「もみじ、守屋神社の解説してみなさい」
「文様、目が怖い」
「この神社をみてどう思う?」
「……すごく、大きいです」
以上
今日の出向・悶運なんども鑑定隊は幻想郷の守屋神社境内に来ていたのです。
「出向・悶運なんども鑑定隊in守屋!」
司会の射命丸は開催宣言したのです。
「さて、今日の鑑定士を紹介します。河童の事なら河童に聞いてみろ、にとり鑑定士」
「どうもどうも」
にとり鑑定士は川で機械いじりをしているから、鑑定もできるだろうとしてよばれたのですねぇ。
「そして、もう一人の鑑定士は天狗界の悲劇のヒロイン、もみじ鑑定士」
「え? 文様話がちが?」
今日のもみじは開運するために漢字表記を使わずひらがな表記で登場でーす。
「それでは行ってみましょう。第一被害者である。諏訪子さんが残したダイイング・メッセージは?」
境内で発見されたこのメッセージの価値はいかに?
「このダイイング・メッセージは本当に諏訪子が書いたものなのかな? もみじはどう思う?」
にとりは、ルーペで観察しつつ、もみじと共に鑑定をはじめましたよ。ほどほどにね。
「私も、これと似たような物を文様の部屋で見たことがあるような気がします」
それは、あまりにもお粗末なダイイング・メッセージでとても本人が書いたようには見えない。『犯人はさな』と書かれている。さなから下は犯人が書き消したようで読み取り事が出来ない。おそらく、このさなの下から犯人が特定できてしまうにちがいない。
もし、これが本物だったら国宝級である。ほどほどにね。
「依頼人の早苗さん本人評価はどう思いますか?」
一通り鑑定が終わったようで、射命丸は依頼人の早苗に本人評価を聞いたの。
「犯人は神奈子様だと思います。これを境内で発見したときに神奈子様は境内に居ませんでした」
「なるほど、そういう事ですね。果たして早苗さんの本人評価は正しいのか?」
それでは、驚きの鑑定結果は如何に?
「……私ともみじで鑑定した結果、これはダイイング・メッセージの贋作だね」
そう言いながら、にとりは贋作である根拠を細かく説明し始めたのね。
「そして、このダイイング・メッセージを書いた犯人は早苗さんですね!」
頃合いをみて、名探偵のもみじが真犯人を公表したのよ。
「ちょっと、待って下さい。なんで、私が犯人なんですか?」
「よくよく考えてみて下さい。早苗さんがみつけたというダイイング・メッセージは本当にダイイング・メッセージなのでしょうか?」
華麗なもみじの推理ショーがこうして始まった。
「どう見たって、ダイイング・メッセージじゃないですか」
確かにそれっぽく書かれている。
「ダイイング・メッセージはいつ書くものですか?」
「今際の際でもまだ余裕がある時ですよね?」
「そうです。でも、諏訪子さんは生きている」
「諏訪子様が生きている?」
「わかりませんか?」
「続いての依頼人が諏訪子様?」
「そうです。続いての依頼人は諏訪子さんです」
早苗はその場で崩れ落ちて泣いた。まるで、腹を空かせ母親に乳を求める赤子のように泣いた。
心の底から、泣いているのだろう。今はそっとし置いてあげようと誰しもが思った。
「ダイイング・メッセージは贋作でしたが、続いての依頼人に期待しましょう。続いての依頼人は諏訪子と書いてすわこと読みます。諏訪子さんです!」
諏訪子は生きていた。二泊三日の旅行に行って居ただけだったのだ。
「諏訪子さん、それで、ご依頼の品は?」
「物より思い出二泊三日旅行の私の心はどれくらいの価値があると思う?」
いらいの品物は物ではなく思い出だった。
『あのねぇ。うーんとねぇ。それはねぇ。ハートの形をしていてふわふわしているのぉ。え? それって何ってきかれても、さとりはぁ、分かんない』
「それではいってみましょう。二泊三日旅行の私の心の価値はどれくらいの価値があるのでしょう?」
そもそも、諏訪子がどこに旅行したとか分からない状況で、にとりともみじは鑑定することができるのか?
