「この薔薇は、つぼみが開いたらすぐに切ってしまうの」
朝露に濡れて輝く薔薇を前に、少女はつぶやく。
テーブルにちょこんと座る人形に秘密を打ち明けるような、独り言めいた口調で。
温室の外は朝靄が立ちこめていた。一刻前はミルクのように白く曇っていた霧を、雲間からさしこんだ朝陽が金色のヴェールへと染め上げていく。硝子を透かして届く黄金色の光に包まれて、鋏を手にする少女の前に、小さな紅の薔薇が可憐に咲きそろっていた。
「あなたはアリス。アリスという名の薔薇の花。私とおそろいの名前」
少女の指先が薔薇の花びらへ愛しげに触れる。指のあとを追うように、銀色の鋏がなぞった。磨かれた刃の冷たさをおそれたのか、薔薇は身震いしてしずくを散らした。こぼれた雫は涙のように煌いて芝生を濡らし、すぐに朝露と見分けがつかなくなってしまう。
「この品種は一日咲いたらそれで終わり。夕暮れにはしぼんでしまう。はかない、一日限りの命。目を楽しませるのはわずかな間だけ。だからこうして、新しく咲いた薔薇の花を切り落としてあげるの。朝露に輝いているうちに。しおれて枯れてしまう前に。時をとめるのよ、一番美しい姿のままで」
すっと伸びた花首を少女の薄紅の爪がなぞる。選ぶのは咲き初めの薔薇。乙女の頬のように、あざやかに紅い花。
慎重に品定めを終えると、鋏の刃があてられた。
パチンと音を立てて切り落とす。
楽しげに歌を口ずさみながら、少女は次々と薔薇の命を刈り取っていく。銀色の鋏が通りすぎると、つぼみだけの緑の茂みができあがった。
摘んだ花たちは、腕にさげたバスケットの中に敷きつめていく。花冠に編んで部屋に飾ろうか、それとも、花びらのジャムを煮ようか。少女は楽しく頭を悩ませる。春を迎えると、少女の部屋も台所も、薔薇の甘い香りに満たされた。いつしかその香りは、少女の肌や服に染みこんで、髪が揺れるたび、スカートが翻るたび、淡い残り香となってあたりに振りまかれた。吐息すら、薔薇の香りが混じる頃になると、少女は自分がアリスという名の薔薇になったような心地さえするのだった。
「あっ」
少女、アリスの唇から小さな悲鳴が漏れた。
薔薇を摘むたおやかな指に一点、血が赤い珠を結ぶ。目に染み入るような真紅は、まるで薔薇の花が咲いたようだった。見開いた瞳の中で、棘にさされた指先に、血のしずくがみるみるうちに膨れて、流れ落ちようとする。
あやういところを舌先で舐めとって、その味に少女は顔をしかめた。
「薔薇に嫌われたな」
後ろからかけられた声に、アリスはすばやく取り澄ました仮面をかぶる。
「今朝は早いのね。……花瓶をとってちょうだい、魔理沙?」
温室の扉を開いて入ってきた少女へ言葉を投げる。さしだされた硝子の花瓶を見もしないで受け取ると、テーブルの上に据えた。集めた薔薇の茎を手の中でまとめ、ふんわりと華やかに活けてみせる。
魔理沙と呼ばれた少女は、光を放つような薔薇の花瓶を、すがめた金色の瞳で見やった。
「一日咲く花なら、夕方まで楽しんでから切ればいいものを」
「花は咲いてしまえばもう終わり、あとは枯れて腐って落ちるだけ。見たくないのよ、そんな姿」
「馬鹿らしいこだわりだ」
「わかってもらおうとは思わないわ」
魔理沙は薔薇を一本引き抜いて、ふわりと空気に散るみずみずしい香りを楽しんだ。
「かわいそうに」
お茶の支度をする音にまぎらせて、アリスは聞こえなかったふりをした。
「お砂糖は二つ?」
魔理沙は笑う。黒い帽子を脱いで、椅子の背にかけた。
「わかってるくせに」
