あの日も確か、こんな空だった――そう思ったのは、彼女か彼か。
鬱蒼とした街道と、より鬱蒼とした魔法の森を繋ぐ場所にある、更に暗く静かな道具屋――香霖堂。
常日頃は閑古鳥さえも寝惚けて鳴かない様なその店は、けれど、今現在騒がしかった。
決して客人で賑わっている訳ではない。
仮にそうだったとしても、店主――森近霖之助は顰め面を浮かべるだろうが。
騒いでいるのは、声を出しているのは少女一人。
彼女は店主が使うべき椅子に我が物顔で坐していた。
随分とくたびれた椅子だなと甚だ失礼な事を考えている。
少女の名は、霧雨魔理沙。
店主と同じだな――体を左右に揺らしつつ、彼女は思った。
「はしたないのは今更どうとも思わないが、それはつい先日作ったばかりなんだ。壊さないでくれよ」
無機物の悲鳴が耳に届いたのだろう、店の奥に引っ込んでいた霖之助が、額に浮かぶ汗を拭いながら戻ってきた。
「思わないなら言うもんじゃないぜ。……って、こいつ、新しかったのか。すまん」
「……言ってみるものだな。まさか、魔理沙から謝罪の言葉が出るとはね」
「香霖にじゃないぜ。こいつに、お前と同じと思って悪かったって謝ったんだ」
口の端を吊り上げて返す魔理沙に、霖之助は溜息をつき、肩を竦めた。
「なぁ、それよか、八卦炉の調整は終わったのか?」
「もう少しかかりそうだ。君は使い方が粗すぎる」
「普通だぜ。じゃあ、早くしてくれ」
「相も変わらず傍若無人な……。急ぐようでもあるのかい?」
「あぁ、今夜は神社で宴会なんだ。私がいない間に楽しまれると癪だからな」
そうかい――霖之助は短く応え、踵を返す。
「なんだ。私の顔を見る為だけに出てきてたのか」
「……間違ってはいないか。もう少しだから、大人しく待っていてくれ」
「香霖。お前は寝ないで生きていられるか。飯を食わずに生きていられるか」
息を吸って吐くように繰られる軽口。彼女らの会話は概ねその応酬で作られている。
「一日程度ならどちらも十分に可能だね。いいから、静かにしておくように」
返事も聞かず、奥へと戻る。
仮に是の応えがあったとしても、すぐに反故にされる事が容易に想像された。
その程度には、彼は彼女の事を理解している。
諦めているとも言う。
「あ、おい、香霖!」
だからと言ってものの数秒で大声を出されるとは予想していなかった。
「……なにかな」
「お前は参加しないのか?」
「宴会に、か。生憎、こんな時間から出発しても間に合わないからね」
徒歩で何時間かかるか知っているかい?――言葉を残し、霖之助は今度こそ奥の工房へと引っ込んだ。
残された魔理沙は椅子ごと前後に揺れながら、呟く。
「徒歩ねぇ……」
魔理沙が暇を持て余し始めた頃。
調整し終えたミニ八卦炉を手にもち、霖之助が戻ってくる。
作業中に浮かんだ様々な注意――使い方が荒い、数日に一度は休ませるように、掃除しろ――は飲み込まれた。
意外な事にも言いつけを守った魔理沙に遠慮した為だ。注意と思いつつ、文句と紙一重な事は自身でも解っている。
「いい子だな。大人しく待っていたね」
椅子に巻きつけていた腕を離し、魔理沙は応える。その腕には幾何学模様とも思える痕ができていた。
「こいつ、チョークスリーパーの練習台にはならないな」
「前言撤回。褒めたのが台無しじゃないか」
「さっきのは褒めていたのか」
「褒めていたんだ」
それ以外のなんだと言うんだね――問おうとする霖之助に、魔理沙はまた、口を歪ませ、笑った。
「子ども扱いしていたじゃないか。私は少女だぜ」
笑みに、霖之助は開こうとした口を噤んだ。この流れでは何を言っても無駄だと経験で知っている。
