永遠の淋しさ、十五夜兎

空が、見えない。

空が、眩しい。
空が、荒れる。
空が、冷たい。
空が、朱い。
空が、白い。
空が、黒い。
空が、暗い。

空が、見えない。

空が、蒼い
空が、青い
空が、茜い
空が、紅い
空が、赤い
空が、黒い
空が、白い

空が、見えない。

頭を撫でられた。
抱きしめられた。
注意された。
また注意された。
イタズラされた。
仕事を頼まれた。
食事を頼まれた。

前が、見えない。

声がする。
うるさい、黙れ。
悲鳴が聞こえる。
狂ってしまえ。

ウルサイ、ダマレ。

体が浮いた。
理解できない。
体が焼けるようだ。
理解した。
痛い。

イタイ。

でも、動ける。
大丈夫。

ダイジョウブ。

片手片足なら犠牲にできる。
そのかわり、
逃がしてくれ。
もうここには居たくない。












声がする。





師匠？
目を開ける。
燈が消えている。

怖い。

暗い。暗い。暗い。暗い。暗い。暗い。暗い。暗い。暗い。暗い。暗い。暗い。暗い。暗い。暗い。暗い。暗い。暗い。暗い。暗い。暗い。暗い。暗い。暗い。暗い。暗い。暗い。暗い。暗い。暗い。暗い。暗い。暗い。暗い。暗い。暗い。暗い。暗い。暗い。暗い。暗い。暗い。暗い。暗い。暗い。暗い。暗い。暗い。

嫌だ。嫌だ。

イヤダ。

てゐ？因幡？姫様？どこですか？

ドコデスカ？

汗がすごい。
枕が濡れている。

廊下に出る。
暗い。
静寂。
耳が、痛い。
心が、痛い。

イタイ。

走る。
大丈夫。

ダイジョウブ。

師匠なら、師匠なら、いつもの場所に。
研究室に。

怖い。
もし、

モシ、

もしも居なかったら。

大丈夫。
きっとここに居る。
だから、

師匠？

シショウ？































































「ん？お前、なんでここに居るんだ?」


もう、誰でもいい。
もう、限界だった。

これ以上、我慢できない。
目から零れ落ちる雫を、口から溢れ出る咆哮を。



「ちょ、お前！いや、何で泣いてるんだ？おい！！輝夜！！！家具屋！？かーーぐぅうやーーぁぁぁあ！！永淋でもいいから！！」
「はいはい、なによ妹紅…あら？何で泣いているのかしら？」

「どうしたのかしら、優曇華。眼が真っ赤よ？」

あっ、師匠だ。ししょうだ。

「優曇華？！い…いや、どうしたの！？優曇華？」


「あらあら。ほら、妹紅。戻るわよ。これからお酒が美味しくなるから」
「月の兎を見ながらか？いい趣味してるな」
「ふふっ、あなたもね。永淋、可愛い弟子を慰めてから戻りなさい。宴会の席はそれからね」
「ああそうだ、忘れるところだった。トイレはどこだ？」
「右に行って、真っ直ぐよ」
「そうか、ちょっと行って来る」
「では姫、私は部屋に戻りますね。ほら、立ちなさい。優曇華？…おんぶ？」
「永淋、おんぶしなさい」
「いや…姫？」
「命令よ…」
「ハァ…ほら、　……では、しばらくしたら戻りますね。」
「はいはい」

えへへぇ、師匠だ。











もう、大丈夫だ。
あれは、きっと悪い夢だ。

夢だ。

ユメダ。

夢なんだ。
だから、大丈夫。

ダイジョウブ

なんなんだろう…
なんだろう？

冬休みテンションで書いた結果だよ

文章構成？なにそれ？おいしいの？

すみませんすみません。
スタイルが見つからないです。
気分を悪くしたやごめんなさい。

それでも読んでいただき、ありがとうございます。