「またあなたはこんな所まで来て……以前にも注意したはずですよ」
「むぅ~、あたいがどこで何をしようと関係ないじゃない」
幻想郷の外れにある無縁塚。
木々て囲まれた墓地でもあるその場所は、見事に晴れ渡った空に映えていた。
健やかなる空気に清らかなる風。
そんな平和で悠久な場所で、氷の妖精は閻魔さまに叱られていた。
「ここは存在自体がアヤフヤに成ってしまう場所。確かにあなたは妖精にしては力がある。しかし、力を持ち過ぎているという事を自覚すべきです。あなたは妖精なのです。注意しなければ、手遅れになる程の傷を負う事になりますよ」
「だから、あたいには死ぬっていうのが分かんないんだもん!」
四季映姫の言葉にチルノは耳を貸す事なく、癇癪を起こした様にその場を歩き廻る。
そんな様子に映姫は呆れてか、ため息をひとつ吐いた。
「まったく……しょうがない妖精ですね」
その言葉にチルノは無邪気にも笑った。
「にひひ、それがあたい達だもん」
チルノの言葉に、映姫は困った様な笑顔を浮かべた。
「なるほど、確かに妖精とはそういう存在です。ですが、くれぐれも注意してください。妖精には死の概念が無いといえど――ところでさっきから何をしてるんです?」
映姫は不思議そうにチルノを見た。
正確には彼女が拾った物だ。
「落ちてた。これ何?」
「恐らく外の世界の物でしょう。見せて頂けますか?」
映姫はチルノからそれを受け取る。
手のひらに収まる位のそれは、幻想郷では見かけない物だった。
外の世界で使われなくなった物、もしくは偶然に幻想郷に入ってきてしまった物。
そのどちらであるかは閻魔と言えど分からない。
それは、ピンク色の丸っぽい卵を細くした様な形からヒモが出ており、先には四角い箱の様な物が付いていた。
箱には出っ張りがあり、なにやらカラクリが仕込まれている様子。
映姫はおっかなびっくり観察した。
「う~ん、何の道具でしょうね? 香霖堂の店主に聞いてみてはどうですか?」
「ん~……それじゃ面白くないよ。自分で考えてみなきゃ」
チルノの言葉に、映姫は苦笑する。
効率や善行ばかりを追い求める自分と、自由気ままに生きる妖精。
お互いの存在意義は違うものの、やはり自分は閻魔だ。
生真面目に仕事をこなさなければならない。
それでも。
それでも、少しは余裕というモノが必要なのだろうか。
いつかの花が咲き乱れる無縁塚で、チルノに弾幕勝負で負けた理由はこれかな?
「そうですね。効率ばかり追い求めていても良くありませんね」
映姫はチルノにそれを返した。
「これの使い方が分かりましたら、今度出会った時に教えて頂けますか?」
「うん、まかせといて!」
チルノは力強く頷くと、ヒラリと空へと舞い上がる。
「いいですか、チルノ。あなたは妖精です。それを忘れないように!」
「分かってるってばー!」
チルノはブンブンと手を振って、無縁塚から遠のいていった。
それを見送り、四季映姫はほっと一息つく。
「さて、休憩はここまでですね。仕事に戻りましょう」
少しだけさっきの道具が気になったが、いずれ分かる日が来るだろうと、彼岸を目指して無縁塚を後にした。
~♪~
とりあえずチルノは霧の湖を目指しながらその道具を観察する。
「ふ~ん、なんだろうな~」
道を歩くのとは違い、空を飛ぶのに余所見をしていても何ら危険に遭遇する事はない。
せいぜい突出した木にぶつからないようにする位だ。
チルノは手にしたそれを見ながら地面に背中を向けたり空へ向けたりと、まるで床でごろごろと怠惰な休日を過ごしている様に空を行く。
「これはこれはチルノさん」
「わっ!?」
あまりにもそれに夢中になっていたからなのか、いつの間にか背中側にぴったりと飛んでいた射命丸文に気づかなかった。
もちろん、声をかけられた時点で相当に驚いたが、それを誤魔化すように威勢を張る。
「な、なによ! お前は誰だ!」
「あややや、私ですよ。射命丸文です」
ん、とチルノは記憶を辿る。
「あぁ、あやあやまる新聞の」
「……ぶんぶんまる新聞です。それだと『文謝る新聞』みたいじゃないですか」
「新聞で謝るのか?」
