Coolier - 新生・東方創想話

霊夢の夢

2011/08/19 16:35:47
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いつのまにか始まり、いつのまにか終わる。


それは見ることは出来ない。見えたとして何も出来ない。


夢を見ている。夢を見ていた。





それも ”もう” 終わる。











 「 霊夢の夢 」









 縁側でお茶をすする。夕日が当たりを染める。幻想郷に背を向けている博麗神社から、見える景色は自然のみ。
 お茶がおいしい。ここ最近はほうじ茶を飲んでいる。飽きてきたら緑茶に切り替えるのが、最近のサイクルだ。

「よう。」

 白黒の普通の魔法使いがやってきた。

「今日は遅いわね。もう陽が沈むわよ?」
「いや、これを渡そうと思ってな。すぐ帰るぜ。」

 そう言って、渡してきたものは羊羹だった。

「これは?」
「ん?評判の良い和菓子屋の羊羹だぜ。ウマイぞー。」
「そう、ありがと。どうせなら、一服していきなさいよ。羊羹切るわよ?」

 そう言って立ち上がる。

「いやいや、暗くなったら面倒だし帰るぜ。また今度、頼む。」
「あら、残念。じゃあ、それまで取っておくわ。それじゃ、気をつけて。」
「ん、じゃあな。また来るぜ。」

 また来ると言い残し、去っていく。

「変わらないわね、魔理沙は。」

 魔法の瓶が2つ、縁側に残されていた。忘れ物だ。変なところでそそっかしい、思わずクスリと笑ってしまった。
 この間も、暑いといって脱いだ帽子を忘れていた。トレードマークを忘れるなんて、魔理沙らしいとは思う。


 晩御飯と風呂を済ませて、また縁側へ。月明かりが当たりを照らす。青く光る石畳は、いつ見ても幻のように見える。

「良い夜だね。」

 鬼がやってきた。ここ最近は、山でよろしくやっていると聞いていたのだが。

「また、ここに入り浸るの?」
「いやいや、今日は散歩で寄ったんだ。」
「ウチに来ても何も無いでしょうに。」
「いやいや、そこ。その縁側が居心地が良いんだ。知らなかったのか?」

 そう言われて、思い返す。確かに、縁側には皆集まるが、部屋に入ってくることはほとんど無かった。
 縁側の居心地の良さ、それは日本家屋の醍醐味だと言えるので、萃香の言いたい事は理解できる。

「まぁ、好きにして。」
「ん、そうさせてもらうよ。あ、団子いる?」

 そう言って包みを開くと、色とりどりの団子が出てきた。

「月見ね。じゃあ、貰うわ。」
「遠慮は要らないよ。たくさんあるから。」
「寝る前にそんなに食べないわよ。」
「酒は?」
「要らない。お茶でいいわ。」
「珍しいね。酒好きなのに。」
「たまにはね。」

 そこから無言で空を見る。萃香もそれに倣う。お互い何も言わなかった。


 しばらくして、団子を摘みつつ、萃香が口を開く。

「何かあったか?」
「何が?」
「いや、無いなら良いんだよ。」

 空を見ると何やら黒い点が動いている。いや、あれは何者かがこちらへ近づいているのだ。

「はぁ・・・。」
「どうした?ため息なんかついて。」

 霊夢は、近づいてくる何かを指差す。

「なるほど、モテる女はツライね。」

 そう言って、笑う。


 やってきたのは、衣玖だった。

「あれ?ここだと思ったんですが・・・どうも、こんばんわ。」
「天子、また逃げ出したの?」
「えぇ、お恥ずかしい話ですが。総領娘様来ませんでした?」

 首を横に振る霊夢。と、同時に萃香が答える。

「ここに来る前に、山へ飛んでいくのを見たよ。多分、文の所じゃないか?」
「は?文さんですか。珍しいというか、親しかったりしましたっけ?総領娘様と。」
「なんだっけかなー、なんか2人で悪巧みしてる、って噂を聞いた程度だし。」

