霊夢と魔理沙からチョコレートをもらったのが先月。毎年「いつもお世話になってるから」と言いながらくれるのだが、今年もそうだった。
もちろん嬉しい。だが同時に何を返すべきか毎年迷う。
迷った末、その辺りで購入した飴をプレゼントする事にしていた。しかし毎年こうだというのも申し訳ない。歳を重ねるにつれ、段々とその悩みは大きくなっていく。それほど重大ではないのに、自分の性格が恨めしい。
悩んでも悩んでも解決できないまま、気づけばホワイトデー前日になっていた。そこで僕を助けて――いや僕につけ込んだのが一匹の兎だった。
「おにーさん、ホワイトデーのお返しにこの紙箱をかわない? なんと、買うだけで相手のほしいものをホワイトデー妖精さんがこの箱の中に入れてくれるんだよ!」
詐欺だな。前科百犯以上の兎の言う事だ、間違いない。
普通はこう思う、普通は。もちろん今の僕だって騙されるはずがない。でもその時の僕は今のような冷静で不信感に満ちた僕じゃなくて、藁にもすがるような僕だった。
詐欺兎の口先が救世主の手に見えた、愚かな僕だった。
「それ――いくら?」
「まいど!」
こうして僕は、まんまと詐欺にはまってしまったのだった。この日ほど自分を責めた日はなかった。
詐欺というのは「やられた!」という気持ちとお金の交換だ。お金を渡して、悔しさと場合によっては心の傷をもらう。それ以下ではないしそれ以上でも決してない。
でもこの詐欺は違った。
……考えようによっては命に関る。しかし僕がそれを知るのは、まだ先の事。
その日はまだ、何も無かった。僕の身に災難が降りかかるのはホワイトデーその日の事だったのだ。
【白日飴になって】
朝起きたら動けなかった。手も足も頭も、ピクリとも動かせない。
体が凍った。もうすこし寒ければ、この表現がよく似合う。
寝起きに時々ある、力が入らない現象じゃない。つまり、異常事態だ。
しかし不幸な事に、おかしな事はそれだけじゃない。
一体、ここはどこだ?
起きてからまず見えたのが見慣れない天井。さらに、ベッドで寝たはずなのに背中がごつごつしている。
確かにベッドで寝た。間違いない。
でも一応、昨日の事を思い出す。
兎からあの箱を愚かにも二つ(赤と黄色のやつだった。二人に似合うと思ったから)買い、赤い箱には『霊夢』、黄色い箱には『魔理沙』と書いた白い紙を付けておいた。商品と間違うといけないからね。
そのあとご飯を食べて寝た。ベッドで。それで終わりだ。
思い返してみたけどやはり変な事はしていない。これが変なことなら、幻想郷中の皆も等しくこのような目にあうはずだ。だがそんな事、考えられるか?
……なんで僕だけがこんな目にあったんだろう。それに、僕に何が起こったんだろう。
晴れない疑問。一人で悩んでも状況が見えてこない。
腑に落ちない謎に悩んでいるうちに解決の糸口か、この状況が一変する出来事が起きた。
「霖之助さん、いる~?」
霊夢が来たようだ。何ともタイミングがいい救世主だ。
……まてよ、なんで霊夢の声がこんなに近いんだ、僕の部屋は二階だぞ?
霊夢が二階の窓から入ってきたなら話は別だが、正面から入って堂々と盗むのが霊夢だ。ちなみに魔理沙は正面を堂々と壊す。
だから、霊夢の声がこんなに近いなど、考えられるはずがないのだ。
まさか、何者かによって一階のどこかに閉じ込められたのか?
いやそんな事考えている場合じゃない。不甲斐無いが、霊夢に助けてもらうしかなさそうだ。
『霊夢、助けてくれ。どうやら変なところに閉じ込められたみたいなんだ!』
そう叫んだつもりだった。
「いないのね、じゃあ勝手にもらっていきますよっと」
無視された。いや、無視されたように感じたんだ。
違う。そんな事、僕自身が一番わかっていた。声の無い叫びなど誰が聞き取れると言うのだ。
そう、声が出ていないのだ。信じたくなかった。だが、紛れも無い真実だったのだ。
今度こそ僕は絶望した。
◆
「あら、これは?」
ん?