「ほら、八卦炉だ。――もう夕暮れだな。早く行くといい」
数少ない窓から差し込む光は、もう赤みを帯びていた。
香霖堂から神社への道のりは常人であれば数時間かかる。
否。弾幕少女達でも、やはり数時間は要する距離。
幻想郷でも有数の速度を誇る魔理沙相手だからこそ、霖之助も軽く急かした。
彼女でなければ、彼は急かしすらしなかっただろう。
「おう。早く行くぞ」
受け取った炉を服の中に収め、魔理沙は立ち上がる。
「……『ぞ』?」
「『ぞ』」
手は、霖之助の袖を掴んでいた。
「ぞっとしないな。君は僕に後片付けをさせるつもりかい?」
「いやいや。呑む呑まないはお前の自由だけどな」
「泣かせるね。塵と袋を片手に飲め、と?」
向けられている仏頂面を意に介さず、魔理沙は扉の方へと歩く。
どう返せば面倒臭い問答を早く切り上げられるか考えていた。
数秒後、導き出す。結局、見出した答えはいつもと変わらない。
弾幕ごっこと同じだな、と魔理沙は内心笑った。
「認識の差異だな。
誰も歩いてついてこいなんて言ってないぜ。
お前はただ、おっかなびっくり私の肩を掴んでいればいい」
額に手を当てていた霖之助は、生温い空気を感じ、正面を見据える。
玄関の扉は既に開け放たれていた。
夕日が魔理沙を照らす。
「八卦炉の礼だ。偶には体で払ってやる」
箒を片手に持ち悪戯気に笑う少女は、やはり青年にとって『子ども』と感じられる。
「普通の魔法使い霧雨魔理沙の普通なる箒捌き、とくとご体験あれ」
だから、彼は苦笑を浮かべ、彼女の後を追い、扉を閉めた――。
あの日も確か、こんな夕空だった――そう思ったのは、彼女だった。
霖之助が横座りで箒に乗ったのを確認し、既に跨っていた魔理沙は魔力を開放する。
途端、浮かび上がる。
風の如き跳躍。
暴力的な躍動。
堪らず、霖之助は声をあげた。
「魔理沙! また、君は僕を落とすつもりかい!?」
「勘違いするな、香霖! 私も落ちそうだぜ!」
慌てて力を抑える魔理沙。彼女にとっても予想外の反応だった。
「なんなんだ、一体!」
「ふむ。炉の限界出力を解除したからかな」
「そんないいもんがあったのか! 私に言わせろよ!」
「冗談だ。調整をして魔力が通り易くなったんだろう」
「面白くないぜ」
頬を膨らませ、愚痴を零す。
視線を前に向けた魔理沙に飛び込む、赤色。
雲さえも、苺のシロップをかけたようだ。
齧り付いたら美味いだろうか。
吹き付ける風を感じつつ、魔理沙は口を開いた。
「そういや、お前を初めて乗せた時もこんな空だったな」
「そうか? いや、そうだったんだろう」
「なんだ、呆けでも始まったか」
振り向くと、頬に手を当てられ――「なんだ?」――戻された。
「前方不注意は良くないな。あの時も言ったろう?」
「そうだったか。……そうか?」
「物覚えが悪いな」
「もう何年前だと思ってる。覚えている方が怖い」
「たかが数年前だろう。――あぁ、そうか。そうだな」
一人納得し、頷く霖之助。
訳がわからず、魔理沙はまた振り向く。
「指示語が多いのは呆けてきた証拠だぜ?」
「君に言われたくはないね。……あの時、僕は珍しく動揺していたんだ」
「動揺? 香霖が? 天地が引っくり返ってもその原因を見当違いに語っていそうなお前がか?」
初耳だ。
魔理沙は記憶を呼び起こそうと、瞳を閉じた。
思い出されるのは、赤い空。美しい夕日。はしゃぐ自身。
同乗者の事など、欠片も覚えていなかった。
「魔理沙、しっかりしろ。寝たら死ぬぞ」
「そうか。殺されなくても飛んでる時に寝たら死ぬわな」
「墜落死するに決まっているだろう。……目を開けろと言っている」
