「では、今日はこれまで。昨日出した宿題はやってきたかな?」
「「はーい」」
寺子屋に威勢のいい子供たちの声が響く。慧音の開く寺子屋は今日も大人気だ。
「よろしい。では、帰りに私の机の上に提出していくように。明日返すからな」
宿題を次々に机の上に置いて寺子屋を出て行く子供たち。放課後という最高に甘美な瞬間である。
「こら、妹紅。お前はどうなんだ?」
あまり大きくない寺子屋の隅、子供たちの喧騒から離れるように外の景色を眺めていた妹紅に慧音が声をかける。
「は? わたしも?」
慧音の呼びかけに思ってもみなかったという表情で妹紅が答えた。
「だってお前、昨日私が皆に宿題出していた時にも居ただろう?」
「そりゃ居たけどさ……」
「だったら当然だろう? 宿題がまだできていないのなら今日中にやってこい」
教育者としての絶対的権力が発動する。
『慧音先生』に逆らうことは、寺子屋ではタブーとされていた。
「けーねせんせーさよーならぁ」
「ああ、さよなら」
子供たちが帰り際にさよならの挨拶をして寺子屋を出て行く。
「もこーねーちゃんもばいばーい」
挨拶は当然妹紅にも向けられた。
「けーね、ばいばい」
「こら、さりげなく子供たちと一緒に帰ろうとするな」
子供たちに混じって甘美な瞬間に身をゆだねようとする妹紅の髪を慧音が引っ張り、引き止める。
「バレたか……でもさぁ、私、日記なんて、書いたことなんだけど」
口を尖らせて妹紅が悪態をつく。昨日慧音の出した宿題は『日記を書いてくること』だった。
「……ふむ。まぁ、まずは今日起こったことでも書いてみろ」
「今日起こったこと、ねぇ」
「ありのままに書けば良い」
「日記なんてさ……要するに、その日あったことを書けば良いだけだろ?」
「そのとおり。分かってるじゃないか、妹紅」
慧音から渡された日記帳にササっと筆を走らせた。
『慧音がうるさかった』
「……妹紅」
慧音がにこやかに妹紅を見つめる。
「どうだい! コレでいいだろ?」
ニカっと笑い慧音に日記帳を突き出す妹紅。
慧音はガシっと妹紅の肩を掴み、一瞬、天を仰ぎ――。
――ゴツン!
「ぐぉおおおお……」
ぷしゅーと煙が立たんばかりの頭突きを妹紅にプレゼントした。
「零点」
「えぇ!?」
「……ああ、アレだ。妹紅は書くのに慣れている人物に書き方を教わってきなさい」
「めんどくさいなぁ……慧音は教えてくれないの?」
頭をさすりさすり、妹紅が文句を言う。
「評価する人間が答えを提示するのはフェアじゃないからな」
「ちぇー」
「子供たちでもできた課題だ。お前だけできなかったら『もこーねーちゃんだっせー』とか『マジもこーどんくせー』とか言われるぞ」
「ぅ……」
これでも一応、妹紅は『もこーねーちゃん』と呼ばれ、それなりに慕われている。
そんな現在の自分のガキ大将的ポジションを崩すわけにはいかなかった。
「わかったらさっさと言って来い。日が暮れる前までには帰ってくるんだぞ。知らない兎詐欺にはついていっちゃダメだぞ」
「子供扱いするなっ!!」
◇ ◇ ◇
かくして妹紅は、慧音から賜った宿題をやる為に寺子屋を飛び出したのだった。
「書くのに慣れてる……といえばアイツか」
真っ先に妹紅の頭に浮かんだのは、人里で幻想郷という世界そのものを書き記している人間。
稗田阿求その人だった。
「日記……ですか?」
「そ、日記。慧音のヤツ、これじゃ満足しないって言うんだ」
妹紅はさっき慧音に見せた日記帳を阿求にも見せる。
