突き抜ける様なな青空が鮮やかな、ある春の日の事である。
唐傘の付喪神・多々良小傘は微風に乗りながら、ふわりふわりと幻想郷の空を漂っていた。
「お化けだぞぉ~♪ う~ら~め~し~やぁ~♪」
小傘は暢気に鼻歌を歌いながら、"今日はどうやって人間を驚かせてやろうか"とアイデアを巡らせる。
頭の中に浮かぶのは、世にも恐ろしい驚かせアイデアだ。
突然空から蒟蒻をぶつけたり、夜道で背後から抱きついて耳を齧ったり、不意打ちで相手のほっぺをペロリと舐めてみたり――実に恐ろしいアイデアが、小傘の頭の中を巡っている。
さて、そんなこんなで小傘が風に乗せられてやって来たのは守矢神社。
小傘はふわりと鳥居の上に着地すると、境内を見渡していた。
誰か、獲物になりそうな人間は居ないだろうか――そんな事を考えながら。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
「早苗、落語が見たいよ」
「唐突に何を仰いますか」
「いーじゃんいーじゃん! 落語が見たいのー!」
祟り神の少女・洩矢諏訪子は風祝である東風谷早苗を相手に、駄々をこねている最中であった。
場所は守矢神社の本殿内。
時刻はお昼過ぎ。そろそろお腹が空く頃合である。
「大体、何故に落語なんですか。外の世界から持ち込んだゲームや漫画だって有るでしょうに」
「そんなのもう飽きちゃったよ。それに、幻想郷にはまともな娯楽が無いんだもん。
こうなったら幻想郷にもありそうな旧き良き娯楽を楽しむしかないなと思って」
「それで、落語ですか。……まあ、落語なら幻想郷にもありそうですよね。
外の世界では失われてしまった小噺なんかも、ここでは普通に聞けそうですし」
「でしょ、でしょ? だから落語が見たいのー!」
早苗のため息も気にせずに、諏訪子はじたばたと駄々をこね続けている。
とてもではないが、その姿からは神代の時代から生きている由緒正しい神の風格は感じられそうに無い。
せいぜい、落語好きな金髪幼女である。
「はぁ、しょうがないですね。とりあえず神奈子様にも相談をしてみます」
「えー……神奈子もー?」
「行くのならば、家族皆で行くべきでしょう。さて、それでは私はお昼ご飯の支度に――」
話を程々に打ち切ると、早苗は昼食の準備を始めようと立ち上がる。
諏訪子は若干不機嫌そうだが、すぐに機嫌を直すのだろう。
早苗が本殿の扉を開け、外へ出ようとした瞬間――
「うりゃめひやぁ~! おりょりょけぇ~!!!!」
唐傘少女の賑やかで舌足らずな声が、本殿の中に響き渡ったのだ。
声だけではない。早苗が扉を開けた瞬間、本殿の外へと開かれた視界を遮る様にして大きな紫色の傘が開かれていた。
その傘に描かれたのは、不気味と言うよりも滑稽に見えてしまいそうな一つ目お化けの顔。
だらりと傘から垂れ下がった舌が、何ともコミカルである。
「おりょりょけ~!」
「………………」
「お、おろろけー?」
「………………」
「むぅ。おろりょけー!! おろろけー! がおー!」
早苗に対し、二度三度と驚かし攻撃をする小傘だが効き目はあまり無いらしい。
それどころか、早苗はジト目で小傘を見つめながら懐から御札を取り出し、
「諏訪子様、この妖怪の調伏は」
「ん。許可するけど、あんまり虐めちゃ駄目だよー」
霊力を込めると、小傘の顔面に向けて叩き付けていた。
「あみゃっ!?」
「ふぅ……またしても愚かな妖怪を退治してしまいました。
……小傘ちゃん? 貴女は古典的な方法で人を驚かすのは向いていない気がするわ。 そろそろ方針変更の時期じゃないかしら」
