一つ、静かな空間。一つ、限りない蔵書。一つ、暖かい紅茶。それだけあれば彼女は一週間は食べ物など無くても生きていける。できうるなら嘆息と貧血の薬などももらえると尚いい。パチュリーが紅魔館の魔法図書館の書官となる妖精や妖怪に一番最初に告げることである。いや、正確には書官達を束ねる小悪魔が、パチュリーの代わりに告げるのだが、それでも小悪魔の告げるそれはパチュリーが小悪魔に告げたそれであり、小悪魔がそれを言うというなればそれは即ちパチュリーの言葉でもあるわけだ。で、あるからして、ブワル魔法図書館は今日も今日とて「静かな空間」を作り出すべく、ただただ黙って、時にすぐ近くで蔵書の整理をしている同僚と小声で話しこみつつ、膨大な量の本の整理にいそしむのであった。それは、この図書館で働き始めて早数十年が経過する小悪魔とて同じであり、彼女はいい加減伸びすぎてきた赤毛のロングヘアーを指で弄りながら、自分の身長の五倍近くある高い本棚をみあげるのであった。
「さーて、今日はこの本棚を綺麗にしましょうかぁ・・・」と誰に言うとも無く呟いて腕まくり。本棚に設置されたスライド式のハシゴを自分の前まで移動させる。スチール製の軽く頑丈なハシゴに小悪魔は身軽に飛び乗って本棚の一番上の一番端から整頓していくことにする。
本の整頓など果たして必要なのか?この広大な図書館を利用するモノは極々限られた一部であり、主にパチュリー。咲夜。不法侵入の魔理沙。時々アリス。と言った具合である。魔理沙を除くいずれも本はもとあった場所へときちんと戻すし、そもそも、これだけ広大な蔵書の中で、一人の人物が抱えられるだけ抱えて移動させ、好き勝手置いたところで、所官が少し真面目に働けばモノの五分で片付いてしまう。で、あるからして実質、魔法図書館での整理は必要が無いのである。それこそ、週一回とかやれば十分なのだ。だがしかし、彼女達が毎日毎日、一日の半分以上を費やして魔法図書館を丁寧に整理し、本棚を磨き上げるのには意味があった。
「小悪魔!」静まり返った図書館に、パチュリーの声が響く。小悪魔は主を待たせないようにと、ハシゴから飛び降り、パチュリーの元へと小走りで歩み寄る。
「はいはい、なんでしょうか、パチュリー様」とパチュリーの背後で手を組んで問うと、パチュリーはゆっくりと紅茶を一口飲んで告げる。
「現代新魔法学第454巻と世界神秘秘法集の2巻、歴史から見る魔法使いの全て、を持ってきてくれるかしら?」
「かしこまりました」と彼女がお辞儀をして、あちこちの本棚を走り回って三冊のぶ厚い本をパチュリーの前へと置く。その間、わずか35秒。
「ありがとう」と礼を言うパチュリーの興味はすでに本にあり、額に薄っすらと汗をかいて満足そうに微笑んでいる小悪魔は興味の範疇外であった。
そう。魔法図書館での勤務は、肉体労働というよりも高度な頭脳労働なのである。全ての蔵書をかき集めれば少なくとも100万冊はくだらないだろうと言われる魔法図書館。その全ての蔵書の配置、パチュリーを中心に最も早くその本へとたどり着ける最短ルート、あまつさえ、その本の重量と、総ページ数、パチュリーがその本を読み終わるのに必要な時間(大体予測をつけて続巻を用意する必要がある)。ありとあらゆる可能性を計算しなければいけないのである。で、あるからして、魔法図書館の面々は蔵書の位置を把握すべく「本の整理」を行うのである。
あるものは、魔法図書館での繰り返される暗記実験じみた職務に気が狂い、あるものはその日の晩に紅魔館を逃げ出した。紅魔館のメイド達のあいだでは「病人製造図書館」と恐れられ、週に一人はノイローゼで精神疾患を多数併発。そんな中、小悪魔が健気に今日も「パチュリー様のお紅茶に入れるお砂糖を後で調達しなければ・・」と余裕なのは、一重に彼女自身、本が好きだからであり、パチュリーが好きだからである。本を読んでいるときのパチュリー様の美しさと言ったら・・・。流れるような長髪、理的な横顔、ページをめくる穢れ無き指。小悪魔にとってパチュリーは憧れそのものであった。