「ねえ、もみじは二泊三日旅行を一人で行ったことがある?」
にとりは諏訪子の帽子についてる目玉と目が合わないように観察しながら、もみじと共に鑑定を始める。帽子と目が合わないように。
「一人旅ですか、哨戒は単独という事は多いですが。一人旅はないですね」
もみじはあまりお金も休みもないのでそもそもあんまり旅行しない。
「時々、そこの射命丸と二人で旅行に行くんだよね」
「そうですね」
「つまり、この二泊三日旅行の私の心には、対かもしくは複数の二泊三日旅行の私の心が存在するはずなんだよ」
「そうですね。まさか、友達がいないわけじゃないでしょうし。一人旅ではないでしょう」
二泊三日旅行の私の心が本物だったら世界遺産的価値がある。
「依頼人の諏訪子さん本人評価はどう思いますか?」
一通り鑑定が終わったようで、射命丸は依頼人の諏訪子に本人評価を聞いたのだった。
「別に一人で旅行行ったって良いじゃないかよぉ」
諏訪子は涙目になりながら訴えるよ。
「なるほど、ロンリー旅行だったのですね」
それでは、驚きの鑑定結果は如何に?
「……私ともみじで鑑定した結果、これは二泊三日旅行の私の心は本物だね」出ました。本物です。
そう言いながら、にとりは本物である根拠を細かく説明し始めたんや。
「でも、これにはやはり対になる同じ思い出が存在しない。どこかで、失われたのかもしれないけれど」
本物でしたが、世界遺産的価値はなかった模様だよ。
「諏訪子さん、もしかして、これは最初から一つだったのですか?」
頃合いを見て、もみじが、もうこれ追撃だよねという質問を諏訪子に投げかけたのだった。もう、諏訪子が限界だって知りながらね。
「そうだよ。なんだよ。文句あるのかよぉ!」
そういうと、諏訪子は足元に落ちてた小石をひろってもみじの方に向かって投げつけ威嚇したあと拗ねてるね。
心の底から拗ねているのだろう。と今はそっとし置いてあげようと誰しもが思った。
「まさか、こんなところで本物が出てくるとは思いませんでしたが。気を取り直して今日最後の依頼人です」
「おい、アンタ。うちの神社のことをこんなとこって言ったな」
「言葉のあややや(文)ですよ」
「言葉のあややや(文)なにそれ、寒い」
出ました本日の寒い表現『あややや(文)』で射命丸は聞き捨てならない言葉に怒る神奈子様の気をそらしました。
そういうことで本日最後の依頼人は神奈子様だったっす。
「それで、神奈子さんご依頼の品は?」
「そうだな、私と諏訪子と早苗のキズナを鑑定してもらう」
さっきから、拗ねたり泣いている、諏訪子と早苗の肩に手をあてながら神奈子様は依頼してきた。
依頼の品は、偽物だったらすごくバツの悪いものだったっす。
「それではいってみましょう。私と諏訪子と早苗のキズナどれくらいの価値があるのでしょう?」
え、これ、偽物だったらどうしようって状況でにとりは観察し始めたっす。
「すごい、固いキズナだ。そうだね、もみじもそう思う?」
にとりは棒読みしながら、もみじに問いかけた。あわよくば責任転嫁な展開だってさ。
「確かにこれは、良い仕事していますね」
もみじは関心して、いるのか?
「うん。これはすごいね」
「そうですね」
「そうだね」
「そうですね」
「依頼人の神奈子さんというか。お三方本人評価はどう思いますか?」
一通り鑑定が終わったようで、射命丸は依頼人の神奈子と残り二人にも本人評価を聞いたのだった。
早苗「100万ドルでも私たちのキズナは買えなです」
諏訪子「うん、どんなにきらびやかな宝石でも対には成らない」
神奈子様「我ら3柱、種族は違えども3柱の契りを結びしからは、心を同じくして助け合い、困っている者たちを救おう。そして、信仰を集めると誓う。同年、同月、同日に生まれることを得ずとも、願わくば同年、同月、同日に死せん事を!」
それでは、驚きの鑑定結果は如何に?
「……私ともみじで鑑定した結果」
にとりはそこまで言って、少し困ってしまい。それ以上言えない雰囲気だ。
事故?何か不可逆的問題が起きているのか?