「う、うぅー……おろろけー……ガクリ」
小傘は額に御札を貼られて力を失い、そのままその場に膝を付く。
その姿は、唐傘お化けと言うよりもキョンシーに見えるかもしれない。
「では、私はこれで失礼します。この傘は適当に放り出しておいて下さいな」
「はいはーい。落語の件、考えておいてね」
「信仰が回復すれば、ですよ。当分先になりそうですけどね」
「えー……」
手短に言葉を交わすと、早苗は本殿から出て行ってしまった。
中に残されたのは、本殿の主である諏訪子と目を回して倒れている小傘。
片や祟り神、片や付喪神。
同じ"神"の文字を冠する二人だが、その格は天と地ほどに開いている。
「おーい。そこの傘娘さんや」
「う、うぅー……んん?」
「おっ、気が付いたか。アンタ、名前は何て言うんだい?」
「ふぇっ、名前? わちきは小傘だよ。多々良小傘。貴女は早苗の家族?」
「んー……家族って言うか先祖って言うか、まあそんな感じかな。
洩矢諏訪子、一応この神社の神様さ」
「ほへー。神様だったんだ」
「殆ど裏方だけどね。それはそうと小傘ちゃん」
小傘の額に貼られていた御札を剥がすと、諏訪子は言葉を続ける。
言葉の内容は、小傘が登場した時の事。
「あんた、早苗を驚かせようとしていたのかい? あんな風に乱入して来て」
「うん! わちきの姿、とっても怖かったでしょ?」
「いや全然。あとその"わちき"って、もしかして無理やりに古風なキャラ作りしているんじゃないかい?」
「が、がーん!? あと、一人称の事も突っ込まれたっ!?」
驚いてもらえなかった事と、キャラ作りを指摘された事。
二重のショックが小傘を襲っていた。
その表情たるや、雷に打たれたかの如き表情である。
「あ、あはは……ごめんごめん。悲しませちゃったかな? お詫びに、昔から畏れられていた神様として、アドバイスだ。
どんな人間にも妖怪にも、神様にだって必ず弱点は有る。だから、その弱点を狙うのが怖がらせる時のポイントだね」
「じゃくてん?」
諏訪子の言葉に、小傘はぽかんとした表情で応じる。
「ああ、弱点だ。そうだね……例を挙げるなら、暗い場所が苦手な人・狭い場所が苦手な人・高い場所が苦手な人ってな具合に人によって怖い物は異なる物なんだよ。
だからこそ、相手の弱点を見極めてそこを狙うのが大事なんだよ。だけど、小傘ちゃんはとにかく叫んでるだけっぽいよね? それじゃあダメだ」
「むむむっ……成程。流石は神様だ。あどばいすが分かりやすい!」
「あははっ、そいつはどうも。喜んで貰えたついでに、一つ早苗の弱点も教えてやろうかい?
あー、でも……やっぱり家族の事だから軽々しく語るモンじゃ――」
「――! 教えて教えて教えてっ!!!!」
諏訪子の口から漏れたのは、"早苗の弱点"と言うフレーズ。
これは僥倖とばかりに、小傘は諏訪子の言葉に食いついていた。
だが、諏訪子はほんの少しだけ嫌そうな表情を浮かべながら、
「教えてって言うけどさ、早苗は家族なんだよー? やっぱり、家族の弱点を教えるってのも……」
やはり、言いたくはない様子。
だが、小傘はそんな事お構いなしだとでも言いたそうにしている。
それどころか、諏訪子の肩を掴んでガクガクと揺さぶりながら、今にも飛び掛らんばかりの眼光で、
「教えろ教えろ教えろっ!!!! 教えてくれないと、化けて出てやるっ!」
神を脅迫する始末だ。
諏訪子は、『やれやれ』とでも言いたそうにしていたが……小傘の熱意に負けたのだろうか?