「……これじゃ確かに、慧音さんも怒りますよ」
「日記っていうのはその日におきたことや思ったことを書くものだろ? なんでコレじゃダメなんだ?」
「ええと……」
全部。とは流石に言いづらいのか、困惑した阿求は座敷の外へと視線を移し、何かに気がついたように返答する。
「じゃあ、一つだけ助言を。
確かにその日に思ったことを記す、と言うのは正解です。
ですが、『その日』、『その時』、『何を見て』、『何を思ったのか』。
ココまで書かなければ後々に読み返した時、
意味が分からなくなってしまいます」
「ふむぅ……意外と難しいんだな」
「感情に理由をつけること、ですよ。
私も努めて客観的な事実のみを幻想郷縁起に記したいのですが、
多少の主観、感情は入ってしまいますからね。
やはり、気持ちをこめて書けば、
感情は自然とこもってきてしまうものです」
「ふむふむ、参考になったよ。ありがとう!」
「いえいえ、また来てくださいね」
◇ ◇ ◇
「で……できたのが、コレか」
慧音は眼鏡をかけ、子供達が置いていった宿題に目を通していた。
「自信作! 自信作!」
興奮した表情で自慢げに日記帳を開いて慧音に突きつける。
『今日、慧音がよくわからん理由で私に宿題をやってこいと言う。
煩わしい。阿求の方がよっぽどマシだ。お茶菓子も出た。』
「……妹紅」
静かに眼鏡を外し、最初に日記を見せた時よりも数倍良い笑顔で慧音が笑う。
良い笑顔過ぎて口の端がつりあがっている。
ガシっと両手で妹紅の肩を掴む慧音、大きく、天を仰いだ。
ああこりゃデジャヴったなぁと思う間も無く、妹紅の額に慧音の渾身の凸が降り注ぐ。
――ゴン!!
「ぉおおおおお……」
「零点!」
「えええぇ!」
「こんな氷妖精が書いたような滅茶苦茶な日記があるか!
ホラ見ろ! 寺子屋に通う一番小さい子ですらこんなに良い日記を書くんだぞ!」
『○月○日 はれ
きょうはけーね先生とともだちのまぁ君とよっちゃんとみさちゃんと、
それからもこと川にあそびに行きました。
まぁ君が川にながされかけましたがけーね先生がたすけてくれました。
もこはねてました。たくさん、たくさんお魚がとれました。
とれた魚のはんぶんはもこがやきすぎてしまいました。
それでもおかあさんがよろこんでくれてぼくもうれしかったです。
もこはだめだ。』
「う、ぐぐ……さりげに私の扱いが酷い」
「そんなもんだ。嫌ならもう少し子供たちの面倒を見ろ」
「くそー。慧音このやろう! お前が吃驚する程の日記を書いてやる!!」
お前は何と戦っているんだと言う言葉を飲み込んで慧音は妹紅を見送った。
◇ ◇ ◇
「ああやばい。何で私は一番役にたたなそうなヤツのところに足を運んでしまったのだろう」
「失礼ね」
博麗神社。
外へ飛び出した妹紅はなぜか霊夢のところへ来てしまっていた。
「日記なら書いてるわよ」
「へぇ、意外だな」
「見せてもいいけど、何か頂戴ね」
『○月○日 カントウヨメナ 大根の葉
○月○日 シロザ 水飴(もらい物)
○月○日 セリ エゾノギシギシ』
「……植物図鑑?」
「日記よ? その日何を食べたかを書いてるの」
妹紅ですら食べられるとは知らなかった雑草にまで手を出す霊夢。
博麗の巫女は逞しかった。
「一応、聞いておくけど、日記をつけるコツみたいなのはある?」
「生きるため」
「えぇ!」
「本当よ、見てみて、一ヶ月前のココ。
今までの私は一週間に二回も大根の葉が食卓にあがっていたのよ!