「どうした、早く結果を言え。我ら3柱のキズナは100万ドルでもどんなきらびやかな宝石以上の価値があるって」
あまりにも、ためるものだから神奈子がせかした。
「そうです。にとりさん早くしてください話が進みません」
「……鑑定の結果、私と諏訪子と早苗のキズナは偽物でした!」
にとりが、そう言ったところで、御柱がすごい勢いで飛んできた。にとりに直撃コースだ。このままでは、命を大事には出来ないんや。
「危ないにとり!」
「にとりさん!」
だが、にとりの命は大事にされたのだ。結果がやばいってこと知っていた、もみじと射命丸は警戒していたから咄嗟に御柱に攻撃することができた。
御柱は破壊することは出来ないが、軌道をそらすことには成功して、にとりは助かった。
軌道のそれた、御柱は神社に……です。
「ふざけるな、私と諏訪子と早苗のキズナが偽物だって?」
神奈子は怒っていた。鑑定結果に納得が出来ず暴挙に及んだ挙句、文句を言ったのだった。
「だって、鑑定の結果は偽物だったんだ」
「だからなんで?」
「それについては、私が解説します」
「もみじとかいったな、返答次第では! 丸のみするぞ」
「だって、よく考えてくださいよ。本当に仲間だったら、ダイイング・メッセージ偽装したりとか、どこ行くのかも分からない一人旅に出したりしないですよね?」
「な、確かにそれは、だが納得はできない」
神奈子はいまだに納得はできなかった。
すりゅと、そんな様子を見ていた射命丸が神奈子に語り掛けたのである。
「鑑定の結果に納得してもらう必要は有りません」
「射命丸?」
「納得出来ないのであれば将来本物にすればいいじゃないですか? それで、あの時の鑑定は間違いだったと証明して下さい」
「……そうだな。そうしよう。取り乱して悪かった」
それから神奈子は、にとりと、もみじに謝罪したのでした。
「私たちは、なんども鑑定隊です。何度でもその挑戦にはうけてたちますから」
「次こそ、私と諏訪子と早苗のキズナを証明して見せるからな」
こうして、美味しいところを射命丸が持っていき、出向・悶運なんども鑑定隊in守屋は大団円で幕を閉じたのです。
「文様、目が怖い」
「この神社をみてどう思う?」
「……すごく、大きいです」
以上
今日の出向・悶運なんども鑑定隊は幻想郷の守屋神社境内に来ていたのです。
「出向・悶運なんども鑑定隊in守屋!」
司会の射命丸は開催宣言したのです。
「さて、今日の鑑定士を紹介します。河童の事なら河童に聞いてみろ、にとり鑑定士」
「どうもどうも」
にとり鑑定士は川で機械いじりをしているから、鑑定もできるだろうとしてよばれたのですねぇ。
「そして、もう一人の鑑定士は天狗界の悲劇のヒロイン、もみじ鑑定士」
「え? 文様話がちが?」
今日のもみじは開運するために漢字表記を使わずひらがな表記で登場でーす。
「それでは行ってみましょう。第一被害者である。諏訪子さんが残したダイイング・メッセージは?」
境内で発見されたこのメッセージの価値はいかに?
「このダイイング・メッセージは本当に諏訪子が書いたものなのかな? もみじはどう思う?」
にとりは、ルーペで観察しつつ、もみじと共に鑑定をはじめましたよ。ほどほどにね。
「私も、これと似たような物を文様の部屋で見たことがあるような気がします」
それは、あまりにもお粗末なダイイング・メッセージでとても本人が書いたようには見えない。『犯人はさな』と書かれている。さなから下は犯人が書き消したようで読み取り事が出来ない。おそらく、このさなの下から犯人が特定できてしまうにちがいない。
もし、これが本物だったら国宝級である。ほどほどにね。
「依頼人の早苗さん本人評価はどう思いますか?」
一通り鑑定が終わったようで、射命丸は依頼人の早苗に本人評価を聞いたの。
「犯人は神奈子様だと思います。これを境内で発見したときに神奈子様は境内に居ませんでした」
「なるほど、そういう事ですね。果たして早苗さんの本人評価は正しいのか?」
それでは、驚きの鑑定結果は如何に?
