アリスが私を呼びつけた。わざわざ使いを出してまで誘いに来るのは珍しいことだった。しかし、別に呼ぶのは構わないにしても、その話でまず私を呼ぶってのはいかがなものだろうか。どうもアリスは忘れているらしいが、私はれっきとした人形なのだ。人形に向かって堂々と言えるものだろうか。「人形の爆発に新たな可能性を発見したので見に来て頂戴」、だなんて。ひょっとして、本当に私が人形であることを忘れているかもしれない。煩悶しながら森を歩き、見慣れた木製扉を開くと、アリスは笑顔で私を迎えた。
「いらっしゃい、メディ」
ここまでご機嫌なアリスを見るのは久しぶりだったので、私は不安に思った。絶対にロクな事にならないな、と確信を持ってそう言えた。
アリスに鈴蘭畑まで私を呼びに来た人形を返すと、早速引き返すことにした。挨拶もそこそこに扉をくぐると、なぜだかアリスも後ろについて来た。
「さあ、見ていてちょうだい」
どうやら率先して外に出たのは失敗であるらしかった。アリスはさっき私が手渡した人形を、玄関脇に置かれていた大砲のような土管のような私の背ほどもある大きさの妙な物体のてっぺんの穴にねじ込むと、それを開けた場所まで動かし、近くに居ては危ないと私を下がらせた。私は大人しく見守ることにした。余計な事をして引き延ばすよりは、とっとと済ませててとっとと帰ろうと思った。
「さー、行くわよ。あ、耳塞いでおいてね」
アリスがなぜだかそう言って耳を塞いだので、私もそれにならった。すると間もなく、例の妙な物体から手の平を貫通してなおずしんと響く鈍い音が鳴り、中に詰まっていた物体(おそらくさっきの人形だ、かわいそうに)が勢いよく宙にふっ飛ばされた。振れ幅の大きい引っかき音みたいな高音を出しながらぐんぐんとそれは高度を上げ、空に線を描き、やがて点となって見えなくなる。そして、ぱあん、と二度目の音が鳴り響いた。空の人形は、晴れていたのではっきりしないが、散り際にキラキラと光を撒き、輝いていたように見えた。
音の余韻も冷めたころ、アリスが一層の笑顔を浮かべ言った。
「どうだった?」
どうだった、と言われましても、反応に困る、としか言えなかった。
「何で私が人形の公開処刑見せつけられなきゃいけないのよ」
これは私以下人形達に対するいわゆる宣戦布告であろうか、とも思ったが、目の前のアリスの顔が「何言ってんだコイツ」とあからさまに馬鹿にした表情だったので、その線は違うというかホントに私は人形だと忘れているんじゃないだろうな、と思った。
「公開処刑?そういうのじゃなくて、あれ見てどうだった、って聞いてるのよ。綺麗だったでしょう?」
確かに、はるか上空まで持ち上げられて光と共に消滅するというのは美しい死に際かもしれない。真似しようとは思わないが。
「まあ、綺麗っちゃあ綺麗だったと思うけど、よく見えなかったし」
「ああ、なるほど……やっぱり夜の方が栄えるかしらね」
なにやらぶつぶつ呟いていたと思うと、アリスは私に、「夜にもう一度来て」と言い残し、自分はさっさと家に戻ってしまった。
仕方が無いので、私はひいこら言いながら重い土管のような大砲のような物体を扉の前まで動かし、チャイムを鳴らした。
足音が近づき、ガチャリ、とノブの回る音がする。しかし扉は開かれず、がつん、と何かぶつかったような音、そして扉越しのくぐもった「痛ッ」という小さな悲鳴。
すっきりしたので、私は足軽くその場を後にした。
鬱蒼とした魔法の森の夜。悲しいかな、健気にも言われた通り出直してきた私である。アリスの家のノッカーを叩くと、やけに慎重にゆっくりと開かれた扉から現れたアリスに出迎えられた。
「や、また会ったわね」
まるで、やあ、偶然会いましたね、みたいな言い方しているアリスを無視して背を向ける。私について家を出たアリスは、昼間と同じように大筒を動かし、穴に人形をねじ込んだ。
言われる前に両手を頭の横に添える。しばらくの後、本日二度目の音、音。そして、それに合わせて目映い光の花が夜空に咲いた。
