博霊神社、お賽銭箱前縁側より―――
霊夢は空を見上げながらHIZIならぬ、WAKIを突いてしんみりしていた。
「何で私貧乏なの?」
「それはお前が無職だからだぜ」
霊夢が独り言を言うとさらりと突っ込む魔理沙。
「無職も何も、仕事なんてやらなくていいじゃない」
「何で?」
「私は巫女やってるから何もしなくていいの」
自信たっぷりの発言を言う霊夢。
「それは、仕事じゃなくて、お前の使命だろ!」
魔理沙は霊夢のようにNEETしていない。
霧雨魔法店でしっかりと経営している。
それに、
人を襲うことしかしない妖怪たち以外に、
働いてるものは多い。
永琳は薬屋。
こーりんは香霖堂。
射命丸は新聞記者。
慧音は寺子屋。
ミスティアの八目鰻の屋台。
などなど……
というふうにですね、霊夢さん。
大体働いてないのは当たり前だが子供である。
妹紅や輝夜、チルノを始めるバカルテット。(ミスティアを除く)
普通は働かないだろう年頃(見た目で言う)の者たちは、もとい働いていない。
とは言うものの、妹紅は時折に慧音先生のアシスタントをがんばっている。(採点以外は・・・)
だから妹紅はこの分類から除外ということで。
「働く糸口あれヴぁいいな~」
「ないぜな~そんな簡単には」
『ちょっと!そこの腋巫女~!』
その二人の会話に突如汗だくのレミリアが乱入してきた。
なにやら手にはどう見ても危ないよーな内容の絵が書いてある書類がチラチラ見えている。
((腋は余計だ))と思いつつ、霊夢はその書類から仕事の匂いを感知した。
そして、レミリアが息を整え、書類を確認した後、用件を伝えよう口を開いた。
「えーと、あのね。霊m」
「わかったわ!協力する!何でもする!見てなさい!私にかかれば何でもできるのよ~~~!」
……………。
((いやいや、霊夢さん。まだ何も話の内容に触れてませんよ?))
心の中でツッコミしつつ、レミリアは何でもしてくれるなら、
それはそれでありがたいからいいか、と霊夢と魔理沙に持っていた書類を配り、
改めて説明するのだった。
「なんだこれ?」
「ご……ご主人喫茶?」
霊夢と魔理沙は顔を見合わせ戸惑う顔を見せた。
何ていうか……企画的古さに……といいますか。
「そうよ。私たちのような力の強い妖怪は、基本的に普段主従関係を持ってるのは知ってるわよね」
「まあ…言われてみればそうぜな」
「そこで、貴方たちにお仕事の依頼よ?」
レミリアはそう言いつつ、霊夢の口をつけた湯飲みを手に、こっそりと間接キスしようとしたが、
とき既に遅し。霊夢の軽快なとび蹴りが、幼い背中に炸裂。カリスマ、もともこもなし…。
「いっい……痛いじゃない!?」
涙うるるのレミリャ。
「うっさい。それより、この「主人カフェ」って何よ?おいしいの?」
「それを説明しようとしたのに……」
半泣きでほふく前進するレミリアがしょぼしょぼと答えた。
「簡単に言うわね。読んで字の如く、よく外の世界で「メイド喫茶」とやらがあるわよね?
この企画は真逆よ。つまり主従関係が反対」
そういうとレミリアは立ち上がりながら急いで日傘を拾い上げた。
「ということは何か?藍が客で、紫が『お帰りなさいませ』ってか?」
魔理沙が今まで空気にされてたんだから今からでもしゃべらせろと言わんばかりに声を出した。
「流石。理解が早い!」
「でも…これはうけるのか?」
「よねぇ…」
たしかに面白そうなバラエティ的企画のやつだが、
客のニーズに答えてなんぼなのでは?
「なにせ、私たちは暇なものよ。異変起こしても貴方たちがいるもの」
「頼む。暇でいてくれ」
「頼む。暇でいてくれぜ」
レミリアの発言に一斉に答える二人。
「さて、私はこの仕事の給料を支払うつもりよ?