 それを聞いて、額に手を当てる衣玖。精神的に疲れるている様に見える。

「アンタ、そのうち口から血を吐くんじゃない?」
「胃潰瘍ですか?妖怪もなるんですかねぇ?」

 とりあえず、山へ向かうと言って、飛んでいってしまった。

「霊夢。お茶貰える?」
「「うわっ!?」」

 いきなり出てきた紫に驚く2人。2人の眼前、しかも逆さまに、スキマから上半身を覗かせている。
 2人の反応に満足したのか、スキマから出て地面に降り立つ。

「よっと、お茶くれる?萃香久しぶり、元気にしてた?」
「・・・・少し冷めたけど、ほうじ茶ならあるわよ?」
「久しぶり、相変わらずだね。」
「まぁ、熱くなくても良いわ。ありがと。」

 温くなったお茶を紫に渡す。良く見ると少し汗ばんでいる。視線に気が付いたのか、紫が言う。

「さっきまで結界修理よ。かなり大掛かりなね。流石に疲れたわ、あはは。」

 いつもの飄々とした感じを出しているつもりなのだろうが、まったく覇気が無く、疲れているのがありありと見て取れた。

「大丈夫?本当に疲れていそうだけど。」
「・・・まぁ、今更強がってもしょうがない仲だしね。しんどーい。疲れたー。」

 手足をバタバタさせて、縁側に寝転ぼうとする紫。それを見て、苦笑いで場所を空ける萃香。

「ここで寝て良い?」
「風邪引くわよ?・・・・風邪引くの?」

 妖怪も風邪を引くのだろうかと、素朴な疑問が浮かぶ。

「あー、引くわよね?」
「だね。偶にだけど。なんだかんだで、基本的な体の構造は、普通の生き物と同じだし。」
「じゃあ、寝ちゃ駄目でしょ。」

 いつまでも子供みたいなんだからと、非難するのだった。


 さらに時間も過ぎ、結界の状況について話していると、

「あ、そろそろ戻らないと。」

 萃香がそう呟いた。

「あら?用事でもあるの?」
「そうなんだよ。古くなった家具を潰して圧縮するお仕事。報酬も出るんだ。」

 にししし、と笑う。どうせ報酬は酒なんだろう。現金な事だ。

「それじゃあ、またなー!」

 手を振りながら、萃香は走り去っていった。

「元気ねー。」
「鬼だしね。」

 顔を見合わせて、思わず笑ってしまう。

「で、本題なんだけどね。あの子は、少し厳しいかもしれないわね。」
「でも、素質は候補の中では、一番良いって話だったじゃない。」
「いや、霊夢と比べたら格段に下よ。」
「自分では分からないけど、私が飛びぬけているだけの話でしょ?なら、仕方が無いじゃない。」
「そうなんだけどね。でも、霊夢の教え方が良いのか、夢想封印を出せるようになってるなんて、凄く驚いたわ。まだ、14歳なのに。」
「まぁ、コツさえ掴めば出来るわよ。」
「それをサラッと理解して教えるなんて、歴代巫女の中でも、数えるほどしか居ないわ。天才だったのよ、霊夢は。」

 真顔で言う紫。霊夢はため息をついて、視線を泳がせた。

「紫の家で、ちゃんと暮らせているの?」
「それは大丈夫ね。橙も立派なお姉さんよ。この間も仲良くお風呂に入っていたわ。」
「橙も大きくなったわね。人間で言う所の18歳くらい?」
「外見はそうね。中身はもう少し上かしら。」

 しばらく無言になる2人。そして、最初に口を開いたのは紫だった。

「もう、30年くらいになるのかしらね。」

 霊夢は黙って聞いている。

「妖怪も一目置く博麗の巫女。肩書きだけじゃなくて、実力も伴った巫女なんて、数百年に一度あるか無いか。あなたは唯一無二の存在だった。」

 そよ風が髪を揺らす。一拍置いて続ける。

「何より、妖怪を区別しなかった。ありのままで接してくれた。妖怪を代表してお礼を言うわ。博麗の巫女、霊夢。感謝しているわ。」

 霊夢は立ち上がって、空を見上げながら答える。

「ふん。私は別に何もしていないわ。それに・・・なんとなくだけど、そろそろな気がするのよ。私の勘は良く当たるけど、今回ほどそれを後悔したことは無いわね。」
「そろそろ?」
「紫だから言うけどね、寿命の話よ。博麗の巫女は、特別な術を使える変わりに、生命力を削る。違う?」
「気が付いていたの?」
「自分の事だもの。」