「……私ともみじで鑑定した結果、これはダイイング・メッセージの贋作だね」
そう言いながら、にとりは贋作である根拠を細かく説明し始めたのね。
「そして、このダイイング・メッセージを書いた犯人は早苗さんですね!」
頃合いをみて、名探偵のもみじが真犯人を公表したのよ。
「ちょっと、待って下さい。なんで、私が犯人なんですか?」
「よくよく考えてみて下さい。早苗さんがみつけたというダイイング・メッセージは本当にダイイング・メッセージなのでしょうか?」
華麗なもみじの推理ショーがこうして始まった。
「どう見たって、ダイイング・メッセージじゃないですか」
確かにそれっぽく書かれている。
「ダイイング・メッセージはいつ書くものですか?」
「今際の際でもまだ余裕がある時ですよね?」
「そうです。でも、諏訪子さんは生きている」
「諏訪子様が生きている?」
「わかりませんか?」
「続いての依頼人が諏訪子様?」
「そうです。続いての依頼人は諏訪子さんです」
早苗はその場で崩れ落ちて泣いた。まるで、腹を空かせ母親に乳を求める赤子のように泣いた。
心の底から、泣いているのだろう。今はそっとし置いてあげようと誰しもが思った。
「ダイイング・メッセージは贋作でしたが、続いての依頼人に期待しましょう。続いての依頼人は諏訪子と書いてすわこと読みます。諏訪子さんです!」
諏訪子は生きていた。二泊三日の旅行に行って居ただけだったのだ。
「諏訪子さん、それで、ご依頼の品は?」
「物より思い出二泊三日旅行の私の心はどれくらいの価値があると思う?」
いらいの品物は物ではなく思い出だった。
『あのねぇ。うーんとねぇ。それはねぇ。ハートの形をしていてふわふわしているのぉ。え? それって何ってきかれても、さとりはぁ、分かんない』
「それではいってみましょう。二泊三日旅行の私の心の価値はどれくらいの価値があるのでしょう?」
そもそも、諏訪子がどこに旅行したとか分からない状況で、にとりともみじは鑑定することができるのか?
「ねえ、もみじは二泊三日旅行を一人で行ったことがある?」
にとりは諏訪子の帽子についてる目玉と目が合わないように観察しながら、もみじと共に鑑定を始める。帽子と目が合わないように。
「一人旅ですか、哨戒は単独という事は多いですが。一人旅はないですね」
もみじはあまりお金も休みもないのでそもそもあんまり旅行しない。
「時々、そこの射命丸と二人で旅行に行くんだよね」
「そうですね」
「つまり、この二泊三日旅行の私の心には、対かもしくは複数の二泊三日旅行の私の心が存在するはずなんだよ」
「そうですね。まさか、友達がいないわけじゃないでしょうし。一人旅ではないでしょう」
二泊三日旅行の私の心が本物だったら世界遺産的価値がある。
「依頼人の諏訪子さん本人評価はどう思いますか?」
一通り鑑定が終わったようで、射命丸は依頼人の諏訪子に本人評価を聞いたのだった。
「別に一人で旅行行ったって良いじゃないかよぉ」
諏訪子は涙目になりながら訴えるよ。
「なるほど、ロンリー旅行だったのですね」
それでは、驚きの鑑定結果は如何に?
「……私ともみじで鑑定した結果、これは二泊三日旅行の私の心は本物だね」出ました。本物です。
そう言いながら、にとりは本物である根拠を細かく説明し始めたんや。
「でも、これにはやはり対になる同じ思い出が存在しない。どこかで、失われたのかもしれないけれど」
本物でしたが、世界遺産的価値はなかった模様だよ。
「諏訪子さん、もしかして、これは最初から一つだったのですか?」
頃合いを見て、もみじが、もうこれ追撃だよねという質問を諏訪子に投げかけたのだった。もう、諏訪子が限界だって知りながらね。
「そうだよ。なんだよ。文句あるのかよぉ!」
そういうと、諏訪子は足元に落ちてた小石をひろってもみじの方に向かって投げつけ威嚇したあと拗ねてるね。
心の底から拗ねているのだろう。と今はそっとし置いてあげようと誰しもが思った。
「まさか、こんなところで本物が出てくるとは思いませんでしたが。気を取り直して今日最後の依頼人です」
「おい、アンタ。うちの神社のことをこんなとこって言ったな」
「言葉のあややや(文)ですよ」
「言葉のあややや(文)なにそれ、寒い」
出ました本日の寒い表現『あややや(文)』で射命丸は聞き捨てならない言葉に怒る神奈子様の気をそらしました。
そういうことで本日最後の依頼人は神奈子様だったっす。
「それで、神奈子さんご依頼の品は?」
「そうだな、私と諏訪子と早苗のキズナを鑑定してもらう」
さっきから、拗ねたり泣いている、諏訪子と早苗の肩に手をあてながら神奈子様は依頼してきた。
依頼の品は、偽物だったらすごくバツの悪いものだったっす。
「それではいってみましょう。私と諏訪子と早苗のキズナどれくらいの価値があるのでしょう?」
え、これ、偽物だったらどうしようって状況でにとりは観察し始めたっす。
「すごい、固いキズナだ。そうだね、もみじもそう思う?」
にとりは棒読みしながら、もみじに問いかけた。あわよくば責任転嫁な展開だってさ。
「確かにこれは、良い仕事していますね」
もみじは関心して、いるのか?
