「皆さんこんばんは、清く正しい射命丸文です。突然ですがかの有名な地霊殿の主
古明地さとりさんがなにかとんでもないことをやらかしているとの噂を聞きつけたのでやってまいりました
これより関係者に事情を聞きたいと思います」
※プライバシーにより音声を変更しています
「朝のご挨拶に伺ったんさぁ…、でも違和感を覚えました…
口調や表情はいつもと変わらないんですけど…その…服が…」
※プライバシーにより音声を変更しています
「お姉ちゃん、いったいどうしちゃったんだろう…
私が迷惑かけすぎた所為によるストレスかなぁ…」
※プライバシーにより音声を変更しています
「うにゅ?変なことなんてあったかなぁ、忘れちゃったねぇ」
「このように関係者が口をそろえて言っているように何かあったようですね
では、これより潜入取材を開始いたします!!」
どたどたどた
「やってまりました、古明地さとりさんのお部屋です
こ…この先に…いったい何がっ!?」
ガチャ
「私たちはここで衝撃の事実を目の当たりにした!!
はい、ここでいったんCMでーす」
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「なにをやっているのですか?騒々しい」
「いやぁ、こうした方が気分…が…」
ゴト、と手からカメラが滑り落ち床で鈍い音を立てた。
文は今更ながら正気に戻り冷静さを取り戻した。
あらためて見直してみると驚愕の色を隠しきれない。
頭からつま先までをなんども往復しながら確認している、途中で何度も目をこすりながら。
「えっと…、一つお聞きしてもよろしいですか?」
「あぁ、これ?答えは朝起きたらこうなっていて脱げない、ですよ」
さとりは自ら着ているその服を指差した。
「は…はぁ、それは分かりましたが…、なぜメイド服?」
そう、今文の目の前にはさとりのあられもない姿が惜しげもなく晒されている。
頭にはフリフリカチューシャ。
フリフリのエプロンと組み合わさっているのは可愛さの中にも大人っぽさを際立たせる黒地。
さらには超がつくほどのミニスカートに加えニーソックス着用ときたもんだ。
ミニスカとニーソの間には測ったかのような完璧なまでの絶対領域。
そしてあえていうのであれば…
清楚である、とんでもなく清楚である、けしからんぐらい清楚である、もう聖祖だな、こりゃ。
「知りません、脱げはしないし他の服も受け付けようとしないし、私も困っていたところなんです」
「えー、昨日は全然平気だったと?」
「そうですね」
あくまで平然と紅茶をすすりながら喋るさとりとは対照的に文は既に放心状態である。
予想してたような大事件とは程遠く、いや、大事件など既に通り越していた。
そう、これは…
「異変、ですね」
「異変はどこっ!?」
突然文の背後に現れたのは博麗霊夢だった。
異変という言葉に釣られたかのように突然現れた。
「れ、霊夢さん、いつのまに…」
「巫女は421BかCで瞬間移動ができるのよ」
「何の話ですか…」
「で、異変はど…こ…」
かの巫女までが放心状態に突入した。
信じられないものを見るかのような目をこすりながらさとりを指差す。
「あ、あんたはいったい何者よ!?」
「古明地さとりです」
「知って…、いや知らないわ…、そんなあなた…、知りたくなかったわ…」
「べ、別に私だって好き好んでこんな服着てるわけじゃありませんからね
勘違いしないでくださいよ!?」
「うわぁ…」
もうあまりの衝撃に二人は完全に固まっていた、しかしそんな中で
「ぶわっはっはっはっは!!!!」
霊夢の後ろにいたもう一人、霧雨魔理沙が我慢の限界といわんばかりに顔を真っ赤にしながら爆笑し始めた。
「そう、霧雨魔理沙、あなたが…、いえ、あなた及び河城にとりが犯人ね」
脚を組み背もたれに寄りかかり紅茶を片手に魔理沙を指差した。
ふだんならばカリスマゲージがMAXに達しているだろうそのポーズ。
しかし今は超ミニスカなので脚を組むとちょうどいい安置に…、この辺はあまり突っ込まないでおく。
「さとりさん…、そのおみ脚をお閉じくださいませ…、目とファインダーのやり場に困りますゆえ…」
文が目、及びファインダーをそらして言った。
もう彼女に突っ込みとシャッターを切る気力などどこにもなかった。
最初のテンションがまるで別人のようだ。
「し、失礼ね、見せてるわけじゃないんですから!!」
もう誰も突っ込まない、いや、誰も突っ込めない、強いて言うなら後ろで魔理沙一人が爆笑しているだけ。
「そうだぜ、にとりに発明の実験を頼まれてな、面白そうだったから引き受けたんだが
ぷぷっ…、まさかここまでの効果とは驚きだぜ」
「いったいどんな発明よ…」
「そう、他人に自分の望む服を着せ脱ぐことを封じる相手を拘束するための装置…、あなた方もなかなかやるわね」
「だからその服と格好でカッコいい事言わないでくださいよ…、そしてピンクでしたか…、黒を想像してたんですが」
「そんな大層な物じゃないわね…くだらないわ、あまりにくだらなすぎるわ…」
「分かった分かった、実験は終わったからスイッチは切るぜ、明日には効果は消えるんだとさ」
「ほんっとにくだらないわ、ほら撤収~、帰るわよ」
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翌日
「~というわけで、さとり様が…」
お燐がとてつもなく深刻そうな顔で博麗神社を訪れた。
「今度は何!?」
「いえ、その…」
「はっきり言いなさいよ、分からないでしょ?」
「す、すくーる水着なるものを…」
~続くかもしれない~
続くんですよね?
悪くはないと思いますよ。
その道の人に怒られる位には。
でも超ミニさとり様はぐっじょぶじょぶ。
魔理沙さんエーンドにとりん良くやってくれましたにとりん愛してる。
さぁて、次は虹川家長女とさとり様のラヴコメ等を期待しながらお待ちしておりまする。楽しゅう御座いました。
ぺこり。
あと昇龍コマンドは623ですよ
み、見たい
ちなみに亜空穴は逆昇竜ですから421ですよ
さとりんのスク水見てみたいwww