ごくり……………。
「おおぉぉぉぉ!!」
思わず溜飲を下げてしまった。
美しい! あまりにも美しい!!
木々に囲まれた透き通るように澄んだ池。
木漏れ日がいい感じに幻想的な雰囲気をかもし出している。
妖怪の山の中、中腹あたりにその池はあった。
そのすぐ近く、森と言うには小規模な木の集合体の陰から池を見つめている少女がいた。
いや、正確には池で水浴びしている女性を見ていた。
と言うかのぞいていた。黒く、妙にメタリックな双眼鏡で。
「この”河童の川流れ改Ⅱ”さえあれば無敵だヨ!」
いやな名前の光学式の迷彩スーツである。
ん? それなら木の陰に隠れる必要なくね?
ついでに言っておくと桜である。
残念ながら今は夏なので葉桜、毛虫の巣である。
「このスーツ、ウフフフ……………」
自分のスーツを撫で回す少女。
一応言っておくと周りから体は見えていない。
しかし周りがガサガサと不自然である。
残念ながら池の女性には見えていないのだが。
「おい、にとり、なにしてんだ?」
「あっひゃぉう!!」
後から声がかかる。
……………いやじつは顔だけは見えてたんですよ。
ほら、”体は見えてない”って言ったでしょう?
「ななななななんなんだヨ、魔理沙!?」
声をかけた人は黒っぽい魔法使いさんでした。
「べべべべつにのぞきなんてしてないヨ!?」
嘘です。
めっちゃのぞいてましたよねこの変態少女。
いや、にとりさんなんですけどね。
「なにやってんだお前……………」
のぞきですね。
「チッ、ばれちゃあしょうがないヨ」
実はエロガッパさんはのぞくために顔だけ迷彩スーツはずしてます。
よってこう、なんというかくびちょんぱ、頭だけが宙に浮かんでます。
双眼鏡つきで。
実はただの怪奇現象みたいですね。妖怪だから仕方ありませんが。
「なにを見てるんだ?」
若干呆れぎみの魔法使いさん。
のぞきはいけませんよね。
最低ですねこの人。
「ふッ、人類の造形美だヨ」
ついでに水浴びしてる女性は厄神の雛さんです。
もとお人形さんですからスタイルはすばらしいですね。
見たくなるのも仕方ないですね。
「ああ、なんて美しい……………」
すっごい見ほれてますね。
エロガッパさんもスタイルはいい感じですが雛さんは完璧ですからね。
「ぶへはぁ!!」
双眼鏡をおもいっきり押されました。
よって眼球周辺に衝撃がきます。
思わず倒れたにとりさん、痛そうですね。
「目がぁ、メガァ!」
ずいぶんと大きい単位ですね。
「……………うわぁ」
ドン引きの魔法使いさん。生首がそんなこと言ってるんですからねぇ。
とりあえず転がった双眼鏡を拾います。
「えい!」
遠投です。結構とおくまで飛びました。
ばさばさばさ。
「?」
「ちょぉおおおおぉ! 気づかれたらどうするんだヨ!!」
”!!”ついてますがかなり小声のにとりさん。
いつのまに復活したんでしょうか。
「ま、過ぎた事を言ってもしょうがないヨ」
ごそごそとあたりの空間をまさぐる音がします。
リュックサックでしょうか?
背中側です、たぶん。
ちゃんと手袋もつけてますからね。
「むぬぬぅぅ」
その手袋のせいで取り出せないみたいです。
「いよぃっ!」
手袋をすっぱ抜くとがんばって取り出します。
「こんなこともあろうかと……………二号機だヨっ」
じゃじゃじゃーん。
「はぁ、」
呆れて超えも出ない魔法使いさんを発見しました。
「ムフフフフフフ」
ほんとの変態さんですね。
「うわああああああああ!!」
魔法使いさんの叫び声です。
「あわわわわっ! 叫ばないでヨ」
指を立ててシーってやるにとりさん。
こういうしぐさはかわいいんですがね。
「何で裸なんだお前!?」
実は魔法使いさんはのぞきを阻止としたんですね。
そのために迷彩スーツを脱がせようと考えたんです。
で、首のところのジッパーらしきものを引っ張り下げたんです。
そしたら何もない空間からにとりさんの裸が現れたんです、
驚きますね。
「ぬがさ、ないでよぉ」
体の前半分をガードするためか座り込んで涙目になるにとりさん。
出るとこが出ているせいでなかなかしまえないんですよ。
「うぅぅ……………」
なぜか赤くなる魔法使いさん。
コレは仕方ないですね。
にとりさんは上目づかいで涙目で頬を赤らめて、
しかも前を隠すために逆に谷間を強調しまってますからね。
「まりさのえっちぃ……………」
急に弱気になるにとりさん。
あれですね、メガネをとると強気になる人の反対ですね。
というかそれなら全裸に迷彩スーツだけでくるな。
「………………まりさぁ」
得点高いですね。
と言うかさっきのぞいてたせいで興奮度あがってるっぽいにとりさん。
全身お肌が火照ってます。
全身?
なんとにとりさんは脱いでしまったようです。
ぎゅっ。
抱きつくにとりさん。
妬ましぃ、と言うかうらやましいですね。
いいなぁ。
「うううぅ」
たじたじになる魔法使いさん。
お顔が真っ赤です。
「まりさぁ!!」
叫んでさらに強く抱きつくにとりさん。
「うわああああぁぁ」
ぱしゃ、
「? 河城さん、なにをしていらっしゃるの?」
雛さんはお怒りのご様子です。
「おおぉぉぉぉ!!」
思わず溜飲を下げてしまった。
美しい! あまりにも美しい!!