「わたしの名前が書いてある……。
ははーん霖之助さん、直接わたすのがはずかしいから隠れたのね? いいわよいいわよ、気持ちはわかった。ちゃんともらって行くからね」
自分勝手な判断を下した霊夢。直後、かすかにだがベッドが揺れたような気がした。
「じゃ、いただきますよー」
うわっ……!
今度はがたっと地面が揺れた。地震かと思った。しかし霊夢の声は常時とかわらない。一般人なら地震があれば何らかの反応をするものだ。つまり、僕だけが揺れたという事か。
「おじゃましましたー!」
霊夢の足音が聞こえる。たったった――。
ひとつ聞こえるたびにがたっと足場が揺れる。ガタガタ、ガタガタと。
川下をする小舟が岩に躓いたときのような感覚だ。
がたっと揺れたと同時に、僕の上に丸くて白い岩のようなものが圧し掛かってきた。何も感じない。ただ、僕と透き通った白い岩がぶつかった時に生じた軽い音が妙に気になる。
何だ今のは。ビー玉同士をぶつけたときの音に似ていた。
まさか。
そこで、僕はやっと気づいた。信じられない、信じたくない。だが、おそらくそれは――。
気づきたくなかった。気づけば絶望が襲ってくる。まだだ、まだセーフだ。まだ半分気づいただけだ。だから気づくな、気づくな――!
鈍かった。ここは幻想郷だ。どんな事でもあり得るのだ。こんな、信じられない事でも。
でも、やっぱり信じられない。自分の体が飴玉になるなんて、一体誰が予想出来るというんだ。
◆
香霖堂を出て、長い飛行時間が終わる。辛かった。何度も飴に乗ったり乗られたりの繰り返しだ。サーフィンだった。快適ではない飴の海の、だが。
「ただいまー!」
返事はない。霊夢が一人だという事を暗示していた。また走り出したのか、足元がガタガタと揺れる。しかし、先程の飛行と比べたら揺れていないに等しかった。その揺れも、やがて止まる。
止まってくれて安心した瞬間、今までにない音と衝撃が襲ってきた。凄い音が響いて、僕は一瞬のうちに飛び上がった飴の下敷きになった。
何だ今のは、投げられたのか? 全く、乱暴に扱わないでくれよ……。
「さて、じゃあさっそく、いただこうかな」
……どうやらこれからもっと酷い目に遭うらしい。ああ、妖怪に食われる恐れはあるものの人間に喰われる日が来るとは。
箱を守る包み紙を剥がす音が聞こえる。この音が警鐘に感じられて恐怖の歯車が加速する。このような事になるのならば、包装なんて頼むんじゃなかった。そんなもの無しで開けられて即喰われた方がよかった。
そう思うのと箱が開けられたらしく光が差し込んだのは同時だった。
「いただきまーす」
何も知らない彼女は無邪気にもそう言う。ここからじゃ見えない。最初の犠牲者もわからない。
やけに長く感じられた時間――まるで止まっているようだった――が終わり、小さな音が聞こえた。少し遅れて僕の上の方で何かが転がる音と振動が僕にまで伝わる。
おそらく彼女が飴を取った時に、それにもたれていた飴の一つが転がったのだ。
「これ、まさか……。
霖之助さんいいのを選んでるじゃない!」
「喜んでくれて良かったよ」と、平常であれば言えただろうに。今の状態なら二つの意味でそんな事言えない。頼むから今直ぐにでも気が変わって僕もろともゴミ箱に捨ててくれ。
「おいしー、もうひとつ」
死刑宣告に聞こえる。
また、先程と同じ転がる音が聞こえた。
「もうひとつ」って霊夢は言ったのに、食べるのを止めない。それどころか、飴を噛んだのか、ガリガリというあまりにも悲惨な断末魔さえ聞こえた。
ああ、僕はどうなるんだろう。じっくりと本来の飴の食べ方のように溶かされるのか。それとも先程の哀れな飴のように噛み砕かれ、バラバラになったところを溶かされるのか。
