日常的東方遊戯王-合体はロマン！ 痛恨の事故編-

※このＳＳは東方キャラが日常的に遊戯王をやるだけのＳＳです。
　伏字は特に行っていません。
　カード説明文は遊戯王カードwikiからいただきました。
　弾幕ごっこのほうが主流です。遊戯王はあくまでお遊びです。
　もうすでに遊戯王ＳＳを投稿している方がいらっしゃいますが、別人です。ご了承ください。
　また、ネタがかぶってしまうかもしれませんが、そうなっては何もできなくなってしまうので、そちらのＳＳは自分は読んでいません。申し訳ございません。









～～～～守矢神社～～～～




紫　「はぁい、守矢の風祝さん。」

早苗「あ、紫さん。
　　　先日は『サイドラ』ありがとうございます。」

紫　「いえいえどういたしまして・・・
　　　ところで、貴女のデッキってサイドラ入れる余裕あったかしら？」

早苗「いえ、今使ってるデッキのほかに機械デッキ作りたかったんです。
　　　今のデッキじゃ４０ギリギリですから。」

紫　「まぁ、『あの』デッキじゃ、ねえ・・・」

早苗「いいんですよ！　合体はロマンなんです！」

紫　「まぁ、どんなデッキを組むかは人それぞれですわ。」




アリ「こんにちはー。
　　　あら、紫。あなたも来てたのね。」

勇儀「うぃーす。」



紫　「あら、珍しい組み合わせね。」

アリ「勇儀が久しぶりに山の様子を見に行きたいって言ったんだけど…」

勇儀「いやー、迷った迷った！！
　　　久々すぎて道間違えたよ！」

アリ「で、何故か魔法の森の私の家の前にいたの。」

早苗「いや、それは…どうやったらそうなるんです？」



勇儀「私にもわからん！」






早苗「あ、そうだ！
　　　時間があるなら、せっかくだからデュエルしません？
　　　紫さんもいるからディスクも使えますし！」

紫　「ああ、私は神奈子に用があったからデュエルはパスするわ。
　　　はい、ディスク。壊さないでよ？」

勇儀「はっはっは！
　　　安心しな！　壊さないよ！」

全　『貴女が一番不安なのよ(なんですよ)…』



アリ「私は最近ディスクで２回もデュエルしたからパスするわ。
　　　二人でやっちゃっていいわよ。」

早苗「では遠慮なく・・・」

勇儀「うし、やるか！！」




アリ「・・・勇儀。そこはＥｘデッキ入れる所よ。
　　　そう、そこ。」





神奈「面白そうなことやってるじゃないか。」

諏訪「あーうー。
　　　デュエルなら鬼にも勝てるかもね。」

紫　「面白そうでしょう？」

アリ「・・・一気に増えたわね。」








早苗「「デュエル！！」」勇儀






勇儀「うっし私のターン！ドロー！」


勇儀「さーて、どうしようかな？」



アリ「勇儀！　スタンバイフェイズ！　スタンバイフェイズ！」

勇儀「おお、悪い悪い！　スタンバイ！　メイン！」




※以下、何もない場合はスタンバイフェイズの描写は飛ばさせていただきます。




勇儀「では改めて・・・」



勇儀→(　　｀・ω・´)⊃手札


　　　　(　　｀・ω・´)　・・・・・


　　　(´・ω・`)





紫ア神諏『こっちみんな』





勇儀「えーと、『ジェネティック・ワーウルフ』を召喚！！

　　　ターンエンド！！」





《ジェネティック・ワーウルフ/Gene-Warped Warwolf》 †
通常モンスター
星４/地属性/獣戦士族/攻2000/守 100
遺伝子操作により強化された人狼。
本来の優しき心は完全に破壊され、
闘う事でしか生きる事ができない体になってしまった。
その破壊力は計り知れない。