「謝りませんよ。はい、これが『文々。新聞』の最新号です」
チルノは新聞を受け取ると、ふむ、ともっともらしく頷いて新聞を眺める。
「どうですか、今回も中々の自信作なんです。写真も決定的瞬間を収めましたからね」
「ごめん……あたい、あんまり字が読めない」
かくん、と文が墜落した。
でも素早く戻ってきた。
流石は幻想郷最速。
「字が読めないんですか。あややややや、そういう可能性は考えた事がなかったですね」
「写真で何となく分かるから別にいいよ」
それでも文は納得いかないのか、う~んと腕を組んで考える。
「これは難問ですね……ところでチルノさん、それは何ですか?」
文はチルノがさっきから持っているピンク色の道具を指差した。
「無縁塚で拾った。文は何か知ってる?」
文はチルノからそれを受け取る。
丸い部分や箱の部分を眺めるが、文はハテナマークを浮かべるばかりだった。
「ここにスイッチらしい物がありますね」
「すいっち?」
「これですよ、これ。入れてみましょう」
「うん!」
文は四角い箱に付いた出っ張りをカチリと動かす。
するとどうだろうか。
丸い部分からくぐもった音が聞こえてきた。
文とチルノはおっかなびっくり丸い部分をみつめる。
中空でユラユラと揺れる丸い部分を、チルノがちょんと指でつついた。
「わ!」
「ど、どうしました?」
「震えてる! なんだこれ!」
チルノは丸い部分を指でつかむ。
すると振動が指先から伝わってきて、何だかくすぐったくなった。
「あはは! 変なのー」
「あ、私にも触らせてくださいよ」
楽しそうなチルノが羨ましいのか、文も丸い部分を触ってみる。
「お? おぉ! 震えてますね。う~ん、一体なんなのでしょう」
要領を得たのか、チルノはスイッチを入れたり切ったりして様子を見ている。
その隣で文は腕を組みつつ考えるが、パッと使用方法を思いつく訳でもなく、頭を傾けるばかりである。
しかし、頭を傾けたのが幸いしたのか、上手い具合に専門家を見つけた。
「お、チルノさん、ここは一つ専門家に聞いてみるのはいかがでしょう?」
「専門家?」
文が指差す下界を見下ろすと、そこには一筋の川が流れていた。
そして、そこを優雅に泳ぐ河童が一人。
「お~い、にとりさ~ん!」
どうやら文の声が聞こえた様子で、河童を泳ぐのを辞めて川から上がろうと岸へと方向を変えた。
それを確認した文はチルノに降りようと勧めた。
「あれは誰だ?」
「あれは河童の河城にとりさんです」
「河童か。どうして河童が専門家?」
チルノの言葉に、文は人差し指を一本立てながら説明する。
「河童の持つ技術は発展していまして、色んな道具を発明されているのです。にとりさんだったら、それが何か分かるかもしれません」
「おぉ~。河童って凄いんだ。天狗意味無いな」
「え!? いやいやいや、天狗も立派に社会制度を作ってですね、それぞれの役割分担を行い……そうですね、チルノさんにとっては意味ないですね」
説得しようと試みた文だが、早々にハテナマークを浮かべ始めたチルノを見ると、なんだかやる気を失ってしまった。
たかだか妖精一匹に天狗全体がバカにされたような感じだが、問題はあるまい。
怒る必要もないし、大問題になる可能性もない。
そう思いながらも、多少はうな垂れながら文は地上へと降りていく。
それに習ってか、チルノも地上へと降りていった。
「天狗と妖精とは珍しい組み合わせですね。こんにちは文さん」
「こんにちは、にとりさん。こちらは氷の妖精で―――」
「あたいチルノ!」
文の言葉を受け継ぐように元気にチルノは挨拶した。
「こんにちはチルノさん。私は河童の河城にとりです。ところで、私に用事みたいですけど、なんです?」
にとりの言葉に、チルノはピンクの道具を頭上に掲げた。
「これこれ。無縁塚で拾った外の世界の道具。これが何なのか考えてた」
「おぉ、外の世界の道具か。どれどれ……」
チルノから受け取ると、にとりは真剣にそれを凝視する。
「四角い方に付いているスイッチを押すと、丸い方が震えるんですよ」
「へぇ~……おぉ、本当だ」
「面白いでしょ!」
