無縁塚での道具の仕入れにかなりの疲労が溜まり、少し休むことにする霖之助。
「ふぅ~。二日連続の重労働は流石に堪えるな」
まだ品の識別や、破損状態、品に陳列する作業が残っていた。
誰かに手伝ってもらいたいところだが、客にこんな重労働をさせるのは気が引ける。
「…明日にするか」
仕方なく店に入り、いつもの場所に座る。
「本は…、今はいいか」
読書に浸かる時間は無く、このまま寝てしまうかのような睡魔が襲ってきた。
ここで寝てもいいが、あの二人に邪魔されるだろうし。客も来る。
霖之助は「少しの辛抱だ」と言い、席を立つ。
耳栓と寝袋を持って、店を閉店と表示坂を掛け。目的地に向かう。
魔法の森と人里の間の一本道。その脇には小川が流れている。
鳥の囀りも聞こえ、風も心地良い。空には雲一つもなく。雨は降らないだろう。
霖之助は道の外れの草原に座りだした。
「いい天気だ…。ここに来て正解だったな」
自然に囲まれた中で、霖之助は安眠グッズを用意していた。
寝袋を用意して、蚊などの害を及ぼす昆虫除けをセットした。
「さて、この寝袋の使用テストをかねて。昼寝をするか」
そういって霖之助は寝袋を着用して、昼寝をした。
「おーい香霖ー」
霖之助が外に出ている一方で、魔理沙が香霖堂に来ていた。
閉店の表示板を無視するかのようにノックをする。
「こんな時間に閉店なんておかしいぜ、道具の仕入れは終わったようだしな…」
入り口にはガラクタのようなものがいっぱい入っていた台車があった。
どうやら休んでるのかもしれない。
「まったく、香霖はジジィなのか?」
魔理沙は箒に跨り、その場を後にした。暇だから霊夢のところに行こうとしたとき。
「…?」
道の外れにへんな物体が見える。でかい芋虫のようだった。
もし芋虫の妖怪だったらここで退治しても罰は当たらないと思った魔理沙は、芋虫の所に行った。
「やいやい芋虫…?」
よく見たら見慣れた顔の持ち主だった。
「香霖…。こんな所で寝てるのかよ…」
魔理沙は溜息を吐きながら、霖之助の隣に座った。
あまりにも気持よさそうに寝ている霖之助の顔に魔理沙はジッと見つめていた。
「香霖の寝顔。かわいいぜ…」
霖之助に聞こえないように小声で言った。
しかし、魔理沙も急な睡魔が襲った。このまま寝てもいいかもしれないと思い。
「仕方ない。霊夢の所に行くのはやめるか」
魔理沙は霖之助に抱きつくように昼寝をした。
「これが本当の抱き枕だぜ…ZZZ」
「魔理沙ー。霖之助さーん」
魔理沙が昼寝をしている一方で、霊夢が香霖堂に来ていた。
「なによ、『これから香霖の家で食事会だ』って言ったから楽しみに来たのに」
どうやら魔理沙に言われてここに来たらしいが。魔理沙も霖之助も出てこない。
「魔理沙ならまだしも、霖之助さんがいないのは気になるわね…」
霊夢特有の霖之助センサーには反応しないようだったので。
「仕方ないわね。出直してきますか」
そう言い、勝手にドアを開け。勝手に煎餅とお茶を取り、その場を後にした。
霊夢は煎餅を食べながら家路に着こうとした。
「どこかにお金落ちてないかしら」
そう言うと急に霖之助センサーに反応があった。
「お金じゃないけど、霖之助さんが落ちている」
霊夢はその場から辺りを見渡した。
「…芋虫?」
道の外れにでかい芋虫と
「魔理沙?」
魔理沙を確認した。
「何やっているのよ…」
霊夢はそこへ向かった。
「まぁよく寝れるもんねー」
熟睡している二人を見た霊夢は溜息をついた。
霊夢は魔理沙と反対の方に座った。
幸せそうに寝ている二人に霊夢は半ば不機嫌だった。
「幸せそうな顔しちゃって。ズルイわよ」
霊夢は霖之助の顔を突っついたが、起きる気配がなかった。