勇儀　LP8000
手札：5枚
場：ワーウルフ
魔法罠：なし






神奈「何でこっち見たんだ？」←遊戯王歴２ヶ月

諏訪「さぁ？」←同じく３ヶ月

紫　「(あれはもしかしなくても)」

アリ「(もしかするわね…)」






早苗「私のターン！　ドロー！」


早苗「『Ｘ－ヘッド・キャノン』を召喚！！」






Ｘ　『ＶＷＸＹＺの相手は、お前じゃ役不足だぜ！』




《Ｘ(エックス)－ヘッド・キャノン/X-Head Cannon》 †
通常モンスター
星４/光属性/機械族/攻1800/守1500
強力なキャノン砲を装備した、合体能力を持つモンスター。
合体と分離を駆使して様々な攻撃を繰り出す。





勇儀「おいおい、1800じゃ私のわんこは倒せないよ？」





諏訪「ワーウルフをわんこって…」

神奈「あと、『役不足』の意味間違ってるぞ。」





早苗「こうするんです！
　　　手札から『前線基地』発動！！
　　　効果で手札から『Ｚ－メタル・キャタピラー』召喚！！！」




《前線(ぜんせん)基地(きち)/Frontline Base》 †
永続魔法
１ターンに１度、自分のメインフェイズ時に
手札からレベル４以下のユニオンモンスター１体を特殊召喚する事ができる｡

《Ｚ(ゼット)－メタル・キャタピラー/Z-Metal Tank》 †
ユニオンモンスター
星４/光属性/機械族/攻1500/守1300
１ターンに１度だけ自分のメインフェイズに装備カード扱いとして
自分の「Ｘ－ヘッド・ キャノン」「Ｙ－ドラゴン・ヘッド」に装備、
または装備を解除して表側攻撃表示で特殊召喚する事ができる。
この効果で装備カード扱いになっている時のみ、
装備モンスターの攻撃力・守備力は６００ポイントアップする。
（１体のモンスターが装備できるユニオンは１枚まで。
装備モンスターが戦闘によって破壊される場合は、
代わりにこのカードを破壊する。）







神奈「お、今日はよく回ってるな。」

紫　「ああ、確かにＶＷＸＹＺは事故りやすいものね」

諏訪「早苗はＶＷＸＹＺじゃないよ？」

紫ア「「へ？」」

神奈「まぁ、見てればわかるさ。」






早苗「さぁ！　合体しなさい！　ＸＺ！！」




Ｘ　『いくぜぇ！　キャタピラー！！』

Ｚ　『まかせろ！　ヘッド！！』



ＸＺ『『チェーーーンジ　ＸＺ！！　スイッチ、オン！！』』






勇儀「が、合体したぁ！？」

早苗「これがロマンと力の融合！！
　　　貴方にも見せてあげます！　ＶＷＸＹＺの恐ろしさを！！」







紫　「あ、装備しただけで『ＸＺ－キャタピラー・キャノン』は出してないわよ。」

神諏「「え、別物なの？」」

アリ「・・・気付いてなかったの？」







早苗「これでＸの攻撃力は+600！！
　　　それ即ち2400！！」



勇儀「おいおい・・・マジか？」

早苗「マジです！

　　　バトル！！
　　『Ｘ－ヘッド・キャノン 』で攻撃！」




ＸＺ『ＸＺ－キャノン！！』




勇儀　LP8000→7600





早苗「技命言われた…
　　　カードを一枚伏せて、ターンエンド！！」







早苗　LP8000
手札：2枚
場：Ｘヘッド(Ｚ装備)
魔法罠：伏せ一枚、Ｚ、前線基地







勇儀「しかし、2400とは大したもんを・・・
　　　私のターン！　ドロー！！」


勇儀「『ゴブリン突撃部隊』を召喚！！」






ゴブ『ヒャッハー！！　汚物は消毒だー！！』


《ゴブリン突撃部隊(とつげきぶたい)/Goblin Attack Force》 †
効果モンスター
星４/地属性/戦士族/攻2300/守 0
このカードは攻撃した場合、バトルフェイズ終了時に守備表示になり、
次の自分のターンのエンドフェイズ時まで表示形式を変更する事ができない。