面白いですね、と答えながらにとりは指先で丸い部分を触り色々と考えている様子。
文は、にとりとチルノがそれを覗き込む様子をフレームに収めるべく、少し距離を取って、シャッターを押していた。
「あ、もしかすると!」
「分かったのか!?」
少しの間、押し黙ったにとりは閃いたとばかりに声をあげた。
「これが震えるという事は、振動を起こして使用する物という事です。そして振動を起こす必要がある事、それ即ち、固有振動なり!」
そう豪語して、にとりはチルノから道具を受け取ると、丸い部分を川に浸けた。
ぶぶぶぶ、とくぐもった音と共に川には幾重にも波紋が広がっていく。
「どういう事ですか、にとりさん」
波紋を製造し続けるそれを写真に収めながら、文はにとりに質問した。
「物には全て固有振動っていうのがあるの。その振動の波長を合わせれば魔法・魔術・妖術・気等を使わなくても、物を壊したり動かしたり出きるんだよ。私が思うに、これは魚取り機。きっと魚の固有振動に合ってて、そのうち失神した魚が浮かんでくるはず!」
「おぉ、よく分かりませんが、それは凄いですね」
「全然分かんないけど、凄いね」
そして、5分から10分程、3人はぼけ~っと太公望した。
普通の魚釣りと違うのは、餌がぶぶぶぶぶぶぶぶぶと非情に五月蝿い事だろうか。
魚が浮かび上がってくるどころか、周りから魚がいなくなってしまった。
「あややや、にとりさん、これは恐らく……」
「……うん、違うね……ごめんね……」
「なんだ、河童も意味ないな」
チルノの言葉に、にとりはいやいやいやと反論する。
「河童、意味無くないよ。ほら、人間の里にある竜神様の石造にある天気予報機能。あれだって気温・湿度・風の方向から気圧配置を割り出し、そこから数時刻後の天気を割り出すんで……そうですね、チルノさんにとっては河童は意味ないですね」
説明の途中でチルノの頭が暴走しかけたので、にとりは折れた。
しゅん、とにとりは落ち込んでしまった。
河童の心が折れた瞬間である。
「天狗も河童もダメだな~」
「「はい、スイマセンです」」
妖精に謝る鴉天狗と河童の少女というのは、珍しいシーン。
当事者でなければ、文の格好のスクープになっていたかもしれない。
~♪~
文とにとりに別れを告げ、チルノは再びそれを観察しながら空を行く。
幸い、本日は綺麗に晴れているので人間にとっても妖精にとっても過ごしやすい。
空をゴロゴロしながら果たしてチルノが辿りついたのは紅い館だった。
「お?」
その館の門を守る妖怪を見つけて、チルノは下降した。
守護者たるを自覚する様に、紅美鈴は門の前に威風堂々と立っている。
だが、話しかければ気さくな妖怪としても知られている。
そういう訳もあってか、チルノと美鈴は顔見知りでもあった。
もっとも、紅魔館の中に入った事は無いが。
「美鈴」
「はい、チルノさん。こんにちは」
さすがは門番といった所だろうか。
上空から近づいてもしっかりと気づいていた。
「今日も仕事か?」
「はい、お仕事です。チルノさんはどうされました?」
美鈴の言葉にチルノは持っていたそれを美鈴に見せる。
「これが何なのか考えてるの。調べてるけど、分かんない」
「ほぅ……どれどれ」
美鈴はそれを受け取ると、矯めつ眇めつ観察した。
「ん~、武器ではないでしょうか。こんな風に」
美鈴はチルノから少し離れてそれを横一文字に構える。
そして、すぅ……と息を吸い込み、
「ほあちゃあぁぁぁぁぁぁ!」
と気合を入れた。
「おぉ!」
そして、まるでヌンチャクの様にブンブンとそれを振り回した。
肩から背中に、背中から前方に、そうかと思えば腰から背中へと周り、と縦横無尽の動きを魅せる。
「と、まぁ、こんな風に」
「おぉ、凄いな美鈴」
「あはは、ありがとうございます」
美鈴は少し照れながらチルノにそれを返した。
「武器か~。じゃ、震えると攻撃力アップだな」
「震える?」
美鈴はチルノに合わせてしゃがんだ。
10歳ぐらいの子供程度の身長である妖精とは、それなりに身長差があるのだ。
これくらいで丁度良い。
「ここ。このすいっちを入れると震える」