人差指を口元に当てると、"内緒話"のジェスチャーをしながらそっと小傘に囁いたのだ。
「じゃあ、こっそり教えてあげるよ。
あのね、早苗の弱点は――」
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
翌日、妖怪の山の守矢神社は大変な賑わいを見せていた。
妖怪の山の天狗や河童に加え、普段は滅多に見られない人里からの参拝者までもが訪れていたのだ。
お守りを買う者、おみくじを引く者、外の世界から持ち込まれた珍しい道具に関心を示す者――反応は、様々だ。
「ふむ。今日はやけに境内が騒がしいな」
「何時もよりもずーと多い……人間の参拝者さんも大勢いらっしゃいますよ!」
境内に聞こえるのは、諏訪子の相棒である神・神奈子と早苗の驚きの声。
二人とも、何が起こったのか分からないとでも言いたそうである。
「おっ、今日は盛況だねぇ。守矢の二柱としては、喜ばしい限りだよ」
と、そこに現れたのは諏訪子。
いつも通り、巨大な帽子に付いた眼を揺らしながらの登場である。
「盛況過ぎて怖いくらいだ。諏訪子、お前が何かしたのか?」
「いんや、私は何もしていないよ。ただ、ちょっとした宣伝要員を雇ってみただけ」
「宣伝要員……? おい。お前まさか非想天則みたいなのをまた作ったんじゃ……」
「違う違う。そんなのじゃなくって、もっと可愛い子だよ。
とりあえずさ、信仰が増えるのは良い事なんだから気にしない気にしない」
「むぅ。何か気になるが、まあ……分かった。とりあえず様子を見るとしよう」
諏訪子との応答で一応は納得したのだろうか。
神奈子としては、とりあえず信仰が増えるならばそれで良いのである。
特に、今までは難しかった人間の信仰が増えるのは神奈子にとって非常にありがい事だった。
「しかし……これ程大勢を引き連れるとは、その宣伝要員とやらはよっぽど有能なんだな」
「んー。正直、ここまで結果が出るとは私もびっくりだよ。今度美味しい物でも食べさせてあげようかな」
「あの、諏訪子様? その宣伝要員とは一体……」
「早苗も良く知ってる子だよ。んっと……あ、いた!
ほら、あの子だよ!」
早苗に宣伝要員の正体を問われた諏訪子は、境内の空を軽く見渡していた。
そして、件の宣伝要員を発見したのだろうか。空の一点を指出したのだ。
諏訪子の指差した先に居たのは、
「うわめしやぁ~! 次の参拝者さん、連れてきたよ~!」
小傘だった。
それも、衣装が普段の格好とは異なっている。
小傘が身に纏っているのは黄緑色の普段着ではなく、青と白を基調とした巫女服。つまり、早苗の巫女服だった。
蛙と蛇を模した髪飾りは無いものの、衣装は早苗そのものである。
そんな小傘は御幣の代わりに傘を持ち、人間の里の方角からふわりふわりと風にのって守矢神社の方角へとやって来ているのだ。
ぞろぞろと、人間の参拝者を引き連れながら。
小傘の傍らには、哨戒任務を担当している白狼天狗が付き添っていた。
小傘の護衛と監視を兼ねて、任務に当たっているのだろう。
「な゛っ!? どうして私の服を……!?」
「ああ、私が貸したんだよ。
『ウチの神社の宣伝をするのなら、ユニフォームがあった方が分かりやすいよね』って事で」
「勝手に貸さないで下さいっ! って言うか、何故にあの小傘ちゃんが宣伝を」
「ふっふっふっ。それはズバリ、古典落語に則ってだねぇ」
驚く早苗とニヤニヤ笑いの諏訪子を余所目に、小傘はスカートを翻しながら守矢神社の境内に着地する。
軽く捲れてしまった裾を直しながら、笑顔で早苗の方にポテポテと向かって来る。
そして、早苗の正面に相対すると、びしっと人差指を差し向けて、
「どうだ早苗っ! 参ったかっ! 驚いただろう! わちきの才能に恐怖しただろうっ!」
「……意味が分からないんですけど、この参拝者さん達は小傘ちゃんが?」
「うむっ! 人間の里でこの神社の宣伝をしてやったのだっ! わちきの才能にかかれば宣伝なんて余裕だったのだー!」
「えーとですね、一応補足しておくと……
里の人間は『恐ろしい天狗や河童が居る怖い神社だと思っていたけど、こんな無害っぽい妖怪も居るなら大丈夫なんだろう』との事でこちらに参られています。
どうやら小傘さんの能天気さと人畜無害っぷりが心を掴んだらしく……かつ、博麗神社よりはご利益がありそうだからとの事。
命蓮寺に馴染めなかった方が、こちらに流れている様ですね。以上で報告終了です」
横から口を挟んだのは、白狼天狗の犬走椛だった。
椛は半ば呆れた様な表情で、満面の笑みの小傘をじろじろと見つめている。
「えっへん!」
一方の小傘と言えば、薄っぺらい胸をこれでもかと張りながら自慢げな表情である。
「えー……あ、はい。とりあえず小傘ちゃんの頑張りは凄いと思います……でも、どうして宣伝を?」
「ふっふっふ。それはだなー、守矢神社の信仰が増えれば早苗が怖がるって諏訪子が言ってたからなのだ!