勇儀「さらに手札から『デーモンの斧』を発動！
　　　ゴブリンに装着するよ！！」



ゴブリン　2300→3300




早苗「３３００！？」

勇儀「バトルだ！
　　　行きな！！　ゴブリンども！！」





ゴブ『ヒャッハー！！』



早苗「くっ・・・『Ｚ－メタル・キャタピラー』が装備されているため、
　　『Ｘ－ヘッド・キャノン』は残ります！」





Ｚ　『させるかよ！！
　　　ヘッド！　後は任せたぜ！！』

Ｘ　『キャタピラアァァァァ！！！』






早苗　LP8000→7100




勇儀「(騒がしいね・・・)
　　　仕留められなかったか…だが、これで怖いものなしさ！
　　　ターンエンド！！」




勇儀　LP7600
手札：4枚
場：ゴブリン
魔法罠：デーモンの斧








早苗「ならば見せてあげましょう！
　　　赤い血潮が真っ赤に燃える瞬間を！！
　　　私のターン、ドロー！！！」


早苗「『前線基地』の効果で『Ｙ－ドラゴン・ヘッド』を特殊召喚！！」




Ｙ　『ヘッド！　俺に変われ！　ＸＹで切り刻んでやる！！』




《Ｙ(ワイ)－ドラゴン・ヘッド/Y-Dragon Head》 †
ユニオンモンスター
星４/光属性/機械族/攻1500/守1600
１ターンに１度だけ自分のメインフェイズに装備カード扱いとして
自分の「Ｘ－ヘッド・キャノン」に装備、または装備を解除して
表側攻撃表示で特殊召喚する事ができる。
この効果で装備カード扱いになっている時のみ、
装備モンスターの攻撃力・守備力は４００ポイントアップする。
（１体のモンスターが装備できるユニオンは１枚まで。
装備モンスターが戦闘によって破壊される場合は、
代わりにこのカードを破壊する。）





早苗「更に『ゲットライド！』！
　　　墓地の『Ｚ』を『Ｘ』に装備！！
　　　その後すぐに装備解除で『Ｚ』を召喚！！」






Ｚ　『ヘッド！　ドラゴン！　待たせたな！！』


《ゲットライド！/Roll Out!》 †
通常罠
自分の墓地に存在するユニオンモンスター１体を選択し、
自分フィールド上に表側表示で存在する装備可能なモンスターに装備する。






勇儀「また合体かい？
　　　でも、3300には届かないよ！」

早苗「お忘れですか？　勇儀さん。
　　『ゴブリン突撃部隊』の弱点を！！」

勇儀「・・・あ。」






早苗「そう！『ゴブリン突撃部隊』は今！
　　　守備表示になっているということを！！」







紫　「よい子のみんなは自分で守備表示にしなくちゃだめよ？
　　　ゆかりんとのお約束、ね？」





早苗「さらに通常召喚！！
　　『磁石の戦士γ』！！」






《磁石の戦士γ(マグネット・ウォリアー・ガンマ)/Gamma the Magnet Warrior》 †
通常モンスター
星４/地属性/岩石族/攻1500/守1800
α、β、γで変形合体する。







