ある一日の穏やかな昼下がり。
守矢神社に一つの叫びが響き渡った。
「うううぅぇぇぇええええ!?!?!?」
「おうおうおう何だ何だぁ?!」
騒ぎを聞きつけた守矢の二柱が駆けつけるとそこには小さな茄子を片手にへたり込んでいる早苗の姿が。
「お、お、御二方…」「どうしたんだい早苗?大きな声出して」「こ、こ、小傘さんから、小傘さんが…」「ああ?あのダメダメトンチキ唐傘おバカがどうしたってんだ」「うぐっ」「あ?」「やばっ、…ちょっとこれ見てくださいよ!」「ええ?」
言いながら早苗がそれまで手に持っていた茄子を諏訪子に渡す。
「小傘さんが、小傘さんが…!」「小傘がなんだってのよ!勿体ぶらずにさっさと言え!」
「小傘さんが茄子になっちゃったんですぅぅぅぅぅぅうううううう!!!!!!」
「は」
「へ」
「「……はあぁぁぁぁぁぁぁああああ?!?!?!?!」」
「いやいやいやいやおかしいでしょどう考えたって!何がどうなって化け傘が茄子になるのよ!」「私だって知りたいですよ!なんで小傘さんが茄子に…」「いや、待て、待ちなって。落ち着けお前たち。…そもそも早苗はなんでこの茄子が小傘だって分かるんだ?第一、早苗は小傘が茄子になる瞬間でも見たのか?」「ええ。実際にこの目で見てしまいましたからね。小傘さんがこう、急にポンっ!みたいな感じで茄子になる瞬間を…っていうか、あれ一体全体原理とかどうなってんのよ…」「まあ、原理なんて有って無いのが妖怪って生き物だからね。あながち不思議な事でもないのかもしれない」「というか、…小傘と茄子ってどういう取り合わせなんだ?傘の色味は確かに茄子っぽいけど」「ふむぅ…小傘さんと茄子か……
…あ。」「その様子だと心当たりありそうだな?」
早苗の脳裏に一つのワンシーンが回想される。
(そんな古くて茄子みたいな傘、誰も差さないと思いますけど)
(大体その傘なんなのよ。茄子みたいな色してさぁ)
「およよよ…なんてこと…私があれほど茄子茄子茄子茄子言ってるから小傘さんはとうとうマジモンの茄子に……うう…小傘さんは傘なのに…」「それって、つまり…」「早苗のいわゆる“さでずむ“ってやつのせい?」
「あああ…!本当にごめんなさい小傘さん…!私が茄子茄子とあれだけ茄子茄子茄子茄子茄子茄子言ってしまったから傘なのに本物の茄子になってしまったナスかぁ…!」
なんというか、まあ。
…哀れなり、多々良小傘。
そんな憐れみの念を込めずにはいられない守矢の二柱なのであった。
「ていうかさ、…どうするのよ?元に戻す手立てがあるならそうしてやりたい所だけど…いかんせんこんなパターンは初めてだからなぁ。物が妖怪になるってのはよく聞くし、なんなら当の小傘がそのパターンな訳だけど…」「妖怪が物になるってのは…私達も聞いた事ないからねえ。どうしたものか…」
「…かくなる上は」
そう言いながら早苗がどこからか包丁を取り出した。
「おいおいおいおいおいちょっと待てぇ!お前自分が何しようとしてんのか分かってんのかぁ?!?!」「考え直せぇ!」「分かってるナスよ!!けれど御二方にもどうしようもできないなら小傘さんをこんな姿にしてしまったこの東風谷早苗が責任を取って小傘さんだった茄子にこの手で引導を渡すしかないんでナスゥ!!」「何その語尾!?」「茄子に引きずられすぎてとうとう語尾まで茄子になってしまったか…!」「解説してる場合かぁ!…あっ」「茄子よさらばぁぁぁーーーー!!」「「おいこいつ今小傘でもなんでもなく茄子って言いきりやがったぞ!!!!」」
ざくっ、ぶしゅり。
そんな生々しい音を立てながらさっきまで小傘だった茄子が辺り一面に転がる事となるのであった。