まだまだ保存しておいて食べられるのに贅沢すぎだったわ。
無駄に気づけて大助かりよ、この日記……売らないわよ?」
「買わない買わない」
巫女は外の世界に伝わる減量法をナチュラルに実践していた。
「ひょっとして……アレか。空腹で空を飛んでるクチか……?」
「あぁ、確かにおなかいっぱい食べた日は飛びづらかったわ。もう何年も前になるけれど……」
ついでに発覚してしまった博麗の巫女驚愕の事実。
「ぅ……。思わず目頭に熱いものが……。さっき阿求のところで貰ったお茶菓子、あげる」
妹紅は懐からお茶菓子を取り出す。
自分用に取っておいた物だが、思わずさしださずにはいられなかった。
これも博麗霊夢の人徳と言うものだろう。
「あら、ありがとう。私の日記でよかったらまた見に来てね。最中さん」
「あ、ああ。……強く生きろ」
妹紅は振り返らずに歩き出す。
自分の名前がもこうではなくもなかになっていたのはきっと気のせい。
後ろで「これで一ヶ月……」という声がするのも強引に空耳だと思い込んで、
涙が零れないように空を眺めながらその場所を後にした。
「やっぱ、参考にならなかった……」
◇ ◇ ◇
「で、何で私はお前に聞きに来たんだろう?」
「こっちが聞きたいわよ!」
永遠亭。
なぜか今、妹紅は殺し合いをする程度の仲である輝夜の前に居る。
涙で前の見えないままに飛んでいたら竹林にたどり着いただけのことなのだが、
その理由は、本人にも分からない。
「で? 日記? 書かないわよ、私は」
「だよなぁ……」
予想通りの返答に妹紅もやっぱりなぁ、とため息をつく。
「えーりんは毎日何か書いてるみたいだから彼女に聞いてみたら?」
「永琳かぁ……苦手だけど聞いてみるかなぁ。
ありがと。今度殺しあうときは手加減してやるよ」
「気持ち悪い! 余計なお世話よ!」
◇ ◇ ◇
「ふふふ、ふふふ。ふっふっふ。よくぞ聞いてくれました! ささ、客人、あちらの間に……」
猟奇的な瞳を輝かせ、妹紅を案内する永琳。
「な、なんだか態度が変だぞ……!」
妹紅の記憶するソレとは大分違う。
「いやいや、私の毎日の積み重ねを見たいと言ってくれる人が居るなんて嬉しくて……」
フスマを開けるとそこには月まで届け不死の日記。
「こ、これは……」
「『蓬莱山輝夜観察日記』! 現在4万3668巻、以下続巻! どう……!?」
「どうって言われても……」
床に散乱する日記帳の一つを手に取り、パラパラとめくってみる。
『○月○日 0時時点で天気は晴 湿度68%
睡眠中の姫様は「SP回復しないSP回復しない」と二回呟いた後、
臀部を掻いて寝返りを打つ。口の端からは0.6mlの唾液が流れ出ている。
○月○日 0時30分時点で天気は晴 湿度68.1%
唾液が寝巻きの肩口に付着。また寝言「んにゃむ」
○月○日1時時点で……』
「……凄い」
ある意味、と言いかけた妹紅は日記の内容にドン引きしている。
「でしょうでしょう? 何なら全部読んで行っても良いのよ」
「いやぁ……さすがにコレ全部読み終わるころには慧音が老衰してそうだ……」
読み終わるころには輝夜のカリスマもピチューンしてそうである。
「じゃあ、一巻だけ……! 一巻だけでも……!」
両手で妹紅の髪の毛を引っ張る月の頭脳。
「そ、そのうち、そのうち読むから!」
「ホント?」
「ああ、本当。だからさ、日記を書くコツを教えてくれないかな?」
「ふむ。私の場合は姫さまのあるがままの姿をそのまま書き記しているだけだから、
コツも何も無いけれど」
腕を組んだ姿勢から右手を顎に当てて外へと歩きだす。
外をぼんやり眺めていたかと思うとクスッと笑い、妹紅の方へと振り返る。
「一つだけ教えてあげる。
日記って言うのは、いわばその人の『歴史』。
アナタもココの構造が人間式である以上、忘却は避けては通れない道。
ならば、記しなさい。貴女の歴史を」
月の頭脳は自らの頭を指差し、人の頭脳との違いを語る。
「私の歴史……か、なんか慧音みたいなこと言ってるな」
「実は私、上白沢だったのよ」
永琳は人差し指を突き出した手を頭の両側に添えて、慧音のマネをしながら答えた。
「はは、蓬莱人の冗談ってヤツ?
