Coolier - 新生・東方創想話

記憶の代償

2009/10/29 18:31:41
最終更新
サイズ
13.73KB
ページ数
1
閲覧数
1633
評価数
19/57
POINT
2990
Rate
10.40

分類タグ


気がつくと、布団の中だった。

「ん……」

私を囲うようにして、誰かが座って何か言っている。

まだ、寝起き特有のまどろみが私を襲っている……
普段私は二通りの起き方をする。
パっと目が覚めて、それこそすぐに行動できるくらいにすっきり起きられるケース。
目は覚めても頭がまだまだ追いつかず、数分ほどぼーっとしているケース。
もっとも、二通りと言っても大抵は後者の起き方だ。そして今回も。

「あ……ぅ……」

自分でもびっくりした。
声がうまくでない。
それほど私は長く眠っていたのだろうか。
コホン、と、ひとつ咳払いをする。

「大丈夫? どこか痛まない?」

痛むところは、ない。

「だい……じょぶ」

ようやく意識が戻ってきた。

私から見て右側の人は、よかったぁと安心している。
服装からして巫女さんなんだろうか。
……それにしては派手な服装だなぁ、冬は寒そうだし。
反対側には、これまた派手な服装の人。
赤と青の生地が互い違いに彩っている不思議な格好。
髪は白……というより銀に近いかな、若そうだから白髪じゃないと思う。

さて、状況からして私はこの人達に助けられたようだ。
ならばお礼の一つくらい言うのが筋だろう。

「あの、助けて頂いて、ありがとうございました」

と、私は言う。

「はい、どういたしまして」

とは言われない。
私はてっきりそう言われると思っていたので、困惑した。
それどころか、私がお礼を言った途端二人は怪訝な顔をしたのだ。

「永琳、これって……」

「……かもしれないわ」

……? どうしたんだろうか。

「あの……」

「まずは落ち着いて、いい?」

「……? はい」

わけがわからない。 私は落ち着いている。

「ここはどこ? あなたは誰?」

ここはどこ?
そんなことを私が知るわけがない。
あれ? というか……私は……誰だ?
私は…………

「わ、私は……」

ああ、そうだ、私は…………

「私は、魔理沙。 霧雨魔理沙」




ーーーーーー




あれから、既に三日が経過した。
結論から言うと、どうやら私は記憶喪失というものらしい。
それもなかなか重症なようだ。
なにせ結局、自分の名前しか思い出せなかったのだから。

先日、私の発言に二人が驚いたのは口調によるものだったらしい。
私は普段、どちらかというと男勝りな言葉遣いをしていたそうだ。
この三日間、私は例の巫女さん(霊夢っていうらしい)の神社に泊めてもらった。

さて、この三日間だが、何も無かったわけではない。
私の記憶が戻るということはなかったが、色々とあった。
あの後、しばらくここで静養するにしても着替えが必要だろうということで、霊夢さんは私の家に連れていってくれたのだが、これが大変だった。




ーーーーーー




例の青赤の人はお医者さんだそうで、私を診てくれた人らしい。
私が名乗ったあの後、彼女は霊夢さんと二人で奥に行ってしまった。
一人残された私はなんとなくやることがなくて、ぼーっとしていた。
が、しばらく経っても戻ってこないので、ついにはまた横になってしまった。
これがいけなかった。
まどろみかけていたその時、襖が開いて二人は戻ってきた。
私が急いで起き上がった時、既に彼女は縁側にいて

「また、来るわ」

と言うと、私がお礼を言う暇もなく行ってしまった。
しばらくの後、残された私は霊夢さんに連れられて境内へ。
この時の衝撃はこの三日間の中で一番だった。
突然、"じゃあいくわよ"と言って彼女が飛んだのである、文字通り。
どんどん上空にいく彼女を唖然として眺めていると、彼女はこっちに気づいた様子で

「まさか、飛び方も忘れちゃったの?」

と言うのだ。私は以前は空も飛べていたらしい。なんてこった。
というより、彼女が飛べて当たり前みたいに言うあたり、ここいらでは飛ぶのはあたりまえなのだろうか。
仕方ないなぁと、霊夢さんは私の横に戻ってきた。
歩いていくのだろうと思った私は、すぐにそれが甘い考えだったと身を持って思い知らされる。
戻るやいなや、彼女は私をおぶって再び飛び上がったのである。
それはまさに一瞬のことで、降りるタイミングを逸した私は、哀れにも彼女にしがみつくしかなかった。
もっとも、あまりにもその力が強かったらしく、すぐに怒られたが……
離れていく地上をなるべく見ないようにしつつ、やっぱりたまにチラ見してしまい、そのたびに内心震えたのを覚えている。

