Coolier - 新生・東方創想話

原液

2022/12/10 09:07:33
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香水の原液って臭い物が多いって聞くじゃないですか。霊夢もまたそういう話を、神社によく捨ててある大人の雑誌から知り得たわけですよ。
なんで、じゃあニンニク食べた後の口臭とか屁のにおいも薄めればいけてるんじゃないってなったんですよ。
「魔理沙、私の口臭嗅いで」
その場の思い付きで生きてます。ふへぇっと、暇して神社に入り浸ってた魔理沙の顔面に、ニンニクマシマシした後の息を吹きかけたわけなんです。
「臭、霊夢何しやがる!」
急に近付いて来た大好きな霊夢でしたが、ドギマギする余裕は微塵もありません。ニンニクが微塵切りになってたのでその臭さのせいで、10年位の恋も醒めてしまうのでしょう。
「どう、私の息香水みたい?」
「は? 何言って?」
「じゃあ? これならどう」
某格闘ゲームで魔理沙もやってた、ヒップで攻撃する動作が魔理沙の顔面に迫ります。
そのままの勢いで押し倒されて、顔面にドルガバァとドロワーズが勢いよく食い込みます。
そして、そこに何も抵抗する時間も与えられる事なく、クルックークルルとガスが噴出したのです。
「グェン!?」
魔理沙は強烈な悪臭に気を失ってしまいました。
「魔理沙? においどうって、良い臭い? あ、臭いかも。そうだ薄めるの忘れてた」
今更ながらに、香水の原液をそのままで嗅いだら臭い事を思い出したのでした。
魔理沙が気がついたらまた実験しようと今度は、空気を少し入れたビニール袋に息を入れる事にしました。
今年も後少しですね。頑張って行きましょう。
ファイアー田楽豆腐
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