進化論には問題があるぜ。
へ?魔理沙は進化論に難癖付けるの?
で、でも、霊夢考えても見ろよ。
ナニを?
「例えば、通称幼アリスがアリスに進化するには問題があるとおもう」
「ごめん魔理沙、ちょっとそれ無理、そういう話は他でやって」
幼アリスがアリスに進化した過程には時間が必要であり、時間があれば解決する問題でもある。
微生物が今の人間になったこともそれに似ている。
「まあ、まあ聞けよ」
「駄目」
「だいたい、おかしいだろ。幼アリスが今の状態に進化するんだぜ」
「だから駄目!」
霊夢は今忙しいのだ。魔理沙の発言にかまっている暇は今は無い。
「で、でも、アリスに進化するなら進化中の中間種が見つかって無い」
「その話はあとにして!」
神社の一室、その一室の裸電球が切れたので交換するために脚立の脚を魔理沙に抑えさせたのが失敗だった。ちょっと高さの足りない脚立に、不安定にぶら下るコードを掴みながら電球を外して、新しいのを付けようとしているところだった。
あと、ほんのにさんかいキュッキュと球をまわせば終了って時に話しかけてきたのである。
「今を逃したら、次は無いんだ」
「だから、これが終わったら話を聞いてあげるから」
「駄目だぜ。今だけなんだ。今しか進化論について熱くかたれないんだ」
魔理沙は熱い心情を進化論にぶつけているのだった。
「ナニが、ナニが魔理沙をそうさせているの?」
「霊夢の袴の中」
魔理沙は霊夢に向けて熱い視線を向けていたのだった。
「え? ナニなんで、袴の中が進化論になるの?」
それはそのアングルを楽しむために。
刹那しかない電球交換の時間にむっつりと。
……魔理沙の心粋に最後まで霊夢は気がつくことは無かった。
へ?魔理沙は進化論に難癖付けるの?
で、でも、霊夢考えても見ろよ。
ナニを?
「例えば、通称幼アリスがアリスに進化するには問題があるとおもう」
「ごめん魔理沙、ちょっとそれ無理、そういう話は他でやって」
幼アリスがアリスに進化した過程には時間が必要であり、時間があれば解決する問題でもある。
微生物が今の人間になったこともそれに似ている。
「まあ、まあ聞けよ」
「駄目」
「だいたい、おかしいだろ。幼アリスが今の状態に進化するんだぜ」
「だから駄目!」
霊夢は今忙しいのだ。魔理沙の発言にかまっている暇は今は無い。
「で、でも、アリスに進化するなら進化中の中間種が見つかって無い」
「その話はあとにして!」
神社の一室、その一室の裸電球が切れたので交換するために脚立の脚を魔理沙に抑えさせたのが失敗だった。ちょっと高さの足りない脚立に、不安定にぶら下るコードを掴みながら電球を外して、新しいのを付けようとしているところだった。
あと、ほんのにさんかいキュッキュと球をまわせば終了って時に話しかけてきたのである。
「今を逃したら、次は無いんだ」
「だから、これが終わったら話を聞いてあげるから」
「駄目だぜ。今だけなんだ。今しか進化論について熱くかたれないんだ」
魔理沙は熱い心情を進化論にぶつけているのだった。
「ナニが、ナニが魔理沙をそうさせているの?」
「霊夢の袴の中」
魔理沙は霊夢に向けて熱い視線を向けていたのだった。
「え? ナニなんで、袴の中が進化論になるの?」
それはそのアングルを楽しむために。
刹那しかない電球交換の時間にむっつりと。
……魔理沙の心粋に最後まで霊夢は気がつくことは無かった。