Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

ちっさい二人の一日

2010/10/29 18:40:37
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懲りずに子供めーさく 内容の一部にちょっぴり大人むけがあるウサ


紅魔館図書館の司書兼保母さん兼撮影係の小悪魔です…
何かと影が薄い私ですが、胸は決して薄くはありませんよ? 関係ありませんが…
本日は紅魔館の子供達の記録をご紹介します

撮影:小悪魔
解説:小悪魔
編集:小悪魔

―朝―

朝です、吸血鬼の館では夜が活動時間で昼は寝静まっていると思われがちです。
図書館の住む魔女、私の召還主は生活パターンが不規則でも比較的夜の生活でした。
しかし、それも昔のことです。


「さあ朝ですよー、起きてください」

沢山ある館の中の部屋の中では珍しく大きい窓があり日当たりのいい部屋にセミダブルサイズのベッド一つ、
その中で仔犬のように寄り添って寝息をたてて眠っている二人を起こします。
カーテンを開け日の光が差すようにすると揃ってモソモソとシーツの中に潜ってしまいました。
起こすのが忍びないのですが此処はきちんとしないと朝食に間に合いません。

今の紅魔館は朝昼晩と規則正しい時間で動く大変健康的な場所なのです。(吸血鬼には不健康そうですが)
『子供の成長には規則正しい生活』
これをモットーにしているのです。
なのでここは秘技シーツを剥がしです。

「エイッ」

バサッ

「ふやっ」
「きゃ」

小さな悲鳴が上がります。シーツの中のヌクヌクの空気が一気に無くなって二人で丸まってくっ付いちゃいました。
少しでもぬくもりを保とうとしていますが覆うものが無いので無駄な足掻きです。

「美鈴さん、咲夜さん、起きて顔を洗ってきてください」
「こあくましゃん、ねむいれしゅ~」
「こあくま~あと少し」
「駄目ですよ」

眠そうに剥いだシーツに手を伸ばしますがさすがに起きないといけないのは理解しています。
しぶしぶ起き上がり眠そうな顔をこすりながらこちらに向き直ると 

「「おはようございます」」
「お早うございます」

きちんとした挨拶ですね、挨拶は人としての基本ですね。

「じゃあ、支度して朝ごはんに行きましょう」
「「はーい」」


二人が洗面所に向かっている間に簡単にベッドを直します。
時々変なものをベッドの中に入れていることがあるので要注意です。


縫いぐるみ(普通)
本(図書館の本ですね)
お菓子(夜に食べては駄目です)
ナイフ(危ないです!)
漫画(レミリア様の影響です)
ツヤツヤした石(キレイだったので拾ってきたようです)
カマキリの卵(拾ってきてはいけません!)
猫(気持ちはわかります)

前半分が咲夜さん、後半分が美鈴さんですね。

子供は何故か気に入ったものを寝るときに側に置きたがるんですよねー、
私も子供の頃は……昔過ぎて思い出せません。

洗顔を終えた二人は寝間着を着替えます。
咲夜さんはメイド風の洋服、美鈴さんは中華風の上着と膝丈ズボン。
この前のハロウィンの時もそうでしたが、
レミリア様達が用意する美鈴さんの服は男の子のような服が多いのです。
レミリア様曰く

『咲夜と美鈴が並んだらこの方が絵になるじゃない?』

だそうですが、私的にもショタ風味が出ていて大変よいと思います。



「小悪魔さん三つ編みしてください」
「私もー」
「はいはい順番ですよ」

着替えを終えた二人が髪を編んでもらいにきました。
これは最初、美鈴さんが食事の時に髪をスープなどに浸けてしまうのでその対策としてはじめたのですが、
それをとても気にいってくれたのです。そうしたら今度は咲夜さんが

『自分も美鈴と一緒がいい』

と言い出して、それからの二人はずっとお揃いのサイド三つ編みを続けています。
最近は自分で編めるように頑張っていていますが朝の時間が無いときは私が編んであげています。
でもお揃いがいいなんて可愛いですね。



身支度が整い終わったら食堂に向かいます。朝から仲良く手を繋いで、最近イチャイチャ度が増してますね。

「お腹がすきましたー」
「めーりんはいつもお腹すかせてるじゃない」
「だってご飯大好きです」
「めーりんはご飯が一番好きなのね」
「そんなこと無いですよーさくやさんの方がもっと大好きですよー」
「///////」