二人の少女は朝の温室で優雅な朝食をはじめた。今朝のテーブルの上には薔薇の花瓶とティーセット、焼きたての白パンには黄金のバターと黒すぐりのジャム、ふわふわのオムレツと春野菜のサラダ。小さな人形たちがかいがいしく給仕をしてくれる光景は、絵本の中に迷い込んだようだった。
二人の間をめまぐるしい速さで行きかう遠慮のない言葉も不思議と朝の静寂を乱さない。交わす会話は嘘も本当も入り混じる言葉遊びで、じゃれあいの喧嘩代わりだ。気にいらないなら言葉の弾幕で相手をねじふせればいい、気持ちの余裕を失わず、自分の好きなようにふるまうのがここでのルール。薔薇の香りにつつまれて、いつもの朝が過ぎていく。
「命は一瞬だからこそ美しいんだぜ。この薔薇も私も、生命を燃やして生きてるんだから」
ティーカップの中にたゆたう紅茶色の水面に、得意げに喋る少女が映っている。水鏡から目を上げて、アリスは今朝はじめて魔理沙を見つめた。ふわふわと肩にかかる甘い蜂蜜色の髪と赤い唇に浮かべた皮肉っぽい微笑み。温室の椅子に細い足を組んだ姿は、くつろいだ猫のような雰囲気があった。勝手きままに振舞う少女の姿は、アリスの目に生き生きとした魅力にあふれてみえた。温室にあふれる光がまぶしくて、アリスは瞳を細める。
「うらやましいの?すぐに年老いて色あせる人間さん」
「まさか。埃をかぶったドライフラワーになるよりマシだね」
皮肉の棘をお互いにさして、微笑みあう。
温室につどう二人の距離は、手を伸ばせば触れられるほど近かったが、その実、埋められない溝があった。人間とそれ以外。捨虫の法、という不老長寿の魔法の術がある。アリスは大人の女性になる前に、少女の姿の一瞬をとどめるために、みずから望んで鋏を使った。魔理沙がいずれ年をとっても、アリスはいつまでも少女のまま、変わらない。
魔理沙は肩をすくめる。
「頬にしわができて、髪に白髪が混じるのがそんなに怖いものかね」
銀のティースプーンで紅茶をかきまぜながら、アリスはくすりと笑う。
「今朝はやけに突っかかるのね。……恋でもしたの?」
「はっ?他人に無関心なおまえの口から恋?どういう風の吹き回しだ」
魔理沙は鼻で笑う。アリスは向かいのティーカップに残された、はなびらのような淡い跡を流し目で示した。
「いつの間に、口紅なんてつけるようになったのかしら」
一瞬の後、魔理沙の頬が、薔薇の花びらに負けずに赤く染まる。
「可愛らしいのね、魔理沙?」
微笑む口元を隠すように、アリスは紅茶を飲んだ。
「……ちょっとした気まぐれさ。いちいちからかわれちゃ堪らないな」
魔理沙は今さら、手の甲で唇をぬぐう。手の甲についた薄紅色を、少しだけ惜しいとアリスは思う。
「今日はどちらへお出かけ?好きなひとに少しでも綺麗な自分を見せたいなんて、いじらしいじゃない。乱暴な口をきいても、やっぱり女の子なのね。……私は、恋なんて知らないから、なおさらそう思う」
さらりと言われた一言に、驚いて魔理沙はまばたく。
「アリスが?」
「誰かを好きになったことが無いわ。おかしいかしら」
「初恋なんて、はしかみたいなものだぜ」
「わからないわ。ううん、わかりたくないのかもしれない」
自分から振ったくせにこの話題に飽きてしまったようで、アリスは急に魔理沙の袖をひく。
「ねえ、魔理沙。薔薇の葉陰で、なにか動いたわ。見てくれない?」
「それが人にものを頼む態度か?」
「お願いだから。私、虫が苦手なのよ」
「いいことをきいた。捕まえたら、その虫はアリスの襟首に入れてやろう」
さっきの仕返しとばかり、魔理沙は身をのりだして、花瓶に活けられた薔薇たちに用心深い目を走らせた。
「……何もないぜ」
