あれはついさっきの事でした。
その魂が燃え上がって炎上中であっちいの気持ちのフランドールがアイスクリームでもないかと冷凍庫を開けると。
そこに、チルノが居たのです。
「アロハ! フランドール! これはこれは奇遇だね! まったくおちおち冷凍してられ寧ゼ!」
「ああ、なるほど。そういう事ね」
「イエス! そういう事だよ!」
「……ジャアネ」
「うん、あばよ! フランドール!」
フランドールは冷凍庫のふたを静かに締めて、もうあかないようにした。
で、これがこれがいましがたのがついさっきのことだったですたね。
こうしてフランドールは冷たいものを求め幽鬼の如く、幻想郷にそびえたつ紅魔館内部を探索しだしたのだった。
「あ、咲夜、冷たいもの持ってんだろ? ジャンプしてみ?」
「お嬢様? ご命令とあらば」
てくてく歩いて、いると通路に咲夜が居たので、冷たいもの持ってる気がしたので、フランドールは声をかけた。
咲夜はやれと言われたので、その場でジャンプしたのだった。
「……もう一回、もっとしっかりHIGHジャンプ!」
「あ、はい」
そんでもって、もう一回ジャンプしたところで、スカートの裾から湿布薬が落ちてきた。
ひとまず、冷たいものがそこに現れたのだった。
フランドールはそれを拾って言った。
「へっへっへ、やっぱ冷たいもん持ってんじゃねえか」
「あのー、お見苦しいので返してください」
腰に当ててたのがジャンプした拍子ではがれて落ちてしまったのだった。
「……あー、ごめんね。そっか、咲夜もこういうの使う年齢になったんだね」
この間まで、自分と背丈なんて変わらなかったのがいつの間にか抜かれてなんとかだ。
「え? あ、お嬢様?」
ちょっと、しんみりしちゃったフランドールは、拾った湿布薬を返すとまた再び幽鬼の如く館を歩き始めたのだった。
というか、行くとこそうそうあるわけじゃない。紅魔館は別に観光地ってわけではないので、見るとこなんて次は図書館位なもんなわけだ。
そんなわけで、廊下と部屋を区切る重厚な扉を開けるとそこは、図書館なわけだ。ぶ、ウ"ぁああある。
「おいおいおい、ここはどこだっけ? 図書館! 図書館! パチュリー、パチュリー? ピパパパパパパパ!」
「うぅ、うるさいわ。レミィ氏の妹のフランドール氏」
パチュリーは図書館に居る生き物だよ。んで、図書館では静かにしないとだめだよ。
フランドールが、大声で呼んだものだから気を失っていたパチュリーはようやく意識を取り戻して昏迷の世界から戻って来たのだった。
好きで失神ごっこしてるわけじゃないんだからね!!
「ねえ、ねえ。なんか冷たい態度して!」
「え? え?」
フランドールは冷めた目でジトーっと見られながら冷たい態度とられたらなんかひんやりするんじゃないかと、わくわくしている。
「でも汚い言葉は使っちゃだめだよ。でも、なんか冷たい言葉を浴びせて誹らないで罵って」
「どういう事? ば、馬鹿? 阿呆宮?」
馬鹿だって、人を罵るにしても馬鹿なんて幼稚な言葉じゃ響かない。届かない。
フランドールの辞典に馬鹿って用語はあるけど、馬鹿いこーる、『へ?』なのだ。
阿呆宮に関しては、最近中国の漫画ふえてるじゃん、割とみんなしってんじゃん?なのだ。
「……ねえ、もっと頑張ろうよ。もっと清濁併せ吞むの清で罵れない?」
「うぅ。喘息で調子が悪いの~ケホぉけほぉどもねぇわぁ」
あぁ、ダメだ。フランドールは悟った。パチュリーに冷たい言葉をかけてもらおうとしたけどこりゃあ、だめだ。
フランドールは、心配そうにニタニタして二人を見つめてた小悪魔にパチュリーを託して再び、そのあんよで幽鬼の如く歩き出したのだった。
切れる残った外構カードは、姉と外交にいる門番、これが二人とも暑苦しいのよ。それが心地よく感じる事もあったけど、今はそれ以上にフランドールの心は暑く燃え上がって大炎上中だ。
あと、あの二人がアイスクリームを持っているとは思えない。
ついでに最近館に染みついている生き物にもなんも期待できない。というか、今会うと本当に染みにしちゃいそうだった。
「あれ、フランドール? 何してるのこんなところで?」
「……あ、今、一番会いたくなかったお姉様に出くわしちゃった」
しかし、運命とは残酷なもので、レミリアと遭遇してしまったのであった。
「気高く美しい吸血鬼の私になんて態度なの」
「お姉様、そんなことよりアッチ行って!」
別に嫌いじゃないけど、今は姉と遊ぶ気持ちじゃないのだ。
はっきりと拒絶の言葉をフランドールはレミリアに投げかけたのだった。
「そんな、フランドール。酷い」
「何? かまって欲しいの私そんなに暇じゃないんだけど」
別に忙しいわけじゃないけど、今は姉と遊ぶ気分じゃないのだ。
なんか、今日一番冷たい言葉を吐いたのだった。