「あっ…あっ、あーあ」「…しーらないんだーしらないんだー」
「はぁ、はぁ…
…よし、そろそろ頃合いですかね」「…あ?頃合い???」「何?なんだって???」「そろそろ出てきてもいいですよぉー」
そんな事を言いながら天井に向かってなにやらよく分からないハンドシグナルを送る早苗の姿に混乱が隠せない二柱だが。
ここから二柱の混乱はさらに加速することになる。
「分かっ…てうぉわぁぁぁああああ?!?!」
なにせ部屋の天井から茄子としてその儚い一生を終えた筈の小傘が雪崩落ちてきたのだから。
「うう…痛たたたた…あっ、そうだ!」
いつもの傘の代わりに「ドッキリ大成功」と書かれたプラカードを持つ小傘がお決まりのセリフを放つ。
「ねえねえ神様驚いた?驚いた???」
「…は?え?なんで??小傘なんで???」「いやどういう事だよもしかして足ある?足ない?あっある、あるよ!足あるよ!」
「ふふふ、どうやらわちき達の作戦はうまくいったようだね!」「ええ、初っ端から小傘さんがボロ出しかけた時はどうなるかと思いましたよ」「作戦?作戦って、もしかしてお前ら…」「ふふー、そのまさかだよ!」「せーの、」
「「ドッキリ!大!成!功ー!!」」
「……??????」「??????」
「「いぇーい!」」
2人がハイタッチをして勝利を称え合う。
普段はくだらない事でぎゃーぎゃー言い合ってるかどっちかが片方を追い回してるかばっかなのに何故こういう時に限ってこの二人は妙にノリが合うのか。
「いやちょっと待てお前らどういう事か説明しろ訳がわからん」「右に同じ」「ん?いやいや簡単な話ですよ。小傘さんがいつものように誰も彼も驚かないって言うんで、この私が一肌脱いだって訳です」「いやー、神様だけあってそこらの人間とは驚きの質が違うね。わちきまんぞく」
…時は少し遡る。
「ねえねえ早苗ぇー!相っ変わらず誰も驚いてくれないんだけどどうにかできないかなぁー?」「いきなりやってきて言うことはそれですか。しょうがないでしょあんたあまりにも驚かし方がしょうもないんですから」「…そっちも相変わらずグサっと来る事をサラッと言うねえー!もーこうなったら恥も外聞も全部捨てるからなんか手伝ってよー!」「やーよ何で小傘さんの手伝いなんかしなきゃいけないんですか……ん?いや、ちょっと待ちなさいよ?中々面白い事を思いつきました…!ちょいちょい、小傘さん?こっち来てください」
「え、もしかして手伝ってくれるの?」「ええ。方法はこうです。
ごにょごにょごにょごにょ…」「なるほどなるほど…」「…って訳です!分かりましたか?」「うんうん大体分かった。分かったけどこれ…わたしの尊厳ゼロだよね」「恥も外聞も捨てるって言ったのはどこのどういう茄子傘でナスか?」「ああもう、分かったよ!それじゃ作戦決行は神様たちが帰ってきてからだね?」「ええ、私がメインで動くってなると小傘さんに驚きの感情が来るかどうか分からないのが若干の不安要素ですけど…まあ大丈夫でしょう」「適当だね???」
「…と、いう訳です」「いやー、最後まで隠しきれるかどうか不安だったよー。大成功に終わって良かった良かった」
仮にも数百年生きた守矢の神。
そんな二柱を騙し切れて満足げな持ち主とその持ち物なのであった。
「成程成程。あー、まあ要するにこういう事だね?」「…ん?」「およ?」
諏訪子の様子が明らかにおかしくなる。
後ろに黒々としたオーラが漂い、瞳孔が開き、耳元まであるんじゃないかと思えるその口の裂け方はまるで。
…洩矢諏訪子。
彼女が土着神であると同時に祟神であるという事を早苗達はすっかり忘れていた。
それが、不幸の始まりであった。
「………私達はお前ら如きに全力でおちょくられてたって事だね?」