アリ「・・・へ？」


紫　「じ、『磁石の戦士』いいいい！？」





《磁石の戦士(マグネット・ウォリアー)/the Magnet Warrior》

α、β、γ、およびその合体系の『マグネット・バルキリオン』の総称






神奈「ま、そう言うこった。」

諏訪「だから分けて組んだ方がいいって言ったのに・・・」






早苗「合体はロマンなんですよ！！
　　　バトル！！
　　『γ』で『ゴブリン』を破壊し、
　　『Ｘ』と『Ｙ』と『Ｚ』でダイレクトアタック！！」






Ｘ　『Ｘ－キャノン！』

Ｙ　『Ｙ－ウィング！！』

Ｚ　『おおおお！！！
　　　Ｚ－メタルおろしいいいい！！！』




勇儀　LP7600→2800





勇儀「いいねえ・・・そろそろ本気で行こうかい！！」

早苗「やってみてくださいよ！


　　　合体しなさい！　『ＸＹＺ』！！
　　『ＸＹＺ－ドラゴン・キャノン』！！」




Ｘ　『待ってたぜ！』

Ｙ　『ふっ…やはりＸＹＺからは逃げられないか。』

Ｚ　『おっし！　行くぞ！』




ＸＹＺ『『『チェェェェェェェンジ！
　　　　ＸＹＺ！！
　　　　スイッチ、オン！！！』』』




ＸＹＺ『貴様にも見せてやる！！！
　　　　ＸＹＺの恐ろしさをな！！！』







《ＸＹＺ(エックスワイゼット)－ドラゴン・キャノン/XYZ-Dragon Cannon》 †
融合・効果モンスター
星８/光属性/機械族/攻2800/守2600
「Ｘ－ヘッド・キャノン」＋「Ｙ－ドラゴン・ヘッド」＋「Ｚ－メタル・キャタピラー」
自分フィールド上に存在する上記のカードを
ゲームから除外した場合のみ、エクストラデッキから
特殊召喚する事ができる（「融合」魔法カードは必要としない）。
このカードは墓地からの特殊召喚はできない。
自分のメインフェイズ時に手札を１枚捨てる事で、
相手フィールド上に存在するカード１枚を破壊する。





勇儀「一気に来たじゃないか！！　気に行ったよ！！」

早苗「それはどうも！！
　　　ターンエンドです！！！」



早苗　LP7100
手札：1枚
場：ＸＹＺ、γ
魔法罠：前線基地






勇儀「私のターン！　ドロー！！」


勇儀「ようやく回り始めたよ！
　　　まずは『ご隠居の猛毒薬』を発動だ！
　　　ライフを回復するよ！！」





勇儀　LP2800→4000






《ご隠居(いんきょ)の猛毒薬(もうどくやく)/Poison of the Old Man》 †
速攻魔法
以下の効果から１つを選択して発動する。
●自分は１２００ライフポイント回復する。
●相手ライフに８００ポイントダメージを与える。




勇儀「んでもって『テラ・フォーミング』！
　　『死皇帝の陵墓』を手札に！！
　　　そのまま発動！！」







《テラ・フォーミング/Terraforming》 †
通常魔法
自分のデッキからフィールド魔法カード１枚を手札に加える。

《死皇帝(しこうてい)の陵墓(りょうぼ)/Mausoleum of the Emperor》 †
フィールド魔法
お互いのプレイヤーは、アドバンス召喚に必要な
モンスターの数×１０００ライフポイントを払う事で、
リリースなしでそのモンスターを通常召喚する事ができる。





早苗「なるほど。『死皇帝』…ということは、
　　　やはり上級で手札が・・・」


勇儀「ま、そんなところさ！
　　　ライフを２０００払い！
　　　来な！　『守護天使ジャンヌ』！！」





勇儀 LP4000→2000






《守護天使(ガーディアンエンジェル) ジャンヌ/Guardian Angel Joan》 †
効果モンスター
星７/光属性/天使族/攻2800/守2000
このカードが戦闘によってモンスターを破壊し墓地へ送った時、
破壊したモンスターの元々の攻撃力分だけ、自分のライフポイントを回復する。





全　『はあああああああああああああああ！！！！！？？？？？』






紫　「何でそれ！？　数あるカードの中で、何でそれ！？」

神奈「星熊、お前、そんな趣味が！？」

諏訪「あーうー！！
　　　て、天使様にあこがれる年ごろとか？」

アリ「え～と、何なら作りましょうか？　衣装。」









勇儀「・・・勘違いしてるところ悪いが、
　　　これはパルスィが入れたカードだぞ？」








パル「あんたね、いくらなんでもライフ気にしなさすぎよ！
　　　毎ターン星８モンスターを召喚してちゃ、すぐに負けるわよ！！
　　　ほ、ほら！　これ入れときなさい！　少しはましになるでしょ！！」








