注)プライバシー保護のため少女達の年齢については
公表されているものを除いて大半を隠させて頂いております
それはいつもと変わらない宴会だった。
参加者たちの誰一人としてこの後に起こる未来を知る由は無かった。
博麗神社で行われた宴会はいつも通りに適度に問題がおき、弾幕が張られ、解決されていた。
夜も更け、そもそもこの宴会はなんの目的で行われたかが分からなくなるころ、
酔いに任せて魔理沙が霊夢にこんなことを聞いた。
「で、こいつらって本当は何歳なんだ?」
魔法使いは好奇心の塊である。
興味の無い事に関してはまったくといっていいほど適当だが、
ひとたび興味を持てばそれを極めるまで突っ走るのである。
年齢を重ねた魔法使いともなれば、いくらかその好奇心を自制することもできるが魔理沙はまだ若い。
危ない橋を渡る事もいとわない、橋が落ちたら飛べばいいと思っているのである。
「こいつらって誰よ?」
霊夢が聞き返す。
二人は宴会の端のほう、神社の縁側に座っており全体が見渡せる位置に座っていた。
魔理沙が示した方向にはこの宴会の全ての人間、妖怪がおり、あまりにもアバウトすぎた。
もっとも純粋な人間はほとんどいなかったが。
「全員さ、もっとも人間の年齢は知ってるから、それ以外だな。
妖怪の力と心と年齢には関係があるのか前から気になってな」
「ふぅん・・・」
霊夢は味気ない返事をしたが、興味が無いわけでは無かった。
しかし当の本人たちに聞くにしても難しかった。
なぜなら紫のような妖怪の耳に入れば即そこで話題が終了するからである。
まぁどうせ酒の席での話だし明日になれば忘れるだろうと考え、
適当に予想などを言い合って今回の宴会は終わった。
2日後
―――博麗神社――― ~11時00分~
掃除もほどほどにお茶を楽しんでいると誰かの気配がする。
お賽銭を入れる客であればいいが・・・と考えたがこの速度で近づいてくる知り合いは二人ぐらいしかいない。
片方は天狗の妖怪で新聞記者、もう一人は人間の――
「お邪魔するぜ!」
「邪魔しにきたのなら帰ってくれないかしら?」
「つれないな、私と霊夢の仲じゃないか」
そういいながら境内に降り立ったのは魔理沙である。
霊夢の機嫌が若干悪かったのはせっかく履いて集めた塵が、
魔理沙到着の風圧によってまた吹き飛んだからだけではない。
「約束を果たしにきたぜ」
「約束?なんの約束よ?」
「覚えてないのか、二日前の宴会で話したじゃないか」
「うん・・・?」
~少女思考中~
「ああ、あれ本気だったの?」
「私はいつも本気だぜ?」
「じゃあなんで今日なの?昨日でも良かったじゃない」
「昨日は宴会の片付けで大変だっただろうから今日きたんだぜ」
「まったく・・・毎回片付けをするこっちの身にもなりなさいよ」
宴会には片付けがつき物である。
基本的に自分のものは自分で片付けることになっており、個々人としては楽だが、
博麗神社の境内である以上霊夢のすることは多くなる。
もっとも最近は手伝ってくれる人間、妖怪が増えて助かってはいるが・・・
そういえば先日の宴会は『宴会の片付け慰労宴会』だった気がする。
無茶苦茶だ、結局騒ぎたいだけなのだろうと思う。
「さて、じゃあいくか」
「気が早いわね」
「善は急げだぜ?」
そう言って少女たちは空に飛び出した。
宴会での約束を果たしに。
――今度実際に調べてみようぜ!――
幻想郷の自称少女達を脅かすなんとも迷惑な約束である。
―――稗田家――― ~11時30分~
「妖怪の年齢・・・ですか?」
「幻想郷縁起を作るぐらいだからある程度知ってるんじゃないかと思ってな」
「うーん残念ですが私ではお力になれませんね・・・」
「どうしてだ?」
「確かに幻想郷縁起を見ればいつごろから現れたのかは分かりますが、
竹林のお姫様のようにずっと隠れ住んでいたりした場合などは分かりませんし、
そもそも阿礼の時代より前に生きていているような者の方が多いのですから」
「それにしても霊夢、さっきからお茶請けばっか食べてないで何か喋れよ」
「んっ (あんたにまかせるわ)」
「どうする霊夢?」
「一番最初からアテが外れたわね・・・」
「やっぱ直接聞くしかないか」
「話してくれそうな人から回って見ましょうか?」
情報まとめ
■阿求:1X歳。
―――寺小屋――― ~12時00分~
「というわけだ、年齢教えてくれ」
「何がどういうわけかさっぱり分からんが、いきなり女の子に年を尋ねるのは関心しないな」
「いいじゃん減るものじゃないし」
「まぁもうそういう事言う年でもないしな・・・私は1XX歳だ。」
「意外と若いな?」
「それは喜んでいいのか?それとも私の外見が老けているといいたいのか?」
「いやっ そういう意味じゃない!頭突きの体勢はやめてくれ!霊夢助けてくれ!」
「もぐもぐ」
「お前は子供たちに混じって給食を食うなー!!」
ゴンッ!
