Coolier - 新生・東方創想話

お姉ちゃん死んで!

2019/03/10 00:37:33
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蛇足

「だめよこいし! しっかりして! 私より先に逝くなんて認めないわ!」
「おね、えちゃん。」
「こいし!」
「ごめん、ね。おねえ、ちゃん。」
「いいのよ! だから起きて! あなたが居ないと私、私は……!!」
「……」
「こいし……? こいし! 目を開けて! お願いよ!」
「おねえちゃ、ん。さーどあい。開い、たよ。」
「え……?」
「ほら……」
 こいしの第三の目を見ると確かに目は開いていた。
 私はこんな程度で開くならなんで今まで私は悩んでいたのだろうと少し馬鹿馬鹿しくなってきたが、とりあえずここは合わせることにした。
「こいし、あなた、心を……」
「ごめ、んね。こんなに……遅く、なっ……て」
「ううん。そんなことない、そんなことないわ! これから築いていけばいいの! だから生きるのよ、こいし!」
「あはは、おね……ちゃんのこ、ころ。あったか……い」
「……こいし……? 返事をして、目を開けて! こいし、こいし!」
 こいしは動かなくなっていた。最期に開けた第三の目も硬く閉じらていた。私は涙を流しながら嗚咽を噛み殺す。
「こいし……安らかに眠りなさい……」
「ぅう」
「こいし!? まだ生きてるのね!?」
「ゥグ……グォオ」
「わかる? 私よ!」
「ォォオオオオオオ!!」
「え、ちょっと待ってちょっと待ってなんでゾンビみたいな事してんの違うでしょ? ねぇ、ちょっとこいし。ねぇったら!」
「ァァアアアアアアアア!!」
「キャァァァアアアアア!!」
 痛快な打撃音が地霊殿に木霊した。
さとりの日ということでお蔵入りさせてた話を出しました。
上条怜祇
circle.imagimate@gmail.com
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コメント



0.190簡易評価
1.90奇声を発する程度の能力削除
二人のやり取りが良かったです
3.100サク_ウマ削除
読み終わってから少しの間「なんだこれ・・・」となっていましたが直後に「いやでも古明地姉妹はこういうことやるな」となりました。納得しちゃったので100点です。
4.100評価する程度の能力削除
こいしちゃんはこういうことする……
6.90名前が無い程度の能力削除
ギャグの中ににじむナチュラルなふたりの絆が好きです
7.90名前が無い程度の能力削除
こいしちゃんかわゆ〜
8.100ヘンプ削除
純粋に笑わせてもらいました!
いきなり「お姉ちゃん死んで!」はインパクトあって良いですね!
9.100ひとなつ削除
笑ってしまいました。良かったです。
10.90南条削除
面白かったです
お姉ちゃん迫真の演技でした