回りくどい奴――思いながらも、瞳を開ける。この方法では思い出せそうもない。
空は、ほんの少し暗くなっていた。
あの日も確か、こんな夜空だった――そう思ったのは彼であった。
霖之助の耳に微かな何かが弾ける音が届く。
音の方に視線を向けるが、解らない。
目を凝らしても解らなかった。
あの時はどうだったろう――記憶に頼ると、あっさりと答えは見つかった。
「羽虫か」
「ん? どうした?」
「そう、君はまだ飛ぶ事に精一杯だった。だから、防御陣も展開していなかった」
何の事かと首を捻る魔理沙。構わず、霖之助は続ける。
「防御陣と言えば、飛行時に意識して展開するのは人間だけらしいね。
これは、他と比べ脆弱な肉体を守る為の本能的な仕様だろう。
人の子が他種族よりも遥かに長く親の被保護下にあるのとも関係があるのかもしれない」
魔理沙は首を横に振った。
「ないぜ」
「……にべもないな」
「前提条件が間違っている。妖怪だってほどほどの速さを出す時は意識して陣を張る」
「ほう。それは知らなかったな。何の為に?」
「快適な方がいいだろ?」
微かな音。羽虫が弾ける音。耳を凝らせば、ひっきりなしに響く。
「確かにな」
あの時は然程気にしていなかった。否。気にする余裕がなかった。
「さっきの続きだが、香霖、お前は何に動揺していたんだ?」
「言ったろう? 君は飛ぶ事に一杯一杯だった。だから、僕は内心動揺しながら後ろに乗っていたんだ」
「それで、空の色も覚えて……じゃないな。見ていなかった、と。柄じゃないぜ、香霖?」
霖之助には、前を向く魔理沙がどんな表情を浮かべているかが解った。
何がそうさせるのかは理解しがたかったが、笑っている。
心底愉快そうに笑んでいるのだろう、と。
事実、魔理沙はその通りの笑みを浮かべていた。
「まぁね。――だが、案の定、君は僕を落としたんだ。杞憂に終わらなくて良かったよ」
「あぁ、良かったな。って、ちょっと待て。『落した』は酷くないか? まるで私が加害者だぜ」
「『落した』んだよ。漸く理由が分かった。君はあの時、夕日に見惚れていたんだ。柄にもなく、ね」
一つ目の口撃は流されたが、二つ目の口撃は届いたようだ。
振り向いた魔理沙は顰め面を浮かべていた。
何処かで見た表情だ、と霖之助は思う。
「……ふん。柄にもない笑い方しやがって。
どうせ、お前はあの時も肩を掴んでいなかったんだろう?
だったら、お前が悪い。きっと悪い。多分悪い。全部悪い」
単純化した非難に、更に笑う。
「魔理沙、悪いがね。前提条件が間違っている。
僕は掴んでいたよ。当然じゃないか。確かに掴んでいた。
だけど、夕日に見惚れ魔力の制御を怠った君は、落下しながら混乱し、僕の手を振りほどいたんだ」
おぼろげだった記憶が蘇る。
落下する事に恐怖はあったが、落下してしまえばそれまでであり、怖れの感情は消え失せた。
当時も現在も体力にそれほどの自信はないが、生命力ならば話は別だ。
自身よりも、魔理沙が気がかりだった。
視界に移りこんだ彼女は――。
「――物の数秒で姿勢を戻していたな」
「ふ……幼いながらも天晴な判断だったぜ」
「しかも、その後十数分、僕の事を忘れていただろう。……そっぽを向くなよ」
半眼で言葉を叩きつける霖之助だったが、魔理沙は振り向かず、肩を竦めて返した。
「前方不注意は良くないんだぜ?」
返す言葉が咄嗟に出てこず、霖之助は額に手を当て、上を見上げた。
視界に入り込むのは、陽がとうに落ちた空。
代わりに浮かんできた月。
溜息を飲み込み、霖之助は言った。
「夕空は見ていなかった。だから、あの時の空でまず覚えているのは、こんな空だ」
月が昇る。
緩やかに。