「のぞいてみて。たしかに動いたんだから」
花瓶をさす白い指先をたどって、魔理沙は重なり合う緑の葉をかきわける。
薔薇の花陰、濃い緑にまぎれて、小さなさなぎが隠れていた。
「蝶のさなぎだ」
薔薇のすんなりした茎にかかった硬いさなぎ。その背中には、一筋の亀裂が走っている。二人の少女の前で、新しい命が目覚めようとしていた。
朝靄のあえかな光を受けて、さなぎから現れる蝶の濡れた羽が透けて輝いている。今は縮こまっている羽の金色と藍色の模様から、揚羽蝶とみえた。現れた蝶は、薔薇の茎にとまり、濡れた羽を乾かしながら、じっと飛ぶときを待っている。大きな羽が、まだ見ぬ世界への期待をあらわすように、ふるりと震えた。
蝶の誕生に思わず心動かされたように、魔理沙がやわらかく微笑む。
「綺麗だな」
「……ちょっと苦手だわ」
アリスは首をかしげて、青い瞳でじっと生まれたばかりの蝶を見つめる。ふと、向かいの魔理沙と蝶を見比べた。
「さなぎから羽化する蝶って、恋をした女の子みたいね。おめかしした魔理沙とそっくり」
「それはもういいから。恋を知って女の子が変わるなら、アリスは眠るさなぎのままじゃないか」
「……恋なんて知りたくない」
アリスは赤い薔薇を手にして、もの憂いため息をこぼした。少女の吐息は、甘やかな薔薇の香りがした。
「恋は、この薔薇のようだと言うわ。目を奪うほど鮮やかな赤い花、乙女の血に染まって咲き誇る。胸の中に熟すは嫉妬の実、叶わない恋は涙の味。……恋をしたら、きっと私は変わってしまう。好きな人の心を捉えるためなら、何だって手を染める、ずるい女になってしまう。誰かに恋をしたら、私はその人を破滅させずにおかないでしょう」
「怖いな」
「だって、私は魔女だもの」
冗談の中に本気を混ぜた目で、アリスはつぶやく。底の見えない青さをたたえる瞳は、こちらを向いているようで、その実、誰も見ていない。魔理沙は人差し指をのばして、その額をはじいてやった。
「頭で考えてするもんじゃないぜ、恋なんて」
ふいを突かれて、アリスがぱちりと瞬きをする。やがて、やつあたり気味に薔薇に手をかける。
「知ったふうな口をきかないで。何も恐れないあんたは、恋の苦さを思い知ればいいんだわ」
アリスは憎らしげに、花びらをちぎった。白いテーブルの上に散った真紅の花びらは、血のしずくを思わせた。乙女の胸からしたたり落ちる恋の痛み。魔理沙は、撒き散らされた花びらを一つつまむ。
「知ったかぶりが。誰も好きにならないお子様に、恋の味が苦いなんてわかるもんか」
薔薇をちぎる指をとめて、アリスは眉をゆがめた。棘にさされた指が、今更痛んだ。舐めた指先の、鉄さびた苦さが舌によみがえる。きっと恋の味は……。
沈黙の隙間を縫うように、蝶がひらりと舞い上がった。羽がすっかり乾いたのだろう、揚羽蝶は言葉遊びに絡めとられた二人の少女をからかうようにテーブルの上を円を描いて飛んだあと、閉じられた温室の空へ羽ばたき始める。渇きをうるおす花の蜜を求めて、いずれ出会う恋の相手を求めて。短い蝶の一生をせいいっぱいに謳歌するために。
金色の朝靄はいつしか晴れて、温室に朝陽が降り注ぎ始めた。硝子の天井を透かして、よく晴れた青い空が見える。今日は暑くなるだろう。
地上に残された二人の少女は、仕方なくテーブルの上のちぎられた薔薇の残骸を眺めた。
「これ、どうするつもりだよ」
あきれた声でたずねられて、アリスは困った顔で考えこむ。ぱちんと両手をうつと、無垢な笑顔がこぼれた。
「ローズティーにしましょう」
薔薇の花びらを浮かべて飲む紅茶はほのかに甘く、薫り高い。