「うん。これはすごいね」
「そうですね」
「そうだね」
「そうですね」
「依頼人の神奈子さんというか。お三方本人評価はどう思いますか?」
一通り鑑定が終わったようで、射命丸は依頼人の神奈子と残り二人にも本人評価を聞いたのだった。
早苗「100万ドルでも私たちのキズナは買えなです」
諏訪子「うん、どんなにきらびやかな宝石でも対には成らない」
神奈子様「我ら3柱、種族は違えども3柱の契りを結びしからは、心を同じくして助け合い、困っている者たちを救おう。そして、信仰を集めると誓う。同年、同月、同日に生まれることを得ずとも、願わくば同年、同月、同日に死せん事を!」
それでは、驚きの鑑定結果は如何に?
「……私ともみじで鑑定した結果」
にとりはそこまで言って、少し困ってしまい。それ以上言えない雰囲気だ。
事故?何か不可逆的問題が起きているのか?
「どうした、早く結果を言え。我ら3柱のキズナは100万ドルでもどんなきらびやかな宝石以上の価値があるって」
あまりにも、ためるものだから神奈子がせかした。
「そうです。にとりさん早くしてください話が進みません」
「……鑑定の結果、私と諏訪子と早苗のキズナは偽物でした!」
にとりが、そう言ったところで、御柱がすごい勢いで飛んできた。にとりに直撃コースだ。このままでは、命を大事には出来ないんや。
「危ないにとり!」
「にとりさん!」
だが、にとりの命は大事にされたのだ。結果がやばいってこと知っていた、もみじと射命丸は警戒していたから咄嗟に御柱に攻撃することができた。
御柱は破壊することは出来ないが、軌道をそらすことには成功して、にとりは助かった。
軌道のそれた、御柱は神社に……です。
「ふざけるな、私と諏訪子と早苗のキズナが偽物だって?」
神奈子は怒っていた。鑑定結果に納得が出来ず暴挙に及んだ挙句、文句を言ったのだった。
「だって、鑑定の結果は偽物だったんだ」
「だからなんで?」
「それについては、私が解説します」
「もみじとかいったな、返答次第では! 丸のみするぞ」
「だって、よく考えてくださいよ。本当に仲間だったら、ダイイング・メッセージ偽装したりとか、どこ行くのかも分からない一人旅に出したりしないですよね?」
「な、確かにそれは、だが納得はできない」
神奈子はいまだに納得はできなかった。
すりゅと、そんな様子を見ていた射命丸が神奈子に語り掛けたのである。
「鑑定の結果に納得してもらう必要は有りません」
「射命丸?」
「納得出来ないのであれば将来本物にすればいいじゃないですか? それで、あの時の鑑定は間違いだったと証明して下さい」
「……そうだな。そうしよう。取り乱して悪かった」
それから神奈子は、にとりと、もみじに謝罪したのでした。
「私たちは、なんども鑑定隊です。何度でもその挑戦にはうけてたちますから」
「次こそ、私と諏訪子と早苗のキズナを証明して見せるからな」
こうして、美味しいところを射命丸が持っていき、出向・悶運なんども鑑定隊in守屋は大団円で幕を閉じたのです。
おもろかった
けど展開は確かにクレイジー