後者なら、歯に張り付くとも考えられる。歯の少しへこんだ所に、あたかも歯があるかのように張り付くのだ。舌の上にいるよりかは溶け難いだろう。
さて、どれが幸いか。無傷のまま溶かされ続けるか。噛まれてさっさと溶かされるか。それとも噛まれてじっくり溶かされるか。
……どれも嫌だ。
だが敢えて選ぶなら……いや、無理だ。
◆
霊夢は「もうひとつ」「あと一個だけ」とか言いながらも、着々と飴を減らしてきた。底にいたおかげで選ばれる確率の低かった僕が、段々と選ばれやすくなる。
ついに、僕の上にあった飴の天井がなくなった。時折箱の外から長い肌色の棒が伸び、近くの飴を掴む。言うまでもないが、霊夢の指だ。
見えない方がよかった。自分を掴むんじゃないかと思うと心臓が暴れる。
「ホントに、あとひとつだけ!」
霊夢の指が僕の方に伸びる。
よせ、止めておきなさい霊夢。あんまり食べ過ぎると――!
必死で叫ぶのに、それは声にはならない。僕の頭の中で響くだけだった。
摘まれて引っ張り上げられる。霊夢の大きな顔が見える。嬉しそうな顔のまま、口が開いている。
もう駄目だ……!
しかしその時、霊夢の動きがピタリと止まった。
「あれ?」
……どうした?
「この飴、霖之助さんに似てる」
僕ってそんなに太ってたっけ?
「すごいなあ……。眼鏡とかそっくり! だれが作ったんだろう?」
……何、眼鏡?
眼鏡って、どういう事だ? さっきまでの飴は眼鏡なんてついてない、ただ丸いやつだったぞ?
「なんかすごいからこれは保存ー」
霊夢は僕を持って走り出す。どこに行くんだろうと思う時間もないうちに、台所に辿り着いた。霊夢は僕をいったん机に置く。
背を向けて再びこちらを向いたときには、彼女の手には小さな皿が掴まれていた。真っ白の皿だ。
彼女は手際よく僕を白い皿に乗せる。ひんやりと冷たい。これが僕のベッドなのだろうか。
どうやら掛け布団があるらしい。透明なやつだが。
はっきり言えばラップだ。
ラップを皿に掛け終えた霊夢は皿を持ち上げ、食器棚の中のガラスケースに入れた。ガラスケースを開いたその時に、ガラスの中にもう一つ白い皿が映り、その中に小さな透き通った白い人が寝ているのが確認できた。
あれは何だと一瞬は思ったものの、先程の霊夢の「霖之助さんにそっくり!」という言葉が理解を助けた。そのおかげで、白い人が誰なのか、すぐにわかった。
まさしく僕だった。小さくて白い、透き通った僕がそこに寝ていたのだ。
◆
霊夢は結局全ての飴を食べ終わったらしい。僕を除いて、だが。
食べ終わったは夜になってからの事だったが、霊夢はそれ以降僕に手を伸ばそうとはしなかった。
その日は結局、無事に過ごす事ができた。
次の日。相変わらず霊夢は僕に手を出そうとはしなかった。
また次の日。その日も生き延びた。
その次の日。興味深い事を聞いた。
「霖之助さん、買出しにでも行ってるのかな。魔理沙、あんた知らない?」
「知らないね。私たちに直接飴を渡すのが恥ずかしくて逃げたんじゃないか?」
興味深い事、先程こう表現した。撤回する。失礼な事を聞いた。
またまた次の日。
「今日もいないわ……一体どうしたのかしら、商品のもらい甲斐が無いじゃない」
突っ込みたくなる発言だが、霊夢の顔はなぜか暗くて、そうはできなかった。もっとも、それ以外の理由でできないのだが。
さらに次の日。ついに霊夢が苛立った。
「まったくもう、なんでいないのよ!」
「とり放題じゃないのよ」と言った霊夢の表情は、どこか寂しさと暗さを帯びていた。僕のほうをちらりと見て、少し暗さは晴れたようだが、まだ寂しさは張り付いていた。
一週間経った。霊夢はついに怒らなくなった。
ところで、この日もどうやら魔理沙が訪ねて来たらしい。
「なあ……香霖さ。どうしたんだろうな」
