「なあ、霊夢さんを驚かせようぜ!」
そう言って家のドアをバンッと開けたのはクラウンピース。
「え、ええ……いいけど……」
そう言ってしまったのが運の尽き、クラウンピースは私の手を取って楽しそうにしている。ルナとスターは興味の無さそうに自分の好きなことをしている。漫画読んだり、石磨いたり……えっ、ちょっと2人とも来ないの?
「ルナ、スター!2人とも来ないの?」
「私はパス!漫画が面白いしこっちがいい」
ルナは漫画を掲げながらそう言う。
「私も行かない〜霊夢さんに怒られるの嫌だもん」
スターはしょんぼりしたように見えたけど心底怒られるのが嫌そうに見えた。
「サニーは来てくれるんだよな!」
わくわくとしたような顔で私を見ていくるピース。その顔に私は今更やめるなんて言えなくなったので頷いてしまった。
ぱああと嬉しそうな顔をするピース。
「なら早く行こうぜ!ほらほら!」
私の手を取って行こうとするのでルナとスターにあいさつだけする。
「ルナ、スター!行ってくるね!」
「「いってらっしゃーい」」
二人とものんびり手を振るものだから笑ってしまった。
「ほらサニー、早く行くぞ!」
楽しそうな声でピースは私の手を引いて博麗神社に向かって出発した。
「なんで私たちに声掛けたの?」
「楽しそうに霊夢さん驚かすのができるのがサニーとかを思ったから!へへへ、霊夢さんの驚く顔が見たいんだ」
「いいね、それ。楽しそう!」
不思議だ、ピースがそう言うと、びっくりしている霊夢さんの顔を浮かべるだけでとても楽しそうに思えてくる。
そうして博麗神社の上空に着いた。
「サニーが私を隠して、驚かす! 簡単だろ!」
「えへへ、簡単だね、ほらいくよ!」
そう言って私は光を屈折させてピースを見えないようにする。私も見えないようにして、神社の社務所に近づいていく。
縁側に座っている霊夢さんはお茶を飲んでいるようだった。
ピースが私に目配せして、霊夢さんに突撃した。
「驚け〜!」
突撃した瞬間に能力を解除する。
「うわっ!? 何よピース!」
驚く霊夢さんの胸元に飛び込んだピース。私も近くによってピースとハイタッチする。
「やったな!」
「いえい!」
パチンと響くハイタッチ。
「もう、お茶が危なかったじゃない」
「こぼしてないからいいだろー?」
「そう言う問題じゃないのよ、驚かせた妖精達にはお仕置ね!」
ピースと私はわっと逃げる。霊夢さんはお祓い棒をもって私たちを追いかけてくる。
「あははは、面白いなサニー!」
「ええそうね、ピース!」
私たちは、2人であはははと笑いながら逃げる。霊夢さんは鬼みたいな顔で追いかけてくる。
二人で、さらにわっと逃げたけれど霊夢さんの弾幕にぴちゅって動きを止められる。
「悪い子にはお仕置よ〜!」
そう言って動きを止めたピースの頭を両手を拳にして頭に挟んでグリグリと攻撃してくる。
「イテテテテ!!!」
ピースは痛そうにしている。一分ほどグリグリしていた。パッとピースの頭から手を離して私の方にやってくる霊夢さん。
「ひっ……」
「お仕置、喰らいなさいよ!」
グリグリグリグリ!
「イダダダダ!!!」
猛烈に痛い。的確に急所狙ってくるこのグリグリは私の体力を奪っていきそうだ。
そうしてピースと同じくらいグリグリされて私たちは地面に転がっていた。
「痛え……霊夢さん痛えよ……」
「分かる……痛いよね……」
地面に転がった私たちは痛みの感想を分かち合う。
「ふん。私を驚かせたお仕置よ!さーて、もう少しお茶を飲もうかな」
そう言いながら霊夢さんは縁側に戻って行った。
「あははは……!」「ははは!」
私たちは二人で笑う。霊夢さんを驚かせてお仕置されたけど楽しかったので私たちは何も言わずに笑っていた。
「楽しかったね、ピース!」
「そうだな、サニー!」
またピースと驚かせてみたいと思った。
そう言って家のドアをバンッと開けたのはクラウンピース。
「え、ええ……いいけど……」
そう言ってしまったのが運の尽き、クラウンピースは私の手を取って楽しそうにしている。ルナとスターは興味の無さそうに自分の好きなことをしている。漫画読んだり、石磨いたり……えっ、ちょっと2人とも来ないの?