ぱらぱらと音を立ててあっという間に消えてしまったそれの幻影に、私はしばらく呆然と見入っていた。
「どうだった?」
アリスの声に、ふと呼び戻される。私は正直に感想を言った。「きれいだったわ」
アリスは満足げに頷いた。「うん、私も苦労した甲斐があったってものね」
一花咲かせて空に散った人形。戦闘の中爆破されるよりはよっぽどましだろう。少しだけ羨ましいかもしれない、と思った。
しかし私は気付く。私じゃなくてもすぐ気付くだろう。これって、わざわざ人形を飛ばす意味は無いんじゃないだろうか。思ったままをアリスに伝えると、アリスは、眉ひとつ動かさず、そんなことはとっくにわかっている、と言った。
「でも、人形使わなきゃ人形遣いじゃないじゃない。人形使わなかったらただの花火職人じゃない。それってなんだか嫌じゃない」
なるほどもっともかもしれない、と思った。何かがおかしいような気もしないでもなかったが、考えるのはよすことにした。
もう遅いし、ということで、勝手にアリスの家に泊まっていくことにした私がドアノブに手を掛けると、人形が打ちだされた時のとは異なる、いやに物理的な音がした。がきっ、ぐわっ、どがっしゃあん。ドアノブが震えた。ドアも震えた。家全体がぐらぐらと揺れたようだった。
どうも家の中から聞こえたように思える。アリスと共に慌てて中に入ると、寝室に、どこから現れたのか、人がいた。なぜだかハンガーにぶら下がっていた。
「おおう、いたた。今度ばかりはさしもの私も死ぬかと思ったわ」
なぜやら焦げ臭い青髪の女性は、だらりとぶらさがったまま喋った。
「あら、あなたは。落下型ヒロインの最先端、サディズムとマゾヒズムの両極端を行ったり来たりすることでおなじみ、比那名居天子さんじゃない」
アリスの妙な紹介で、ようやく思い出す。帽子が無いから最初はわからなかったが、確かに天子だ。
「あら、アリスにメディスン。奇遇ね、こんなとこで会うなんて」
「こんなとこも何も、ここ、私の家なんだけど」
天子は、ぶらさがったままぐるりと部屋の中を見まわすと、すぐに理解したようだ。アリスの家は、どこもかしこも人形で埋め尽くされているので、実にわかりやすい。見る人がみればオバケ屋敷だ。
ハンガーに引っかかっていた天子を二人がかりで下ろしてやると(どんな風に引っかかっていたかを想像してもらうには、まずハンガーに普通に服を掛け、そのまま服を着てもらうといいだろう。どうやったらそんな引っかかり方をできるのかは謎だ)、いったいなぜこんなザマになっていたのかを聞いた。
「それは私が知りたいわよ。暇だったからふらふら散歩してたら、いきなり何かが下から飛んできて爆発したのよ。熱かった。死ぬかと思った」
アリスは知らん顔して、「それは災難だったわね」と言った。そして上を見上げると、そこに大穴が開いているのを見て、わあ、と感嘆の声を漏らした。私は人形の直撃を受けたあげく雲の上から落下し、家の天井に風穴を開けてなお、平然と立って話をしている天子を恐ろしく思った。
「まあ、天界人は丈夫さだけが自慢だから」
それでもその常軌を逸した丈夫さは、天界と言うよりはむしろ地獄から這い上がってきたみたいだ。実は地底から来た人だったり。
そういえばその地底人を見た事があった。頑丈には見えなかった。
「……ああ、これはまたハデに突き破ってしまったわねぇ。どうする、直そうか?」
天窓を見上げながら天子が言った。少しばかり責任を感じているらしい。いーよ、ぜんぶ悪いのコイツだから、と言ってあげたかった。言わなかった。
アリスはまるで気にした様子はなかった。
「ああ、これ?いいわよ、別に。よくあることだから」
「そ、そう。ならいいんだけど……そんなによくあることなの?」
天子が苦笑いを浮かべながら言った。以前神社を倒壊させて怒られたことを忘れられないのだろう。