時間にして数分。
怖くて時間のことなんて考える余裕はなかったんだけど、たぶんそれくらい。
大きな、それは大きな森の中、彼女は迷うことなく進んでいった。
曰く

「そりゃあ、数え切れないほど行ってるし、目をつぶって行っても着くわよ」

らしい。
しばらくして、私達は森の中の少し開けた所に着いた。
そこに小さな家が見えており、彼女は言った。

「……どう? 覚えてない?」

こういう時、記憶はなくともどことなく懐かしい感じがするものだろうか。
残念なことに、私はこの家を見ても何もわからない、感じない。

「わからない……です。 すみません」

「や、いいのよ、その……ごめんね。 せかすようなこと言って」

霊夢さんはとてもいい人だ。それくらいはわかる。
私は謝り、それがかえって彼女に気を使わせてしまったことを悔いた。

「さて、これが家の中よ」

「これが……」

私の家、なんだろうか。
なんというか、第一印象はあれしかない。
汚い。
こう、直接汚れているとかではなく、単に荒れているのだ。
ものがあちらこちらに散乱し、足の踏み場もない。
この汚さには閉口したが、霊夢さんの行動にはさらに閉口した。
彼女はこの汚さとも馴染みのようで、ひょいひょいと、極わずかに開いていた隙間をぬって部屋の奥に進んでいったのである。
しばらくして、彼女は服を数着持って戻ってきた。何で知ってるんだろう。
記憶を失う前の私と、彼女が親しかったことは容易に想像がついていた。
が、仲のいい友人というよりむしろ、親友くらいの間柄だったのだろうか。
霊夢さんは服に付いた埃をパンパンと払うと私に手渡してくれた。

「はい、着てみて」

言われるがまま、袖を通す。
部屋の奥にあった鏡を覗き込むと、そこには真っ黒な服を着た金髪の少女がいた。

「どう?」

と霊夢さんは私の横から鏡を覗き込んだ。

「ちょっと、胸がきつい……かも」

というより、全体的に小さい気がする。

「ありゃ、間違えたかな」

腕を組み、霊夢さんはうーんと唸った。
やがて、よしっと何かを決めた様子でこちらに向き直った。

「あなた、しばらくうちで巫女やりなさい」




─────────




そして現在、私はこうして境内の掃除をしているのである。

「ふぅ……」

そりゃ、私は若いし元気だし可愛いし巫女服を着せたら世界一だけど、これはきつい。

「だーれが世界一だか」

「げ、霊夢さん、ってか人の心読まないでよ」

いつの間にか横に立っていた霊夢さんはむっとして言った。

「顔に出てるわよ…………それと、霊夢さんじゃないでしょ」

「あ、うん…………霊夢」

「よろしい」

彼女はどうやら、私にさん付けで呼ばれるのがとてもこそばゆいらしい。
私が間違えるとすぐに指摘してくる。
同様にして敬語もすぐに禁止された。

「霊夢ー、それにしても一日中掃き掃除はしんどいよ」

「だーまらっしゃい居候、あんたは記憶が戻るまでにっちもさっちもいかないんだから」

「ぶー」

仕方なく掃き掃除を再開しようとすると、霊夢は言った。

「わかったわかった、掃き掃除はもういいから、戻って頂戴」

「えっ、いいの?」

ようやくこの単純作業から解放されると思うと、心が躍る。

「ちょっと肩揉んでくれない? どうも最近調子悪くてね」

「ぶー」

しょせん、こんなものだ。
世の中甘くない。

(一日中縁側で茶ぁ飲んでるだけのくせに……)

「ん? 何か言った?」

「いやー、ばーちゃんくせーなーってね!」

「ふふ、ぶっ殺す」

笑顔で言われた。




─────────




最近、すこぶる調子がいい。
なんと魔法が使えるようになった。
私は魔法使い(らしい)から魔法を使えるのは当たり前なんだけど、嬉しい。
ある日突然、使い方をぽっと思い出したのだ。
この調子ならば、他の記憶も案外簡単に思い出すかもしれない。
うきうきしていると、霊夢からお使いを頼まれた。