魔理沙は、紅茶のさざめく水面をとおして向かいに座る少女の姿を盗み見た。つんと澄まして、うかつに触れば棘をさす。そのくせ芳しい香りで誘惑する。薔薇のような少女だった。
甘さに隠れた紅茶のほろ苦さが舌に染みて、魔理沙は顔をしかめる。
「……私は、アリスと一緒にいるとさびしくなるよ。近くにいるはずなのに遠くて、おまえの心にさわれない」
「それでいいのよ。二人でいると、余計にさびしくなるだけ。魔理沙は恋をして大人になって、すぐに私を置いていくんだわ。十年後、あるいは百年後、私は一人でお茶を飲む。わかってるから、きっとさびしいの」
魔理沙は唇をつぐんだ。
と思ったら、憮然とした表情で、行儀悪く頬杖をついた。
「私たちはそんなに安い間柄なのか。過ぎていく時間に磨り減るような関係か。これから先、誰かを好きになったって、私はアリスを忘れない。私が気品漂う老婦人になったら、白髪だからこそ似合う美しさを教えてやるぜ」
驚きに、アリスは瞳を大きく見開く。しずかに、あたたかな感情の波が胸に満ちてくる。嬉しい驚きだった。またたきの間に隣を通り過ぎていく幾多の人波の中で、魔理沙はときどき立ち止まって、アリスの方を振り返ってくれるだろう。お互いを取り巻く時の速さが違っても、気にかけてくれる人がいることは、たとえようもなく幸せだ。
……でも、本当に?伏せたまぶたの裏側を金色の蝶がよぎり、アリスは長いまつげを伏せる。
「私は、自由なあんたが好きよ。蝶みたいに気ままに飛べばいいわ。甘いものが欲しくなったら、私のところにいらっしゃい。羽をやすめる場所くらいは与えてあげる」
「ああ、アリスの邪魔をしてやるぜ」
「迷惑ったら無いわね」
「嘘つきめ。頬がゆるんでるぞ」
「にぶいわね、察してちょうだい」
「まったく。素直じゃない友達を持つと苦労するぜ」
返す言葉を捜して、アリスは言葉に詰まった。気持ちはうまく伝えられないまま、いつも丸めて捨ててしまう。この思いを、今朝は手渡してみたいと思った。いつか本当にお別れがくる、そのときに後悔しないように。
だから澄ました顔をよそおって、見えないようにテーブルの下で手を伸ばす。おぼつかない指先が、魔理沙の手を探り当てる。体温にのせて感情を伝えるように、そっと手のひらを重ねてみる。
「ねえ……、私たち、ずっとこうして、二人でお茶を飲めたらいいわね」
魔理沙は何も答えない。ただ、テーブルの影で指が絡んだ。
飲みなれたはずの紅茶が、甘やかに舌に溶けていく。
ローズティーを飲み終わると、魔理沙は立ち上がった。椅子にかけた帽子をとってやるついでに、アリスはふと思いついて、帽子に一輪の薔薇を飾ってやった。シンプルな黒の装いに、真紅の薔薇はよく似合った。
「さよなら、魔理沙」
「ああ」
ふだんなら、そっけないその言葉でお別れだった。今日の魔理沙は、テーブルをまわって近づいてきた。アリスの座る椅子に手をかけて、帽子をかたむける。帽子の下から、悪戯っぽい笑顔がのぞいた。
「こんないい天気の日は、外に出かけようぜ」
さしのべられた手を、アリスは戸惑った目で見つめた。
「……ずいぶん急なデートのお誘いね」
「自惚れるなよ?誰がデートって言ったかな」
「勘違いさせてくれないの?」
「ばあか」
「ふふ、どうせお目当ては別にあるんでしょ。新しい甘味屋が里にできたそうじゃない」
「情報がはやいな。さては新聞か」
楽しげにきらめく金色の瞳を見上げて、アリスは肩をすくめる。
「……強引なんだから。ねえ、お昼をまわったら迎えにきて?」
「どうして今じゃ駄目なんだ?」