木々に囲まれた透き通るように澄んだ池。
木漏れ日がいい感じに幻想的な雰囲気をかもし出している。
妖怪の山の中、中腹あたりにその池はあった。
そのすぐ近く、森と言うには小規模な木の集合体の陰から池を見つめている少女がいた。
いや、正確には池で水浴びしている女性を見ていた。
と言うかのぞいていた。黒く、妙にメタリックな双眼鏡で。
「この”河童の川流れ改Ⅱ”さえあれば無敵だヨ!」
いやな名前の光学式の迷彩スーツである。
ん? それなら木の陰に隠れる必要なくね?
ついでに言っておくと桜である。
残念ながら今は夏なので葉桜、毛虫の巣である。
「このスーツ、ウフフフ……………」
自分のスーツを撫で回す少女。
一応言っておくと周りから体は見えていない。
しかし周りがガサガサと不自然である。
残念ながら池の女性には見えていないのだが。
「おい、にとり、なにしてんだ?」
「あっひゃぉう!!」
後から声がかかる。
……………いやじつは顔だけは見えてたんですよ。
ほら、”体は見えてない”って言ったでしょう?
「ななななななんなんだヨ、魔理沙!?」
声をかけた人は黒っぽい魔法使いさんでした。
「べべべべつにのぞきなんてしてないヨ!?」
嘘です。
めっちゃのぞいてましたよねこの変態少女。
いや、にとりさんなんですけどね。
「なにやってんだお前……………」
のぞきですね。
「チッ、ばれちゃあしょうがないヨ」
実はエロガッパさんはのぞくために顔だけ迷彩スーツはずしてます。
よってこう、なんというかくびちょんぱ、頭だけが宙に浮かんでます。
双眼鏡つきで。
実はただの怪奇現象みたいですね。妖怪だから仕方ありませんが。
「なにを見てるんだ?」
若干呆れぎみの魔法使いさん。
のぞきはいけませんよね。
最低ですねこの人。
「ふッ、人類の造形美だヨ」
ついでに水浴びしてる女性は厄神の雛さんです。
もとお人形さんですからスタイルはすばらしいですね。
見たくなるのも仕方ないですね。
「ああ、なんて美しい……………」
すっごい見ほれてますね。
エロガッパさんもスタイルはいい感じですが雛さんは完璧ですからね。
「ぶへはぁ!!」
双眼鏡をおもいっきり押されました。
よって眼球周辺に衝撃がきます。
思わず倒れたにとりさん、痛そうですね。
「目がぁ、メガァ!」
ずいぶんと大きい単位ですね。
「……………うわぁ」
ドン引きの魔法使いさん。生首がそんなこと言ってるんですからねぇ。
とりあえず転がった双眼鏡を拾います。
「えい!」
遠投です。結構とおくまで飛びました。
ばさばさばさ。
「?」
「ちょぉおおおおぉ! 気づかれたらどうするんだヨ!!」
”!!”ついてますがかなり小声のにとりさん。
いつのまに復活したんでしょうか。
「ま、過ぎた事を言ってもしょうがないヨ」
ごそごそとあたりの空間をまさぐる音がします。
リュックサックでしょうか?
背中側です、たぶん。
ちゃんと手袋もつけてますからね。
「むぬぬぅぅ」
その手袋のせいで取り出せないみたいです。
「いよぃっ!」
手袋をすっぱ抜くとがんばって取り出します。
「こんなこともあろうかと……………二号機だヨっ」
じゃじゃじゃーん。
「はぁ、」
呆れて超えも出ない魔法使いさんを発見しました。
「ムフフフフフフ」
ほんとの変態さんですね。
「うわああああああああ!!」
魔法使いさんの叫び声です。
「あわわわわっ! 叫ばないでヨ」
指を立ててシーってやるにとりさん。
こういうしぐさはかわいいんですがね。
「何で裸なんだお前!?」
実は魔法使いさんはのぞきを阻止としたんですね。
そのために迷彩スーツを脱がせようと考えたんです。
で、首のところのジッパーらしきものを引っ張り下げたんです。
そしたら何もない空間からにとりさんの裸が現れたんです、
驚きますね。
「ぬがさ、ないでよぉ」
体の前半分をガードするためか座り込んで涙目になるにとりさん。
出るとこが出ているせいでなかなかしまえないんですよ。
「うぅぅ……………」
なぜか赤くなる魔法使いさん。
コレは仕方ないですね。
にとりさんは上目づかいで涙目で頬を赤らめて、
しかも前を隠すために逆に谷間を強調しまってますからね。
「まりさのえっちぃ……………」
急に弱気になるにとりさん。
あれですね、メガネをとると強気になる人の反対ですね。
というかそれなら全裸に迷彩スーツだけでくるな。
「………………まりさぁ」
得点高いですね。
と言うかさっきのぞいてたせいで興奮度あがってるっぽいにとりさん。
全身お肌が火照ってます。
全身?
なんとにとりさんは脱いでしまったようです。
ぎゅっ。
抱きつくにとりさん。
妬ましぃ、と言うかうらやましいですね。
いいなぁ。
「うううぅ」
たじたじになる魔法使いさん。
お顔が真っ赤です。
「まりさぁ!!」
叫んでさらに強く抱きつくにとりさん。
「うわああああぁぁ」
ぱしゃ、
「? 河城さん、なにをしていらっしゃるの?」
雛さんはお怒りのご様子です。
もうちょい健全なのをお願いします。
厄い、厄いわ。
別にダメという訳ではないですが、自分のサイト感覚で書いたんですかね?
発想や内容は悪くないです。