 霊夢は振り返って紫を見る。紫は少し戸惑ったような顔のあと、しっかりと霊夢を見据えた。

「そうね。霊夢の言うとおりよ。でも、まだ霊夢は四十半ばでしょう?なら、まだ大丈夫だと思うけど。」
「先代が他界したのが五十半ばだった。多分、その前も。きっと、六十迎えることが出来るかどうか、この辺りが博麗の巫女の寿命。そんなところかしら?」

 紫は驚いた。寿命の事など、一回も話したことは無かったからだ。それなのに、正解を導き出した霊夢。やはり、稀代の才能は伊達ではない。

「そこまで分かっているなら、何故?」
「予感がするのよ。」
「辞めなさいよ、不吉な事言うのは。」

 紫は不安に思う。未来予知並みの勘が働く霊夢が、自分の死期を予感している。それは、つまり・・・

(いや、そんなハズは・・・でも、霊夢は規格外。消耗が早い可能性も否定は出来ない。逆に耐久力も高い可能性だって・・・)

「紫。いつかは分からない。でも、いつか来るわ。深く考えたってしょうがないわよ。」

 そう言って、霊夢は笑った。曇りの無い笑顔で。


 紫も帰ったので、床に就く。目を閉じたまま考える。
 もうすぐ死ぬとして、思い残しが無かったか。やっておくべき事は終わらせておきたい。悔いは残したくない。
 だが、自分は今に満足しているのだろうか。心残りになりそうな事など、一つも思いつかなかった。

(納屋の整理とか、どうでも良い事ばかり浮かぶってのも、生活感溢れすぎよね。)

 睡魔と闘うことはせずに、そのまま眠りに落ちる。








 夢を見た。






 幼い頃の記憶。







 厳しかった、先代の巫女。








 だが、彼女のおかげで、自分はやってこれた。









 彼女も早くに亡くなったが、感謝の言葉を一度も伝えられなかった。















「・・・・・・・・。」

 外でスズメの声がする。朝のようだ。
 頬が濡れている。

(懐かしいな。彼女にまた会えるならば、感謝の言葉を伝えることが出来るのに。)


 朝食も簡単に済ませ、神社の裏にある石碑を掃除することにした。これは、歴代の巫女やらなんやらを総合的に奉っている。
 ごちゃまぜの記念碑みたいなものだが、夢で見たというのも何かの縁だろう。

(そういえば先代の事、先生って呼んでいたんだっけ・・・。懐かしいなぁ、ツマミ食いして正座させられたり・・・・あれ?私、怒られた記憶しかないな。)

 掃除するのを辞めてやろうかとも思ったが、流石に大人気ないので掃除を再開した。

(うーん、死んだら小町が来るのかな?)

 本人に直接聞きに行くのも情緒が無い。そもそも、なんと聞けばいいのか。

(善行積めてなかったら・・・あの閻魔の説教か。面倒くさい・・・・。)

 死んだときの事を色々考えるが、大した悩みにならないのが霊夢が霊夢足る証なのだろ
う。


 掃除も終わって暇になる。お昼まで時間があるので、魔理沙が来るかもしれない。昨日の羊羹もあるし、今日来ないという事は無いだろう。

「準備だけ・・・っと。」

 台所へ向かう。戸棚から羊羹を取り出して、切り分ける。少しツマミ食いしようかと考えたが、折角なので魔理沙が来るまで我慢する事にした。
 居間へ戻る。また、暇になった。

「・・・・・・・・んー・・・・。」

 何か暇つぶしが無いか考えてみるも、何も無い。紫のところに居るあの子についても、心配する必要もほとんど無い。
 ため息をついて、ちゃぶ台に突っ伏した。ひんやりした木の質感が、気持ちが良い。


―トクン


 心臓の音が聞こえた気がした。

(あぁ、なるほど。噂をすればなんとやらってやつね。)

