Coolier - 新生・東方創想話

先代の戯言

2017/09/03 22:32:01
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  破  「一人間になりまして」

 
 数多おきまして、再び、筆を執ります。
 光陰矢の如しと言えども、その矢は、歪でありつつ、唯一の物でした。
 毅然と、完全を努めるのは、博麗の巫女としての、特性でありました。巫女を辞め、一人間となった今、自己顕示に対する半端な恥を捨て、最後に記そうと思うのは、ただ一言のみであります。
 今になってようやくあらわします。

 ああ、悲しい。


先代の悲しみはひょっとして……やめる、、、ときに、分かるかな。


ランカ
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コメント



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5.100沙門削除
巫女のジレンマが書き綴られていて良かったです。
この巫女はどのような最期を遂げたのでしょうか?
妖怪と語り、時には介錯する巫女。
これは、ある意味、地獄かな。
7.100ノノノ削除
大変面白かったです。
悲しかった人生も、巫女としての役割と向き合った結果なのかなあなんて思いました。
あとがきの巫女さんには楽しく生きてほしいです。