ともかく参考になった。ありがと、早速帰って慧音のヤツを変身させるような凄いの書いてくる!」
「返り討ちにあわないようにお気をつけて、ゆっくり帰りなさい。
今度は姫さまの秘密を読みに来てね」
◇ ◇ ◇
「さてと……バレバレよ。隠れてないで出てきなさい」
妹紅が永遠亭を去ったのを確認して、永琳はその人物に聞こえるように声をあげた。
「……すまないな」
茂みの中から慧音が現れる。
「過保護過ぎよ、上白沢」
「本来なら私が諭すべき言葉だったのだが……」
「……忘れられるのが怖い?」
「妹紅は、いずれ私や、
今の幻想郷に生きる人たちを記憶の彼方に置いていってしまうだろう。
別に死という概念自体は、怖いものでは無い。
が、やっぱり、忘れられてしまうのは……悲しいな」
「『忘れられる』ということが存在の死を意味する。まるでこの世界じゃない?」
慧音は蓬莱人が語る人生観には興味が無かった。
そういう風にできている蓬莱人と、ただの人間とは感覚が違うから、
という理由で自分自身を納得させていたのだが、
改めて彼女達の話に耳を傾けると忘却こそが死である、などと言う。
それは歴史屋、上白沢としての死の定義と全く同じだった。
「……そうだな」
「『不老不死は、死が無くなるんじゃなくて、生きても、死んでも居ない状態になるだけよ』
……名前すらも忘れてしまった人間の友が言った言葉を、未だに覚えている。
彼女は死んだけれど、確かに私の中に生きている。……こういうことでしょ? 上白沢」
「……」
そうなのだ。覚えていてくれる人が居るからこそ、人は生き続けられる。
蓬莱の薬に頼ること無く、須臾を永遠にする法。
「だったら、迷うことなんて無いじゃない。あの娘の魂に刻んでやりなさいな。貴女の魂を」
「……ああ、違いない。有難う、八意」
「ふふ、どういたしまして。さぁさ、さっさと戻らないとあの娘が寺子屋の戸を開けてしまうわよ」
◇ ◇ ◇
「けーね! けーね! できた!」
「どれどれ……」
慧音は静かに日記帳を読み始める。
「自分の思ってたことを書いたんだけど……どうかな?」
パタンと日記帳を閉じ、机の上へと置く。
「ふむ……そうだな、コレなら不合格だ」
今までに見たことの無いくらいの笑顔で慧音が答える。
「やったー! ってええ!? 不合格!?」
「頭突きだな、覚悟しろ妹紅」
妹紅の肩をガシっと掴み、思いっきり天を仰ぐ。
そしてそのままの勢いに頭を――。
――コツン
優しく額を合わせる慧音。
お互いの、
温もりが、
瞬きが、
吐息が、
想いが伝わる零距離。
「嘘だ。合格だよ。妹紅は」
「ぇ……?」
肩を掴んでいた手を背中に回し、ぎゅっと妹紅を抱きしめる慧音。
吐息は、妹紅の耳元。
「泊まって、行くんだろ?」
こくん。
顔を真っ赤にした妹紅は慧音の誘いに即答した。
寺子屋の戸締りをして二人は慧音の家へと向かう。
その手は繋がれたまま。
「慧音。私、これから毎日、自分の歴史を書くよ」
「そうか」
「慧音。私、これから毎日、日記を書こうと思う」
「そうか」
「慧音。私、これから毎日、今日を大事にしたい」
「そうか」
繋いだ手を再びぎゅっと握りなおす。
「妹紅。いつまでも、私を忘れないで居ておくれ」
「うん」
空には夜道を優しく照らす星の光。
星と月が巡り、少しずつ、少しずつ変わっていく日常。
けれど、想いは、いつまでも変わらない。