私が知る限りでは、この家はこれまで三度半壊し、二度全壊し、一度木端微塵になった。その原因は私のお茶目であったり、アリスの無謀であったり、ただの事故であったりとさまざまだ。始めの頃はアリスを心配していたものの、そのうちそんなことではちっとも驚かなくなった。なにしろ、無残無茶苦茶に潰れていた家も、翌日にはきれいに元通りになっているのだ。数の力って偉大だな、と思った。こころなしか人形達はくたびれているように見えた。
天子の質問に、アリスはなんでもないよというふうにこう言った。
「ちょっと最近新しい事を始めてね。ここ一週間で七回家が吹っ飛んだわ」
初耳だった。つまり一日一回、家が飛んだらしかった。さすがの天子も口をあんぐり開けていた。
「ああ、誤解しないでね。一日一回ペースってわけじゃないのよ。最近は完全にコントロールできてるしね。
ただ、初日に三回、次の日に二回壊したから……」
どうやら、ついにアリスの人形達は一日に三軒の家を建てる技術を身に付けたようである。というより、突貫工事で作るから甘くなり、簡単に崩れるって悪循環じゃないだろうか。
「まあそんなわけだから、天井に穴開けたからって気にしないでいいわよ」
早速人形達は作業に取り掛かっていた。天子は口をぽかんと開けたまま頷いた。だから、元はと言えばあんたが全部悪いのだ。
天井の大穴がすっかり塞がったころ、天子が言った。
「そういえば、家をそんなにぶち壊してまでやってた新しい事ってなに?」
実は私も気になっていた。
「ああ、見る?……メディにはさっき見せたけどね」
がっかりだ。
外は満天の星空だ。さっきも見た。アリスは大砲に火薬を詰め直していた。
「じゃ、耳塞いでね。うるさいから」
人形が詰められた。ああ、なむなむ。
耳を塞いで空を見上げる。天子も見上げる。大きな音が響いて、伸びて、ぱん、と花を咲かせた。きれいだった。
「おお、これは……なかなか粋な物を作るじゃない」
天子は目を輝かせている。まあね、とアリスは自慢げだ。あれは人形の命が咲かせた最後の一花だということをわかってやってください。
「……ん、あれ?私、もしかしてあれにやられたんじゃないの?」
その通りだった。
「ああ、まあ、それは……天井の穴とおあいこ、ってことで」
「うん、うーん?……まあいいわ」
なんとなく奥歯に物の挟まったような言い方をしながらも、天子は納得してしまった。まあいいもの見れたしいいか、ということらしかった。
私たちは家の中へと引き返そうとした。しれっとついてくる天子はこのまましばらく居座るつもりだろうか。
そのときだった。がきっ、どぐらん、どんがらがっしゃんと派手な音が鳴り響き、またもアリスの家が揺れた。私たちは顔を見合わせた。まさか、とも、またか、とも思った。
はたしてそこには、ハンガーにぶら下がっている二人の姿があった。一人は美鈴だった。とほほ、と情けない顔をしていた。怪我はなさそうだった。
もう一人はフランドールだった。きらびやかな羽もあって、派手なシャンデリアのようだった。ただ吊るされた場所があまりにも下すぎだったし、ちっとも光らなかった。やはり怪我はなさそうだった。
天井には、天子が落ちてきた時の大穴がそっくりそのまま、二つになって空を映していた。
下ろされた美鈴はとても驚いたような顔をしていた。
「まさか、いきなりなにかが真下から飛んでくるなんて。おまけに爆発したし」
フランドールは煤を払いながらうんうん、と頷いていた。
「屋敷にこもったままでは得られない、とても貴重な経験をしたわ。外では何が起こるかわからないわね。かわいい子には旅をさせろとはよく言ったものね」
「フランドール様は自分で出てきたんじゃないですかぁ」
今日もまた、フランドールと美鈴の二人は絶賛無断外出中であるらしかった。あとで一人責任を取ることになる美鈴のことを思うと、実にフビンでならない。
天井を人形に修理させながら、アリスは言った。
