ろうそくをつけて二人で見ている。
ゆらゆらと揺れる火はとても儚い。
「なあ、霊夢」
「……なに、魔理沙」
いつもの様に、少し声が小さくかけられた。
「なんで火ってこんなにも儚いんだろうな……」
目を奪われている。ろうそくのちっぽけな火に。
「分からないわよ……でもとても儚いのは認めるわ……」
夕暮れの今、部屋は明るくなく、ろうそくの火一本だけになっている。
二人でずっと火を見る。
魔理沙は火に手を持って行っている。
「母様……」
待って、そっちには行かないで。
私は気が付くと魔理沙を後ろから抱き締めていた。
「こっちにいて……傍に、いて……」
「母……様……れ、霊夢?」
気が付いてくれた。
「どうしたんだ、霊夢……」
「なんでもないわ……魔理沙はここにいてね……」
私の小さな独占欲。
あなたを離さない……
ゆらゆらと揺れる火はとても儚い。
「なあ、霊夢」
「……なに、魔理沙」
いつもの様に、少し声が小さくかけられた。
「なんで火ってこんなにも儚いんだろうな……」
目を奪われている。ろうそくのちっぽけな火に。
「分からないわよ……でもとても儚いのは認めるわ……」
夕暮れの今、部屋は明るくなく、ろうそくの火一本だけになっている。
二人でずっと火を見る。
魔理沙は火に手を持って行っている。
「母様……」
待って、そっちには行かないで。
私は気が付くと魔理沙を後ろから抱き締めていた。
「こっちにいて……傍に、いて……」
「母……様……れ、霊夢?」
気が付いてくれた。
「どうしたんだ、霊夢……」
「なんでもないわ……魔理沙はここにいてね……」
私の小さな独占欲。
あなたを離さない……
レイマリは尊い…