レミリアはそういわれて、涙目になって震えたいる豆腐メンタルここに極めりである。
「……あれ、お姉様? 震えてる……もしかして、寒いの? 冷たいの?」
そして、そんな様子をみてフランドールは勘違いした。
「ええ、そうよ。フランドール、寒いわ」
「えー? 本当に?」
まさか、姉がひんやりしているとは思わないがやってみることに価値があるんだと。
フランドールはそう思うので、レミリアのひんやりした体温を感じようと急接近して体をくっつけたのだった。
「フランドール?」
(あれ、こいつってば別につめたくねえぇじゃん。ぬるし)
よくわからないが、あれっぽいことこの上なしなので、次々かわる態度にレミリアはあぁこの子に足りないものはきっと愛情なのね。
と、フランドールの動きに合わせて、ひしっと、二人はだきしめあわ
「お姉様、止めろ暑苦しいわ! まとわりつくな!」
……ない。
レミリアには、この子が何を考えているのかわからない。
「く、フラン。フランドールのコクゾウムシ!!!!」
レミリアは、泣かされてどっかに行ってしまった。
別に泣かすつもりはなかったのだけれども、フランドールは心の中でごめんくださいした。
さて、残るは消化試合と行こうか。
そう、紅さんである。紅さんってば名前からして燃え上がってそう。
何の期待もできないけれど、美鈴の所へ行こうとしたら。
美鈴がスーパーのビニル袋もって現れたのだった。
「ただいまぁお嬢様方? アイスクリーム買って来ましたよ~」
「……美鈴、あなたやれば出来る子だったのね」
これは行幸だ。なんてことだ。まさかのアイスクリームが来るなんて、晴天の霹靂。雨に叢雲。えーっと、なんだ。群青雲!!!
「なんだか、分かりませんが。えへへ、はい、お嬢様の分!」
「ありがとう美鈴!」
フランドールはカップアイスを受け取りとっても大はしゃぎだ!
早速、ふたを勢いよくあけたのだった。
「いやぁ。スーパーから片道3時間頑張ったかいがありました」
ビチャビチャ!中身がフランドールの衣服に降り注ぐ、それはあっという間に広がっていった。たとえ木のヘラがあったとしてもスプーンの役割はしなかっただろう。
フランドールの魂は、未だ見ることの出来ぬ太陽の如く熱く燃え上がったのだった!!!
その魂が燃え上がって炎上中であっちいの気持ちのフランドールがアイスクリームでもないかと冷凍庫を開けると。
そこに、チルノが居たのです。
「アロハ! フランドール! これはこれは奇遇だね! まったくおちおち冷凍してられ寧ゼ!」
「ああ、なるほど。そういう事ね」
「イエス! そういう事だよ!」
「……ジャアネ」
「うん、あばよ! フランドール!」
フランドールは冷凍庫のふたを静かに締めて、もうあかないようにした。
で、これがこれがいましがたのがついさっきのことだったですたね。
こうしてフランドールは冷たいものを求め幽鬼の如く、幻想郷にそびえたつ紅魔館内部を探索しだしたのだった。
「あ、咲夜、冷たいもの持ってんだろ? ジャンプしてみ?」
「お嬢様? ご命令とあらば」
てくてく歩いて、いると通路に咲夜が居たので、冷たいもの持ってる気がしたので、フランドールは声をかけた。
咲夜はやれと言われたので、その場でジャンプしたのだった。
「……もう一回、もっとしっかりHIGHジャンプ!」
「あ、はい」
そんでもって、もう一回ジャンプしたところで、スカートの裾から湿布薬が落ちてきた。
ひとまず、冷たいものがそこに現れたのだった。
フランドールはそれを拾って言った。
「へっへっへ、やっぱ冷たいもん持ってんじゃねえか」
「あのー、お見苦しいので返してください」
腰に当ててたのがジャンプした拍子ではがれて落ちてしまったのだった。
「……あー、ごめんね。そっか、咲夜もこういうの使う年齢になったんだね」
この間まで、自分と背丈なんて変わらなかったのがいつの間にか抜かれてなんとかだ。
「え? あ、お嬢様?」
ちょっと、しんみりしちゃったフランドールは、拾った湿布薬を返すとまた再び幽鬼の如く館を歩き始めたのだった。
というか、行くとこそうそうあるわけじゃない。紅魔館は別に観光地ってわけではないので、見るとこなんて次は図書館位なもんなわけだ。
そんなわけで、廊下と部屋を区切る重厚な扉を開けるとそこは、図書館なわけだ。ぶ、ウ"ぁああある。
「おいおいおい、ここはどこだっけ? 図書館! 図書館! パチュリー、パチュリー? ピパパパパパパパ!」
「うぅ、うるさいわ。レミィ氏の妹のフランドール氏」
パチュリーは図書館に居る生き物だよ。んで、図書館では静かにしないとだめだよ。
フランドールが、大声で呼んだものだから気を失っていたパチュリーはようやく意識を取り戻して昏迷の世界から戻って来たのだった。
好きで失神ごっこしてるわけじゃないんだからね!!
