「やっぱり霊夢が入れたお茶は美味しいな」
「ただ葉っぱにお湯注いだだけだけどねー」
「霊夢が入れたってだけでどんなお茶でも最高だぜ」
「そんなもんかしら?」
「そんなもんだぜ」
博麗神社の昼。
私と霊夢は縁側でのんびり茶を飲んでいた。
ちなみに現在私はこの神社に引越し、霊夢と二人で暮らしている。
半年程前、私は霊夢に告白し霊夢はそれを受け入れてくれた。
それを期に私は神社へ引越した、霊夢と一緒にいたかったからだ。
魔法の森にある私の家は、今ではマジックアイテムや魔導書などの物置になっている。
確かに色々と不便ではあるが私は今の生活が気に入っている。
「ーーーそれでーーチルノがーーー」
「ーーーーホントにーー魔理沙ったらーー」
他愛もない談笑を続ける。
とても幸せな時間だ。
「ふわあぁー・・・なんだか眠くなってきたぜ」
「・・・なんだか私も眠くなってきたわ、このままお昼寝しちゃいましょうか?」
「そうさせてもらうぜ、おやすみ霊夢」
「おやすみなさい魔理沙」
昨日あまり寝ていないせいか、睡魔がどっと襲ってきた。
霊夢も一緒だというので私は睡魔に身を任せ、夢の中に飲み込まれていった・・・
「うぅん、よく寝たぜ~」
目を覚ますと空はもう太陽が沈みかけ夕暮れになっている。
私は隣で寝ている霊夢を見たどうやら私のほうが先に起きたらしい。
夕焼けの光を受けた霊夢の姿はとても綺麗で、服の隙間から見える橙色の肌が扇情的だ。
このまま霊夢の寝顔を見ていたかったが、もうそろそろ夕食の準備をしなくてはいけない。
少し残念ではあるが霊夢を起こすことにした。
「おい、霊夢起きろ」
耳元で軽く囁くと「んん・・」と気持ち良さそうな声をあげる。
「れーいーむー!」
「うぅん・・まりさ・・・?」
「私だぜ、おはよう霊夢」
少し強めに呼ぶと霊夢が重たそうに瞼を開ける。
「・・・おはよう魔理沙」
「もう夕暮れだぜ、夕食の準備しなくちゃな」
「うん。あ、待って魔理沙」
「ん?」
ちゅっ
「!!!」
「おはようのキスよ。さ、夕食の準備しましょ!」
霊夢に呼び止められたと思い振り向くと、いきなり唇にキスされた。
台所に駆けていく霊夢の横顔は夕暮れのせいなのかそうでないのか、ほんのちょっと朱かった。
「ま、待てよ霊夢!!」
キスされた唇に指をあて余韻に耽っていたが、我に返ると慌てて霊夢の後を追った。
こんな穏やかな日々がずっと続いていけばいい、私はそう思った。
あとがき
「読了ありがとう、作者の蓬莱さんよ」
「魔理沙の嫁、博麗霊夢よ」
「同じく魔理沙の嫁、アリス・マーガトロイドです」
「って、なんで私と魔理沙のイチャラブがないのよーーー!!!」
「残念ねアリス、魔理沙は私のものよ」
「何言ってるのよ!あなたなんたに魔理沙は渡さないわ!」
「ふーん・・・だったら勝負する?」
「望むところよ!」
「二人ともストップストップ、ここで弾幕ごっこ初めちゃったらまた作品書かなきゃなるでしょ?私面倒なのは嫌よ」
「ん、わかったわよ」
「私はまだ霊夢を認めたわけじゃないんだからね!だいたい輝夜もなんで霊夢と魔理沙の小説なんて書くのよ?」
「ん~?まぁやっぱり初めは禁断の主人公組かなと思っただけよ」
「私と魔理沙は赤い糸で結ばれてるのよ」
「それはこっちのセリフよ!・・・だったら次は禁断の魔法使い組ってことで私と魔理沙のを書きなさいよ!」
「うーん・・・みんなの反応次第かしらねぇ?私は別にどっちでもいいから」
「ま、次も私と魔理沙の新婚生活ね」
「ふん、今に見てなさい!絶対魔理沙とラブラブするんだからっ!」
「じゃよろしくね~」
てるよの暇つぶし
蓬莱山輝夜 著
「ただ葉っぱにお湯注いだだけだけどねー」