「いつか、パチュリー様とお部屋で本を読んであまつさえ・・・・ふふふふ・・・・」と小悪魔は自分の両肩を自分の両手でギュッと抱いて紅潮する。
「小悪魔さん、仕事してください」通りかかった妖精に怒られた。それにしても、と、小悪魔は自分の目の前に堂々と鎮座する本棚を見上げて小首をかしげる。この本棚、他の本棚と比べてやたらとホコリを被っている本が多いような気がする・・・・。見れば本の背表紙も年月でボロボロになっているものばかりで、長らくこの本棚を手入れするものが居なかったことをうかがわせる。だがしかし、小悪魔とて数十年働く職場である、一つの本棚を見落とし続けていたなんて事があるわけが無い。そこで小悪魔は考えた。私が本棚を掃除しなかった理由。本の手入れを怠った理由・・・・。そして、ひらめいた。大急ぎで本棚の側面へと走って行き、いつ落ちたのやら、本棚の下に落ちている木のプレートを拾い上げた。
<禁書物>
そこには赤い文字でデカデカとそれだけ書かれていた。
―しまった!ここはパチュリー様のみが使える禁書棚!―小悪魔がひらめいて大急ぎで本棚から立ち去ろうとして、やめた。
― この際です、禁書とは何か確認しておくのも良いかもしれませんね ―と、映画では真っ先に死にそうなキャラの思考をトレースしたかのような考えに小悪魔が及ぶ。この際、二回目だが補足しておこう。小悪魔は本が好きである。それこそ「パチュリー様の次に好き」とまで豪語するほどの本好きである。彼女の部屋は図書館に最も近い位置にあるし、夜の非勤務時間までも図書館で過ごすほどの本好きである。で、あるからして、彼女はこの「禁書」と言うものにどうしようもないまでに惹かれていた。普段なら絶対近づかなかった棚でも、今回は注意書きのプレートが落ちていたのだ。それに気づかずうっかり踏み込んでしまったことにしておけば、大したお咎めも無いはずである・・・。と悪戯っ子の考える言い訳で自己正当化するわけである。
さて、ではどれから読みましょうか・・・。と小悪魔が本棚を見つめると、ボロボロの本の中に比較的新しい背表紙を見つけた。濃緑の革表紙に金の文字で「日記」と書いてある。
日記・・・・とは、パチュリー様にしては珍しい・・・・フィクション小説か何かでしょうか・・。それとも著名な作家の日記だったりするのでしょうか・・・。と小悪魔が興味をそそられつつ、本を開いた。
八月九日 日曜日 天気 多分晴れ。
久しぶりにレミィが私のところにお茶に来た。と言っても一週間ぶり。咲夜が焼いてくれたクッキーを食べたけれど、少しだけショウガを入れすぎていたみたいで、レミィは辛くて食べられなかったみたい・・・。私には丁度よかったけれど、レミィは「菓子作りを一からやるべき」だなんて怒っていたわ。ちょうど、お昼時だったから一緒に昼食のホットケーキも食べたのだけど、レミィは食べ終わったらすぐに寝てしまった。やっぱり、レミィの寝顔は可愛いわね。
今日読んだ本は「魔の三角錐の謎」と「六紡星の魔領域」両方とも参考にもならないし、興味も七部ってトコロだったわ。魔理沙にあげても良いかもしれない。
「・・・・・ほんとに日記だぁっ!?」小悪魔は思わず叫んだ。
「うるさいっ!」とパチュリー叫ぶが、今の小悪魔の耳には届かない。
どうしようどうしよう!パチュリー様の日記ですよぉ!?可愛いです!字が!字が丸っこくて可愛いですぅぅぅぅっ!「むきゃーん」とか奇声をあげつつ、小悪魔はその日記を思いっきり抱きしめて頬を赤らめる。パチュリー様が、私達に隠れてこっそり書いてる日記!なんだかこんなの読んじゃうなんてイケナイ気がしますぅ!背徳感っていうか、許されない行為っていうか・・・・うぅぅにゃああああ!!!