 体が死期を伝えてくれたのだと理解する。


―トクン


(寝てる間に死ぬよりかは良いわね。ところで、走馬灯って見れないのかしら?どんな物か見たかったな。)


―トクン


(あ、魔理沙。どうしよう。羊羹一緒に食べれなかった。ごめんね魔理沙。一人で食べて。)


―トクン


(あー、視界が暗いなー。何も見えない。あの子は・・・まぁ、紫がいるし大丈夫かな。夢想封印もとりあえず使えるし、お札は私じゃなくても教えられる。)


―トクン


(・・・・厳しくしただけで、優しくしてあげられなかったな。先代も一人前になったら優しくしようとか思ってたのかな?もし、そうだったなら気持ちが分かるなー。)


―――


(他には・・・何も無いかな。案外思い残す事って無いものね。体の感覚が分からない、もう死んじゃったのかな?)



























 博麗神社では、葬式の準備が進められていた。

「おい、それはそこに置いてくれ。そうそう。次は・・・」

 その場を仕切っているのは魔理沙であった。紫は妖怪なので、来ていない。

「・・・・・・一緒に羊羹食うって言ってたクセに・・・・。」

 魔理沙の言葉は誰の耳にも届く事無く、境内へと消えていった。





 深夜。博麗神社には、霊夢と縁がある妖怪たちが集まっていた。その中には、魔理沙も居た。

「えー、まぁ特に言うことは無いんで、好きにしてくれ。一応、昼のままにしてあるから、棺は本殿だ。最後に顔を拝みたいなら、見てきてやってくれ。」

 魔理沙のスピーチが終わると、宴会の準備をしたり、本殿へ向かったりと、それぞれ行動を開始する。

「お?フランじゃないか、来てくれたのか?」
「うん、でもおねーさまは来ないって。」
「アイツらしいな。どうせ格好良い事言って、部屋でワンワン泣いているんだろうな。」
「そうかも。」
「まぁ、最後に顔見てきてやってくれよ。」
「うん、そうする。行こ、美鈴。」

 魔理沙に会釈したあと、フランの後を追いかけて、美鈴は本殿に入っていった。





「人が死んだって言うのに・・・好き放題やってくれちゃって・・・・。」

 本殿の屋根の上から境内を眺めると、妖怪たちが大騒ぎしていた。

「すぐに三途の川かと思ったんだけどなぁ、私どうしたら良いんだろう?皆には見えてないみたいだし・・・。」

 泣きながら裸になろうとしている紫を必死に押さえつける橙とあの子。
 頑なに羊羹を一人だけで食べる魔理沙。
 文は、妖怪たちに取材をしている。
 萃香は賽銭箱の横でチビチビ飲んでいる。
 鳥居を潜って入ってきたのは、天子と衣玖。
 フランは美鈴と何か喋っている。咲夜の死を体験しているからか、落ち着いた様子だ。
 他にも、今まで関わってきた妖怪たちは、ほとんどと言って良いほど集まっている。

「これだけ集まるなんて、人気者だねぇ。」
「死んで人気を再確認なんてしたく無いわよ・・・・って、え?」

 横に小町が立っていた。

「私が見えるの?」
「本職のアタシにソイツを聞くかぁ?」

 小町はニヤッと笑う。

「まぁ、それはともかく、神社の裏に行きな。お前を待っている人がいるんだ。」
「え?」
「さ、行った行った。」

 小町にシッシッと手を振られる。とりあえず待ち人というのが気になるので、裏手に回る。確かに誰か居るようだ。
 怪訝に思いつつ、近づいていくと向こうもこちらに気が付いたようで、伏せていた顔を上げた。

「・・・・あ・・・え・・・・えっ!?」
「ふふ。久しぶりね霊夢。」
「鬼ババァ!?」

 先代巫女の表情が引きつる。

「アナタは変わりませんね。いい加減にその呼び名を変えなさい。」
「えっ、あ、ごめんなさい。えっと、先代様。」
「はい、よろしい。さて、まだアナタに伝えていない巫女としてのお勤めがあります。」
「え?いや、死んでいるのですが。」
「口を挟まない。アナタの最後のお勤めは、次の巫女を見守る守護霊になることです。」
「・・・・・・あ。なるほど。だから、先代様が居るんですね。」