「……わからない。あの人も半分は妖怪だから、食べられたわけじゃないと思うけど……」
暗い雰囲気が溢れて、ガラスの壁を隔てた僕の方にも伝わる。重く苦しくて、じっとしているのが辛くて仕方がない。
一ヶ月だった。ついにこの日、僕は諦めた。
もう元に戻る事はできない。せめて、霊夢が大切に保管してくれる事を祈ろう。そういうネガティブな方向に考えるようになった。
でも諦め切れない人もいた。勿論、霊夢と魔理沙だ。
「霊夢、今日もいなかったぜ……」
「……そう」
縁側で話しているらしく、ここからでは何も見えない。二人の会話だけが、そこにいるという証拠になる。
「香霖、私たちが嫌いになったのかな……」
魔理沙がいつもの魔理沙じゃない。暗い。それに言葉に罪悪感に包まれている。
『魔理沙、元気を出すんだ。君は人に迷惑を掛ける程元気な位がちょうどいいんだよ』
そう言ってあげられたら。いや、僕が二人の前に出て行くだけで、どんなに二人の救いになっただろう。どんなに二人は明るくなるんだろう。そして、どんなに二人に「迷惑を掛けて!」と怒られる事だろう。
そうだ、僕たち三人はそれが一番映える。
霊夢と魔理沙の二人が僕を困らせ、僕がそれを軽く注意する。でも結局二人は止める事はなく僕が損をする。
二人の妹が反対の方向に手を引っ張り、動けなくて困る兄が一人。そういう関係なのだ、僕たちは。
引っ張る手がないと寂しいよね、妹っていう存在は。
「これ以上探すのも……迷惑なのかな」
そんな事はない。だが、見つかりっこないのだ。砂漠の中で針を探すほうがずっと楽だ。
僕を探す事が二人の悩みの種になるのなら、それは僕にとっても迷惑な事になる。だから、もう止めて欲しい。
……まだ弱いか、ならはっきり言おう。もうやめてくれ。頼む、君たち人間は寿命が短いんだろう? 大切な時間を無駄に使っちゃいけない。
心の底からそう祈った。
願いは届いた。飴になってから三ヶ月と一週間ほど経った頃、彼女たちはついに探すのを止めた。
◆
目を覚ますと、博麗神社の中の畳の部屋にいる事に気づいた。
理由は知らないが、転げ落ちたんだろう。霊夢が拾ってくれるのを待とう。そう思って、何気なく首を動かした。
動かせた。
無意識にまた首を動かす。その動作でまた一つ、僕はあることに気づいた。
「あれ……?」
驚いて飛び起きた。
飛び起きる事が出来た。
その事にまた驚く。自分の身に起きた事を調べたくて、足を動かして歩いてみた。……歩けた。
さっきよりも速く、飛び跳ねるように歩いた。体はついてくる。久しぶりな感覚はあるものの、間違いなく機能している。
「や、やったあああ!」
いつもは冷静な人という事で通しているが、この時ばかりは咆哮するように叫んだ。
「だれかいるの?」
そこで、寝ていたのか、目を擦りながらやってきた霊夢と遭遇した。
「え、あ、霖之助さん?」
「え、あ、その、これは……うん、久しぶり」
説明に困ってどもる僕に霊夢はポカンとしていたが、やがて力が抜けたように息を吐きながら崩れ落ちた。
「……えっと、大丈夫かい?」
「……んだから」
「え?」
わからなくて聞き返した。それが導火線だった。
「心配したんだから!」
導火線をたどった火が火薬に触れ、堤防を破壊してしまったらしい。
第三者から見たら僕は、妹を泣かせてばつの悪そうにする兄のように見えたかもしれない。
◇
あとから聞いた事によると、僕が飴になっていた期間はホワイトデーからちょうど九十九日だったらしい。
それがどうした、なんて思わないで欲しい。僕にとっては一大事なんだから。
だがなぜ九十九日なんだ? そこが一番謎だ。何かひっかかるんだが、よくわからない。ホワイトデート関係があるんだろうか?
