「春はあけぼのー……」
と、いうわけで妖怪の山は今、春真っ盛り。
桜吹雪を先頭に、後続からは山吹の淡い黄色が咲き乱れ、更に負けるものかと、花桃や、あせびなんかが顔を覗かせる。更にその後には牡丹や、つつじ、しゃくなげなんかの姿も見えたり見えなかったり。まさに咲き乱れよ。若き乙女たちよってな感じだ。
そんなフラワーオブロマンス真っ最中の妖怪の山を私は散策している。
理由はただ一つ。春の山菜その他もろもろを収穫するため。実は花なんてこれっぽっちも興味ない。そんなもの姉にでも食わせときゃいい。私は花より団子を地で行くスタイルだから。
正直な所、春自体もそんなに好きじゃなかったりする。確かに気持ちはいいかもしれないけれど、ちょっと麗らかすぎて苦手。ふわふわ浮いてしまって、気を抜くと意識がどこか遠くに飛んでいってしまいそうになる。春はそんな危ない悪魔の季節だと、私は思っている。
もちろん、夏と冬は言うまでもなく大嫌いだけど、春もどちらかというと嫌な方。やっぱり季節は秋が一番。なんせ私は秋神だから。
春夏冬と書いて、あきないなんて読ませる言葉遊びがあるけど、よく考えたとは思う。考えたとは思うけど、考えた人は末代まで凶作にしてやらないといけないと思う。秋ナメんな。
そんなことを考えながらも、実は私は、すでにタラの芽、シトギ、こしあぶら、ウドにゼンマイ、ワラビ、コゴミなどなどの旬の若芽を続々と収穫していたのだった。どうよ。この手際の良さ。まさに豊穣神。
ふきのとうと、行者にんにくは流石にもう終わりかな。もう少しすればアミガサタケも生えてくるかな。スープにするとおいしいのよねあれ。
ああ、山の幸に感謝感謝。別に秋神が春の幸に感謝したっていいじゃない。秋以外でも、山の幸の恵みはあるんだから。
「ふう。今日も大漁ね。さ、早く家に帰ろっと」
大漁旗でも掲げながら大々的に帰還したいような、そんなこの上なくいい気分でカゴを背負って帰り道を、よっしょよっしょと歩いていると、道ばたに何か白い布っぽいのが落ちていた。
どこからかすっ飛んできた大きなてるてる坊主かなと思ったので、無視して去ろうとすると、なんかその白っぽい何からからうめき声っぽいのが聞こてくる。
「なに? どうしたの。てか、あんた誰?」
よせばいいのに、思わず呼びかけてしまった。こうやって余計なことに首突っ込んで、面倒事に巻き込まれるってパターンが多いのわかってるくせに。私の悪いクセだ。あーあ。早く帰りたかったのに。
「……ください」
「なによ?」
「は……ください」
「は、ください? もしかして葉っぱ?」
「る……をください」
よく聞きとれないけど、どうやらこの汚いてるてる坊主は、春の葉野菜を欲しがっているらしい。よくわかんないけど。
「なに、キャベツがいい? それともレタス? のらぼう菜でもいいけど。うちに来ればあるわよ。あげようか?」
すると、その白い塊がむくり頭を上げる。その時、金髪が見えて、ようやくその正体が発覚する。
「ああ!? あんたはお花見妖怪ハルデス!」
「リ、リリーですよー……」
声を振り絞るように言うと、春妖怪は力尽きて地面にぐったりと倒れ込む。
ほら、やっぱりこうなる。そりゃあ、このままこいつを放っておいても私には別に何の支障もないわけだけど。でも、目の前で行き倒れている奴を見たら放っておけないって性分って言うか。
そういや、姉もそうだっけ。面倒事に自分から首を突っ込んでいくストロングスタイル。しかも、姉の場合は巻き込まれるんじゃなくて、更に事態をややこしくするから尚更タチが悪いのだが。