睡魔は襲ってこないが、除け者はいやだったらしく
「一緒に寝てもいいわよね。霖之助さん」
そういって霖之助の隣で昼寝をした。
「霖之助さんの隣はいつも安心するのよね…ZZZ」
霖之助が起きたのは日が沈みかける頃だった。
「ふぁ~。すごく寝心地がよかった。これは売れそうだ」
霖之助は急いで店に戻ろうと起き上がろうとすると。
「…ん」
そこには霊夢と魔理沙が寝ていた。抱きつくように。
「霊夢、魔理沙、どうしてここに」
どうやら見つかってしまったようだ。
「この寝袋は人を寝かせる効果があるのかな?」
もう夕暮れになる。暗くなる前に二人起こす。
「ふぁ~。香霖おはよう」
「なによ。いい夢だったのに」
二人は寝ぼけていたが、すぐに元の顔に戻った。
「ここで野宿はごめんだろ?早く家に帰るんだ」
霖之助は道具をしまい、家に帰ろうとするが
「まった香霖」
魔理沙に呼び止められた。
「なんだい魔理沙」
「これから香霖ちで食事会でもしようぜ」
「あっ、思い出した。魔理沙、なんで約束をすっぽかしたのよ」
「しょうがないだろ、香霖がいなかったんだから」
二人は口論になったが。
「…ん?なんで二人だけで食べようとは思わなかったんだ」
二人は口論をやめてこういった
「私は霖之助さん(香霖)と食べたいのよ(んだぜ)」
なんとも爆弾発言だと思う霖之助であった。
「やれやれ、仕方ないな」
霖之助は仕方なく、二人の頭を撫でた。
「なんだぜ香霖」
「なにすんのよ霖之助さん」
「いや、なんでもないよ。さて、帰るか」
「あら、否定しないのね」
「ん?なんで否定しないかって?それは」
「二人の寝顔がとても価値ある物だったからさ」
その後
三人で寝ている所を、文々。新聞の影響で大騒動になったが。
逆に寝袋が飛ぶように売れたのは別の話。
「ふぅ~。二日連続の重労働は流石に堪えるな」
まだ品の識別や、破損状態、品に陳列する作業が残っていた。
誰かに手伝ってもらいたいところだが、客にこんな重労働をさせるのは気が引ける。
「…明日にするか」
仕方なく店に入り、いつもの場所に座る。
「本は…、今はいいか」
読書に浸かる時間は無く、このまま寝てしまうかのような睡魔が襲ってきた。
ここで寝てもいいが、あの二人に邪魔されるだろうし。客も来る。
霖之助は「少しの辛抱だ」と言い、席を立つ。
耳栓と寝袋を持って、店を閉店と表示坂を掛け。目的地に向かう。
魔法の森と人里の間の一本道。その脇には小川が流れている。
鳥の囀りも聞こえ、風も心地良い。空には雲一つもなく。雨は降らないだろう。
霖之助は道の外れの草原に座りだした。
「いい天気だ…。ここに来て正解だったな」
自然に囲まれた中で、霖之助は安眠グッズを用意していた。
寝袋を用意して、蚊などの害を及ぼす昆虫除けをセットした。
「さて、この寝袋の使用テストをかねて。昼寝をするか」
そういって霖之助は寝袋を着用して、昼寝をした。
「おーい香霖ー」
霖之助が外に出ている一方で、魔理沙が香霖堂に来ていた。
閉店の表示板を無視するかのようにノックをする。
「こんな時間に閉店なんておかしいぜ、道具の仕入れは終わったようだしな…」
入り口にはガラクタのようなものがいっぱい入っていた台車があった。
どうやら休んでるのかもしれない。
「まったく、香霖はジジィなのか?」
魔理沙は箒に跨り、その場を後にした。暇だから霊夢のところに行こうとしたとき。
「…?」
道の外れにへんな物体が見える。でかい芋虫のようだった。
もし芋虫の妖怪だったらここで退治しても罰は当たらないと思った魔理沙は、芋虫の所に行った。
「やいやい芋虫…?」
よく見たら見慣れた顔の持ち主だった。
「香霖…。こんな所で寝てるのかよ…」