「あ、ほんとですね。ぶぶぶぶいってますね……武器じゃなさそうですね……」
美鈴は再びそれを受け取ると、震えを確かめる様に観察する。
「あら、門番と妖精とは珍しい組み合わせね」
突然に背後から聞こえた声に、美鈴はわわわと慌てながら立ち上がった。
合わせてチルノも美鈴の影から門の方を伺う。
そこには羽の生えた紅い少女と、日傘を携えたメイド服の従者がいた。
「お嬢様、お出かけですか?」
「えぇ。ところでそっちの妖精は?」
自分に話が来たと思い、チルノは小気味良く名乗った。
「へぇ~、チルノっていうの……妖精にしては力があるようね。私は紅魔館の主、レミリア・スカーレットよ」
レミリアは、その矮躯には不釣合いな妖気を漂わせた。
真昼といえど、そこは吸血鬼。
新鮮な空気も清清しい空も、刹那に異質に変える事が出来る。
本気になればチルノなど、須臾の間に消滅させる事さえ容易い。
気まぐれな妖精、さすがのチルノでも、これには参ったのだろう。
言葉も発す事が出来ず、また逃げる事もできなかった。
「ふふふ、冗談よ」
にこりとレミリアが笑った瞬間、妖気は霧散した。
それと同時にチルノは大きく息を吐いた。
「冗談か。冗談はやめてほしい」
「ふふ、そうね。ごめんなさい。それで、今日は何の用事?」
レミリアの言葉に、チルノは美鈴が持っているそれに指をさした。
「あら? これは何かしら」
「それが何なのか調べてる」
レミリアは美鈴から受け取ると、皆と同じ様に観察を始めた。
「そこのすいっちを入れると震えるよ」
「これ? あ、本当だわ。ふ~ん……マッサージかしらね?」
「まっさーじ?」
「肩こりとか治す用の機械って事ね。咲夜、ちょっと肩を出しなさい」
日傘を携えたメイドは、そこで始めて口を開いた。
「えっ……こ、こんな往来で肩なんか出せませんよ」
「いいじゃない。誰もいないわよ」
主の言葉は絶対なのだろうか。
メイドは渋々とボタンを何段か外し、肩の部分をはだけさせた。
「ブラの紐が邪魔ね」
レミリアは何故かニヤニヤしながら言う。
よく分かってないチルノは、おぉ~、とレミリアに歓声を送った。
「うぅ~、恥ずかしさで死にますよ」
「そう言って死んだ人間は未だに一人もいないわ」
往来でのメイドのストリップショーは中々に珍しいもの。
咲夜には幸いにして、観客は門番と妖精のみだが、やはり外という事に抵抗を覚えてしまう。
それでも、咲夜はゆっくりとブラの紐を腕側にズラした。
「ふふ。さて従順なメイドに褒美を与えましょうか」
レミリアはスイッチを入れ丸い部分を震わせる。
そして、メイドの肩へと押し付けた。
「ん……あっ……んん」
メイドの吐息が空気へと溶け込む。
「どう、気持ちいい?」
「はい。振動が丁度良いですね」
答えるメイドは、少しだけ頬を染めた。
「おぉ~、気持ちいいのか、咲夜」
「えぇ。気持ちいいわ」
チルノは少しばかり羨ましそうに咲夜を見る。
それを見た美鈴はチルノの肩に手を置いた。
「たぶんチルノさんは気持ち良くならないですよ。肩が凝ってる人じゃないと、こういう風に……」
美鈴は出来るだけ加減をしてチルノの肩をムニムニと揉んだ。
「いたたたたたた!!! 痛いよ、美鈴!」
「と、こうなるだけなのです。苦労している人間だけの特権なのですよ」
「ふ~ん、そうなのか。お疲れ様、咲夜」
妖精からの労いの言葉に咲夜はびっくりしながらも、
「いえ、大丈夫です。これでもメイド長ですから」
と、笑顔で答えた。
「はい、そろそろいいでしょう。返すわね、チルノ」
レミリアからそれを受け取り、「おぉ~、まっさーじか~」等とチルノは感心した様に呟いた。
「ありがとうございました、お嬢様」
咲夜はそそくさと肩をしまう。
何だかんだ言いながらも、やはり恥ずかしかったらしい。
頬が紅魔館色に染まっているのは恥ずかしさからか、マッサージの火照りからか。
「まっさーじか~。凄いなレミリア、すぐに分かるんだ」
「たぶん、ね。確証はないから香霖堂の店主にでも聞いた方がいいわ」
ウィンクしながら答える吸血鬼はそう言い残し、メイドと共に飛び去って行く。
