしてないでしょうね。
悪人ではないし悪意はないが、なんというか関わりたくない…
といっても霊夢からは基本他人、コンタクトを取らない風にも思う。
新キャラか新主人公で霊夢の対になるような人物が現れればまた変わるかも。
寂しさや孤独の感覚が麻痺してるのか、最初からないのか…。
常に独りきりというスタンスはどこから来るのか興味はあります。
各々、幻想郷の住民達の意見は移り変わることが少ないかもしれません。
たった一度の出会いで、その人の価値観とか全てが判ってしまったり決めつけてしまう人は、幻想郷では敬遠されてしまうでしょうね。
相手の事を知りたければ酌を交わせ!
宴会があっても彼女らは変わらないでしょうけどね。
では、失礼します。
良い作品でした。
霊夢か…腋巫女だったり鬼巫女だったり、貧困で死にそうだったり顔芸で世界一位だったり…
それらはいろんな引き出しを持っているという事なのかなぁ…
ただ言えるのは、彼女に魅力がなければ私も誰も彼もはこうはならない、ならなかった存在
生まれ持っての奇人のようであまりに普通の女の子のようにも思えますし、
最強のヒーローのようで戦いに関わりがある全存在で最弱のよう思えますし、
最も愚か者のようで最も賢明にも思えますし、
最も軽薄で軽蔑すべき存在のようで全てを包み込む人格者のようにも思えます
だから、いいんでしょうね
あの立場じゃないと生きられないですが、逆にだからこそあれだけ幻想郷に貢献出来るのじゃないかなとも思います
え、誰?誰なの一体?萃香?チルノ?燐?天子?三月精?るーこと?華扇?
原作をちゃんと覚えてない自分のにわかさが悲しい・・・。
インタビュされた人は上から順番に、
早苗
?
レミリア
霖之助
文
紫
魔理沙
でいいんですよね…
それとは別に良いSSでした
改めて考えてみると、これだけ長く東方界隈に居ながら自分の中の霊夢像がまだはっきりとしていないことに気づきます。
とらえどころがない……という感じでしょうかね。
SSの中身で言うと、2番めの人が誰だかわからんかったです。
二人目は、霊夢にさん付けで呼んでいますし、いたずら好きであまり頭も良くなさそうですから、三月精だとは思います。性格も冷静とは言えませんから、サニーミルクだと思いますね。