「ねえ、ねえ。なんか冷たい態度して!」
「え? え?」
フランドールは冷めた目でジトーっと見られながら冷たい態度とられたらなんかひんやりするんじゃないかと、わくわくしている。
「でも汚い言葉は使っちゃだめだよ。でも、なんか冷たい言葉を浴びせて誹らないで罵って」
「どういう事? ば、馬鹿? 阿呆宮?」
馬鹿だって、人を罵るにしても馬鹿なんて幼稚な言葉じゃ響かない。届かない。
フランドールの辞典に馬鹿って用語はあるけど、馬鹿いこーる、『へ?』なのだ。
阿呆宮に関しては、最近中国の漫画ふえてるじゃん、割とみんなしってんじゃん?なのだ。
「……ねえ、もっと頑張ろうよ。もっと清濁併せ吞むの清で罵れない?」
「うぅ。喘息で調子が悪いの~ケホぉけほぉどもねぇわぁ」
あぁ、ダメだ。フランドールは悟った。パチュリーに冷たい言葉をかけてもらおうとしたけどこりゃあ、だめだ。
フランドールは、心配そうにニタニタして二人を見つめてた小悪魔にパチュリーを託して再び、そのあんよで幽鬼の如く歩き出したのだった。
切れる残った外構カードは、姉と外交にいる門番、これが二人とも暑苦しいのよ。それが心地よく感じる事もあったけど、今はそれ以上にフランドールの心は暑く燃え上がって大炎上中だ。
あと、あの二人がアイスクリームを持っているとは思えない。
ついでに最近館に染みついている生き物にもなんも期待できない。というか、今会うと本当に染みにしちゃいそうだった。
「あれ、フランドール? 何してるのこんなところで?」
「……あ、今、一番会いたくなかったお姉様に出くわしちゃった」
しかし、運命とは残酷なもので、レミリアと遭遇してしまったのであった。
「気高く美しい吸血鬼の私になんて態度なの」
「お姉様、そんなことよりアッチ行って!」
別に嫌いじゃないけど、今は姉と遊ぶ気持ちじゃないのだ。
はっきりと拒絶の言葉をフランドールはレミリアに投げかけたのだった。
「そんな、フランドール。酷い」
「何? かまって欲しいの私そんなに暇じゃないんだけど」
別に忙しいわけじゃないけど、今は姉と遊ぶ気分じゃないのだ。
なんか、今日一番冷たい言葉を吐いたのだった。
レミリアはそういわれて、涙目になって震えたいる豆腐メンタルここに極めりである。
「……あれ、お姉様? 震えてる……もしかして、寒いの? 冷たいの?」
そして、そんな様子をみてフランドールは勘違いした。
「ええ、そうよ。フランドール、寒いわ」
「えー? 本当に?」
まさか、姉がひんやりしているとは思わないがやってみることに価値があるんだと。
フランドールはそう思うので、レミリアのひんやりした体温を感じようと急接近して体をくっつけたのだった。
「フランドール?」
(あれ、こいつってば別につめたくねえぇじゃん。ぬるし)
よくわからないが、あれっぽいことこの上なしなので、次々かわる態度にレミリアはあぁこの子に足りないものはきっと愛情なのね。
と、フランドールの動きに合わせて、ひしっと、二人はだきしめあわ
「お姉様、止めろ暑苦しいわ! まとわりつくな!」
……ない。
レミリアには、この子が何を考えているのかわからない。
「く、フラン。フランドールのコクゾウムシ!!!!」
レミリアは、泣かされてどっかに行ってしまった。
別に泣かすつもりはなかったのだけれども、フランドールは心の中でごめんくださいした。
さて、残るは消化試合と行こうか。
そう、紅さんである。紅さんってば名前からして燃え上がってそう。
何の期待もできないけれど、美鈴の所へ行こうとしたら。
美鈴がスーパーのビニル袋もって現れたのだった。
「ただいまぁお嬢様方? アイスクリーム買って来ましたよ~」
「……美鈴、あなたやれば出来る子だったのね」
これは行幸だ。なんてことだ。まさかのアイスクリームが来るなんて、晴天の霹靂。雨に叢雲。えーっと、なんだ。群青雲!!!
「なんだか、分かりませんが。えへへ、はい、お嬢様の分!」
「ありがとう美鈴!」
フランドールはカップアイスを受け取りとっても大はしゃぎだ!
早速、ふたを勢いよくあけたのだった。
「いやぁ。スーパーから片道3時間頑張ったかいがありました」
ビチャビチャ!中身がフランドールの衣服に降り注ぐ、それはあっという間に広がっていった。たとえ木のヘラがあったとしてもスプーンの役割はしなかっただろう。
フランドールの魂は、未だ見ることの出来ぬ太陽の如く熱く燃え上がったのだった!!!
誤字報告:と言うか、行くとこそうそうあるわ「え」じゃない。
多分、ある訳じゃない。ですよね。
フラン来なきゃパチュリー死んでたの?
レミリアが意味も分からず不憫でよかったです
成果ゼロで何年やってんだ