「魔法が使えるなら頼めるわね、ちょっと紅魔館までお使いに行ってくれない?」

はい、と地図とメモを渡された。
ぶっちゃけ、曖昧すぎて役に立つとは思えない地図だったが……
紅魔館のことは霊夢から色々聞いていたから知っている。
でも、行ったことはない。

「大丈夫かなぁ……」

「なぁに、いざとなったら迎えに行ってあげるわよ」

「ん、じゃあちょっくら行ってみますか、その、紅魔館とやらに」

正直、わくわくしていた。
ここ、博麗神社で生活し始めてからはや数ヶ月。
最初のあの日以来、霊夢の言いつけで一度も出ることが出来なかったこの土地から、出る。
記憶の失っている私にとってそれは未知への旅立ちである。
好奇心、というものが不安よりも上回っていた。

ばっと、境内から飛び立つ。
風が気持ちいい。
ちゃんと飛べるか不安だったが、杞憂に終わった。
もちろん練習は何度かしたが、これだけ高く飛び上がるのは始めてだ。

とりあえず、私は霊夢に言われた方向へと漠然と進んだ。
道中、妖精が攻撃を仕掛けてきたが、頭の中の魔法式はちゃんとそれらを退治してくれた。
そうこうしているうちに大きな湖に出た。
湖をしばらく進むと、大きな館が見えた。恐らく紅魔館だろう。
少し、拍子抜けをした。
数ヶ月憧れた外の世界が、こんなに簡単でいいのだろうか。

「っと、前言撤回」

近づくにつれ、大きな門が見えてきた。
それに伴い門番も、である。

「第一関門、門番の通過と洒落込みますか!」

私は、地上に降り立つと同時、挨拶がてらに魔法を唱えて光弾を撃ち出した。
あの門番、一見気が抜けているように見える。
しかしあの気配、雰囲気、相当の使い手に違いない。
あの鼻ちょうちんは恐らく偽装……!
避けるか? カウンターでくるか?
…………さぁ、こい!

「ぷぎゃあああああ!」

もろクリーンヒットしました。

爆風が巻き上がり、門番の周囲に粉塵が巻き起こった。
大丈夫かなぁ。

「…………」

見ると、彼女はうつ伏せに倒れていた。
ピクリとも動かない。
私は恐る恐る近づき、足でツンツン突付いてみた。

「な、なーんばしよっとね!」

「うわっ!」

ガバっと起き上がり、両手を上げて怒り出す門番、いまどき漫画でもやらない。

「あ…………魔理沙、さん」

「どーも」

「ふぅ……いきなり攻撃してきて言うことはそれだけですか?」

「いやぁ、だって……霊夢が」

『門番がいたら容赦なく倒していいから』

「って」

「ぐぬぬぬー、許すまじ」

怒り方がいちいち古いな、この人。

「それにしても、霊夢さんとお揃いの巫女服ですか、なかなかお似合いですよ」

「ん、ありがと」

でもこの服腋がすーすーするんだよねぇ。
何ヶ月も着たら流石に慣れたけど、慣れるまでは恥ずかしかった。

「んで、今日はお使いできたから、通してね」

「お使い……ですか」

「?」

「いえ、魔理沙さんはいつもは勝手に入っていってたので……はは、懐かしいなぁ」

「あ、ごめん、私……」

「いえいえ、仕方ないです。あなたは今、魔理沙さんであって魔理沙さんではないですから」

「うん、記憶が戻ったらまた、よろしくね」

「………………はい」

ばいばい、と手を振って私と彼女は別れた。

さて、お使いは本を借りてくることだ。
私は地図に書いてあるとおり、地下に向かった。

やがて大きめの両開き扉を見つけたので、入ってみる。

むわっとカビの匂いが充満している。
そこは大きな図書館だった。

「うわぁ……」

と、思わず驚嘆の声をあげてしまった。

「あ、あなたは……」

入り口でぼーっと突っ立っていると、髪の赤い女の子が近寄ってきた。

「えーっと……何か御用ですか?」

どこか、よそよそしい。

「あ、うん、このメモにある本を貸してもらいに来たんだけど……」

「あ、はい、これなら……こっち、です」

どうぞ、と手招きをしてくれたので、彼女の後をついて行く。
やがて彼女は立ち止まると、本棚から本を2、3冊抜き取って渡してくれた。

「はい、どうぞ」

「ありがとう」

相変わらず、彼女は挙動不審というか、落ち着きがなかったが、何だろうか。
……考えても仕方が無い。
とりあえず、これで目的は達したわけだし帰ろうかと思ったその時だった。