とにもかくにも、仕方ないので、私は春怪人バルデスを山菜入れたカゴに放り込んで、そのまま家にお持ち帰りした。
△△△
で、お持ち帰りしたのはいいものの、妖精の介抱の仕方なんてわからない。こういう時に限って姉は居ない。全く本当に使えない。なんてこと言ってても仕方がないので、とりあえず、廊下で日光浴をさせてみる。
幸い、ちょうど今、春にんじんを天日干しにしている最中だったから、ついでにその横へ寝かせる。こうして干すことで、旨みがぎゅっと濃縮されて味が更に美味しくなる。いや、春野菜のことであってこいつのことじゃないけど。
そもそも妖精って美味しいのか。そういや前に、愛も勇気も好きにすれば? とかいう外の本に、妖精は滋養に富んでいるから食べると体にいいと記されていたような記憶がある。果たして本当か。
食べるったって、まさかそのまま頭からガブリなんてするわけじゃないと思うし、やっぱり鍋で煮込むとか。地面にしばらく埋めて発酵させてから味噌漬けなんかにしても良さそうな気がする。なんとなく。
いずれにせよ、こいつは春臭いから、煮ても焼いても食えそうにないけど。こんなのを食った日には、私の属性が秋から春に変わってしまう。
私、春穣子! 皆さんに素敵な春をお届けするわ!
うん、却下。自分が全身春に毒された姿を幻視して思わずげんなりしてしまう。
なんかいかがわしいし、別なモノをお届けしてそう。豊穣神の肩書きも別の意味に聞こえてしまう。とんでもない風評被害。こんな思考に走ってしまうのもきっと、春のせいだ。
いや、ちょっと待て。考えてみりゃ、その春の権化が目の前に居るじゃないか。そうか。こいつのせいだ。やっぱり連れてくるんじゃなかった。助けておいてなんだけど、頭の中のいかがわしい春穣子を綺麗さっぱり消去するため、とっととこいつを追っ払おう。
と、箒とちりとりを用意して春売り妖精を外へ掃き出そうとしたとき、なんと彼女は目を覚ましてしまう。
「……あれ? ここはどこですか?」
「何よ。目覚めちゃったの? ここはどこって見てわからないかしから?」
「うーん。わかりません」
そりゃそうか。
「ここは私の家。あんたは道で倒れてた。私が拾ってきた。んでそこに寝かせてた」
そして放り出そうとしてたわけだけど。彼女はそんな事は知るよしもなく、無垢そうな笑みを浮かべて私に告げる。
「わかりやすい説明ありがとうございますー。あ、思い出しました! 誰かの弾幕ごっこの流れ弾に当たって落ちたんですよ。私」
「あーそういうことねー」
たぶん、頭春なやつらが春の陽気に誘われて、どこからともなくわいてきて、弾幕ごっこおっ始めて、その流れ弾に当たって墜落というところか。仕方ない。春だし。ていうか、その春要素振りまいてるのは、ほかでもない、あんたなんだけど。自業自得。
「見たところ、もう動けそうね」
「はい! おかげさまでー!!」
動けるどころか、今の彼女は生気に満ちあふれている。もしかして天日干しが効いたのか、見たところ血色もよく見える。妖精に血が流れているのかは置いといて。
「本当にありがとうございます!! えーと……」
「あー。私は秋穣子よ。気をつけなさいよ」
「はーい! ありがとうございます! お世話になりました! 秋穣子さん!! あなたにも素敵な春が訪れますように!」
そう言って彼女は、キラッキラという表現がぴったりなまぶしいくらいの笑顔を私に見せる。やめろ。その笑顔は私に効く。