「なにこんなところで身悶えてるんですか?それにここ、禁書棚ですよ」と背後から書官妖精に声をかけられて、小悪魔はハッと我にかえる。慌てて日記を自分の懐に隠し、妖精の方へと向き直る。怪訝顔の妖精が頭から未だに湯気を上げる小悪魔を見て、小首をかしげる。
「え、えぇと!これ!これが取れてたから!あとで直しておきなさい!」と小悪魔が慌てて「禁書物」と書かれたプレートを掲げる。
「あ、取れてましたか・・・・申し訳ありません」と妖精が謝って小悪魔からプレートを受け取る。
「きちんとしておかないと、新人がこの本棚に紛れ込んだら大変ですよ?」
「そうですね、気をつけます」と妖精がぺこりと頭を下げて、プレートを貼り付ける工具を探しに出かけた。
流石に、これ以上禁書棚をウロつくのは怪しまれますね・・・・。小悪魔はそう思い、いつもの雑務を再開するのであった。
「忘れてた・・・・」小悪魔は部屋で、床に手をつき頭を項垂れ、自分の視線の先に存在する濃緑の日記帳を見下ろしていた。咄嗟に懐に隠して、戻してくるのを忘れていたのだ。どうしよう・・・。小悪魔は日記を見て思う。日記はほぼ毎日書かれており、今日も恐らく日記を書くことだろう。そして気づくのだ。日記がなくなっていることに。もし、もしも私が金書棚の日記を盗み出したなんて事がバレたら、パチュリー様とて本気で私を消しにかかるだろう・・・。なら、今晩のうちに、今晩のうちに戻してこないと・・・・・!!
小悪魔は硬く決意するのであった。
☆まさかの続編があるんだぜ!
こうご期待。
「さーて、今日はこの本棚を綺麗にしましょうかぁ・・・」と誰に言うとも無く呟いて腕まくり。本棚に設置されたスライド式のハシゴを自分の前まで移動させる。スチール製の軽く頑丈なハシゴに小悪魔は身軽に飛び乗って本棚の一番上の一番端から整頓していくことにする。
本の整頓など果たして必要なのか?この広大な図書館を利用するモノは極々限られた一部であり、主にパチュリー。咲夜。不法侵入の魔理沙。時々アリス。と言った具合である。魔理沙を除くいずれも本はもとあった場所へときちんと戻すし、そもそも、これだけ広大な蔵書の中で、一人の人物が抱えられるだけ抱えて移動させ、好き勝手置いたところで、所官が少し真面目に働けばモノの五分で片付いてしまう。で、あるからして実質、魔法図書館での整理は必要が無いのである。それこそ、週一回とかやれば十分なのだ。だがしかし、彼女達が毎日毎日、一日の半分以上を費やして魔法図書館を丁寧に整理し、本棚を磨き上げるのには意味があった。
「小悪魔!」静まり返った図書館に、パチュリーの声が響く。小悪魔は主を待たせないようにと、ハシゴから飛び降り、パチュリーの元へと小走りで歩み寄る。
「はいはい、なんでしょうか、パチュリー様」とパチュリーの背後で手を組んで問うと、パチュリーはゆっくりと紅茶を一口飲んで告げる。
「現代新魔法学第454巻と世界神秘秘法集の2巻、歴史から見る魔法使いの全て、を持ってきてくれるかしら?」
「かしこまりました」と彼女がお辞儀をして、あちこちの本棚を走り回って三冊のぶ厚い本をパチュリーの前へと置く。その間、わずか35秒。
「ありがとう」と礼を言うパチュリーの興味はすでに本にあり、額に薄っすらと汗をかいて満足そうに微笑んでいる小悪魔は興味の範疇外であった。