瞬間。それまで諏訪子が触れていた机がどろどろと溶けた。
「「……ひぎゃぁぁぁぁああああああ?!?!?!?!?!?!」」
「…いやさぁ。なーんか色々情けなくってさあ。早苗に騙された事もそうだけど小傘みたいな妖怪が茄子になるなんて冷静に考えればありえる筈ないんだよぉ。
なのに私ときたらすっかり此奴らのペースに乗せられてよお。
あーあーもうなんかぐっちゃぐちゃだよ。
…だからさ、とりあえずお前ら祟る」
「いやいやいやいやそんなとりあえず殴るみたいなノリで祟ろうとしないでくださいよ!あのですね、これはあくまで誰にも驚かれない可哀そ〜な付喪神に心優し〜い天才風祝が救いの手を差し伸べようとしただけでつまり元を辿れば誰にも驚かれない小傘さんが悪くて…」「責任なすり付けないでよ!元はと言えば早苗がなんか変なこと思いついたからこんな事になったわけで…あいたっ」
ぼすり、と何かにぶつかる音が響く。
それはこれまで何も言わず突っ立っていた神奈子の姿。
「あっあっあっ神奈子様!ちょちょちょちょちょすすすす諏訪子様がえらい事になってますよ!早いこと止めないととんでもない事になるんじゃ…」「分かりやすく言うならわたし達を助けてくださいお願いします神奈子様ぁ!」「ふむ、分かった」「さっすが神奈子様ぁ!それでこそ私達の軍神様です!!」「おっそろしい祟り神からわたし達をお守りくださるありがたさよ!」
それはまるで、我らに救いをもたらす女神のような、
「……言い遺す事はそれで良いのかい?」
悪魔の笑みだった。
その日、妖怪の山でふたつの断末魔が響き渡り、耳の良い妖怪や天狗が一日中怯えていたというらしい。
ちゃんちゃん。
守矢神社に一つの叫びが響き渡った。
「うううぅぇぇぇええええ!?!?!?」
「おうおうおう何だ何だぁ?!」
騒ぎを聞きつけた守矢の二柱が駆けつけるとそこには小さな茄子を片手にへたり込んでいる早苗の姿が。
「お、お、御二方…」「どうしたんだい早苗?大きな声出して」「こ、こ、小傘さんから、小傘さんが…」「ああ?あのダメダメトンチキ唐傘おバカがどうしたってんだ」「うぐっ」「あ?」「やばっ、…ちょっとこれ見てくださいよ!」「ええ?」
言いながら早苗がそれまで手に持っていた茄子を諏訪子に渡す。
「小傘さんが、小傘さんが…!」「小傘がなんだってのよ!勿体ぶらずにさっさと言え!」
「小傘さんが茄子になっちゃったんですぅぅぅぅぅぅうううううう!!!!!!」
「は」
「へ」
「「……はあぁぁぁぁぁぁぁああああ?!?!?!?!」」
「いやいやいやいやおかしいでしょどう考えたって!何がどうなって化け傘が茄子になるのよ!」「私だって知りたいですよ!なんで小傘さんが茄子に…」「いや、待て、待ちなって。落ち着けお前たち。…そもそも早苗はなんでこの茄子が小傘だって分かるんだ?第一、早苗は小傘が茄子になる瞬間でも見たのか?」「ええ。実際にこの目で見てしまいましたからね。小傘さんがこう、急にポンっ!みたいな感じで茄子になる瞬間を…っていうか、あれ一体全体原理とかどうなってんのよ…」「まあ、原理なんて有って無いのが妖怪って生き物だからね。あながち不思議な事でもないのかもしれない」「というか、…小傘と茄子ってどういう取り合わせなんだ?傘の色味は確かに茄子っぽいけど」「ふむぅ…小傘さんと茄子か……
…あ。」「その様子だと心当たりありそうだな?」
早苗の脳裏に一つのワンシーンが回想される。
(そんな古くて茄子みたいな傘、誰も差さないと思いますけど)
(大体その傘なんなのよ。茄子みたいな色してさぁ)
