Coolier - 新生・東方創想話

狂人料理

2022/03/27 23:00:17
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博麗神社の縁側で霊夢は、物凄い勢いで何かを食べていた。魔理沙はそんな霊夢を上空から目撃したため、境内に着地した。

「霊夢は何を食べてるんだぜ?」

「唐揚げ。久し振りに…御馳走が食べれたのよ!」

霊夢は滅多に肉料理を食べれないため、今回は御機嫌である。唐揚げを5つ皿に乗っけて魔理沙に渡した。

「い、良いのか!?」

「どうぞ。」

魔理沙は唐揚げを食べると、中の肉汁が口の中に広がった。美味しそうに食べる魔理沙を見て、霊夢は冷静に唐揚げを見る。残りの唐揚げを魔理沙に渡した。

「霊夢は食べないのか?」

「魔理沙が来る前に沢山食べたから、もう食べられないのよ。」

魔理沙は霊夢の分の唐揚げを貰い、全部平らげるとお腹がいっぱいになったようだ。

「また、食べに来てもいいか?」

「そうね…その時に呼んであげるわ。」

「楽しみにしてるぜ!」

魔理沙は機嫌良く神社を出ていった。霊夢は皿を片付けると境内の掃除をすることに。神社の倉庫から、不自然にも微かに物音がした。























翌日。魔理沙は霊夢から御昼の誘いを受けたため、博麗神社に向かっていた。その途中で、迷いの竹林の案内人、藤原紅妹に遭遇した。紅妹は何かを探している様子で、聞いてみることに。

「紅妹。こんな森の中で何を探してるんだ?」

「魔理沙か。永遠亭の兎達がいなくなったらしいんだ。」

「そうなのか?見掛けたら教えるぜ!」

「頼んだ。」


魔理沙は紅妹と別れ、博麗神社に向かった。

「霊夢!御馳走になりに来たぜ!」

「丁度出来たわよ。」

霊夢が持ってきたのは、ミートパイだ。紫から作り方を教わり、作ってみたらしい。

「うまいぜ!」

「初めて作ったけど…よかったわ。」

「でも、どうしたんだ?昨日も肉料理だったが…」

「人里からの御裾分けよ。腐りやすいから、毎日食べなきゃいけないのよ。明日で全部食べきれるけど、魔理沙はどうするの?」

「明日で最後なんだろ?食べに来るぜ!」

「わかったわ。明日の夜に来て…」

「わかったぜ!」

魔理沙が帰った後、霊夢は倉庫から解体済の大量の肉を取り出すと、明日の夜の仕込みをする。

「そうだ。肉を狩りに行かないとね……」















翌日。魔理沙は朝早く目を覚ますと、少し体調が悪いのか目眩がした。薬を飲むために、木箱の中を見ると薬が無くなっている。

「補充するの忘れてたぜ…仕方ない…永遠亭に貰いに行くか。」

お金を準備して、永遠亭に向かった。

「目眩は久し振りだぜ…普段なら…ん?」

向かっている途中で、森の中で誰かが倒れていた。

「あれは!?」

倒れていた人物は、射命丸文だ。太股辺りが斬られていて、動けそうにない。

「誰にやられたんだ!?」

「…わ、わかりません…昨日の夜に…不意を…」

「私が永遠亭に連れていくから…」

文を抱えて、急ぎ永遠亭に向かった。

「急患だ!?」

「どうした…!?治療するからすぐに…」

魔理沙は八意永琳に文を任せると、待合室の椅子に座り、待たせてもらうことにした。

「魔理沙。貴女は目眩がするのよね?」

「だから、薬を貰いに…」

「最近、何か食べなかった?」

「霊夢から肉料理を御馳走になったぜ。」

魔理沙から肉料理のことを聞いて、永琳は病室に魔理沙を案内して、中を見せる。

「そんな…いや…関係無いぜ!」

魔理沙は永遠亭を出て、急ぎ博麗神社に向かう。

「霊夢!大変なんだぜ………!?」

魔理沙が見たものとは、霊夢がノコギリを持って、妖怪を解体しているところだった。

「見られたんなら仕方ないわね…」























































































それから…霧雨魔理沙を見たものは、誰もいない。
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コメント



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1.50私はみまちゃん削除
某動画サイトのノリをそのまま文章にしただけに感じます。もう一押し欲しかったです。
2.80名前が無い程度の能力削除
良かったです。怖い