そんな想いがそこかしこに溢れているココは、
故に、幻想の郷と呼ばれていた――。
◇ ◇ ◇
スキマ風が机の上に無造作に置かれた日記帳をめくった。
パラパラと頁がめくれ、『今日』が開かれる。
『○月○日
慧音に宿題を出された。『日記を書くこと』だそうな。
阿求、霊夢、輝夜、永琳、いろいろな人に書くコツを教わったけれど、
結局。自分の思ったことを思ったままに書くのが正解なんじゃないかなと
言う気がしてきたので素直に今日を通して思ったことを書く。
憎まれ口を叩いたり、時には殺しあったりもするけれど、私は皆が大好きだ。
寺子屋の子供たちが好き。
幻想郷を記録する阿求が好き。
貧乏な巫女が好き。
月の姫とその従者が好き。
幻想郷が好き。
慧音が大好き。
いつか私を置いていってしまう人も居るけれど、
だからこそ、今日と言うこの日を忘れないでおきたい。
いつか、また、この日のこの日記を見て、
シアワセな日々を思い出せますように』
前半笑い、後半いい話で狙い通りほんわかしました。
各々の書いた日記もとても面白かったし、話も短くきれいに纏まっていてとても読みやすかったです。
次回も楽しみにしています。
もこはだめなんかじゃなかった。でも、えーりんはあるいみだめだとおもった。
もこはだめだ。みこはもうだめだ。
これのインパクトが最強すぎるw
笑えますし、泣けました
沙月さんはいいが、もこはだめだ。
次回作も期待
いや、間違っちゃいないけど
みこはつよくいきろ。
巫女のために募金を。もこはだめだ。
って書いてある日記見たら発狂しそうだよな。
もこはだめだの6文字が頭から離れません。
とてもほんわかした気持ちになりましたw
「慧音が大好き」→もこけねフラグ!?
八月二十二日十二時二七分
みこに募金しようとして、どこにすれば良いかワカライ。アタマガドウニカナリソウダ。
ツギノヒカラハ、フシギナ隙間ダラケデ読ムコトガデキナイ
最後のページ
『GJ』というアルファベットが大きく書かれていた。
えーりんはやさしいなぁ。
もこはだめだ。
いいはなしだなあ。
もこはだめだ。
凄く良かったです
もこーかわいいし
みこあわれだし
えーりんこわれてるし
けーねもかわいいし
にっきってかくのはむずかしいですよね。
じぶんもかくのはにがてです。
もこもおれもだめだ。
もこはだめだ。わきはどうしようもない。えーりんはげんそうきょうのちあんのためにどうにかしなきゃいけない。
紹介してくれたサイトもあったみたいで感謝の極みよ。
こういう作文は久しぶりなのだけれど、やっぱりあらすじがいいおかげよね。うん。
けーねの宿題。
あっきゅんあきゅん。
びんぼーみこー。
もこーもこーぐや。
紫〆。
なんて素晴らしいあらすじなんでしょう。
さてさて、それじゃ全レスいくわよ。
>>2. 名前が無い程度の能力さん ■2008/08/22 02:18:10
そうね。いつか思い出すために今日を記す。
良いわよね。
お話に関しては、まさに狙ったとおりってトコロかしら。
>>3. 名前が無い程度の能力さん ■2008/08/22 02:19:14
動かしやすいって意味ではダメなんかじゃないわね。
えーりんは……最近、ちょっと怖い。
>>4. 名前が無い程度の能力さん ■2008/08/22 02:25:44
皆がつけてくれた点数のうち、8割がこの6文字な気がしてきたわ……。
もこ……恐ろしい子!