「いやあ、災難だったわね」
またもとぼけるつもりであるらしかった。まったくだ、とフランドールは憤慨した。
「でもごめんねアリス、夜中にいきなり屋根壊しちゃって」
全部そいつが悪いんだけどね。
「いいのよ、よくあることだから」
花火を撃ったら、また人が落ちてくるのだろうか。
さて、ここにあつまった五人で、幻想郷第一回納涼花火大会を催すことになった。どうしてこうなった。
どうしてそうなったかというと、つまりはフランドールだった。
「花火?なにそれ、面白そう。せっかくだからもっと派手にいきましょう」
そこに天子とアリスが悪ノリし、美鈴には反論の余地が与えられず、私は流されるままのイエスウーマンだった。
場所は紅魔湖、日時は適当に決めて、なんとか丸に情報を流し、広めさせた。霧が深くてはとてもじゃないが花火はできないので、そこは善意のボランティアで集まった妖怪のみなさん(アリスがお菓子で釣った)に協力を依頼した。いったいどうやって?知らないが、まあ妖怪あつまりゃ割となんでもできるそうだし、霧を晴らすくらいはお手の物なのだろう。知らないけど。
アリスは初日から花火人形作りに精を出した。なんでも、各々の弾幕をモチーフにした花火を作るらしい。
だったら空で弾幕を撃ったらいいじゃないか、と私は言ったが、やれやれ、お前はロマンというものがわかっていないな、とアリス、天子、フランドールに笑われてしまった。私は拗ねてそこらにあったものをちょんとけっ飛ばしたが、どうやらまずいものだったらしく、盛大な爆発が起きて家が半壊した。少し反省した。
しかしそんなことにもめげずに作業は着々と進行した。といっても、当日の打ち合わせをすませてしまうと後はアリス以外やることがないので、四人でゲームばかりしていた。二、三度リアルファイトに発展しそうなほどエキサイトしたが、また爆発してはたまらんと皆冷静になった。
そしていつの間にやら当日である。早いものだな、と四人でしみじみ語りあった。
大砲と人形は全て魔法で紅魔館に移動させておいたので、あとはセッティングするだけだ。朝からひいこら言いながら働いた。一番力持ちのフランドールが日中は働けないので、思った以上に苦労した。湖のそばにずらりと並んだ大砲と、山のように積み重なった人形のさまは実に壮観だった。これまでの苦労が形になったようだった。ほとんどなにもしてないけど。
ひょっこり現れた妖精たちが興味を示して近寄ってきたが、今夜のお楽しみだ、と言うと、納得したように去って行った。どうも、あらゆる人妖にまで広まり、期待されているらしかった。
日が暮れるにつれて、湖のほとりに人々が集まってきた。霧が晴れているので、向こうまで見渡せた。陽が落ちて暗くなっても、ざわついた雰囲気は伝わってきた。どうも、本日の宴会場はここになるらしい。いよいよもって緊張してきた。私はほとんどなにもしてないけど。
そろそろ頃合いかな、と皆で確認し、持ち場についた。やることは簡単だ。ただ見てるだけ。なにしろ全ての作業をアリスの人形がやってくれるので、結局なんにも仕事はなかったのである。朝にやったのも、アリスが少しは働け、と面倒な事を言い出したからなのだ。
人形が人形を運んで、人形が火を付ける。これもある意味壮大な人形劇と言えないこともなさそうだった。ぼんと音がして空に舞い、空に散る。最初の数発は空砲、視線を集める為のただの爆発である。本番用の人形は、華々しい光を見せつけ、拍手喝采をもらった。
「おい、いまのは私の弾幕じゃないか」という声もちらほら聞こえる。アリスはしてやったり、といった顔をしていた。
ところで、私は最初から、なんだかいやな予感がしていたのである。それというのも、私達のすぐ後ろ、そこに、紅魔館が建っていたからである。最近なぜか家が吹き飛んだとか爆発したとかいう話を嫌というほど聞いていたので(アリスの家の事だ)、つまり紅魔館が見るも無残なほどぶっ飛んでしまう想像をするのも、いたしかたなしというわけである。フランドールの顔がいつも以上に輝いているのは、花火に興奮しているからだと思いたい。思わせて。思わせてください。あっ、爆発した。フランドールはけたけた笑っている。とても楽しそうだ。腹を抱えて大爆笑だ。