そう。魔法図書館での勤務は、肉体労働というよりも高度な頭脳労働なのである。全ての蔵書をかき集めれば少なくとも100万冊はくだらないだろうと言われる魔法図書館。その全ての蔵書の配置、パチュリーを中心に最も早くその本へとたどり着ける最短ルート、あまつさえ、その本の重量と、総ページ数、パチュリーがその本を読み終わるのに必要な時間(大体予測をつけて続巻を用意する必要がある)。ありとあらゆる可能性を計算しなければいけないのである。で、あるからして、魔法図書館の面々は蔵書の位置を把握すべく「本の整理」を行うのである。
あるものは、魔法図書館での繰り返される暗記実験じみた職務に気が狂い、あるものはその日の晩に紅魔館を逃げ出した。紅魔館のメイド達のあいだでは「病人製造図書館」と恐れられ、週に一人はノイローゼで精神疾患を多数併発。そんな中、小悪魔が健気に今日も「パチュリー様のお紅茶に入れるお砂糖を後で調達しなければ・・」と余裕なのは、一重に彼女自身、本が好きだからであり、パチュリーが好きだからである。本を読んでいるときのパチュリー様の美しさと言ったら・・・。流れるような長髪、理的な横顔、ページをめくる穢れ無き指。小悪魔にとってパチュリーは憧れそのものであった。
「いつか、パチュリー様とお部屋で本を読んであまつさえ・・・・ふふふふ・・・・」と小悪魔は自分の両肩を自分の両手でギュッと抱いて紅潮する。
「小悪魔さん、仕事してください」通りかかった妖精に怒られた。それにしても、と、小悪魔は自分の目の前に堂々と鎮座する本棚を見上げて小首をかしげる。この本棚、他の本棚と比べてやたらとホコリを被っている本が多いような気がする・・・・。見れば本の背表紙も年月でボロボロになっているものばかりで、長らくこの本棚を手入れするものが居なかったことをうかがわせる。だがしかし、小悪魔とて数十年働く職場である、一つの本棚を見落とし続けていたなんて事があるわけが無い。そこで小悪魔は考えた。私が本棚を掃除しなかった理由。本の手入れを怠った理由・・・・。そして、ひらめいた。大急ぎで本棚の側面へと走って行き、いつ落ちたのやら、本棚の下に落ちている木のプレートを拾い上げた。
<禁書物>
そこには赤い文字でデカデカとそれだけ書かれていた。
―しまった!ここはパチュリー様のみが使える禁書棚!―小悪魔がひらめいて大急ぎで本棚から立ち去ろうとして、やめた。
― この際です、禁書とは何か確認しておくのも良いかもしれませんね ―と、映画では真っ先に死にそうなキャラの思考をトレースしたかのような考えに小悪魔が及ぶ。この際、二回目だが補足しておこう。小悪魔は本が好きである。それこそ「パチュリー様の次に好き」とまで豪語するほどの本好きである。彼女の部屋は図書館に最も近い位置にあるし、夜の非勤務時間までも図書館で過ごすほどの本好きである。で、あるからして、彼女はこの「禁書」と言うものにどうしようもないまでに惹かれていた。普段なら絶対近づかなかった棚でも、今回は注意書きのプレートが落ちていたのだ。それに気づかずうっかり踏み込んでしまったことにしておけば、大したお咎めも無いはずである・・・。と悪戯っ子の考える言い訳で自己正当化するわけである。
さて、ではどれから読みましょうか・・・。と小悪魔が本棚を見つめると、ボロボロの本の中に比較的新しい背表紙を見つけた。濃緑の革表紙に金の文字で「日記」と書いてある。