いや、どうでもいいか。
そういえばあの後、神社にきた魔理沙とも遭遇して霊夢と同じような事になった。どうすればいいのかわからずに視線をウロウロさせていたら、魔理沙が新しい箒を持っているのに気づいた。
とにかくこの凍った状況を融かしたかった僕は「その箒はどうしたのか」と聞いてみた。
「香霖がくれた箱から出てきたんだぜ」
という事らしい。
ちなみに魔理沙はその後「形見にするつもりだった」と言っていた。
魔理沙の例から考えると、霊夢も欲しかった物が手に入ったという事だろうか。なんで飴だったんだろう、しかも僕の形をした。
聞いてみた。考えるよりもこの状況を何とかしたい、という気持ちが先行したのだ。
「あの飴、わたしが小さいころによく食べていたやつだったのよ。お店が潰れてもう売ってないから、諦めてたんだけどね。
え、霖之助さんの形してた理由? わかんない」
らしい。しかし僕は予想を立ててみた。
霊夢はずっと一人だったから、僕の事を兄のように思ってくれていたんだろう。だから、飴は家族――つまり僕の形だった。
自分でもかなり無理矢理な理屈だと思う。でもこれでいいや。
数日後。詐欺兎に文句を言おうと思って永遠亭に訪れた。だが兎は容疑を否認。詐欺師の言う事など嘘だ。嘘をつくなと言おうと思ったのだが、彼女のすぐ隣にいた兎が彼女の肩を持った。
「てゐは毎年迷惑をかけるから、今年は縛り付けて一日中監視してましたよ」
念のため永遠亭の中の兎たちにも話を聞いたが、皆同じ事を言った。
という訳で、兎たちの言うことは本当なのだ、と思う事にした。これ以上の追及も面倒だし、直ったからこの際どうでもいい。
ホワイトデー妖精さんのせいにしておこう。
そういえばあれから、前よりもさらに二人がよく店を荒らしに来るようになった。
何となく予想できた僕はあの飴を探し出し、店にならべておく事にした。案の定「こんな飴を仕入れてわたしを太らせようとしているのね。没収よ!」と言って堂々と盗まれたが。しかも仕入れるたびに。
魔理沙も魔理沙だ。霊夢の盗むものは飴が主流になったが、魔理沙は変わらない。香霖堂の損害はひたすら膨らむ。
でも僕はそれを、お転婆な妹を持って困る兄のような表情で、ずっと見守るのだった。
しかしこの箱欲しいなあ。
兎さん、私にも売ってくれませんかねえ。3日以内に。
いつ霖之助が霊夢の口の中で蹂躙されるかwktkしていた俺のトキメキを返せ!
しかし99日よく無事だったなw
とっても面白かったよ。
な、なんだってー!!
そして寂しがる少女たちにぐっと来た
霊夢の舌に舐められる描写付きのBADエンドマダー
願いを叶える系の話って昔から怖い話が多いですよねえ。
いつ食われるかわからない飴の人形になるとか想像するとまじゾッとする。
最近霖之助のssが増えてきて嬉しい限りww
東方厨にありがちな女尊男卑もなく、文章も読みやすく面白く、よかったです!
いや~ハッピーエンドで本当に良かった。