「待ちなさい」

「え?」

「その本、そこに置いていきなさい」

「あなたは……」

振り返るとそこには、ふりふりの付いた帽子をかぶった女の子がいた。

「あなたには本は貸せない、と言っているの」

「え? え?」

私はわけがわからず、赤髪の女の子に助けを求める。
しかし彼女は狼狽えた様子で

「ま、魔理沙さん……」

と、言うだけであった。

帽子の少女はキッと赤髪を睨み、怒鳴った。

「違う! "そこ"の、"それ"は、魔理沙なんかじゃない!」

くるっと、こっちに向き直り、続ける。

「あなたは、私の知っている魔理沙じゃない! そんな、私の知っている魔理沙じゃない人に、何で!
何で、本を貸さないといけないの! 大体、魔理沙は、魔理沙は……いつもなら…………」

何も言わずに、盗って行く……のに……

最後のほうは、呟きのようなもので、よく聞き取れなかった。
言い残し、彼女はがくっと力なくうなだれた。




─────────




それからのことは、よく覚えていない。
気が付くと、神社の境内にいた。

神社の中に入る。
霊夢はいない。

外に出る。
日は沈みかけている。

周囲を探してみる。
風が肌寒い。

見つからない。
どこだろうか。

なんとなく
    なんとなく

何かに誘われるように


"そこ"に、たどり着いた。




「…………ぁ」

いた。

霊夢。

「れい……」

叫ぼうとして、気づいた。
彼女の前に、何かがあるのを。
彼女は、今の声で私に気づいたのか、びっくりした様子でこっちに振り向いた。
私は、霊夢に近づく。
霊夢は、叫ぶ。

「駄目! 来ては駄目!」

はは、変なことを言う。
そう言われると、余計に見たくなるというのに。
どれ、見てやろう。

「…………」

「……っ」

私は、霊夢を見る。
霊夢は、顔を背ける。
何故、背けるの?
何故、こっちを見てくれないの?





何故、目の前の墓に霧雨魔理沙と書いてあるの?





ねぇ。

「ねぇ!」

「…………いつかは、話すつもりだったわ」

「なに? 何を? 意味がわかんないよ!」

「……ごめんなさい」

「わかんないよ! それじゃあわかんないよ!」

「…………」

「答えて! 答えてよ霊夢ばあちゃん!」

「…………」

「ねぇ!」

その時、夕日に伸びた新たな影が、私達の前に現れた。

「私が説明するわ……」

その人は、赤青の人。
私の、主治医。

「永琳……」

「このお墓は、霧雨魔理沙のものよ。 私が看取ったもの、それは間違いないわ」

「いや、だって!」

「老衰だった」

「違う! 魔理沙は私!」

「いいえ、あなたは、魔理沙の死により発狂したのよ。 自分を魔理沙だと言いながらね、気絶したわ」

「違う! 違う!」

「起きたときに記憶喪失になっていたのは予想外だったけど、その後の霊夢の行動はもっと予想外だったわね」

「わ、わたしは!」

「もう、いいわ、永琳」

「…………」

霊夢、そうだ、霊夢なら、ちゃんと知っているよね! 私のこと。

「あなたは、魔理沙じゃない」

「っ!」

嘘だ。 嘘だ。

「私はあなたを魔理沙にしたてて、遊んでいたのかもしれない。
わざわざ紅魔館のみんなにも手伝ってもらって、ね」

でも、それなら、何であんなこととか、あんなこととか。

「昔の魔理沙の服を着せたり、魔理沙と呼んだり、こうしていれば魔理沙と一緒にいる気分になれるって思って」

でも、でも!