けれど、確実に。
月と共に昇るのは――。
魔理沙は舌を打つ。
制御に気を取られ、速度を削ぎ過ぎていた。
宴会はもう始まっているかもしれない――ふざけんな。
「香霖! チェンジフォームだ!」
「……何を如何」
「肩を掴め!」
言うが早いか、魔理沙は魔力を収束させる。ギアを変えるつもりだ。
「なに、僕から見ても君は良く力を制御している。あの時の様に」
「音速を、超えるぜっ!」
「よしわかった」
何処か楽しささえも響かせる声に、霖之助は素直に従う。
彼は彼女を知っている。
この響きは、本気だ。
途端、速度が跳ね上がる。
光の如き跳躍。
爆発的な躍動。
堪らず、霖之助は声をあげた。
「魔理沙! 君が青い鼠に見える!」
体験した事のない速度に若干動転している。
「肩じゃ不安なら適当にしがみついててくれ! 落ちたら死ぬぞ!」
声は、やはり楽しそうに聞こえた。
身を屈め、霖之助は両腕を回す。
生命力にはほどほどの自信があったが、云々の問題ではない。
この速度で落ちたら木端微塵だと、頭の中で警鐘が鳴り響いていた。
だから、霖之助は適当にしがみつく。
むに。
余りにも適当過ぎた。
「……香霖。そこはおっぱいだ。故に柔らかいんだぜ?」
「解り易い嘘をつくな。また肥えたのかい?」
「だから、もう少しオブラートに包めー!」
憤怒と羞恥を速度に変え、魔理沙は飛ぶ。
「お前は何時もそうだ! あぁ、あん時もそうだった! 心配した私が馬鹿だったぜ!」
「……ふむ。何と言ったかな。そうだ。『泣くな。痛いのは君じゃない。僕だ』」
「『加害者が被害者を前にして泣くな。滑稽だ』とまで言った!」
「流石は僕だね。痛みの中でも情操教育を忘れない」
「普通の人と戦うのは性に合わないわ!?」
速度に幾ばくかは慣れてきた霖之助は、胴から腕を離す。
涼しい顔をしているが額には未だ冷や汗が浮かんでいる。
おっかなびっくり肩を掴んだ。
あの日と同じように。
「……そう、そうだった。その後、泣く君の肩を掴み、落ち着かせようとしていたじゃないか」
「『ごらん、指はこんな風にも曲がるんだよ』って折れた指で落ち着く奴が何処にいるんだ!」
「目の前に。それと、オブラートに包めと言うが、言葉なんて伝わる事が一番なんだ」
「今、世界に喧嘩を――って、お前がソレを言うか、あぁ!?」
「魔理沙、前方不注意は良くないな」
「普通だぜっ!」
「前を向け」
舌を最大限伸ばしてから、魔理沙は前方に視線を戻す。
視界を空に覆われた。
空には月が浮いている。
そして、月と共に昇るのは――。
あの日と同じように、空を踊るのは――。
「……なぁ、香霖。空を見ろ。覚えているか」
「君には『もう』でも、僕には『たかが』なんだよ、魔理沙」
「言葉は伝わる様に使うもんだぜ。――あぁ、なら、今の場合はいいのか」
魔理沙にとっては、『もう』数年前の記憶。
霖之助にとっては、『たかが』数年前の記憶。
前者はおぼろげに、後者ははっきりと、覚えていた。
「君はもう、届いたのかい?」
「お前と語る事じゃないぜ」
「そうか。そうだな」
あの日も確か、こんな星空だった――そう思ったのは、彼女であり、彼であった。
ほどなくして、二人は博麗神社の境内に降り立った。
道中で速度をあげたのが功を奏したのか、宴会はまだ始まっていないように思える。
霖之助の礼をてきとうに受け、魔理沙は走り出す。
始まっていないなら口火を切るまでだ。
境内を登り切ると、其処には見慣れた人影。紅白巫女――博麗霊夢。
「霊夢! 駆けつけ何杯だ!? あと、何処に誰がいる!?」
「……呑む気満々ね。いいけど。アリスとパチュリーならあっち」
