幻想郷 博麗神社
「なぁ、紫」
「何よ魔理沙」
「幻想郷ってどうやって出来たんだ?」
「…今その話をする?」
「気になるじゃん」
「で、でも…」
「気になりすぎて、夜しか眠れてないぜ」
「あ〜、良かったわ、生活バランスが崩れて無くて」
「でも、私も紫からそんな話聞いてないわ」
「…ハァ、分かったわよ」
「話すと長くなるわねぇ」
少女回想中
昔は今みたいに、隔離されていた訳では無かったのよ
しかも、幻想郷とも呼ばれてなかったわ
昔は「遥か東方の国にある人里離れた辺境の地」と呼ばれていたわ
昔から幻想郷には妖怪が住んでいて、人間は近づかなかった…一部の人間を除いてね
500年前なんて大変だったわよ
次第に人間の勢力は拡大していって、幻想郷の社会バランスが崩壊しかけて、それを憂いた私が「幻と実体の境界」で幻想郷と外の世界を隔離したのよ
でも、明治時代になると近代文明が発展していって、そこで非科学的な事象は「迷信」になったの
だから、ここ幻想郷は「忘れられた者の楽園」と呼ばれているのよ
ここでは、妖怪が人間を襲う、人間が妖怪を退治するのは禁止しているの
なぜなら、幻想郷の人間と妖怪の関係によってね
でも、妖怪が人間を襲い、人間が妖怪を退治する関係は、残さないといけない…
そこで『スペルカード』が生まれたのよ
パワーバランスでなくても、数のバランスがここには必要…
だから、妖怪が人間を襲い、人間が妖怪を退治するのは禁止されているの
もちろん、人間が妖怪になることも禁止にしているわ
ここ幻想郷ではお馴染みの、博麗大結界は、博麗の巫女が管理している
博麗大結界の性質は、常識を拒み、非常識を受け入れる…
もっと複雑にいえば、博麗大結界は別名「常識の結界」と言われているわ
外の世界の常識を「非常識」に、外の世界の非常識を「常識」に変える魔法みたいな結界
だから、”幻想郷にとって非常識”にならないと、幻想入り出来ない
とても強力な結界だから、妖怪でも容易に突破は出来ない…
しかも、幻想郷にとっての非常識、つまり外の世界での常識であると認識されて、幻想郷から追い出されてしまうの
でも、その性質を利用して、結界自体を壊そうとする奴もいるわ
やめてほしいわねぇ
話がズレたわ
でも、幻想郷に入る事自体、大変なのよ
一般人では、幻想郷に入ろうとすると、変な事が起きるらしいわよ?
外来人(ゆっくりA)から聞いた話だけど、
「何処まで行っても、ずっと同じ景色で、戻れば一緒の所に戻った」って
これは、ゆっくりAにも話すけど、ここでは結界があって、外の世界と区別されているから、「幻想郷」が成り立っているの
だから、ゆっくりAが体験した現象が起きるわけ
たまに、幻想郷以外の人がいるでしょ?
まあ、皆は「外来人」とでも言ってるのかしら?
さっきも言ったけど、一般人は基本的に入れない…
私が結界に揺らぎを生じさせているから、たまに迷い込むケース、結界が薄い所から、自殺志望の人達が入るケースがあるの
それを、外の世界では「神隠し」と呼ばれているわ
幻想入りした人が、外の世界に帰る事は簡単じゃないけど、ここに辿り着ければ、帰れるわ
でも、そのままここに住み着く奴も、僅かにいるわ
しかも、外の世界の物が流れ着いて、時々話題になるの
よく霊夢や魔理沙が行っている、「異変解決」あるじゃない
それは、外の世界で言うと、「探偵」みたいなものなのよ
異変は、その起こした妖怪の、気まぐれや、興味本位で起こされる事が多いの
レミリアだったら、幻想郷を紅い霧で覆って、幻想郷をレミリア達の物にする為、幽々子達だったら、西行妖を満開にさせる為、輝夜達だったら、月の都の追手を侵入させないため、早苗達だったら、信仰を集め神奈子達を消滅させないためとか、色々な動機があるでしょ?
