「私の新聞が沢山の人に買われる為に、食べられる新聞紙を発刊します」
「文様、やめてください。どうせ食べた読者に、インクが食用じゃないって訴えられます」
「椛、それは違います。食べられるとか、言いながら。これは食べらない、永久保存って流れの感動できる内容なのでばれません」
「本当ですか?」
「これを見ろ!」
「……カモの親子、溝から落ちた後、72時間! 射命丸文さんの活躍によって脱出する! ……え? これ?」
「カモの親子が溝に落ちてるところを、私が助けました」
「自作自演ですか?」
「それは内緒ですよ」
「記事の写真、ボディペイントで右手が子供で、左手が親なのですね」
「ぴよぴよ(溝に落ちたぴよ)ぴよぴよ(助けるぴよ)ぴよぴよ(駄目ぴよ)これ射命丸さんじゃなきゃ助けられない(ぴよぴよ)」
「最後、ぴよぴよと括弧が逆になって居ますよ」
「確かに私はこう聞いたつもりなんです」
「とにかく、カモの親子助かって良かったですね。読み終わったですし、いただきますって流れですね」
「じゃあ、食べられますが。まずい味にしましょう」
「それじゃあ、誰も買わないのですよね?」
「私が書いた新聞ですよ」
「文様、売れないから。食べられる新聞とかいう。色物な新聞を考えたんですよね?」
「……椛」
「はい」
「インクも食べられるようになれば美味しいですか?」
「文様」
「何でしょうか?」
「そもそも新聞は食べるものではありませんよ」
「……良かったですね」
「何が良かったのですか?」
「椛はそれで、勝ったつもりですか? あなた、本当はどっかの文屋のスパイなんじゃないですか?」
「文様、なんでもいいですけど、新聞が売れないからと食べられるとか自作自演するのはどうかと」
「……もういい、じゃあ、本当にカモの親子を溝に落としてきます」
「文様! やめてください。食べるどころか発禁になってしまいます」
「文様、やめてください。どうせ食べた読者に、インクが食用じゃないって訴えられます」
「椛、それは違います。食べられるとか、言いながら。これは食べらない、永久保存って流れの感動できる内容なのでばれません」
「本当ですか?」
「これを見ろ!」
「……カモの親子、溝から落ちた後、72時間! 射命丸文さんの活躍によって脱出する! ……え? これ?」
「カモの親子が溝に落ちてるところを、私が助けました」
「自作自演ですか?」
「それは内緒ですよ」
「記事の写真、ボディペイントで右手が子供で、左手が親なのですね」
「ぴよぴよ(溝に落ちたぴよ)ぴよぴよ(助けるぴよ)ぴよぴよ(駄目ぴよ)これ射命丸さんじゃなきゃ助けられない(ぴよぴよ)」
「最後、ぴよぴよと括弧が逆になって居ますよ」
「確かに私はこう聞いたつもりなんです」
「とにかく、カモの親子助かって良かったですね。読み終わったですし、いただきますって流れですね」
「じゃあ、食べられますが。まずい味にしましょう」
「それじゃあ、誰も買わないのですよね?」
「私が書いた新聞ですよ」
「文様、売れないから。食べられる新聞とかいう。色物な新聞を考えたんですよね?」
「……椛」
「はい」
「インクも食べられるようになれば美味しいですか?」
「文様」
「何でしょうか?」
「そもそも新聞は食べるものではありませんよ」
「……良かったですね」
「何が良かったのですか?」
「椛はそれで、勝ったつもりですか? あなた、本当はどっかの文屋のスパイなんじゃないですか?」
「文様、なんでもいいですけど、新聞が売れないからと食べられるとか自作自演するのはどうかと」
「……もういい、じゃあ、本当にカモの親子を溝に落としてきます」
「文様! やめてください。食べるどころか発禁になってしまいます」
やけっぱちな文とあくまで現実を突き付ける椛のギャップが良かったです
ぴよぴよ