私の嫌な予感は当たった。突然一人の人形が向きを変えて紅魔館の方向へ向かったかと思うと、命中、爆発、大炎上。フランドール、後で聞くと、あらかじめアリスから借りて火薬を仕込んでいたらしい。今日の朝のうちやったのだろうか。館は見事な散り様だった。レミリアの『不夜城レッド』をモチーフにしたとか。赤い火が上がり、輝き、音を立てて……紅魔館は崩れた。見るも無残だった。
いつのまにやらレミリアが近くにまで飛んできていた。立ち止まって、ボーゼンと館だったものを見ていた(見上げるほどの高さはもうなかった)。
フランドールはそんなレミリアの顔を見て、なおさら声をあげて笑った。ドッキリ大成功!……洒落になっていなかった。
美鈴もぼーぜんとしていた。しかし門だけは無事だったのを見て、なぜだかほっとしていた。
天子はひゅ~、と口笛を吹いてフランドールの偉業を称えた。自分の家をぶっ壊してまでとは、なかなかのエンタテイナーだ、と。
私とアリスは同時に歩み寄り、レミリアの肩に手を置いて、言った。
よくあることだ、と。
何度もあってたまるか、というレミリアの呟きは、観衆の声にかき消され、後には空の煙が残った。
花火大会は大成功だった。人里からも見えたらしく、後で行ったアリスは嬉しそうにお土産を抱えていた。ただ、その陰に、たくさんの人形達の命と、ある吸血鬼の館の犠牲があったことは忘れてはならない。
つまり芸術とは爆発であり、爆発とはなにかの犠牲無くしては起こらないのだった。
なんだか説教臭くなったが、まあ、つまり幻想郷ではよくあることだった。
メディスンが冷静突っ込み担当なのがいいなあ。
一個人の意見ですが、一文の読みやすさや長さに気を使うと、なんだか大きく化けそうな予感がします。
次回のアリスさんも楽しみにしています。
しかし、何故アリスは人形を爆発させるのでしょうかね。
燃やしたり藁人形を釘で木に縫い付けたりするのは人形のためなのでしょうが、爆発は…?
この話にある通り、特に意味はないのかもしれませんが。
相変わらずのずれたアリスが素敵
メディはもうちょっと抗議してもいいんじゃない?
コピぺ改変のメディの部分が、作者さんの描くメディスンのキャラを実に良く物語ってると思いました。
あとニジレンジャーの中の悪ふざけへの温度差になんかワロタ。
メディスン、強く生きてくれ。
誤字報告。
>「あら、あなたは。落下型ヒロインの最先端、サディズムとマゾヒズムの両極端を行ったり来たりすることでおなじみ、比奈名居天子さんじゃない」
比那名居ですよ。
しかしこの紹介、異常なまでにしっくりきた。確かに天子はドMなだけじゃないよね。
アリスの人形なら紅魔館でも一日で直せそうだ。
あっという間に読み終わってしまった不思議。「芸術は爆発だ!」……あれ、これ意外と深い意味が?
このメディスンは最後に爆発を選ぶかもしれないなぁとふと思ったり。……しないか。
すんげぇ笑いました。
故にそっと点数を置いていきます。
そう、これはコメントを書くときによくあることなのです。
アリスこええ。
と思うのは俺の気のせいだろうか。
それにしてもとうとう再集結してしまったのか、ニジレンジャーという名の変態どもが。
頼みの綱のコンパロも今までアリスやその同類達のボケを受け過ぎてパンチドランカーみたいになっちゃってるし、
ハリウッドムービー並みの頻度で爆発が起きてもむべなるかなってやつなんだろうか。
ホント、この七色魔人は何を目指しているんだ。この期に及んで自律人形などといってもメランコが鼻で笑いそうだ。
凡人には計り知れなさすぎるよ、この主人公様は。
花火として爆発した人形たちに祝福あれ