「霊夢が入れたってだけでどんなお茶でも最高だぜ」
「そんなもんかしら?」
「そんなもんだぜ」
博麗神社の昼。
私と霊夢は縁側でのんびり茶を飲んでいた。
ちなみに現在私はこの神社に引越し、霊夢と二人で暮らしている。
半年程前、私は霊夢に告白し霊夢はそれを受け入れてくれた。
それを期に私は神社へ引越した、霊夢と一緒にいたかったからだ。
魔法の森にある私の家は、今ではマジックアイテムや魔導書などの物置になっている。
確かに色々と不便ではあるが私は今の生活が気に入っている。
「ーーーそれでーーチルノがーーー」
「ーーーーホントにーー魔理沙ったらーー」
他愛もない談笑を続ける。
とても幸せな時間だ。
「ふわあぁー・・・なんだか眠くなってきたぜ」
「・・・なんだか私も眠くなってきたわ、このままお昼寝しちゃいましょうか?」
「そうさせてもらうぜ、おやすみ霊夢」
「おやすみなさい魔理沙」
昨日あまり寝ていないせいか、睡魔がどっと襲ってきた。
霊夢も一緒だというので私は睡魔に身を任せ、夢の中に飲み込まれていった・・・
「うぅん、よく寝たぜ~」
目を覚ますと空はもう太陽が沈みかけ夕暮れになっている。
私は隣で寝ている霊夢を見たどうやら私のほうが先に起きたらしい。
夕焼けの光を受けた霊夢の姿はとても綺麗で、服の隙間から見える橙色の肌が扇情的だ。
このまま霊夢の寝顔を見ていたかったが、もうそろそろ夕食の準備をしなくてはいけない。
少し残念ではあるが霊夢を起こすことにした。
「おい、霊夢起きろ」
耳元で軽く囁くと「んん・・」と気持ち良さそうな声をあげる。
「れーいーむー!」
「うぅん・・まりさ・・・?」
「私だぜ、おはよう霊夢」
少し強めに呼ぶと霊夢が重たそうに瞼を開ける。
「・・・おはよう魔理沙」
「もう夕暮れだぜ、夕食の準備しなくちゃな」
「うん。あ、待って魔理沙」
「ん?」
ちゅっ
「!!!」
「おはようのキスよ。さ、夕食の準備しましょ!」
霊夢に呼び止められたと思い振り向くと、いきなり唇にキスされた。
台所に駆けていく霊夢の横顔は夕暮れのせいなのかそうでないのか、ほんのちょっと朱かった。
「ま、待てよ霊夢!!」
キスされた唇に指をあて余韻に耽っていたが、我に返ると慌てて霊夢の後を追った。
こんな穏やかな日々がずっと続いていけばいい、私はそう思った。
あとがき
「読了ありがとう、作者の蓬莱さんよ」
「魔理沙の嫁、博麗霊夢よ」
「同じく魔理沙の嫁、アリス・マーガトロイドです」
「って、なんで私と魔理沙のイチャラブがないのよーーー!!!」
「残念ねアリス、魔理沙は私のものよ」
「何言ってるのよ!あなたなんたに魔理沙は渡さないわ!」
「ふーん・・・だったら勝負する?」
「望むところよ!」
「二人ともストップストップ、ここで弾幕ごっこ初めちゃったらまた作品書かなきゃなるでしょ?私面倒なのは嫌よ」
「ん、わかったわよ」
「私はまだ霊夢を認めたわけじゃないんだからね!だいたい輝夜もなんで霊夢と魔理沙の小説なんて書くのよ?」
「ん~?まぁやっぱり初めは禁断の主人公組かなと思っただけよ」
「私と魔理沙は赤い糸で結ばれてるのよ」
「それはこっちのセリフよ!・・・だったら次は禁断の魔法使い組ってことで私と魔理沙のを書きなさいよ!」
「うーん・・・みんなの反応次第かしらねぇ?私は別にどっちでもいいから」
「ま、次も私と魔理沙の新婚生活ね」
「ふん、今に見てなさい!絶対魔理沙とラブラブするんだからっ!」
「じゃよろしくね~」
てるよの暇つぶし
蓬莱山輝夜 著
よかったです!
レイマリ好きの方がたくさんいてとても嬉しいです。
次はいつになるかわかりませんが、みなさんが忘れてるころにこそりと投稿したいと思いますm(__)m