日記・・・・とは、パチュリー様にしては珍しい・・・・フィクション小説か何かでしょうか・・。それとも著名な作家の日記だったりするのでしょうか・・・。と小悪魔が興味をそそられつつ、本を開いた。
八月九日 日曜日 天気 多分晴れ。
久しぶりにレミィが私のところにお茶に来た。と言っても一週間ぶり。咲夜が焼いてくれたクッキーを食べたけれど、少しだけショウガを入れすぎていたみたいで、レミィは辛くて食べられなかったみたい・・・。私には丁度よかったけれど、レミィは「菓子作りを一からやるべき」だなんて怒っていたわ。ちょうど、お昼時だったから一緒に昼食のホットケーキも食べたのだけど、レミィは食べ終わったらすぐに寝てしまった。やっぱり、レミィの寝顔は可愛いわね。
今日読んだ本は「魔の三角錐の謎」と「六紡星の魔領域」両方とも参考にもならないし、興味も七部ってトコロだったわ。魔理沙にあげても良いかもしれない。
「・・・・・ほんとに日記だぁっ!?」小悪魔は思わず叫んだ。
「うるさいっ!」とパチュリー叫ぶが、今の小悪魔の耳には届かない。
どうしようどうしよう!パチュリー様の日記ですよぉ!?可愛いです!字が!字が丸っこくて可愛いですぅぅぅぅっ!「むきゃーん」とか奇声をあげつつ、小悪魔はその日記を思いっきり抱きしめて頬を赤らめる。パチュリー様が、私達に隠れてこっそり書いてる日記!なんだかこんなの読んじゃうなんてイケナイ気がしますぅ!背徳感っていうか、許されない行為っていうか・・・・うぅぅにゃああああ!!!
「なにこんなところで身悶えてるんですか?それにここ、禁書棚ですよ」と背後から書官妖精に声をかけられて、小悪魔はハッと我にかえる。慌てて日記を自分の懐に隠し、妖精の方へと向き直る。怪訝顔の妖精が頭から未だに湯気を上げる小悪魔を見て、小首をかしげる。
「え、えぇと!これ!これが取れてたから!あとで直しておきなさい!」と小悪魔が慌てて「禁書物」と書かれたプレートを掲げる。
「あ、取れてましたか・・・・申し訳ありません」と妖精が謝って小悪魔からプレートを受け取る。
「きちんとしておかないと、新人がこの本棚に紛れ込んだら大変ですよ?」
「そうですね、気をつけます」と妖精がぺこりと頭を下げて、プレートを貼り付ける工具を探しに出かけた。
流石に、これ以上禁書棚をウロつくのは怪しまれますね・・・・。小悪魔はそう思い、いつもの雑務を再開するのであった。
「忘れてた・・・・」小悪魔は部屋で、床に手をつき頭を項垂れ、自分の視線の先に存在する濃緑の日記帳を見下ろしていた。咄嗟に懐に隠して、戻してくるのを忘れていたのだ。どうしよう・・・。小悪魔は日記を見て思う。日記はほぼ毎日書かれており、今日も恐らく日記を書くことだろう。そして気づくのだ。日記がなくなっていることに。もし、もしも私が金書棚の日記を盗み出したなんて事がバレたら、パチュリー様とて本気で私を消しにかかるだろう・・・。なら、今晩のうちに、今晩のうちに戻してこないと・・・・・!!
小悪魔は硬く決意するのであった。
☆まさかの続編があるんだぜ!
こうご期待。
ブワル~→ヴワル魔法図書館
そしてコレはただの曲名。
でも文章はいい感じ。
改行をもう少し多めにして、全体的に読み易くすればレベルが一気に上がりそうな予感。
それにしてもこの小悪魔、可愛い。
むきゃーん!
続きが楽しみです