「サンキュー! あ、次に来る奴には駆けつけ樽って言ってやってくれ!」
魔理沙は砂塵を巻き上げ、示された方向に向かった。
後に残された霊夢は、持っていた掃除用の箒に手を重ね、顎を乗せて呆れたように呟く。
「鬼でも来るのかしら」
「ただの嫌がらせだな」
「……霖之助さん?」
あぁ、と短く返す。魔理沙と違い、霖之助は急がず登ってきていた。
「魔理沙に連れてきてもらってね。一人増えても大丈夫かな?」
「早苗達が来れないって連絡があったから、余裕ね」
「……山の神の分まで呑めと?」
然程呑めない風祝は別にしても、二柱分。致死量は確実だ。
想像して顰め面を浮かべる霖之助に、霊夢は苦笑した。
「言ってない。……何時もの顔に戻ったわね」
「ん、どういう事だい?」
「さぁね」
「気になるじゃないか」
「そ。じゃあ、ヒントを一つ。魔理沙と『星空デート』、してきてたんでしょう?」
投げかけられた謎かけに、顎に手を当て考え込む。
『ホシゾラデート』――何かの呪文だろうか。
否。ホシゾラは星空であり、デートはデート。
「星空の日付……?」
「あのね」
「……ナツメヤシ?」
「何それ」
霊夢には霖之助が何処まで真面目に考えているのかわからなかった。
霖之助は何処までも真面目に考えていたのだが。
「デートはデート。逢瀬。逢引き」
「ふむ。じゃあ、君は八雲の紫と逢瀬した事になるのかい?」
「いやうんまぁ。ならないけど。永い夜ん時とは状況が違うでしょうに」
首を横に振る。
降ったのは二人。
ほぼ同時であった。
「傍から見れば、デートならあっているかもしれない。だけど、逢瀬じゃない」
霖之助が先に口を開く。
「君達がそうじゃなかったように、僕達もそうじゃない。何と言えばいいかな……」
「霖之助さん、指示語が多いわよ」
「……気をつけよう」
一瞬、会話が途切れる。
「……『やんちゃな孫娘を見守る厳めしいお爺ちゃん』とか?」
「酷いな。せめて好々爺と言って欲しいね」
「冗談よ」
短く区切り、霊夢は歩き出す。
霖之助が後ろから追ってきているのを音で感じ、振り向く。
彼女に浮かぶ表情は、魔理沙と同じような悪戯気な笑みだった。
「だって、なんだか若く見えたもへぶぅ!?」
「霊夢、前方不注意は良くない。言っていたじゃないか」
「……何時よ。あぁもぉ、さっさと行きましょう。霖之助さんは駆け付け三樽だからね」
増えている。
「あと、神奈子と諏訪子の分も。早苗のは美味しいから私の」
殺す気だ。
くく、と霖之助は低く笑う。
魔理沙や霊夢の様に悪戯気な、そして心底愉快そうな笑みを浮かべている事は、自身、気付いていなかった――。
<了>
掴んだときの「むに」という音とか魔理沙の誤魔化し方とか。
数年前にもこんなことがあったと二人で思い出し空の上で話していたりと面白かったですよ。
淡白な店主と淡い少女達で。
さっくり読めました。
ぺこり。
良いものをありがとう。
この台詞とこの前後の展開で自分はあと6ヶ月分は辛い夜勤を乗り越えれる気がした
こう見るとやはり、保護者とも違うんだよなぁと感じますね。
ありがとうございました。
罪悪感、もしくは心配で泣いてる女の子にそれはねーよwwww
トラウマもんじゃねーかwwww いや、香霖の墜落も十分トラウマなんだけどさ……
>「君には『もう』でも、僕には『たかが』なんだよ、魔理沙」
の一文でハッとなりました。
このつかずはなれずの構図が私は大好きです。
霖之助と魔理沙は、保護者と子供のような、兄と妹のような、
悪友同士のような、形容しがたい関係ですよねえ。
凄く楽しめました。GJ!
恋仲ってんじゃないんだよなぁ