「およよよ…なんてこと…私があれほど茄子茄子茄子茄子言ってるから小傘さんはとうとうマジモンの茄子に……うう…小傘さんは傘なのに…」「それって、つまり…」「早苗のいわゆる“さでずむ“ってやつのせい?」
「あああ…!本当にごめんなさい小傘さん…!私が茄子茄子とあれだけ茄子茄子茄子茄子茄子茄子言ってしまったから傘なのに本物の茄子になってしまったナスかぁ…!」
なんというか、まあ。
…哀れなり、多々良小傘。
そんな憐れみの念を込めずにはいられない守矢の二柱なのであった。
「ていうかさ、…どうするのよ?元に戻す手立てがあるならそうしてやりたい所だけど…いかんせんこんなパターンは初めてだからなぁ。物が妖怪になるってのはよく聞くし、なんなら当の小傘がそのパターンな訳だけど…」「妖怪が物になるってのは…私達も聞いた事ないからねえ。どうしたものか…」
「…かくなる上は」
そう言いながら早苗がどこからか包丁を取り出した。
「おいおいおいおいおいちょっと待てぇ!お前自分が何しようとしてんのか分かってんのかぁ?!?!」「考え直せぇ!」「分かってるナスよ!!けれど御二方にもどうしようもできないなら小傘さんをこんな姿にしてしまったこの東風谷早苗が責任を取って小傘さんだった茄子にこの手で引導を渡すしかないんでナスゥ!!」「何その語尾!?」「茄子に引きずられすぎてとうとう語尾まで茄子になってしまったか…!」「解説してる場合かぁ!…あっ」「茄子よさらばぁぁぁーーーー!!」「「おいこいつ今小傘でもなんでもなく茄子って言いきりやがったぞ!!!!」」
ざくっ、ぶしゅり。
そんな生々しい音を立てながらさっきまで小傘だった茄子が辺り一面に転がる事となるのであった。
「あっ…あっ、あーあ」「…しーらないんだーしらないんだー」
「はぁ、はぁ…
…よし、そろそろ頃合いですかね」「…あ?頃合い???」「何?なんだって???」「そろそろ出てきてもいいですよぉー」
そんな事を言いながら天井に向かってなにやらよく分からないハンドシグナルを送る早苗の姿に混乱が隠せない二柱だが。
ここから二柱の混乱はさらに加速することになる。
「分かっ…てうぉわぁぁぁああああ?!?!」
なにせ部屋の天井から茄子としてその儚い一生を終えた筈の小傘が雪崩落ちてきたのだから。
「うう…痛たたたた…あっ、そうだ!」
いつもの傘の代わりに「ドッキリ大成功」と書かれたプラカードを持つ小傘がお決まりのセリフを放つ。
「ねえねえ神様驚いた?驚いた???」
「…は?え?なんで??小傘なんで???」「いやどういう事だよもしかして足ある?足ない?あっある、あるよ!足あるよ!」
「ふふふ、どうやらわちき達の作戦はうまくいったようだね!」「ええ、初っ端から小傘さんがボロ出しかけた時はどうなるかと思いましたよ」「作戦?作戦って、もしかしてお前ら…」「ふふー、そのまさかだよ!」「せーの、」
「「ドッキリ!大!成!功ー!!」」
「……??????」「??????」
「「いぇーい!」」
2人がハイタッチをして勝利を称え合う。
普段はくだらない事でぎゃーぎゃー言い合ってるかどっちかが片方を追い回してるかばっかなのに何故こういう時に限ってこの二人は妙にノリが合うのか。
「いやちょっと待てお前らどういう事か説明しろ訳がわからん」「右に同じ」「ん?いやいや簡単な話ですよ。小傘さんがいつものように誰も彼も驚かないって言うんで、この私が一肌脱いだって訳です」「いやー、神様だけあってそこらの人間とは驚きの質が違うね。わちきまんぞく」
…時は少し遡る。