 何も言わずに微笑む。そうか、私をずっと見守っていてくれたのか。

「それと、霊夢。お疲れ様。小町さん、終わったので送っていただけますか?」

 屋根から小町が顔を出した。

「あん?もういいのかい?積もる話もあるんじゃないのかい?」
「お説教にしかならないでしょうから、良いのです。」
「うっ・・・。」

 そっと霊夢の頭を撫でて、彼女を守ってあげてね。そう言い残して去っていった。

「・・・・・守護霊ね。」
「おっと、言い忘れていたよ。」

 小町が能力を使って、いきなり目の前に現れた。

「わっ、な、なに?」
「・・・・・。ほい、今術をかけた。死者の声を生者に届ける術だよ。一言二言くらいなら伝わるから、なんか言ってきなよ。」

 グイグイ背中を押す小町。

「いきなり言われても・・・・何を言えばいいのよ。」
「霊夢らしい言葉を叫んでみなよ。それが一番さね。」


 賽銭箱の前に立つ。目の前で宴会が盛り上がっている。

(私らしい・・・ね。それなら、これしかないでしょ。)

 霊夢は大きく息を吸い込んで・・・・










「アンタ達っ!騒ぐなら他所でやりなさいっ!それと、賽銭箱は目の前よっ!」










――静寂が訪れた。







 その直後。

うわああああああ!幽霊!?え?何今の!?
霊夢の声が聞こえたーーー!妖怪が幽霊怖がってどうすんのさっ!?
あはははは死んでも霊夢は霊夢だ!ビュリホー!

 ギャーギャーと、また騒がしくなる。




 その様子に満足した霊夢は、そっと愛弟子に近づいて囁いた。



「私は、アナタを見守っているわ。自信を持って歩んでいきなさい。」

「・・・師匠?」


 当たりを見回すが、霊夢の姿は当然見えない。






「・・・・・・うん。頑張る。」





 彼女は、見えない霊夢に誓った。










霊夢の夢 おしまい


2011/10/20追記
完結編ができました。
前回の話が、くだらなかったんで、真面目に書きました。
思ったより長くなってしまった感じです。

感想とか苦情お待ちしてます~
まなみ
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コメント



0.1280簡易評価
1.90奇声を発する程度の能力削除
霊夢らしいなぁ…
16.100ほっしー削除
原作調に書いたのかどうかはおいといて。
寿命ネタでしたか。
でも、最後まで呼んでみたらそんなものどうでも良くなりました。
本当に霊夢らしくてクスッときました。
18.80名前が無い程度の能力削除
寿命ネタで辛くないのは初めてです
20.100名前が無い程度の能力削除
読了感がものすごく透明でした。寿命ネタでこれは初めて。
良い作品をありがとうございます。
22.100名前が無い程度の能力削除
面白かったです
33.90名前が無い程度の能力削除
霊夢でした
34.40名前が無い程度の能力削除
見守るにしても、今新しい巫女は14歳ってことは寿命まで約40、50年、これを誰にも見つかることなく、誰にも話しかけることもできず、ただ見守るってのは、精神的に狂いそうですよね。

後、紫がそのことについて知らない筈が無いと思うんだ。彼女は賢者で。だから、届かないと解っていても話しかけたりするんじゃないか、そうはしないとしても、変な行動は起こさないんじゃないか。と思いました。
35.70名前が無い程度の能力削除
「長くなってしまった」とありましたけれど、
そのどれもが無駄無くきっちり収まっていましたから、
問題ないと思いますよ~。

寿命ネタなのに、良い意味で緊張感が無かったのがすてきでした。
霊夢というキャラを生かした作者さんの巧みさのおかげでしょう。

ちょっと気になったのが、「感謝の言葉を伝える事が出来るのに」
と言った後に、「鬼ババァ!?」
というのが違和感を感じました。
(結局感謝の言葉も伝えてなかったみたいですし)
いや霊夢だから違和感じゃなくていいのかこれ。
40.90名前が無い程度の能力削除
これはいい霊夢