だからわちきは頑張って、頑張って、頑張って、この神社の信仰を増やしたってワケ!」
小傘の言葉を聞いた瞬間、早苗の脳裏にふと浮かんだフレーズがあった。
『まんじゅうこわい』と呼ばれる落語の演目だ。
仲間に「自分は饅頭が恐ろしい」と打ち明けた男が、驚かそうとした仲間に饅頭を大量に投げられる話。
結局男は饅頭を全て平らげてしまい、挙句の果てには「次はお茶が怖い」とお茶を要求して落ちる展開となっている。
諏訪子が小傘に吹き込んだのは、この落語と同じ意図の言葉だ。
自身を驚かせようとする小傘に、『神社の信仰が増えれば早苗は怖がる』と囁いておく。
後は、小傘が頑張って信仰を増やしてくれる。
……かもしれない。
諏訪子にとっては、最初から小傘の働きなんて物は当てにしていなかったのかもしれない。
けれども、実際はこうして小傘の人畜無害っぷりが人間の信者を大勢招く結果を呼んだ。
意外な所で意外な才能が開花するものだ、と早苗は感心していた。
何時もは生意気な付喪神だけれど、今は素直に感謝の気持ちを抱いておこう――とも。
「むぅー。早苗、本当に信仰が増えると怖いの?
何だか、喜んでるみたいだけど」
「あ、え、えっと……そうですねー……」
小傘の疑問は、有る意味当然だったかもしれない。
守矢神社の信仰を増やしたのだから、早苗は怯えている筈なのだ。
なのに、早苗はどことなく嬉しそうな表情を浮かべている。
鈍い小傘でも、何処となく違和感があるのだろう。
「えっとねー。小傘ちゃん、実は早苗の弱点は変わっちゃったの」
と、そこで諏訪子がすかさず口を挟む。
「ふぇっ!? 弱点、昨日教えてくれたのに!?」
「いやー、ごめんごめん。どうやら早苗も強くなってるらしくてね。
私の知らない所でどんどん成長していたみたいなんだ」
「むぅ……何ともすとろんぐな……」
「で、新しい弱点だけどね――」
そして、口元を僅かに歪ませながら、諏訪子はぽつりと小傘に囁いたのだ。
「――跡継ぎを産んでくれる、可愛いパートナーが怖いって」
瞬間、小傘の瞳に星が舞い込んで来た。
ような気がした。
「早苗っ! ケッコンしようよ! 結婚!」
「ちょ、えっ!? す、諏訪子しゃまっ!?
何をトチ狂った事をっ!?」
「子供は二人! 日傘と雨傘をそれぞれ持たせる! ミラクルパラソル!」
「意味が分かりませんっ!」
キラキラと輝く瞳で、幸せな人生設計をしている小傘。
異常事態に焦り、二柱に助けの視線を送る早苗。
そして、二柱はと言えば、
「あー、これでウチの神社も安泰だねー」
「……現人神と付喪神か……ふむ。同じ神なら、まあ良いのかもな」
「うんうん。神奈子も認めてるっぽいし、良いじゃん。
何だかんだで良いパートナーだと思うよー。丁度、服も同じでペアルックだし」
どことなく、小傘を受け入れ始めていた。
小傘の護衛と監視をしていた椛は俯き加減で恥かしそうにしているし、参拝客も遠巻きに騒動を見守っている。
「小傘ちゃんの服は諏訪子様が着せたんでしょうがぁぁぁ!!!!