「で、他に年齢分かるやついないか?歴史的に」
「あんまり他人の年齢を調べるのは関心しないが、そもそも私が持ってる歴史は私の生きた分だけだ」
「つまりそれ以上の長生きは分からない?」
「そういうことだ。まぁミスティアとかリグルは私より若いみたいだぞ?」
「へぇ・・・チルノとかあいつらは若そうだもんな」
「いや、チルノは私が生まれたときからいるぞ?」
「マジかよ!!」
「知らなくてもいい事実が一つ増えてしまったわね」
「さて、このままだと時間がかかりすぎる、二手に分かれようか」
「そうね、私は守矢神社のほうにいってくるわ」
「じゃあ私は紅魔館にいってくるぜ」
情報まとめ
■慧音:XXX歳、ミスティア、リグル約XXX歳、チルノ、ルーミアは慧音より年上。
―――守矢神社IN霊夢――― ~13時00分~
「というわけで年齢教えてくれないかしら、あとお茶請けがあると尚いいわ」
「その文章おかしい気がするんですけど・・・」
「幻想郷では常識にとらわれてはいけないのよ」
「それ私の台詞です」
社務所に上がりこみ、お茶を頂いていると守矢の二柱がやってきた。
「私たちの歴史、もとい年齢が知りたいって?」
「教えてくれるの?」
「別にかまわないよ、神の偉大さをその身に刻むがいい!」
「――と言いたいところだが詳しい年齢はわからんねぇ」
「私や神奈子が生まれたころは暦とか気にしてなかったしね」
「そもそも神は子供から大人になるわけじゃないからねぇ」
「アバウトねぇ・・・」
「長生き(?)してるとそんなもんさ」
「まぁ分かってるのは諏訪子のほうが私より年上ってことぐらいかな」
「あー それは言うなよ!」
「というわけで私は若いお姉さんなんだよ。」
「どこがお姉さんか・・・」
「霊夢さんお菓子食べすぎです、太りますよ?」
「育ち盛りにはこれぐらいでちょうどいいのよ」
情報まとめ
■早苗:1X歳、神奈子、諏訪子:数万歳以上。
―――紅魔館IN魔理沙――― ~13時00分~
「というわけだパチュリー」
「どういうわけなのよ・・・それに私もあんまり憶えてないわよ?本読んでたら数年たってたこともあるし」
「はは・・・」
「それに100年ぐらいって言ったってこれもレミィが言ってることよ、私自身は数えてないからね」
「そうなのか、まぁあいつは自分で500歳って言う位だから数えてるんだろうな」
「うん?レミィは500ちょうどじゃないわよ、ここ何十年か500って言ってるし」
「サバ読みすぎだろ・・・」
「まぁフランと5歳差っていうのはずっと変わらないから本当なのかもしれないけどね」
「ふぅむ・・・そういえばメイド長h――――」
気づいたら門の前にいた。門番がびっくりしていた。
「この際だから門番にも聞くぜ。何歳だ?」
「うーん私も詳しくは憶えてないんですけどねぇ・・・
まぁ私のいた国の歴史からして大体XXXX歳ぐらいでしょうか?」
「凄い長生きだな、一番年上じゃないか」
「敬う気になりました?」
「門を顔パスしてくれたら敬う気になるかもしれないぜ」
「それは残念ですね、まぁ私も敬われても堅苦しいだけなんですが」
「他に年齢分かるやつはいないか?」
「うーん、そうですねぇ・・・あと私のいた頃に有名だったのは藍さんぐらいじゃないですかね?」
「藍ってあの八雲藍か?」
「そうですよ、大陸では結構有名ですよ」
「へぇ・・・あの親馬鹿狐がねぇ・・・」
「長生きしてると若い子が可愛いんですよ」
「それ妖怪じゃなかったら危ない台詞だぜ」
「お嬢様も可愛いんですよ、特に可愛いエピソードが300年ぐらい前n―――」
ズドンッ
頭上から紅い槍が降ってきたので急いでそこを後にした。
吸血鬼なのに昼間起きてるなんて非常識だぜ・・・!