>>6. 名前が無い程度の能力さん ■2008/08/22 03:15:21
巫女はこのお話の中で最中をゲットしたから後一ヶ月くらいは大丈夫なはずよ! 多分。
>>7. 名前が無い程度の能力さん ■2008/08/22 03:20:18
もういっそのこと流行語大賞を狙いましょうか。みなさんご一緒に。もこはだめだ。
>>12. 名前が無い程度の能力さん ■2008/08/22 07:53:47
きっとサバイバリティあふれるベストセラーよ。
>>13. からなくらなさん ■2008/08/22 08:18:06
ちなみに次回作の主人公は、魔理沙、パチュリー、私のウチ、
ピチューン度が高くなった人が選ばれるそうよ。
楽しみね。
>>14. 名前が無い程度の能力さん ■2008/08/22 08:27:59
ど、ど、どういうことかしらね?
彫物……?
>>15. 名前が無い程度の能力さん ■2008/08/22 08:45:05
既に博麗は強いわ。私でも勝てないくらいに。
まだアナタはあの巫女に強さを望むのね。
>>17. 名前が無い程度の能力さん ■2008/08/22 09:02:06
そうそう、あの名言を残した子の名前は、
……何て言ったかしら?
確か鏡餅がひび割れた系の名前だったはず。
>>19. 名前が無い程度の能力さん ■2008/08/22 10:31:29
大異変クラスの発狂よね。きっと。
>>20. 芳乃奈々樹さん ■2008/08/22 10:34:32
ほんわかほんわか。良し。妹紅と慧音は仲良しなのよ。
>>22. 名前が無い程度の能力さん ■2008/08/22 12:20:48
ぐーじぇい! いぇい!
どういう意味かしらねぇ……。
>>26. 名前が無い程度の能力さん ■2008/08/22 14:32:44
最近怖いけどね……
特にあの、私を見つめる視線がとってもルナティックだわ。
>>28. 名前が無い程度の能力さん ■2008/08/22 16:18:52
そういう感想を持たれることこそ、物書きの悦び。ありがとね。
>>29. カブトムシさん ■2008/08/22 16:34:13
「もこはだめだ」の人気に私も嫉妬。
ねぇ、私は?
>>35. 名前が無い程度の能力さん ■2008/08/22 19:38:48
刹那い。だからこそ、一瞬を大事にしよう。そんなお話。
>>40. 名前が無い程度の能力さん ■2008/08/22 20:53:50
確かに日記って書くの難しいわよね。
どう? 私みたいにブログにしてみたら?
>>47. 名前が無い程度の能力さん ■2008/08/23 00:07:32
セクシャルハラスメントっていう概念の幻想郷入りを望みます。
こんなトコロかしらね。
気が向けばまたレスしてあげるわ。
それじゃおやすみなさい。
――とキーボードを打つ手を止めると電源を切り、ぺったんぺたん足音を響かせて寝室へ向かう姫さま。
8月23日 1時 ……
えーりんもだめだw
しかし、蓬莱山輝夜観察日記読んでみたいものだw
足音をたてずにその後を追う永琳
そして「もこはだめだ。」の破壊力は異常だ、凄すぎる
これは流行ってもおかしくないと思いました。
「もこ記」をよんだ。もことけーねがかわいかった。
もこはだめだ、とみんないうけれど、だめなぶぶんもふくめてもこなんだ。きっと。
でもみことえーりんはもうだめだ。ておくれてきないみで。
癒されました。まったり感をありがとう。
後半、彗音が感じている、限りある生を生きる者としての人間と共通した寂しさが胸をうちます。あと妹紅の好きな人に「月の姫」が入っていて嬉しかったです。よい作品をありがとうございました。
「もこはだめだ」‥たぶん、「さくやはだめだ(レミリア的な意味で)」、「こあはだめだ(パチュリー的な意味で)」、「ありすはだめだ(魔理沙的な意味で)」‥。
もこはだめだ。
最後のもこの日記がGJ
死ぬほど笑った。
こんなに可愛いし
はくれいの巫女に比べたら
だいじょうぶだよ!
めんそーれ
だめだこりゃ