おそらく彼女の決めセリフってやつなんだと思う。思うが、私にとってはまるで呪いの言葉にしか聞こえない。つまり、秋神フィルターにかけるとこうなる。「あなたにも苦痛に満ちた一時が訪れますように! 呪ってやる!」悪魔の使者か。おまえは。
「あー。素敵なセリフと笑顔ありがとねー。ほら、さっさと行きなさいよ。今の季節は忙しいんでしょ」
「はーい! ではお邪魔しました!」
そう言い残して彼女は、にこやかに去って行った。
△△△
夜、採ってきた山菜とか干した野菜を調理したらすごく不味くて、この上なく不味かった。
姉の手料理の方がまだマシってレベル。いや、前言撤回。やっぱり姉の料理よりはマシ。それでも十分不味い。とにかく不味すぎて不味かった。
こういう時に限って姉は帰ってこない。どうせまたブン屋のとこにお泊まりしてくるんだろう。なんでこういう危機回避スキルだけは異様に高いのか。本当ずるい。
それにしてもおかしい。調理法も今までと同じだし、鮮度だって限りなくいい奴を採ってきた。私の目に狂いはない。
と、なると考えられるのは、あいつだ。あの頭ハルデスが、春の幸から春度を吸い取ったんだ。
あ、そういえば、あいつを山菜のカゴに入れて持って帰ってきたし、天日干ししてたにんじんの横に寝かせてた。その時に吸い取ったんだ。そうか。だからあいつあんなにつやっつやのキラッキラだったんだ。
やられた。やっぱりあいつは悪魔の使者だった。
「……んー。でも、まぁ、いっかー……」
どうせ山菜は、また採りに行けばいいんだし、野菜もまだ備蓄はある。いくらでも仕切り直しは出来る。
……どうやら私も、なんだかんだ言って、春を満喫しているらしい。考えてみれば春は秋と同じく短い季節。グズグズしてるとすぐ夏がやってきてしまう。
ならその前に、春を十分楽しませてもらうとしましょうか。私なりの方法でね。
そして次の日、山菜採りに山へ行った帰り道、道ばたに汚いてるてる坊主っぽいのが落っこちているのを見つけた。
……どうやら私の春はまだまだ終わりそうにないようだ。
と、いうわけで妖怪の山は今、春真っ盛り。
桜吹雪を先頭に、後続からは山吹の淡い黄色が咲き乱れ、更に負けるものかと、花桃や、あせびなんかが顔を覗かせる。更にその後には牡丹や、つつじ、しゃくなげなんかの姿も見えたり見えなかったり。まさに咲き乱れよ。若き乙女たちよってな感じだ。
そんなフラワーオブロマンス真っ最中の妖怪の山を私は散策している。
理由はただ一つ。春の山菜その他もろもろを収穫するため。実は花なんてこれっぽっちも興味ない。そんなもの姉にでも食わせときゃいい。私は花より団子を地で行くスタイルだから。
正直な所、春自体もそんなに好きじゃなかったりする。確かに気持ちはいいかもしれないけれど、ちょっと麗らかすぎて苦手。ふわふわ浮いてしまって、気を抜くと意識がどこか遠くに飛んでいってしまいそうになる。春はそんな危ない悪魔の季節だと、私は思っている。
もちろん、夏と冬は言うまでもなく大嫌いだけど、春もどちらかというと嫌な方。やっぱり季節は秋が一番。なんせ私は秋神だから。
春夏冬と書いて、あきないなんて読ませる言葉遊びがあるけど、よく考えたとは思う。考えたとは思うけど、考えた人は末代まで凶作にしてやらないといけないと思う。秋ナメんな。