情報まとめ
■パチュリー:約100歳、レミリア:約500歳?、フラン:約495歳、美鈴:1XXX歳 咲夜:不明
―――守矢神社IN霊夢――― ~14:00~
なぜこの神社にはこれほどのお菓子があるのだろうか?
そう思いながら霊夢は神々との雑談を交わしていた。
「こんにちわー!」
「あら、お空じゃない。この煎餅はあげないわよ」
「霊夢さんそれうちの煎餅なんですけど・・・」
~少女雑談中~
「そういえば地下の連中は何歳ぐらいなの?」
「うーん、憶えてないなぁ・・・あっ馬鹿にしたような目で見るなよ!忘れたわけじゃないよ!」
「ほんとかしら・・・」
「さとり様のペットの中ではお燐と私が一番年上だけど、
この姿じゃなかった頃には年齢なんて気にした事無かったからねぇ・・・」
「地下と地上が分かれた頃からいるの?」
「いや、その後だね。さとり様に聞けば分かるかもしれないけど・・・」
「そういえばさとりって相当の長生きなのよね、そうは見えないけど」
「この間ランドセル背負って遊んでたよ」
「あー いいのかなぁその事言っちゃって?」
気づいたらこいしが横に座っていた。すでにいたというのが紫の登場の仕方より心臓に悪い。
「面白そうな話してるじゃない?私もまぜてよ!」
情報まとめ
■お空:XXX歳、お燐:XXX歳、さとり、こいし:1XXX歳。
―――命蓮寺IN魔理沙――― ~14:00~
白蓮は里へ挨拶に向かい、他のメンバーは各自仕事をするなり無断外出しているなりだったので
留守番をしていた星に話を聞くことになった。
「というわけだ」
「すごい説明がアバウトですね」
「洗練されたと言ってほしいな」
「まぁ隠すものじゃないですけど、詳しくは分かりませんね・・・
あと聖にはこのことは言わないでくださいね。気にしてるんで」
「分かったぜ」
~少女雑談中~
「へぇ・・・意外とみんな若い(?)のかな」
「ああ、でもぬえは結構長生きしてるみたいですね」
「平安京って言ってるしな、見た目によらないねぇ・・・」
「正体不明がウリですしね」
情報まとめ
■白蓮:1XXX歳、ぬえ以外のメンバー:XXX歳、ぬえ1XXX歳。
―――守矢神社IN霊夢――― ~15:00~
まだ霊夢は守矢神社にいた。お菓子が尽きないのである。
と、そこにどこから聞きつけたのか天狗がやってきた。
「ややや、面白そうな話をしてますね?私にも教えてくださいよ」
「あんたも好きねぇ・・・どこから聞いたのかしら」
「ふふ・・・情報提供者のプライバシーは守りますよ」
「取材対象のプライバシーも守ってくれたらいいんだけどねぇ」
~少女雑談中~
「えっ あんたそんな年なの?」
「これでもベテラン新聞記者ですよ」
「その年でミニスカート恥ずかしくないの・・・?」
「霊夢、これは人ならざるものの特権のようなものさ」
「諏訪子は見た目的にそれでもいいけど、そんなこと言ったら神奈k―――」
「^^ニコッ」
「スミマセンデシタ、カナコサマモタイヘンオワカイデス」
(これが神の本気のプレッシャー・・・!)