相変わらずストレートな言葉に弱いんですよね咲夜さんは、でも行動はなぜか大胆なんですけどね…


さて朝食を食べる場所は従業員用の食堂です。
生活を子供の為に合わせようとしてもレミリア様もさすがに朝はまだ寝ていますし、
パチュリー様は夜通し研究をしていて大抵の朝は体力尽きてダウン。
そんな経緯で朝食は二人の希望もあってメイド達と取っているのです。
紅魔館のメイド達は基本的に交代勤務で動いているので全員が二人と同じ時間に食堂にこれるわけではありません。
ですのでメイド達にとって二人と一緒に食べられるのは特別楽しみのようです。

「「いただきまーす」」

メイド達の朝食は簡単にパン、スープ、卵が基本になっているので、夕食などでレミリア様達と食事をする二人には
物足りないのではないかとメイド達の料理番が気にしていたこともあったけれど、
この二人はまったく問題なく何でも美味しく食べられるようです。
特に美鈴さんはパンに蜂蜜かジャムがあればいくらでも食べられる勢いですね。
ただ顔がジャムでベタベタになるのが問題で…

「めーりん、また顔にジャム付けてる」
「むぐっ?」
ぺろ


『~~~~!!!!』(メイド達の声なき声)

これなんですよね、美鈴さんの顔についている蜂蜜やジャムを咲夜さんが舐めちゃうんです。
仔犬同士が舐めてじゃれ合っているようで微笑ましいのかもしれませんが…

『もお堪りません!萌え死にするわ!』
『可愛いー、この二人を見ているとネタが尽きないわ~』
『次の新刊はばっちりよ、ゲスト原稿はパチュリー様だし』
『私は二人の大人になった話でもOKです』
『この前のハロウィンバージョン造形化しようと思うんだけど?』

少し自重して欲しいところですね… 後、聞きなれた名前があったような気がしますが気のせいです。

「「ごちそうさまでした」」

食べ終わった食器を運びその後の二人はちっさい門番さんとちっさいメイドさんになります。
咲夜さんはお菓子の作り方やお茶の入れ方を習ったり、美鈴さんはお庭でお花を育てたり門を見張ったりします
(実際門は定期的に門番担当の門番妖精が見回っているので実際は庭弄りが中心)
料理長は咲夜さんの能力でお肉やパン生地など熟成する時間が短縮できてとても助かっているみたいですし、
美鈴さんは花壇をすっかりお花でいっぱいにしているし本当に良い子達です。



―昼―

さて、お昼の時間になるとパチュリー様とレミリア様が起きてきます。
フラン様は夜通しゲームをしていたので起きてきません、
夜に起きているのは正しい吸血鬼の姿なのに逆に不健康そうに見えるのは何故でしょう…

美鈴さんと咲夜さんを呼んでからお昼です。
パテの添えられたバケットやサンドイッチが並べられ美鈴さん達には昼食、
パチュリー様やレミリア様にとっては朝食(?)をゆっくりと談笑しながら頂きます。
もちろん私もですよ。

「二人とも朝は何をしていたの」
「えーとですね、花壇のお手入れしました。バラさんがもうじき咲きそうです」
「それは楽しみね、咲いたら是非見せてちょうだい」
「私は色々な紅茶の種類と煎れ方を教えて貰いました」
「じゃあ今度いれてちょうだいね」

レミリア様は二人の午前の出来事を親のように聞いているようですが、
サラダサンドからキュウリを抜いているのはよろしくありませんね…河童が怒りますよ

「二人とも、午後は図書館で読書と勉強だから」
「「はーい」」
「まだあなた達は二人とも覚えなくてはいけないことが沢山あるのだから」

昔はレミリア様が子供を(二度も)拾ってきて教育を任された時は腹を立てていたけれど
今ではすっかり親馬鹿の一人になってしまいましたね。
ちょっとツンデレ気味なのはご愛嬌ですか…



さて食事の後は図書館でお勉強の時間です。
基本的な読み書きと計算、幻想郷における一般常識などですね。

その後ティータイムを取ってからは自由に読書ですね。
これにレミリア様も一緒になります。
勉強の時はまったく顔を出したりはしませんが。


「パチュリー様、これが読みたいんですが難しい言葉が多くて…」
「どれ?『世界殺人鬼列伝』これがいいの?」
「はい」
「じゃあ難しい言葉は教えてあげるからいらっしゃい」

安楽椅子に腰かけるパチュリー様の膝にちょこんと座ると本を読み始めました。
微笑ましいですねー、読んでいる本は別として…


「おじょうさまーこれ読みましょう」
「 『闘将!!拉麺男』 面白そうね? じゃあ一緒に読みましょう」
「はーい」

ソファーに座っていたレミリア様は美鈴さんを膝に乗せると二人で漫画を読み始めました。
これも微笑ましいですねー、読んでいる本は漫画ですか?
読書というには微妙ですがお二人とも本当に漫画が好きですね?