そんなことを考えながらも、実は私は、すでにタラの芽、シトギ、こしあぶら、ウドにゼンマイ、ワラビ、コゴミなどなどの旬の若芽を続々と収穫していたのだった。どうよ。この手際の良さ。まさに豊穣神。
ふきのとうと、行者にんにくは流石にもう終わりかな。もう少しすればアミガサタケも生えてくるかな。スープにするとおいしいのよねあれ。
ああ、山の幸に感謝感謝。別に秋神が春の幸に感謝したっていいじゃない。秋以外でも、山の幸の恵みはあるんだから。
「ふう。今日も大漁ね。さ、早く家に帰ろっと」
大漁旗でも掲げながら大々的に帰還したいような、そんなこの上なくいい気分でカゴを背負って帰り道を、よっしょよっしょと歩いていると、道ばたに何か白い布っぽいのが落ちていた。
どこからかすっ飛んできた大きなてるてる坊主かなと思ったので、無視して去ろうとすると、なんかその白っぽい何からからうめき声っぽいのが聞こてくる。
「なに? どうしたの。てか、あんた誰?」
よせばいいのに、思わず呼びかけてしまった。こうやって余計なことに首突っ込んで、面倒事に巻き込まれるってパターンが多いのわかってるくせに。私の悪いクセだ。あーあ。早く帰りたかったのに。
「……ください」
「なによ?」
「は……ください」
「は、ください? もしかして葉っぱ?」
「る……をください」
よく聞きとれないけど、どうやらこの汚いてるてる坊主は、春の葉野菜を欲しがっているらしい。よくわかんないけど。
「なに、キャベツがいい? それともレタス? のらぼう菜でもいいけど。うちに来ればあるわよ。あげようか?」
すると、その白い塊がむくり頭を上げる。その時、金髪が見えて、ようやくその正体が発覚する。
「ああ!? あんたはお花見妖怪ハルデス!」
「リ、リリーですよー……」
声を振り絞るように言うと、春妖怪は力尽きて地面にぐったりと倒れ込む。
ほら、やっぱりこうなる。そりゃあ、このままこいつを放っておいても私には別に何の支障もないわけだけど。でも、目の前で行き倒れている奴を見たら放っておけないって性分って言うか。
そういや、姉もそうだっけ。面倒事に自分から首を突っ込んでいくストロングスタイル。しかも、姉の場合は巻き込まれるんじゃなくて、更に事態をややこしくするから尚更タチが悪いのだが。
とにもかくにも、仕方ないので、私は春怪人バルデスを山菜入れたカゴに放り込んで、そのまま家にお持ち帰りした。
△△△
で、お持ち帰りしたのはいいものの、妖精の介抱の仕方なんてわからない。こういう時に限って姉は居ない。全く本当に使えない。なんてこと言ってても仕方がないので、とりあえず、廊下で日光浴をさせてみる。
幸い、ちょうど今、春にんじんを天日干しにしている最中だったから、ついでにその横へ寝かせる。こうして干すことで、旨みがぎゅっと濃縮されて味が更に美味しくなる。いや、春野菜のことであってこいつのことじゃないけど。
そもそも妖精って美味しいのか。そういや前に、愛も勇気も好きにすれば? とかいう外の本に、妖精は滋養に富んでいるから食べると体にいいと記されていたような記憶がある。果たして本当か。
食べるったって、まさかそのまま頭からガブリなんてするわけじゃないと思うし、やっぱり鍋で煮込むとか。地面にしばらく埋めて発酵させてから味噌漬けなんかにしても良さそうな気がする。なんとなく。
いずれにせよ、こいつは春臭いから、煮ても焼いても食えそうにないけど。こんなのを食った日には、私の属性が秋から春に変わってしまう。
私、春穣子! 皆さんに素敵な春をお届けするわ!