勇儀「・・・てな具合さ。」



全　『あ～なるほど。』



勇儀「んじゃ続けるぞ。
　　　バトルだ！！

　　　行きな！　『ジャンヌ！！』
　　『γ』に攻撃だ！！

　　『聖天使拳』！！」





ジャ『せめてもう少しましな技名を・・・』

γ　『！？？！？？！！？？！？』






早苗　LP7100→5800

勇儀　LP2000→3500



勇儀「このままターンエンドさ！」




勇儀　LP3500
手札：2枚
場：ジャンヌ
魔法罠：死皇帝の陵墓





早苗「私のターン、ドロー！！」




早苗「『ＸＹＺ』の効果！
　　　手札から『α』を捨てて、『ジャンヌ』を破壊！！」




ＸＹＺ『ハイパー・デストラクション！！！』




《磁石の戦士α(マグネット・ウォリアー・アルファ)/Alpha the Magnet Warrior》 †
通常モンスター
星４/地属性/岩石族/攻1400/守1700
α、β、γで変形合体する。




早苗「そしてカードをセット！！！
　　　ターンエンドです！！」





早苗　LP5700
手札：0枚
場：ＸＹＺ
魔法罠：カード一枚、前線基地





神奈「おいおい、攻撃を忘れてるぞ、早苗？」

諏訪「あーうー。
　　　攻撃しとけばもう終わったのに。」




早苗「これでいいんです！！」


全　『へっ？』





早苗「このまま攻撃したら確かに勝てます！
　　　しかし、それでは面白くありません！！
　　　さぁ、勇儀さん！　見せてください、貴女のラストターンを！！！」






紫　「…キャラ違うんじゃない？」

神奈「すまん。いつものことだ。気にするな。
　　　多感なお年頃なんだ。」

諏訪「あーうー。
　　　あのデッキを使うといつもああだもん。」

アリ「・・・抑圧された感情、とか？
　　　…というか、どこの少年漫画のキャラよ、あれ？」







勇儀「いいねえ！！　燃えてきた！！
　　　私のターン、ドロー！！！」




紫　「しかも、あっちも乗ってるし・・・」





勇儀「行くよ！
　　　手札から『赤鬼』召喚！！
　　　ライフを２０００払う！！」



勇儀　LP3500→1500






《赤鬼(あかおに)/Red Ogre》 †
効果モンスター
星７/地属性/アンデット族/攻2800/守2100
このカードが召喚に成功した時、自分の手札を任意の枚数墓地に送る事で、
その枚数分だけフィールド上のカードを持ち主の手札に戻す。








勇儀「バトルだ！
　　　行きな！　『赤鬼』！！
　　『鬼火』！！」





赤鬼　『オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ！！！』

ＸＹＺ『はああああああああああああああああああ！！！』





勇儀「・・・合い打ち、か。
　　　ターンエンドだ。」




勇儀　LP1500
手札：2枚
場：なし
魔法罠：死皇帝の陵墓





早苗「私のターン、ドロー！」





アリ「終わったわね。」

神奈「え、何でだい？」

諏訪「まだ早苗はモンスターを召喚してないよ？」

紫　「…今にわかりますわ。」






早苗「・・・・」

勇儀「・・・何黙ってんだい。
　　　胸を張りな！！　あんたは勝ったんだからな！！」

早苗「はい！！
　　　リバースカード、『リビングデッドの呼び声』！！
　　　蘇生するのは・・・『磁石の戦士γ』！！！」




γ　『γ、いきまーす！！！』







《リビングデッドの呼(よ)び声(ごえ)/Call of the Haunted》 †
永続罠（制限カード）
自分の墓地からモンスター１体を選択し、攻撃表示で特殊召喚する。
このカードがフィールド上に存在しなくなった時、そのモンスターを破壊する。
そのモンスターが破壊された時このカードを破壊する。