まあ、一週間しかやらないけどね。文化祭って感じかしら。」
そういうと、レミリアはまた、霊夢の食べかけているおせんべいを強奪しようとしたが……
しようとしただけなのに……霊夢の蹴りを食らって倒れこむ。
「むぎぎっ!ガードが固いわ!無理ゲーよ!」
確かに絶対無理である。
「で、私たちはなにをするんだ?客か?」
「それサクラでしょ?」
……客が来なければ単なる自作自演です。
「もちろん、店員よ!」
戸惑う霊夢と魔理沙にレミリアがはっきり答える。
「霊夢のメイド姿……うふふふふっうふふっうふふふhwww」
それが狙いなのかー。 ※レミリアにこんな黒歴史はありません。
とにかく、霊夢と魔理沙は話の内容を理解(?)し終えて、レミリアと一緒に紅魔館へ行くことになった。
~・~次回予告~・~
((霊「きゃ~っ、らめ~っ!お嫁にいけなぁ~い!!!」))
((魔「ふぁあっ!なにするのぜ~!!」))
レ「みたいな?///」
咲「はい…たぶん?///」
霊・魔「ねーよww」
霊夢は空を見上げながらHIZIならぬ、WAKIを突いてしんみりしていた。
「何で私貧乏なの?」
「それはお前が無職だからだぜ」
霊夢が独り言を言うとさらりと突っ込む魔理沙。
「無職も何も、仕事なんてやらなくていいじゃない」
「何で?」
「私は巫女やってるから何もしなくていいの」
自信たっぷりの発言を言う霊夢。
「それは、仕事じゃなくて、お前の使命だろ!」
魔理沙は霊夢のようにNEETしていない。
霧雨魔法店でしっかりと経営している。
それに、
人を襲うことしかしない妖怪たち以外に、
働いてるものは多い。
永琳は薬屋。
こーりんは香霖堂。
射命丸は新聞記者。
慧音は寺子屋。
ミスティアの八目鰻の屋台。
などなど……
というふうにですね、霊夢さん。
大体働いてないのは当たり前だが子供である。
妹紅や輝夜、チルノを始めるバカルテット。(ミスティアを除く)
普通は働かないだろう年頃(見た目で言う)の者たちは、もとい働いていない。
とは言うものの、妹紅は時折に慧音先生のアシスタントをがんばっている。(採点以外は・・・)
だから妹紅はこの分類から除外ということで。
「働く糸口あれヴぁいいな~」
「ないぜな~そんな簡単には」
『ちょっと!そこの腋巫女~!』
その二人の会話に突如汗だくのレミリアが乱入してきた。
なにやら手にはどう見ても危ないよーな内容の絵が書いてある書類がチラチラ見えている。
((腋は余計だ))と思いつつ、霊夢はその書類から仕事の匂いを感知した。
そして、レミリアが息を整え、書類を確認した後、用件を伝えよう口を開いた。
「えーと、あのね。霊m」
「わかったわ!協力する!何でもする!見てなさい!私にかかれば何でもできるのよ~~~!」
……………。
((いやいや、霊夢さん。まだ何も話の内容に触れてませんよ?))
心の中でツッコミしつつ、レミリアは何でもしてくれるなら、
それはそれでありがたいからいいか、と霊夢と魔理沙に持っていた書類を配り、
改めて説明するのだった。
「なんだこれ?」
「ご……ご主人喫茶?」
霊夢と魔理沙は顔を見合わせ戸惑う顔を見せた。
何ていうか……企画的古さに……といいますか。
「そうよ。私たちのような力の強い妖怪は、基本的に普段主従関係を持ってるのは知ってるわよね」
「まあ…言われてみればそうぜな」
「そこで、貴方たちにお仕事の依頼よ?」
レミリアはそう言いつつ、霊夢の口をつけた湯飲みを手に、こっそりと間接キスしようとしたが、
とき既に遅し。霊夢の軽快なとび蹴りが、幼い背中に炸裂。カリスマ、もともこもなし…。
「いっい……痛いじゃない!?」
涙うるるのレミリャ。
「うっさい。それより、この「主人カフェ」って何よ?おいしいの?」
「それを説明しようとしたのに……」
半泣きでほふく前進するレミリアがしょぼしょぼと答えた。
「簡単に言うわね。読んで字の如く、よく外の世界で「メイド喫茶」とやらがあるわよね?
この企画は真逆よ。つまり主従関係が反対」
そういうとレミリアは立ち上がりながら急いで日傘を拾い上げた。
「ということは何か?藍が客で、紫が『お帰りなさいませ』ってか?」
魔理沙が今まで空気にされてたんだから今からでもしゃべらせろと言わんばかりに声を出した。
「流石。理解が早い!」
「でも…これはうけるのか?」
「よねぇ…」
たしかに面白そうなバラエティ的企画のやつだが、
客のニーズに答えてなんぼなのでは?
「なにせ、私たちは暇なものよ。異変起こしても貴方たちがいるもの」
「頼む。暇でいてくれ」
「頼む。暇でいてくれぜ」
レミリアの発言に一斉に答える二人。
「さて、私はこの仕事の給料を支払うつもりよ?
まあ、一週間しかやらないけどね。文化祭って感じかしら。」
そういうと、レミリアはまた、霊夢の食べかけているおせんべいを強奪しようとしたが……
しようとしただけなのに……霊夢の蹴りを食らって倒れこむ。
「むぎぎっ!ガードが固いわ!無理ゲーよ!」
確かに絶対無理である。
「で、私たちはなにをするんだ?客か?」
「それサクラでしょ?」
……客が来なければ単なる自作自演です。
「もちろん、店員よ!」
戸惑う霊夢と魔理沙にレミリアがはっきり答える。
「霊夢のメイド姿……うふふふふっうふふっうふふふhwww」
それが狙いなのかー。 ※レミリアにこんな黒歴史はありません。
とにかく、霊夢と魔理沙は話の内容を理解(?)し終えて、レミリアと一緒に紅魔館へ行くことになった。
~・~次回予告~・~
((霊「きゃ~っ、らめ~っ!お嫁にいけなぁ~い!!!」))
((魔「ふぁあっ!なにするのぜ~!!」))
レ「みたいな?///」
咲「はい…たぶん?///」
霊・魔「ねーよww」
>発言を言う
意味が重なっています
>もとい
使い方がおかしいです
>働く糸口
意味は通じますけど、普通なら働き口です。
>とき既に遅し
使い方がおかしいです
>もともこもなし
使い方がおかしいです
あと、腋を突くってどういう状態なんだろう。
ざっと読んで、以上の点が気になりました。
偉そうに助言なんかしたりしてすみません。
ニコニコ動画にでも投稿すれば無条件で笑ってくれるんじゃない?
続きは特に期待してない。