魔理沙は溜息を吐きながら、霖之助の隣に座った。
あまりにも気持よさそうに寝ている霖之助の顔に魔理沙はジッと見つめていた。
「香霖の寝顔。かわいいぜ…」
霖之助に聞こえないように小声で言った。
しかし、魔理沙も急な睡魔が襲った。このまま寝てもいいかもしれないと思い。
「仕方ない。霊夢の所に行くのはやめるか」
魔理沙は霖之助に抱きつくように昼寝をした。
「これが本当の抱き枕だぜ…ZZZ」
「魔理沙ー。霖之助さーん」
魔理沙が昼寝をしている一方で、霊夢が香霖堂に来ていた。
「なによ、『これから香霖の家で食事会だ』って言ったから楽しみに来たのに」
どうやら魔理沙に言われてここに来たらしいが。魔理沙も霖之助も出てこない。
「魔理沙ならまだしも、霖之助さんがいないのは気になるわね…」
霊夢特有の霖之助センサーには反応しないようだったので。
「仕方ないわね。出直してきますか」
そう言い、勝手にドアを開け。勝手に煎餅とお茶を取り、その場を後にした。
霊夢は煎餅を食べながら家路に着こうとした。
「どこかにお金落ちてないかしら」
そう言うと急に霖之助センサーに反応があった。
「お金じゃないけど、霖之助さんが落ちている」
霊夢はその場から辺りを見渡した。
「…芋虫?」
道の外れにでかい芋虫と
「魔理沙?」
魔理沙を確認した。
「何やっているのよ…」
霊夢はそこへ向かった。
「まぁよく寝れるもんねー」
熟睡している二人を見た霊夢は溜息をついた。
霊夢は魔理沙と反対の方に座った。
幸せそうに寝ている二人に霊夢は半ば不機嫌だった。
「幸せそうな顔しちゃって。ズルイわよ」
霊夢は霖之助の顔を突っついたが、起きる気配がなかった。
睡魔は襲ってこないが、除け者はいやだったらしく
「一緒に寝てもいいわよね。霖之助さん」
そういって霖之助の隣で昼寝をした。
「霖之助さんの隣はいつも安心するのよね…ZZZ」
霖之助が起きたのは日が沈みかける頃だった。
「ふぁ~。すごく寝心地がよかった。これは売れそうだ」
霖之助は急いで店に戻ろうと起き上がろうとすると。
「…ん」
そこには霊夢と魔理沙が寝ていた。抱きつくように。
「霊夢、魔理沙、どうしてここに」
どうやら見つかってしまったようだ。
「この寝袋は人を寝かせる効果があるのかな?」
もう夕暮れになる。暗くなる前に二人起こす。
「ふぁ~。香霖おはよう」
「なによ。いい夢だったのに」
二人は寝ぼけていたが、すぐに元の顔に戻った。
「ここで野宿はごめんだろ?早く家に帰るんだ」
霖之助は道具をしまい、家に帰ろうとするが
「まった香霖」
魔理沙に呼び止められた。
「なんだい魔理沙」
「これから香霖ちで食事会でもしようぜ」
「あっ、思い出した。魔理沙、なんで約束をすっぽかしたのよ」
「しょうがないだろ、香霖がいなかったんだから」
二人は口論になったが。
「…ん?なんで二人だけで食べようとは思わなかったんだ」
二人は口論をやめてこういった
「私は霖之助さん(香霖)と食べたいのよ(んだぜ)」
なんとも爆弾発言だと思う霖之助であった。
「やれやれ、仕方ないな」
霖之助は仕方なく、二人の頭を撫でた。
「なんだぜ香霖」
「なにすんのよ霖之助さん」
「いや、なんでもないよ。さて、帰るか」
「あら、否定しないのね」
「ん?なんで否定しないかって?それは」
「二人の寝顔がとても価値ある物だったからさ」
その後
三人で寝ている所を、文々。新聞の影響で大騒動になったが。
逆に寝袋が飛ぶように売れたのは別の話。
3人並んで寝る図は想像したら和みましたv
でも正直寝袋の居心地は季節にもよりますけどねー
…淡白な文章なので軽く読み流すことができました。
ところで少女が添い寝してくれる寝袋はどk(ピチューン