「ルナ、スター!2人とも来ないの?」
「私はパス!漫画が面白いしこっちがいい」
ルナは漫画を掲げながらそう言う。
「私も行かない〜霊夢さんに怒られるの嫌だもん」
スターはしょんぼりしたように見えたけど心底怒られるのが嫌そうに見えた。
「サニーは来てくれるんだよな!」
わくわくとしたような顔で私を見ていくるピース。その顔に私は今更やめるなんて言えなくなったので頷いてしまった。
ぱああと嬉しそうな顔をするピース。
「なら早く行こうぜ!ほらほら!」
私の手を取って行こうとするのでルナとスターにあいさつだけする。
「ルナ、スター!行ってくるね!」
「「いってらっしゃーい」」
二人とものんびり手を振るものだから笑ってしまった。
「ほらサニー、早く行くぞ!」
楽しそうな声でピースは私の手を引いて博麗神社に向かって出発した。
「なんで私たちに声掛けたの?」
「楽しそうに霊夢さん驚かすのができるのがサニーとかを思ったから!へへへ、霊夢さんの驚く顔が見たいんだ」
「いいね、それ。楽しそう!」
不思議だ、ピースがそう言うと、びっくりしている霊夢さんの顔を浮かべるだけでとても楽しそうに思えてくる。
そうして博麗神社の上空に着いた。
「サニーが私を隠して、驚かす! 簡単だろ!」
「えへへ、簡単だね、ほらいくよ!」
そう言って私は光を屈折させてピースを見えないようにする。私も見えないようにして、神社の社務所に近づいていく。
縁側に座っている霊夢さんはお茶を飲んでいるようだった。
ピースが私に目配せして、霊夢さんに突撃した。
「驚け〜!」
突撃した瞬間に能力を解除する。
「うわっ!? 何よピース!」
驚く霊夢さんの胸元に飛び込んだピース。私も近くによってピースとハイタッチする。
「やったな!」
「いえい!」
パチンと響くハイタッチ。
「もう、お茶が危なかったじゃない」
「こぼしてないからいいだろー?」
「そう言う問題じゃないのよ、驚かせた妖精達にはお仕置ね!」
ピースと私はわっと逃げる。霊夢さんはお祓い棒をもって私たちを追いかけてくる。
「あははは、面白いなサニー!」
「ええそうね、ピース!」
私たちは、2人であはははと笑いながら逃げる。霊夢さんは鬼みたいな顔で追いかけてくる。
二人で、さらにわっと逃げたけれど霊夢さんの弾幕にぴちゅって動きを止められる。
「悪い子にはお仕置よ〜!」
そう言って動きを止めたピースの頭を両手を拳にして頭に挟んでグリグリと攻撃してくる。
「イテテテテ!!!」
ピースは痛そうにしている。一分ほどグリグリしていた。パッとピースの頭から手を離して私の方にやってくる霊夢さん。
「ひっ……」
「お仕置、喰らいなさいよ!」
グリグリグリグリ!
「イダダダダ!!!」
猛烈に痛い。的確に急所狙ってくるこのグリグリは私の体力を奪っていきそうだ。
そうしてピースと同じくらいグリグリされて私たちは地面に転がっていた。
「痛え……霊夢さん痛えよ……」
「分かる……痛いよね……」
地面に転がった私たちは痛みの感想を分かち合う。
「ふん。私を驚かせたお仕置よ!さーて、もう少しお茶を飲もうかな」
そう言いながら霊夢さんは縁側に戻って行った。
「あははは……!」「ははは!」
私たちは二人で笑う。霊夢さんを驚かせてお仕置されたけど楽しかったので私たちは何も言わずに笑っていた。
「楽しかったね、ピース!」
「そうだな、サニー!」
またピースと驚かせてみたいと思った。
あけすけな明るさを浴びさせていただきました。
1分もグリグリされてるピースがかわいらしかったです