しかも、異変が強すぎて結界自体が壊れる事もあったんだから
「…とまぁ、これが幻想郷の成り立ちって訳」
「へぇ、私でも知らなかった」
「そんな大変な過去があったのに、私の物にしようとしたなんて…」
「…そうなのですね…とても勉強になりました」
「これからは、暴れるのは控える様に!!」
「でも凄いよなぁ、博麗大結界が「常識の結界」って言われているなんて、霊夢も知らなかったんだろ?」
「あったりまえじゃない!!分かってたら凄いわよ‼」
「なんせ、結界が張られたのが百数十年前の事だからね」
「しかも、500年以上前に紫が幻と実体の結界を張る計画(妖怪拡張計画)が実行されたんだって」
「へぇ」
「フランに話してみようかしら…何か心が入れ替わるかもしれないし」
「私も、こいしに話してみます」
「その方がありがたいわ。後から話すのも面倒だし」
幻想郷の成り立ち 完
「なぁ、紫」
「何よ魔理沙」
「幻想郷ってどうやって出来たんだ?」
「…今その話をする?」
「気になるじゃん」
「で、でも…」
「気になりすぎて、夜しか眠れてないぜ」
「あ〜、良かったわ、生活バランスが崩れて無くて」
「でも、私も紫からそんな話聞いてないわ」
「…ハァ、分かったわよ」
「話すと長くなるわねぇ」
少女回想中
昔は今みたいに、隔離されていた訳では無かったのよ
しかも、幻想郷とも呼ばれてなかったわ
昔は「遥か東方の国にある人里離れた辺境の地」と呼ばれていたわ
昔から幻想郷には妖怪が住んでいて、人間は近づかなかった…一部の人間を除いてね
500年前なんて大変だったわよ
次第に人間の勢力は拡大していって、幻想郷の社会バランスが崩壊しかけて、それを憂いた私が「幻と実体の境界」で幻想郷と外の世界を隔離したのよ
でも、明治時代になると近代文明が発展していって、そこで非科学的な事象は「迷信」になったの
だから、ここ幻想郷は「忘れられた者の楽園」と呼ばれているのよ
ここでは、妖怪が人間を襲う、人間が妖怪を退治するのは禁止しているの
なぜなら、幻想郷の人間と妖怪の関係によってね
でも、妖怪が人間を襲い、人間が妖怪を退治する関係は、残さないといけない…
そこで『スペルカード』が生まれたのよ
パワーバランスでなくても、数のバランスがここには必要…
だから、妖怪が人間を襲い、人間が妖怪を退治するのは禁止されているの
もちろん、人間が妖怪になることも禁止にしているわ
ここ幻想郷ではお馴染みの、博麗大結界は、博麗の巫女が管理している
博麗大結界の性質は、常識を拒み、非常識を受け入れる…
もっと複雑にいえば、博麗大結界は別名「常識の結界」と言われているわ
外の世界の常識を「非常識」に、外の世界の非常識を「常識」に変える魔法みたいな結界
だから、”幻想郷にとって非常識”にならないと、幻想入り出来ない
とても強力な結界だから、妖怪でも容易に突破は出来ない…
しかも、幻想郷にとっての非常識、つまり外の世界での常識であると認識されて、幻想郷から追い出されてしまうの
でも、その性質を利用して、結界自体を壊そうとする奴もいるわ
やめてほしいわねぇ
話がズレたわ
でも、幻想郷に入る事自体、大変なのよ
一般人では、幻想郷に入ろうとすると、変な事が起きるらしいわよ?
外来人(ゆっくりA)から聞いた話だけど、
「何処まで行っても、ずっと同じ景色で、戻れば一緒の所に戻った」って
これは、ゆっくりAにも話すけど、ここでは結界があって、外の世界と区別されているから、「幻想郷」が成り立っているの
だから、ゆっくりAが体験した現象が起きるわけ
たまに、幻想郷以外の人がいるでしょ?
まあ、皆は「外来人」とでも言ってるのかしら?
さっきも言ったけど、一般人は基本的に入れない…
私が結界に揺らぎを生じさせているから、たまに迷い込むケース、結界が薄い所から、自殺志望の人達が入るケースがあるの
それを、外の世界では「神隠し」と呼ばれているわ
幻想入りした人が、外の世界に帰る事は簡単じゃないけど、ここに辿り着ければ、帰れるわ
でも、そのままここに住み着く奴も、僅かにいるわ
しかも、外の世界の物が流れ着いて、時々話題になるの
よく霊夢や魔理沙が行っている、「異変解決」あるじゃない
それは、外の世界で言うと、「探偵」みたいなものなのよ
異変は、その起こした妖怪の、気まぐれや、興味本位で起こされる事が多いの
レミリアだったら、幻想郷を紅い霧で覆って、幻想郷をレミリア達の物にする為、幽々子達だったら、西行妖を満開にさせる為、輝夜達だったら、月の都の追手を侵入させないため、早苗達だったら、信仰を集め神奈子達を消滅させないためとか、色々な動機があるでしょ?
しかも、異変が強すぎて結界自体が壊れる事もあったんだから
「…とまぁ、これが幻想郷の成り立ちって訳」
「へぇ、私でも知らなかった」
「そんな大変な過去があったのに、私の物にしようとしたなんて…」
「…そうなのですね…とても勉強になりました」
「これからは、暴れるのは控える様に!!」
「でも凄いよなぁ、博麗大結界が「常識の結界」って言われているなんて、霊夢も知らなかったんだろ?」
「あったりまえじゃない!!分かってたら凄いわよ‼」
「なんせ、結界が張られたのが百数十年前の事だからね」
「しかも、500年以上前に紫が幻と実体の結界を張る計画(妖怪拡張計画)が実行されたんだって」
「へぇ」
「フランに話してみようかしら…何か心が入れ替わるかもしれないし」
「私も、こいしに話してみます」
「その方がありがたいわ。後から話すのも面倒だし」
幻想郷の成り立ち 完
実は、UNDERTALEのトビー・フォックス氏とZUN氏が共同制作をした曲らしいです!!
個人差は人それぞれなのですが、個人的にお気に入りなので、是非聴いてみて下さい‼
かれこれ、1.5日ぐらいかけて制作しました。なので、温かいコメントを、お待ちしております‼
(あれ、書く順番ミスっt…)
ゆっくりA様の作品っていつも言葉が易しいんですよね…。悪口じゃないですごめんなさい。
頑張って描いてくださっているのは十分すぎるくらい伝わっていますので、その点は安心してください!!
今回のやつも良かったです。
紫の語りは悟ってる系が多いので説明してくれるパターンは新鮮でした!
これからもよろしくお願いします♪
さっき作っていた「この世は残酷だ」もデータ消し飛んだし…
マジで泣きたい…(泣)