門番は深々と腰を折って主を見送った。
「美鈴は肩こってる?」
ようやく姿勢を戻した美鈴に、チルノは期待を込めた視線を送る。
「いえ、残念ながら私も妖怪です。肩こりを感じた事がないです」
そうか~、と残念がるチルノに美鈴は苦笑した。
「ん。じゃ、答えを確かめに霖之助の所に行って来る」
「あ、そうですか。それでは、結果を私にも教えてくださいね」
うん、と元気よく返事をすると、チルノは空へと浮かび上がる。
軽快に一回転をすると、それを挨拶代わりにチルノは空へと舞い消えた。
~♪~
「あ、いた」
チルノが香霖堂についた時、店主は外にいた。
恐らく読書でもしていたのであろう、大きく万歳をして伸びをしていた。
「お~い、霖之助」
上空から声をかけると、霖之助は気づいた様子で笑顔を向けた。
「やぁ、チルノ。久しぶりだね」
「うん。それで、霖之助に見て欲しい物があるんだ」
「僕に?」
チルノは今までの事を順番に話していった。
無縁塚で閻魔さまに叱られた事。
そこで拾った外の世界の道具。
それを調べていて、天狗と河童に会った事。
次に門番に会い、吸血鬼とメイド長に出会った事。
「だから、答え合わせ。みんなに教えてあげなくちゃ。四季映姫に射命丸文に河城にとりに美鈴とレミリアと咲夜! どう、これ何か分かる?」
チルノは霖之助にそれを差し出す。
「ピンクで丸っぽくてヒモがついてて、すいっち入れると震える物!」
受け取った霖之助は、どれどれとそれを見つめる。
霖之助の持つ特殊な能力。
道具の名前と用途が分かる程度の能力。
「どう霖之助? これ何ていう名前? まっさーじで合ってる? ねぇねぇ?」
チルノは無邪気に霖之助を見つめる。
そんなチルノに対して、霖之助は―――
終われ☆
ニヤニヤが止まらねぇぜ
go○gle先生でも1000件ちょっとか
いい馬鹿話でした。
意味無いといわれて反論する河童が可愛い。
おもしろいね~w
リアルな方はドンマイです
振動を起こす物、とでも言っとけw
再就職頑張ってください
しかし本来の使い方を聞いた面々の反応を見てみたいw
後書きでさらりとそんなこと言われてもwww
応援してるぜ。
そしてゆかりんにでも見せてみろ
面白かったです。
モノに関しては、あやふやなまま終わらせて
出していないですが・・・どうでしょう?
しかしチルノちゃんが理解できるはずもなく(決して⑨的な意味ではなく)
要領を得ないまま、湖に帰って大ちゃんにプレゼントすればいいよ!
大ちゃんなら、なんとなく、それとなくわかるはず!
しかし霖之助は用途まではわからないから、意外と使い方に首をひねるかもしれない
早苗さんだ、早苗さん呼んでこい!
続きは東○ソッチ系のSS投稿サイトで待ってます
咲夜さん気持ち良さそうだったし。
まぁそれは置いておいてこーりんは幾三(変換したらこう出た)と同じように空気を読んではぐらかしたのだろうか…。
まぁ私もそうですがww
就職、マジでがんばってください。
全裸で正座して待ってます。
就職負けないでください。
しかもまんまと来ましたかw
にとりへ、魚は取れませんが紳士がたくさん釣れる道具のようですよ。
こーりん「どうしてこんなことに・・・」
寸止めはらめぇえ!!!
最後まで書いてぇえ!!!(最後まで書いたらここにはいられなくなります)
性的な知識ゼロだろうし事細かに説明しても理解できなそう。
後は実地?
顔を真っ赤にしてモジモジしてる姿を思い浮かべるwww
チルノは書籍の東方文花帖で新聞の内容を理解することができていました。
文字を読めないわけではないと思います。
こーりんのリアクションと末路が気になる気になる・・・・
各メンツの反応が気になる・・・
(分からない的な意味で)チルノ、レミリア、
(分かっていても)香霖は動じないことは確かだろう
最初の四季映姫とのやり取りは無くてもいいような気はする
あえて棒の方だったらどうなってたのかと勝手に想像してニヤニヤしてたがw
ちょっとツボにはまってしまった
つづきが読みたいなあ
全てを知った映姫様が見てみたかった……
切れ味抜群でした