早苗「バトル！！
　　　ダイレクトアタック！！
　　『γ・アタック』！！！」






勇儀　LP1500→0






勇儀「いやー、負けた負けた！！」

早苗「すいません、思わず・・・」

勇儀「あー、いいっていいって！！
　　　デュエルは勝とうとして当然なんだからな！」




紫　「良いデュエルだったわ。
　　　二人ともお疲れさま。」

アリ「早苗、よくそのデッキで回るわね？」

早苗「はは、偶然ですよ、偶然。」

紫　「勇儀、貴女手札事故ったでしょう？」

勇儀「あ、バレたか？
　　　いやー、罠と魔法が来ないこない。
　　　最初の時に場に出せたの『ワーウルフ』だけだったし。」





神奈「・・・なんか、私もデュエルしたくなってきたな。
　　　デッキとってくる。」

諏訪「あ、私もー！！
　　　神奈子、負けないよ！」

神奈「はっ！！　言ってな！！
　　　今度も私の勝ちさ！！」

諏訪「なんの！！　ここで勝ってまた同点に持ち込んでやる！！」





アリ「・・・何の話？」

早苗「ああ、二人とも今大体勝ち負けが半々で、
　　　神奈子様が一勝リードしてるんですよ。

　　　だから妙に熱くなってるんです。」

紫　「やれやれ。ディスクの電池とってきますわ。」





勇儀「おーし！　んじゃ行くか！！」

早苗「うわっひゃあ！！？？

　　　な、何で私を担ぐんですか！？」

アリ「あら、帰るの？
　　　ディスクはそこに置いとくわね。」

勇儀「おお！
　　　案内よろしくな、アリス！！

　　　早苗！
　　　デュエルとはいえ私に勝ったんだからな。
　　　今日は地底で宴会だーーー！！」


早苗「ええええええええええ！！！？？

　　　ちょ、ま、私はお酒飲めませえぇぇぇぇん・・・・」






神奈「デッキとってきたよ！！

　　　ってあれ？」

諏訪「じゃんけんで勝ったから
　　　私が先行ね！！

　　　・・・？」

紫　「電池とって来たわよ。

　　　・・・あら？」

それから五日ほど過ぎて



早苗「うっぷ・・・気持ち悪い・・・
　　『今日は』じゃなくて『丸三日』じゃないですか…」

小傘「さーなえ♪　デュエルしよ・・・
　　　ってあれ？　気持ち悪いの？　大丈夫？」

早苗「いえ、大丈夫です。
　　　　じゃあ、居間でやりましょうか。」




早苗「(さて、私の手札は・・・)」

　　　前線基地×２
　　　ゲットライド！×２
　　　マグネット・バルキリオン
　　　リビングデッド
　　　


早苗「(・・・い、いや！
　　　まだ！
　　　ユニオンを引ければなんとか！！)」



小傘「わちきのターン！
　　『死皇帝の陵墓』！！

　　　ライフ２０００払って、
　　『火之迦具土』を召喚！！」




《火之迦具土(ヒノカグツチ)/Hino-Kagu-Tsuchi》 †
スピリットモンスター
星８/炎属性/炎族/攻2800/守2900
このカードは特殊召喚できない。
召喚・リバースしたターンのエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。
このカードが相手プレイヤーに戦闘ダメージを与えた場合、
次のターンのドローフェイズ時、相手はドロー前に手札を全て捨てる。






早苗→(　　｀・ω・´)


　　　　(　　｀・ω・´)　・・・・・


　　　(´・ω・`)











アリ「ところで勇儀。
　　　あの時、手札から『赤鬼』の効果でカードを捨ててたら
　　　勝てたんじゃないの？」

勇儀「え？
　　『赤鬼』に効果なんてあるのかい？」


アリ「・・・・・・・・・・・・・・・」


赤鬼『(´・ω・`)』








はい、合体ロボの素晴らしさと、
攻撃力が高くっても事故ったら意味がない、ということと、
効果は使わなくちゃ意味がない、というお話でした。




リアルで青眼、デコイ、融合、龍の鏡、リビングデッド、二重召喚で始まった。
ギャレンホッパーでした。