まいった
ねえさま、これどうしたの?
なんでフランがここに?
あ~あ、咲夜の彼氏壊れてる
ちょっと前に、レミリアは咲夜と付き合っている成人男子を壊してしまった、
「フラン、これには深い訳が」
「……多分これ、親が最愛の愛娘の彼氏が娘さんと結婚させてくれって言ったけど認めなかったって展開」
「ええそうよ。その通りよ」
「あ~、やっぱり」
半分後悔と半分親心で悪い虫から娘を守ったって気持だった。
これ大事な気持。
「・・・・フラン。咲夜は?」
「今、花嫁修業中で滝行をしている巫女を見学中」
「つまり、それが終了するまでにナントカしないといけないのね」
「……ファイト。ねえさま」
フランドールは四人になって、ボンボンを左右の手に付けた小悪魔を見ている。
この日のためではないが、小悪魔は3週間ぐらい練習してきた。
「がんばれ~、ガンバレー、レミィbyパチュリー様!」
「小悪魔まで」
この、小悪魔ただの演出なり。
パチュリーに紅い花束を渡され陰に指示されに違いない。
「ねえさまがいけないんだよ、物理的に」
「ガンバレー、がんばれ~!」
ただの、演出だから小悪魔の眼は生きているように見えない。
パチェめ、あとで左のホッペを真っ赤にしてやるんだからと思うレミリア。
「っく!」
レミリアは一時の感情と、親ではないが親心は十分に供えて居るだろうと思っていた。
だからこそ、自分よりも強い相手を咲夜が選んでくるだろうと思っていた。
だからこそ。
だからこそ、不意打ちしても一撃くらいは避けれると思った。
「咲夜は、人間なんだよ。連れてくる男の子もきっと人間だよ」
「た、確かにそうだったけど」
「咲夜はねえさまのことゆるさないよ」
「それでも、私は間違ってない。優秀な咲夜にはもっと良い男が出来るはず」
「ねえさまは親ばかね」
「だって、私は間違ってない」
「……本当、親ばかね」
って、いう妄想にふけて悶々するるレミリア484歳。
揺り篭ですやすや眠る幼子に名前をつけた夜の出来事だった。
こんな妄想が将来本当に起きるのだろうか。
それとも違う運命なのだろうか。
ねえさま、これどうしたの?
なんでフランがここに?
あ~あ、咲夜の彼氏壊れてる
ちょっと前に、レミリアは咲夜と付き合っている成人男子を壊してしまった、
「フラン、これには深い訳が」
「……多分これ、親が最愛の愛娘の彼氏が娘さんと結婚させてくれって言ったけど認めなかったって展開」
「ええそうよ。その通りよ」
「あ~、やっぱり」
半分後悔と半分親心で悪い虫から娘を守ったって気持だった。
これ大事な気持。
「・・・・フラン。咲夜は?」
「今、花嫁修業中で滝行をしている巫女を見学中」
「つまり、それが終了するまでにナントカしないといけないのね」
「……ファイト。ねえさま」
フランドールは四人になって、ボンボンを左右の手に付けた小悪魔を見ている。
この日のためではないが、小悪魔は3週間ぐらい練習してきた。
「がんばれ~、ガンバレー、レミィbyパチュリー様!」
「小悪魔まで」
この、小悪魔ただの演出なり。
パチュリーに紅い花束を渡され陰に指示されに違いない。
「ねえさまがいけないんだよ、物理的に」
「ガンバレー、がんばれ~!」
ただの、演出だから小悪魔の眼は生きているように見えない。
パチェめ、あとで左のホッペを真っ赤にしてやるんだからと思うレミリア。
「っく!」
レミリアは一時の感情と、親ではないが親心は十分に供えて居るだろうと思っていた。
だからこそ、自分よりも強い相手を咲夜が選んでくるだろうと思っていた。
だからこそ。
だからこそ、不意打ちしても一撃くらいは避けれると思った。
「咲夜は、人間なんだよ。連れてくる男の子もきっと人間だよ」
「た、確かにそうだったけど」
「咲夜はねえさまのことゆるさないよ」
「それでも、私は間違ってない。優秀な咲夜にはもっと良い男が出来るはず」
「ねえさまは親ばかね」
「だって、私は間違ってない」
「……本当、親ばかね」
って、いう妄想にふけて悶々するるレミリア484歳。
揺り篭ですやすや眠る幼子に名前をつけた夜の出来事だった。
こんな妄想が将来本当に起きるのだろうか。
それとも違う運命なのだろうか。
この16年後、実際どうなってるんだろね。
あ、美鈴に捕られちゃうのか。