それにしてもレミリア様と美鈴さんはよく似ています。見た目は似ていないのに行動というか自由さというか…
言ってしまえば『子供』なんですよね、美鈴さんは当然ですがレミリア様が…言えませんが

それに咲夜さんとパチュリー様も似ていますかね?
何でしょうか素直じゃないというか、けっこう照れ屋というか、ツンデレ?
それに咲夜さんは世話焼き女房タイプですねー、
まあ美鈴さんがちょっとぽやっとしているので将来はいい夫婦になるんじゃないでしょうか?
……アレ?何かおかしかったでしょうか?

勿論、本を読んでばかりではないので二人は庭を遊んだりもしていますよ?
紅魔館に子供がいるのが珍しいか覗いていく妖精や妖怪もいたりしますが概ね友好的に受け入れられています。
友好的では無い妖怪の方々にはもれなくレミリア様から肉体言語でのお話し合いが行われますので注意してください。



―夜―

吸血鬼が本領発揮する時間です。
当然レミリア様もテンション上がってしまいます。

夕食が終わると時々夜の散歩に二人を連れ出すのですが、
これが散歩というよりちょっと危険な冒険になっているのが問題です。
妖怪の山や近隣の妖怪にちょっかいやバトルをしかける物なのでパチュリー様も呆れています。

「良い所を見せたいだけなんだから、本当に子供ね」

だそうです。

レミリア様がいるので二人に何かあるという事は無いですが、
そんな日は興奮してなかなか寝付いてくれないので困るんですよね。

勿論夜更かしなんてもってのほかです!子供の精神の育成に問題が出てきてしまいます。
散歩があっても無くてもきちんとお風呂に入って歯を磨いて速やかに眠りについてもらわないといけません。

散歩のあった日はレミリア様も含めて必ずお風呂に入ってもらいます。
『吸血鬼に水は?』という話もありますが、アレは海や河といった流れる水が境界をあらわしていてそれを越えられないのです。
吸血鬼が人に家に初めて入るにはその家の中から招き入れてもらわないと入れないのと同じですね。
なので自分の館でお風呂に入るのはまったく問題ありません。



―お風呂の時間― 
(画面には真っ白に見えないよう加工してあります、除去する装置の購入は竹林のウサウサ通販まで」)



「さあ、ちゃんと身体を洗いましょうね」
「めーりん、背中洗ってあげる」
「じゃあ次はわたしが洗いますね」

「仲が良いですね」
「その次は小悪魔さんです」
「二人で洗ってあげる」
「あら、うれしいですね」

「……レミリア様、パチュリー様、お風呂での撮影は禁止です」
「「ぎくっ!」」
「何をコソコソ隠れているのかと思ったら…嫌われますよ、私も困りますし」
「いや、楽しそうだなーと思って」
「これも成長記録の一環かと」

「あっ、おじょう様とパチュリー様」
「ほんとだ、おじょうさま、パチュリーさま一緒に入りましょう?」

「じゃあ私も背中を流してもらおうかしら」
「大人数で入るのも新たな知識になるわね」
「早く入ってください」


「美鈴さん、頭を洗うかこちらに来てください」
「はーい」
「じゃあ座って…ん、何ですか?」
「小悪魔さんておっぱい大きいです」
「はいっ?」
「抱っこしてもらうとポヨッとして気持ち良いです」
「それ私もわかる。柔らかいクッションみたいに気持ちいいのよね」
「あの…わかりましたから左右から胸をプニプニしないで下さい」

「でもめーりん、パチュリー様の胸も大きいわよ、膝で本を読むとき後ろが柔らかいのよ」
「そうなんですかー おじょうさまの膝だと後ろは柔らかくないですよ」
「ぐふっ!」
「レミィに会心の一撃」
「パチェ…」
「大丈夫よ、あなたの体型だって需要はあるから」
「嬉しくない」


