今日はバレンタイン。
らしい。
バレンタインは、
好きなひとに、
チョコをあげるんだって。
チョコ。
チョコ、
いいよね。
好き。
チョコ。
ん。
チョコ?
私の、
好きなひとは、
チョコ?
なのかしら。
なら、
チョコにチョコを、
あげなければいけない。
そうしなければいけない。
そう、思う。
チョコ用のチョコを、
つくる。
板のチョコを、
咲夜にもらったから。
とかして、
心臓のかたちにして、
かためて、
あげるの。
チョコを。
はて、
チョコって、
チョコ食べるのかしら?
ふと、
疑問におもう。
吸血鬼におきかえたら、
吸血鬼は吸血鬼を、
食べないかも。
チョコにチョコを、
あげるのは、
不適切なのかもしれない。
板チョコをむさぼる、
おいしい。
チョコにあげて、
喜ぶものとはなんぞ。
考える。
チョコに、
感情はない。
感情のないひとを、
喜ばそうとするのは、
むつかしいのかも。
そう考えると、
チョコには、
感情をあげたら、
喜ぶのかもしれない。
ねえ、
パチュリー、
感情をうみだす、
魔法はないのかな。
私の問いに、
魔女は、
チョコレートの雨で、
こたえた。
読書のじゃまだったみたい。
チョコの雨は、
美味しいけど、
いたい。
美鈴、
美鈴。
気をあやつる力で、
このチョコに、
感情をあたえてはやって、
くれないか。
どうか。
そうか。
無理か。
そりゃそうだ。
そりゃそうだけれど、
残念。
ん、
なあに、
かわりに、
チョコの気をくれる?
ありがとう。
あら、ふしぎ。
ふわふわ。
ちょこちょこ。
チョコ気分。
なんだか、
私、
チョコになったみたい。
チョコの気持ちがわかる気がする、
気がするよ。
これなら、
チョコの、
本当の、
ほしいもの、
わかるかも。
チョコになり、
気づく。
チョコの、私の、
ほんとの、
きもち。
私は、
どうしたいのか。
なにをしたいのか。
……。
答えは、
最初から、
わかってて、
気づいてないふりをして、
いいわけをして。
みんなをふりまわして、
……。
そうだよね。
私、
チョコだもんね、
なら、
しようがないよね?
ちょこっとだけ、
ためらいながら、
私は、
お姉さまの部屋を、
そっと、
ノックした。
らしい。
バレンタインは、
好きなひとに、
チョコをあげるんだって。
チョコ。
チョコ、
いいよね。
好き。
チョコ。
ん。
チョコ?
私の、
好きなひとは、
チョコ?
なのかしら。
なら、
チョコにチョコを、
あげなければいけない。
そうしなければいけない。
そう、思う。
チョコ用のチョコを、
つくる。
板のチョコを、
咲夜にもらったから。
とかして、
心臓のかたちにして、
かためて、
あげるの。
チョコを。
はて、
チョコって、
チョコ食べるのかしら?
ふと、
疑問におもう。
吸血鬼におきかえたら、
吸血鬼は吸血鬼を、
食べないかも。
チョコにチョコを、
あげるのは、
不適切なのかもしれない。
板チョコをむさぼる、
おいしい。
チョコにあげて、
喜ぶものとはなんぞ。
考える。
チョコに、
感情はない。
感情のないひとを、
喜ばそうとするのは、
むつかしいのかも。
そう考えると、
チョコには、
感情をあげたら、
喜ぶのかもしれない。
ねえ、
パチュリー、
感情をうみだす、
魔法はないのかな。
私の問いに、
魔女は、
チョコレートの雨で、
こたえた。
読書のじゃまだったみたい。
チョコの雨は、
美味しいけど、
いたい。
美鈴、
美鈴。
気をあやつる力で、
このチョコに、
感情をあたえてはやって、
くれないか。
どうか。
そうか。
無理か。
そりゃそうだ。
そりゃそうだけれど、
残念。
ん、
なあに、
かわりに、
チョコの気をくれる?
ありがとう。
あら、ふしぎ。
ふわふわ。
ちょこちょこ。
チョコ気分。
なんだか、
私、
チョコになったみたい。
チョコの気持ちがわかる気がする、
気がするよ。
これなら、
チョコの、
本当の、
ほしいもの、
わかるかも。
チョコになり、
気づく。
チョコの、私の、
ほんとの、
きもち。
私は、
どうしたいのか。
なにをしたいのか。
……。
答えは、
最初から、
わかってて、
気づいてないふりをして、
いいわけをして。
みんなをふりまわして、
……。
そうだよね。
私、
チョコだもんね、
なら、
しようがないよね?
ちょこっとだけ、
ためらいながら、
私は、
お姉さまの部屋を、
そっと、
ノックした。
レミフラに見えて、けっきょく紅魔館面子に一通りチョコっぽいものを頂いてるのでフランちゃんそう受けでもある。愛されフランちゃんかわいい
かわいくて良かったです。