貴女の姿が……眩しくて。
眩しくって、見えない。
平凡な日々が一転して。
あんなことになったのは、ある何でもない、夏の日の午後だった。
人形を作っていた私の家に、突然やってきた貴女は「今日はちょっと大掛かりな実験やりたいんだぜ。付き合ってくれないか?」と目を輝かせていた。
太陽にも負けないような、明るい笑顔で。風に靡く、さらさらの髪をかきあげて。
それは、ありふれた日常の一場面に過ぎなくて。
何処までも、いつも通り。
だから、私もいつもと同じように「失敗しないでよ」なんて軽口を叩いて、二人で笑いあった。
それから、貴女の家へと移動した私たちは、二人で協力して実験の準備を始めた。
何でもない日の、ハズだった。
貴女はワクワクとした表情でキノコを調合していて。
私は、ガラクタの山から実験器具を探し出して。
危なくないように、周りに散らかっているものは出来るだけ片付けて。
何の実験かは未だに分からないけど、多分上手くいくはずだったんだ。
貴女は、何だかんだで要所要所をしっかりと締めることが出来る人なんだから。
なのに。
どこかの過程で失敗してしまったのだろうか。
突如閃光に包まれた貴女は、次の瞬間、あまりにも無残な姿に変わり果てていて。
私は……まともに貴女を見る事が、出来なかった。
ううん。見れなかった。まるで、貴女が"光"そのものになってしまったかのようだったから。
眩しくて。
眩しくて。
太陽のような笑顔をしていた貴女の姿が。
風に靡く髪を、かきあげていた貴女の姿が。
ワクワクと、キノコを調合していた貴女の姿が。
眩しくって、今は見えない―――。
「実験失敗して、こんな頭になっちまったぜ。ほれほれ」
「知ってるから!ていうか見てたから!髪の毛全部抜けちゃって大変なんでしょ!?それは分かったから、この太陽ギラギラの炎天下で、帽子を脱いで近づかないで!」
「えー、いいだろ?アリス以外誰も見てないし」
「眩しくて敵わないのよ!」
てか禿げの魔理沙は想像したくないwwwwww
一休さんみたいな魔理沙が頭について離れないwwwwwwww
それを差し引いてもこの点数。
ツルピカ魔理沙インパクト強すぎだろww
まさかまさかと思っていたのにwwww本当にこのオチとか酷すぎるよwwww
はっじまーるよー!
それはそうと、魔理沙ならきっとモテます!
まぁ禿げてもそれをネタに盛り上がるんだろうなぁ