『かさと女の子』
むかしむかし、とても長く雨がふる日がありました。
村人たちはこまって、家にこもりました。
道にはだれもいなく見えるようになっても、雨はふりつづけます。
しかし、じつは、一人だけ人がいたのです。
その一人は、とてもとてもかわいらしい女の子でした。
でも、下をむいているのでそのかおはかくれてしまい、きれいなかみも、ぬれてだいなしになっています。
つめたい雨は、女の子の元気を少しずつへらしていきました。
女の子は、今にもしんでしまいそうです。
でも女の子は、なにをするでもなく、じっと下をむいています。
ふと、女の子はようやくかおを上げました。
そして、あるものを見つけました。
それは、かさでした。
ぼろぼろで、もうつかえないようなかさです。
女の子は、そのかさにむかってあるきました。
なんどかころびそうになりましたが、女の子はぶじ、かさの前にやってきました。
そして女の子は、かさをだきしめるのといっしょに、死んでしまいました。
女の子は、さいごにわらっていました。
かさもきっと、かおがあれば、女の子にひろわれて、うれしくて、わらったでしょう。
雨はやっぱりふりつづけましたが、女の子とかさは、とてもとてもしあわせでした。
さいごに、だいじなものが見つけられたからです。
やがて、女の子とかさは、いっしょになりました。
めでたし、めでたし。
評価は大まかに付けました。
あと、誰がなんと言おうとクリスマスは中止です。
苦い終わり方にならないのは小傘の明るさによるものですね
あとクリスマス存続のお願いに対してですが…だが断る(ゲス顔)
そして、クリスマスは中止だー
どうして、少女は傘に執着したんでしょうか?どうして、少女は幸せだったんでしょうか?
暗喩か何かがあるのかも知れませんが、自分には読み取れませんでした。
もうちょっと長く読みたかった
何が良いか、雰囲気が良い。静かな雨だったんでしょうね。
クリスマス中止なんてとんでもない