思わず霊夢が敬語になるほどの圧力であった。
情報まとめ
■文:1XXX歳。
―――迷いの竹林IN魔理沙――― ~15:00~
そろそろラストということで妹紅の家に行ったが誰もいなかったので、
RPG的にタンスの中を調べさせてもらったが何もめぼしいものは無かった。
そんなことをしていると竹林のほうで爆音が聞こえたので様子を見に来た次第だ。
すると都合のいいことに蓬莱人が二人転がっていた。(文字通りの意味で)
「というわけで年齢教えてくれ」
「ストレートだね」
「お姫様に年齢を聞くなんてどういうつもりかしら?」
そういいながらも割とすんなり教えてくれた。
竹林に篭りっぱなしで自分の話をするのが楽しかったのかもしれない。
「―――というわけで私はいつまでたっても妹紅よりおねーさんというわけよ。敬いなさい?」
「誰が敬うか!それにこう見えてもおねーさんよりスタイルには自信あるんですけど?」
「うぎぎ・・・!!」
「ま、まぁそれぐらいにしておけよ」
いつもは話を振る側の魔理沙がフォロー役に回っている。これが年の差だろうか。
情報まとめ
■妹紅:約1XXX歳 輝夜:XXXX歳
―――マヨイガIN霊夢――― ~16:00~
さすがに人数が増えてくると守矢神社のお菓子のストックも切れ、
他にどこも回っていなかったことを思い出したので、
この話題の本命である紫のことについて聞こうとマヨイガに来たのであった。
自分からマヨイガに来るなどそこの住人を除いては霊夢ぐらいしかできない芸当である。
「ここに迷い込んだら最後!マヨイガにようこそ!・・・って霊夢か」
「あら、橙じゃないの?ちょうど良かったわ聞きたいことがあるの」
「分からなかったら人に聞く?私人じゃないんだけど・・・」
~少女雑談中~
さすがに鰹節をそのまま食べるようなことは霊夢にはできなかったので
本日はじめての何も食べない会話である。
「数字が現実的すぎて困るわぁ・・・」
「そう?結構若いよ?」
「それは妖怪視点でしょ・・・じゃああんたの大好きな藍はどれぐらいなの?」
「うーん・・・分からないなぁ・・・あんまり昔の事は話してくれないもの」
「憶えてないんじゃない?」
「そんなことはないよ!藍様は賢いよ!」
「賢いのと物覚えは別だおともうけど・・・」
「ありがとう橙。その気持ちで嬉しいよ」
後ろの壺から声がした。壺の中ではなく、壺そのものから。
あとでお持ち帰りしようかなーと思っていた壺は呪いの壺かなにかだったかと考えていると
ポンッっと小さな煙とともに姿を変えた。
「藍様!!」
「いい子にしてたかい?橙」
いつからいたんだこの狐は・・・
まぁちょうどいいから話を聞くとしよう
情報まとめ
■橙:XX歳
―――迷いの竹林IN魔理沙――― ~16:00~
昔話を聞いていたらだいぶ時間がたってしまった。
なかなか興味深い話が多い、今度改めて聞いてみよう。
今聞いた話では全体の1厘も話ていないという。蓬莱人の記憶力はすごいな・・・
「姫様~!」
「あら、イナバ?」
「帰りが遅いから様子を見に来たんですよ。師匠やてゐも近くで探してます」
~少女雑談中~
「お前もそこそこの年か・・・その年で制服・・・」
「これ月では普通なんですよ?」
「そうね、それにそんな事をいったらてゐの方がよっぽど年齢詐欺だわ」
「えっ あいつそんな年なのか?」
「因幡の白兎って知らないの?あいつのことよ、たぶん私よりも長生きしてるわ。永琳ほどじゃないけど」
「へぇ・・・じゃあそれより長生きしてる永琳って何歳ぐらいなんだ?」
「うーん、私も詳しくはしらないんだけど、聞いた話によると―――」
「あら、楽しそうなお話ですね?」
「お、ちょうどいいところに本人登場だぜ」
情報まとめ
■鈴仙:1XX歳 てゐ:?歳
―――マヨイガIN霊夢――― ~16:30~
「実を言うと私自身も詳しい年齢は分からないんだ」
「それぐらい計算で出しちゃうのかと思った」
「これでも九尾になるまで相当の年月がかかったんでね、そこらへんの正確な時間は分からないんだ」
「そんなに長生きなの?」
「歴史によると少なくとも九尾になってから2300年はたってるね。
それに九尾になるまでの時間がXXXXX年ぐらいかな?」
「それって神様クラスじゃない」
「藍様すごい!!」
「確かに神様以外でここまで長生きしているのは例外を除いてほとんどいない。
まぁそれでも神様に比べると全然だけどね。もう知ってるとおもうけど守矢の神なんて私の数倍は生きてるはずだよ」
「へぇ・・・守矢の神より年齢に詳しいんじゃない?」