「でも、違った。 実際はやればやるほど、空しかった。 でもいまさら、言い出せなかった」

「そん…………な」

全ての力が抜ける。
腰が抜けた。
……どうでもいい。
もう、全てが。

「これで、気が済んだ? 霊夢」

「…………ええ」

「そう、それじゃあ改めて本格的な治療を行うわ……永遠亭で、ね」

腕に、ちくりと何かが刺さる。

意識が薄れる。




「おやすみなさい」






────おやすみ、アリス・マーガトロイド
当初、本当に魔理沙が記憶喪失で云々って話の予定でした。
なんか書いてて面白くなかったので(主に自分が)、急遽方向を転換、気が付いたらこんな感じにできてました。

主人公がアリスで、霊夢はおばあちゃんってことを知ってて読み返してみると二度楽しめるってばっちゃが言ってた。
ハリー
http://kakinotanesyottogan.blog66.fc2.com/
簡易評価

点数のボタンをクリックしコメントなしで評価します。

コメント



0.1630簡易評価
3.80名前が無い程度の能力削除
ラストで衝撃の連発でした
すごかったです
でもこの設定だと最初の魔理沙(アリス)の口調がおかしいって話に矛盾が生じるような気がします
4.50名前が無い程度の能力削除
この発想はありだな
5.90名前が無い程度の能力削除
最後が全く意外でした

そうかアリスの方が胸囲があったのだな(笑)
6.80名前が無い程度の能力削除
残酷な話ですね。
折れた骨を折れた形のままギプスで固定してしまっていたわけですから、治すためにはもう一度折らなければいけない。
しかしそれには相当の苦痛を伴うし、完全な形で治るかどうかもわからない。
月の頭脳と言われた永琳の治療が成功すればいいのですが……親しかった人間達が生きている内に何とかなって欲しいものです。
13.90名前が無い程度の能力削除
おおおおー見事にだまされた。
14.70名前が無い程度の能力削除
歪んだ山猫。

最後の最後まで誰だか分りませんでした。これは吃驚。
20.100名前が無い程度の能力削除
うひょう
21.50名前が無い程度の能力削除
「たぶんこういう話だろうなー」と思って読んでたらやはりこの人でしたか。
最期まで騙されてたら間違いなく100点差し上げられたのですが、読めてしまったのではんぶん。
25.60名前が無い程度の能力削除
記憶喪失ネタってことと胸囲の話が出てきたあたりで先が読めてしまったので。
30.100名前が無い程度の能力削除
いや全然わからんかった…
霊夢若々しいなwww
33.100名前が無い程度の能力削除
胸囲に一瞬違和感があったが、最後まで気付かなかった
なるほどね
35.40名前が無い程度の能力削除
オチには驚いた。
ただパチュリーも霊夢も魔理沙がいなくなって凄く悲しんでいるのに、アリスが消えて悲しむ人がいないのは違和感がある。
アリスはアリスとして存在していないのだから、アリスとしての存在が好きだった人が悲しまないのかなと思った。好みの問題かもしれないが、倫理的にも止めようとする人が居るのではなかろうか。
36.80名前が無い程度の能力削除
※35
香霖堂とか慧音とか映姫さまは止めそうだよね…………紫は幻想郷の根幹に関わらなければどうでもよいと放置しそうだけど。

しかしまぁ、美事に騙された。
42.10名前が無い程度の能力削除
胸囲のところで違和感は感じたけれど最後まで気付かなかった。
霊夢が魔理沙と一緒にいる気分になれるかも知れないと思ったからといって
こんな行動を起こすことに違和感。
(最低でも)知人レベルのアリスに対してすることじゃない。
43.20名前が無い程度の能力削除
ダーク系は好きなんだが設定がちょいありきたり過ぎる。
このネタのSSだけでも五作ぐらいは読んだ事がある。
そしてそれらの作品群と比べて設定に穴が多く、物語の整合性が取れていない、
もしくは説明できない部分が多々見受けられるのがSSとして苦しい。
46.100 削除
切ない・・・
48.無評価 削除
>(最低でも)知人レベルのアリスに対してすることじゃない。

お前レイアリ全否定かよwww
49.100名前が無い程度の能力削除
うん、おもしろいオチというか逆転だった。
53.50名前が無い程度の能力削除
もうちょっと捻りが欲しかった
よくある設定だった
57.90ミスターX削除
実はアリスは魔理沙の霊に取りつかれていたとかいう展開はないかな