ああ、ああもう! 大体跡継ぎ云々って、私達は女ですよ!? どうすればそんな事が」
「クククッ……早苗、神に不可能は無いのだよ!」
「ああっ! そんなカッコイイ台詞、こんな馬鹿なシチュエーションでは聞きたくなかった!」
「ねーねー早苗ー。一人目の名前は、二人の名前をもじって付けるー?」
「人生設計早っ!? って、そうじゃなくてですね……
神奈子様っ! 良いんですか? 妖怪ですよ妖怪っ!」
「信仰を増やしてくれた恩人だ。
受け入れぬ訳には行くまい……最近出来た寺院は人も妖怪も受け入れると聞くしな。門戸は広くするべきだろう」
「うんうん。私も何だかんだで小傘ちゃんが気に入ったしー、良いんじゃないかな」
もはや、早苗の味方はこの場に一人として居ないらしい。
早苗の頭の中で、ぐるぐると己を取り巻く状況が渦巻いていた。
何だかんだで小傘を受け入れている二柱。
自分の子供を生むと宣言した小傘。方法は不明だが。
増えてしまった信仰。増えたからには、手放したくない。
そう言えば、天狗はこの騒動を知っているのだろうか? もし知っているならば、近日中には新聞のネタになってしまうのだろう。
そうなってしまえば、もうその情報は幻想郷全体に広がってしまう。
それは、不味い。既成事実だ。
けれども、対抗策が浮かばない。
全ては、小傘が信仰をうっかり増やしてしまったせいなのだろうか?
早苗は、昨日までずっと信仰が欲しいと願っていたのに、今は何故か信仰が恐ろしい物に思えてしまうのだ。
これでは、小傘と諏訪子の思う壺ではないか――早苗の頭の中で、考え事が巡りに巡り、五穀とフルーツの煮えたぎる鍋に叩き込まれ、そして爆ぜた。
そうだ。全ては、信仰のせいなのだ。
そして、早苗は叫んだ。
真っ白になった頭の中を吐き出す様に、声を張り上げて叫んだ。
「あ、ああもうっ!!! 信仰がぁ……信仰が、怖いぃぃぃぃぃ!!!!!」
瞬間、信仰に振り回される風祝の少女の叫び声が妖怪の山に響き渡り、
「えっへん! わちき大勝利っ!
さーさー早苗、どんどん怖がらせてやるんだから……ケッコンするよ! 今日からわちきは風祝ならぬ、傘祝なのだ!」
能天気な唐傘少女の声もまた、青空へと吸い込まれて行ったのだった。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
「くくくっ♪ 落語なんかよりもずーっと面白い物が見れたよ。
これからも、当分の間は退屈しないで済みそうだねぇ……」
こっそりと呟いた諏訪子の声は、誰の耳にも届かなかったのだが……それはまた別のお話である。
諏訪子様ナイスです。
続きが読みたい…不可能を可能にするくだりとk(ソコマデヨ!
ケロちゃんの戦略が怖い
※結婚したとの事なので、苗字は変更しています
さあ小傘ちゃん、俺を驚かせるんだ。背後からの抱きつき→耳かじり攻撃を希望する
さあ。さあ。さあ!!
あと、ほっぺた舐められたい
落語好きな金髪幼女……日本人以上に日本かぶれな北欧出身金髪小学生を幻視した。
この話の続きが怖い
世に溢れてるSSでこの組み合わせだと大抵早苗がドSで
異常性欲者で~みたいに書かれてて飽き飽きだったから。
さすが諏訪子さま、やりおるわい
すげぇ。
わちきという響きは存外いいものだ。
つか子傘がかわいかったので100点。
かわいいは作れるって本当だったんだな
あ、1万点おめでとうございます。
でもそれだと早苗が産むことになるか