うん、却下。自分が全身春に毒された姿を幻視して思わずげんなりしてしまう。
なんかいかがわしいし、別なモノをお届けしてそう。豊穣神の肩書きも別の意味に聞こえてしまう。とんでもない風評被害。こんな思考に走ってしまうのもきっと、春のせいだ。
いや、ちょっと待て。考えてみりゃ、その春の権化が目の前に居るじゃないか。そうか。こいつのせいだ。やっぱり連れてくるんじゃなかった。助けておいてなんだけど、頭の中のいかがわしい春穣子を綺麗さっぱり消去するため、とっととこいつを追っ払おう。
と、箒とちりとりを用意して春売り妖精を外へ掃き出そうとしたとき、なんと彼女は目を覚ましてしまう。
「……あれ? ここはどこですか?」
「何よ。目覚めちゃったの? ここはどこって見てわからないかしから?」
「うーん。わかりません」
そりゃそうか。
「ここは私の家。あんたは道で倒れてた。私が拾ってきた。んでそこに寝かせてた」
そして放り出そうとしてたわけだけど。彼女はそんな事は知るよしもなく、無垢そうな笑みを浮かべて私に告げる。
「わかりやすい説明ありがとうございますー。あ、思い出しました! 誰かの弾幕ごっこの流れ弾に当たって落ちたんですよ。私」
「あーそういうことねー」
たぶん、頭春なやつらが春の陽気に誘われて、どこからともなくわいてきて、弾幕ごっこおっ始めて、その流れ弾に当たって墜落というところか。仕方ない。春だし。ていうか、その春要素振りまいてるのは、ほかでもない、あんたなんだけど。自業自得。
「見たところ、もう動けそうね」
「はい! おかげさまでー!!」
動けるどころか、今の彼女は生気に満ちあふれている。もしかして天日干しが効いたのか、見たところ血色もよく見える。妖精に血が流れているのかは置いといて。
「本当にありがとうございます!! えーと……」
「あー。私は秋穣子よ。気をつけなさいよ」
「はーい! ありがとうございます! お世話になりました! 秋穣子さん!! あなたにも素敵な春が訪れますように!」
そう言って彼女は、キラッキラという表現がぴったりなまぶしいくらいの笑顔を私に見せる。やめろ。その笑顔は私に効く。
おそらく彼女の決めセリフってやつなんだと思う。思うが、私にとってはまるで呪いの言葉にしか聞こえない。つまり、秋神フィルターにかけるとこうなる。「あなたにも苦痛に満ちた一時が訪れますように! 呪ってやる!」悪魔の使者か。おまえは。
「あー。素敵なセリフと笑顔ありがとねー。ほら、さっさと行きなさいよ。今の季節は忙しいんでしょ」
「はーい! ではお邪魔しました!」
そう言い残して彼女は、にこやかに去って行った。
△△△
夜、採ってきた山菜とか干した野菜を調理したらすごく不味くて、この上なく不味かった。
姉の手料理の方がまだマシってレベル。いや、前言撤回。やっぱり姉の料理よりはマシ。それでも十分不味い。とにかく不味すぎて不味かった。
こういう時に限って姉は帰ってこない。どうせまたブン屋のとこにお泊まりしてくるんだろう。なんでこういう危機回避スキルだけは異様に高いのか。本当ずるい。
それにしてもおかしい。調理法も今までと同じだし、鮮度だって限りなくいい奴を採ってきた。私の目に狂いはない。
と、なると考えられるのは、あいつだ。あの頭ハルデスが、春の幸から春度を吸い取ったんだ。
あ、そういえば、あいつを山菜のカゴに入れて持って帰ってきたし、天日干ししてたにんじんの横に寝かせてた。その時に吸い取ったんだ。そうか。だからあいつあんなにつやっつやのキラッキラだったんだ。
やられた。やっぱりあいつは悪魔の使者だった。
「……んー。でも、まぁ、いっかー……」
どうせ山菜は、また採りに行けばいいんだし、野菜もまだ備蓄はある。いくらでも仕切り直しは出来る。
……どうやら私も、なんだかんだ言って、春を満喫しているらしい。考えてみれば春は秋と同じく短い季節。グズグズしてるとすぐ夏がやってきてしまう。
ならその前に、春を十分楽しませてもらうとしましょうか。私なりの方法でね。
そして次の日、山菜採りに山へ行った帰り道、道ばたに汚いてるてる坊主っぽいのが落っこちているのを見つけた。
……どうやら私の春はまだまだ終わりそうにないようだ。
ゆるゆるで良かったです
ナイスハルデス