「まぁ感覚が違うと思うから仕方ないね。私は元が狐だけど向こうは元から神様だ」
「それでさっき言っていた例外って?」
「ああ、それは蓬莱人と紫様だよ」
「蓬莱人って薬飲んでからじゃないの?」
「かぐや姫と藤原の娘はね・・・今でこそ薬師なんてやってるけど八意のほうなんてそれはもう凄いよ?」
「紫も?」
「そうだね、紫様の出生については私も詳しくは分からないけど相当だね」
「いいの?そんなにペラペラ喋っちゃって紫怒らないの?」
「ああ、禁止されているね。しかも紫様の年齢の秘匿については私の式としての最重要事項なんだよ」
「えっ じゃあなんで」
「ヒント 私がここに来たのは紫様の命令です」
ヌルリ
―――博麗神社――― ~17:30~
「んんっ・・・ よく寝たわぁ」
「あれ、魔理沙と文もいつ来たのかしら?」
「ん・・・?おはようだぜ」
「もう夜ですよ魔理沙さん」
「あれ、朝に神社に来て・・・いてて頭痛がする」
「なんか私も頭痛がするわー 朝っぱらから飲んじゃったのかしら?」
「うーん私もです そもそも私はなんで博麗神社にいるのでしょう」
「さぁ・・・?」
「あれっ私のネタ帳がないです!」
この日幻想郷に起きた事件は一部の人々に頭痛を残して幕を閉じた。
「少女」という概念を脅かす事は幻想郷においてあってはならないのだ。
もう少し、各エピソードを掘り下げても良いかな。歴史ネタとかで
妹紅 役 →約
あと妹紅は約1300歳なのは儚月抄で明らかです。
白蓮もその設定と元ネタから4桁確実ですし、文は1000年前に幻想郷に移り住んできたキャラクター。
この話は、特にオリジナル設定を用いてキャラクターの年齢を考察している話とも思えませんし、上記の部分は原作にそう形で訂正してあったほうが良いと思います。
履いて集めた→掃いて集めた
妹紅:役1XXX歳→約
それと、霊夢と橙の会話の鉤括弧が合わない気がします。勘違いだったら申し訳ありません。
「それは妖怪視点でしょ」(霊夢?)
「じゃああんたの大好きな~~」(霊夢)
何歳であっても紫様なら愛せる!
誤字・年齢修正させていただきました
また何かの機会にエピソードなど掘り下げてみたいと思います!
それを併せると、命蓮寺のメンバーもかなりの齢になるはずですが……
つまりさっさと出て行け、帰れ、来るな!ということですね。
わかります。
あと、紅魔周辺はかなり練り込まれてる感があってよくハマってる
すでに命蓮寺キャラ関連で指摘を受けておられるようですが、
こういうネタを書くなら、もっとしっかりキャラクターの背景を考慮したらいかがです?
たとえば、現在は皇紀2670年です。
日本書紀によれば、天孫降臨は皇紀6年ごろよりさらに179万2470余年前のことだとか。
そう考えると、てゐ、諏訪子、神奈子の年齢はそれより上ということになりますね。
輝夜が4桁という可能性もけっこう低いかと思われます。
ZUNの○億歳発言を抜きにしてももっと高いのでは?
それと、神様関係についての設定も、儚月抄や非想天則などの直近の作品によって
きわめてデリケートになってますので、あまりうかつなことは言えません。
たとえば、永琳や輝夜が神様であって、本文中で言うところの「神様以外の例外」ではない可能性も高いと思いますよ。
また、文とかの天狗系は役小角が登場した西暦600年代以降の生まれになるんだろうか。
因みに、「九尾の狐」は最終形態ではないとか。
尾が9まで達すると、そこからはまた減っていき、最終的に無尾となる。神に近づくにつれ、狐である必要がなくなるからだとのこと。
てゐや、神奈子様たちについては確かな暦がないので年齢はあやふやにさせていただきました。
また、神から人がうまれたのか、人から神が生まれたのかという問題もあるので
そこらへんもごまかしたせいで中途半端になってしまいました。
このお話の概要としては
よく若いキャラとして描かれる子たちでも立派な妖怪なんだよって事で認識していただければ幸いです。
るな氏が何をなさりたかったかはわかりますので、
・原作の設定に忠実にする
・突飛なオリ設定をつけてギャグに突っ走る
・それらしい背景を考えて納得できるようなオリ設定を作る
のいずれかに掘り下げた方がよろしいのでは?
設定に関わる部分は適当にやるとまずいので、原作準拠かオリ設定かどちらか白黒つけた方がいいですね。
話の流れとしては好きです
彼岸組とか霖之助さんとかの年齢も知りたいですね。
やっぱり慧霖は幼馴染くらいでしょうか?
こうやって見ると大体1000歳超が一種のボーダーラインなのかな?
面白かったですよー。