「ねえねえ早苗ぇー!相っ変わらず誰も驚いてくれないんだけどどうにかできないかなぁー?」「いきなりやってきて言うことはそれですか。しょうがないでしょあんたあまりにも驚かし方がしょうもないんですから」「…そっちも相変わらずグサっと来る事をサラッと言うねえー!もーこうなったら恥も外聞も全部捨てるからなんか手伝ってよー!」「やーよ何で小傘さんの手伝いなんかしなきゃいけないんですか……ん?いや、ちょっと待ちなさいよ?中々面白い事を思いつきました…!ちょいちょい、小傘さん?こっち来てください」
「え、もしかして手伝ってくれるの?」「ええ。方法はこうです。
ごにょごにょごにょごにょ…」「なるほどなるほど…」「…って訳です!分かりましたか?」「うんうん大体分かった。分かったけどこれ…わたしの尊厳ゼロだよね」「恥も外聞も捨てるって言ったのはどこのどういう茄子傘でナスか?」「ああもう、分かったよ!それじゃ作戦決行は神様たちが帰ってきてからだね?」「ええ、私がメインで動くってなると小傘さんに驚きの感情が来るかどうか分からないのが若干の不安要素ですけど…まあ大丈夫でしょう」「適当だね???」
「…と、いう訳です」「いやー、最後まで隠しきれるかどうか不安だったよー。大成功に終わって良かった良かった」
仮にも数百年生きた守矢の神。
そんな二柱を騙し切れて満足げな持ち主とその持ち物なのであった。
「成程成程。あー、まあ要するにこういう事だね?」「…ん?」「およ?」
諏訪子の様子が明らかにおかしくなる。
後ろに黒々としたオーラが漂い、瞳孔が開き、耳元まであるんじゃないかと思えるその口の裂け方はまるで。
…洩矢諏訪子。
彼女が土着神であると同時に祟神であるという事を早苗達はすっかり忘れていた。
それが、不幸の始まりであった。
「………私達はお前ら如きに全力でおちょくられてたって事だね?」
瞬間。それまで諏訪子が触れていた机がどろどろと溶けた。
「「……ひぎゃぁぁぁぁああああああ?!?!?!?!?!?!」」
「…いやさぁ。なーんか色々情けなくってさあ。早苗に騙された事もそうだけど小傘みたいな妖怪が茄子になるなんて冷静に考えればありえる筈ないんだよぉ。
なのに私ときたらすっかり此奴らのペースに乗せられてよお。
あーあーもうなんかぐっちゃぐちゃだよ。
…だからさ、とりあえずお前ら祟る」
「いやいやいやいやそんなとりあえず殴るみたいなノリで祟ろうとしないでくださいよ!あのですね、これはあくまで誰にも驚かれない可哀そ〜な付喪神に心優し〜い天才風祝が救いの手を差し伸べようとしただけでつまり元を辿れば誰にも驚かれない小傘さんが悪くて…」「責任なすり付けないでよ!元はと言えば早苗がなんか変なこと思いついたからこんな事になったわけで…あいたっ」
ぼすり、と何かにぶつかる音が響く。
それはこれまで何も言わず突っ立っていた神奈子の姿。
「あっあっあっ神奈子様!ちょちょちょちょちょすすすす諏訪子様がえらい事になってますよ!早いこと止めないととんでもない事になるんじゃ…」「分かりやすく言うならわたし達を助けてくださいお願いします神奈子様ぁ!」「ふむ、分かった」「さっすが神奈子様ぁ!それでこそ私達の軍神様です!!」「おっそろしい祟り神からわたし達をお守りくださるありがたさよ!」
それはまるで、我らに救いをもたらす女神のような、
「……言い遺す事はそれで良いのかい?」
悪魔の笑みだった。
その日、妖怪の山でふたつの断末魔が響き渡り、耳の良い妖怪や天狗が一日中怯えていたというらしい。
ちゃんちゃん。
しかし読みづらすぎる 改行をしっかりしてくれるとさらによくなると思いますが それがもしポリシーなら直進してください
面白かったです。
とても面白かったです。
見返すと、悪口に誰か反応してたね。あれ、小傘だったか。
いい作戦だけど相手が悪い。あと焼き茄子は美味しい。
元気が出ます。