「あのメイドの血って……どうなの?」
――聞きたいですか。
初めて、彼女の表情が笑っていなかった。人里の人間が彼女で腕試しをするという話を聞いたことがあるけど、この表情を人間が見たら、どうなってしまうのだろう。
「いえ、やっぱりいいわ」
自然と言葉が出た。まるで彼女の眼力だけで、それを言わされた感じがした。
しかし、せめてあと一つ。
「あのメイドは、その事を自覚しているの?」
問いに対し、門番は元の笑みを浮かべた表情に戻る。
「そこまで気になるなら――」
そう言って、門番であるはずの彼女は、門を開けた。
「どうぞ紅魔館に。直接会って話してみるのが良いと思いますよ」
「……私みたいな妖怪を入れてくれるっていうの?」
「私はあなたに、その資格程度はあると判断しました。氷精といるときのあなたは、氷精と同じ子供そのもののように見ていましたけど、今私が前にしているあなたは、不思議と強そうに見えますね」
「気のせいよ」
「まぁ、誰に話しかけて裏付けを確認するのも自由ですよ。パチュリー様、咲夜さん、お嬢様。ああ、地下には行かないようにしてくださいね。妹様に殺されても、責任は持てませんよ」
「……気を付けるわ」
という、訳の分からないまま私は紅魔館の領地に入ることを許可してもらえた。
確かにこの館の主と話をしてみたいとは思っていたけど、その代償に、不気味なしこりを残されてしまった。
しかし、この館に興味があるのも事実なので、じっくり散策させてもらうことにする。
そういえば、よく魔理沙から話を聞かされる【魔女】もここにいるらしい。
まずは、その魔女から会うことにしよう。
なんで何個にも分けるの?
携帯とかから投稿するとこんな感じになるの?
ハッキリ言って読みにくいだけだよ。
本当は怖い幻想郷的な雰囲気が漂ってて続きがあるなら期待したくなるような内容だった
逆に言ったらこれ単品だとかなり薄味なのでこの点数で
シリーズ物らしいけどこれ単品で読んでみて、確かに一話完結として楽しめたんだけど尻切れになっているというか、中途半端ね印象を受けました。
もっとまとめた一品モノとして読みたかったです。
かっこいいめーりん大好きです
その点だけ不満です。
というか全般的に面白い。
まあ分ける必要が無いかなと感じたくらいですかね。
咲夜の扱いに関する話題は現実的でそれはいいと思うが美鈴自身の話がそれほど出ていない事に不満