アリスはにっこり笑う。今にも文句を言いそうな唇に、人差し指で軽くふれて、言葉をふさいでしまう。
「それはね、可愛い魔理沙の隣にならんでつりあう女の子になるためよ」
「そんなの、いらないだろ」
「なあに?今のままの私でもじゅうぶん可愛いって?照れるわね」
アリスの軽口に、魔理沙は一瞬だけ詰まって、それからにやりと笑った。
「期待してるからな?」
予想を外されて、アリスはぷいと横を向いた。白い頬が、薔薇をうつしたように淡く色づく。
「……ばかね」
魔理沙が出て行った温室の扉を、アリスは椅子に腰かけたまま、ぼんやりと眺めていた。遠い明日の続きを夢みるように、遠からず思い出になってしまう今日の日を惜しむように。アリスを包む景色は、きらきらと輝いていた。
ふと、向かいのティーカップに残された口紅のあとに目をとめる。薄紅の花びらのようなしるしを、そっと指先でなぞった。
蝶の羽化を止めることができないように、変化もまた止められない。魔理沙は恋の味を知りはじめているのだろう。舌の上で溶けるレモンキャンディのように、甘酸っぱい味わいを。胸をはずませるときめきを。少女の小さな胸の中に色づき始めた、淡いくれないのつぼみが見えるような気がした。
「……私には関係ないけどね」
アリスは変わらない。恋を知らない少女のまま、時をとめる。つぼみのまま、花開くことのない心を抱えて。
ついっと、揚羽蝶が視界を横切った。
鮮やかな金色の羽の描く軌跡を追って、なにげなく見やった薔薇の茂みに、アリスは息を呑む。咲いた薔薇は全て切り捨てたはずだった。
生い茂った緑の葉かげに隠されて、小さな赤い薔薇が一輪、咲いていた。
舞い降りた蝶が、薔薇にくちづける。
「……どうして?」
時がめぐり、春がくれば、薔薇は咲き、蝶は羽化する。温室の中に閉じ込めても、季節は容赦なく押し寄せる。
非力な少女の手は、回る歯車をとめられない。
「でも、今なら。きっとまだ……間にあう」
震える手で鋏をとりあげ、アリスは薔薇の前に立った。
少女の胸の中に咲く幻の赤い花は、きっとアリスを変えてしまうだろう。
まだ知らずにいたい。どうか今はまだ、このままでいさせて。
だから今日も、恋を一輪切り落とす。
つまりマリアリ最高。
あと三点リーダですが「・・・」より「……」の方がそそわでは好まれ易いようですよ。
他の作者様も大体同じものを使ってますので、参考に読んでみてはどうでしょう。
こういう文章は自分には逆立ちしても書けません…
朝霧の中、温室で薔薇と対峙するアリスがありありと脳内にシーン展開されました
薔薇と蝶が暗示するものがこの先に待ってる二人の物語を妄想させてやみません
少女らしいマリアリごちそうさまでした
次作も期待
素晴らしかったです
次回作にも期待しています
表現や会話がすごく私好みのものでした。
次回作が楽しみです。
果たしてアリスは永久に少女のままで居続けられるのか?
そしてそれは蛹の状態なのか、それとも蝶を意味するのか?
とにかく初投稿おめでとうございます。
とても素敵な物語でした。
次回も待ってます
これは難しいよなあ、散ることをしらない花は美しいかどうか。
そんな雰囲気でした
本当に嬉しいです。
感想を書いてくださった皆様、読んでくださった方々、ありがとうございます。
ご指摘頂いた三点リーダ、直しました。
拙い文章が少しでも読みやすくなれば幸いです。
ご指摘、ありがとうございました。
ロマンチックな言い回しが良かったです。読み始めは少しくどいかな……と思っていたんですが、読み終わったらむしろこのくらいの描写の方がちょうどいい。