―お風呂の時間終了― 


「お風呂上りの牛乳は腰に手をあてて一気に飲むのよ」
「はい! おじょうさま!」

「咲夜、あなたは真似しないように」
「はい」



―就寝―


「ふああ~」
「くあ~」
「そろそろおねむの時間ですね」

お風呂を出てしばらくお喋りをしていると二人の口から欠伸が出てきました。

「美鈴、咲夜おやすみ」
「おやすみ」

レミリア様とパチュリー様のおやすみの挨拶をもらい素直に寝室に向かいます。

「おやすみなしゃい、おじょうさま、ぱちゅりーさま」
「おやすみなさい、おじょう様、パチュリー様」

美鈴さんは半分寝てますね。


二人を寝室に連れていきベッドに入れます。

「小悪魔、おやすみなさい」
「こあしゃん、おやすみなしゃい」

名前略されちゃいました、それもいいですね

「おやすみなさい」


明日も良い一日だといいですね
二人を寝かしつけて戻ったら…

「これからは大人の時間だ!飲もうではないか!」
「小悪魔、取り合えずおつまみ作ってきて」

大人(?)は駄目な大人になっていた…
あの子達がこんな大人にならないといいですけど

> 奇声を発する程度の能力さん
竹林に行くのでしたら私もついていきます

>唯さん
いつも誤字報告ありがとうございます、助かります。
保護者「自重したら負けだと思っている」

>3. さん
日常が萌えに溢れていて欲しいです

>投げ槍さん
じゃあ私もちょっと叫びながら走ってきます!

>砥石さん
悪魔の館の癒し系なのです

>6.さん
無意識にメイドになっているとは

>H.N.さん
誤字報告ありがとうございます!
和みは大事なのです。
がんばります。

>8.さん
竹林に行ったら販売所が無くなっていたでござる(入金済み)

こんなのばかりですw

>夏瀬さん
苦労しそうですが一番近いポジションで二人を見れます

>10. さん
保護者たちの中には自重という言葉の概念が存在しないのかもしれません

>11. さん
あちらもご覧になっているのですか?お恥ずかしい
相変わらず美鈴ばかり描いてますw

>拡散ポンプさん
小悪魔さんは紅魔館の貴重な良心です。
500歳位の子供がいる様な気がしますが気のせいです!
虎姫
コメント



1.奇声を発する程度の能力削除
ちょっと竹林行ってくる!!
ほのぼのしていて良かったです。
2.削除
わぁい!ちっさいめーさくだぁ!かわいいなぁもう!
保護者は保護者で自重しないしwww

>なのでここは秘儀シーツを剥がしです。
秘技シーツ剥がし、でしょうか。

>でもお揃いいいなんて可愛いですね。
いが一つ多いのでは。

今回も可愛くて最高でした!
3.名前が無い程度の能力削除
ちっさいめーさく来た!
何も特別な事がなくても萌ゆる
4.投げ槍削除
ちいさいは正義なり、そう叫んで走り去っていった人を思い出しました
兎にも角にもちいさいめーさくご馳走様です、最高でした
5.砥石削除
悪魔の館なのに天使が二人もいていいのでしょうか。
6.名前が無い程度の能力削除
>『もお堪りません!萌え死にするわ!』
私はいつの間に妖精メイドになったんですわ?
7.H.N.削除
いつもみてると和みます

昔はレミリア様は子供を(二度も)拾ってきて
>昔はレミリア様が子供を(二度も)拾ってきてかな?

これからもがんばってください!!
8.名前が無い程度の能力削除
竹林に行かざるをえない。
それはさておき、相変わらず和みますな。
実に良い!
9.夏瀬削除
この紅魔館にはどうやったら行けますか?
小悪魔になりたいっ!
10.名前が無い程度の能力削除
保護者たちに自重という言葉は通用しない
11.名前が無い程度の能力削除
かわいいのうー。毎回渋のイラスト楽しみにしてます。
12.拡散ポンプ削除
ちっさい二人も(とても)可愛いが、むしろ小悪魔さんに……。
ああ、小悪魔さん。
それはそうと、何故だか子供が三人居る気がしてならないのだが。
13.名前が無い程度の能力削除
『私は二人の大人になった話でもOKです』
↑私もOKです! というか是非に!