あ、魔理沙さん。始めまして。いつも兄がお世話になってるっす
誰だ?お前?
誰って、戸隠のいもう
りょ、領域外のか?
え?違うっす。領域外って?なんすか?
魔理沙が気分転換に外の風に当たって居たときだった。罪など無いはずなのに罪を背った存在が現れた。
その存在は、面識など無いはずなのに魔理沙に気がついて話しかけてきたのだった。
「じゃあ、なんだよ」
「……想像上の妹っす」
何かに怯えてるのだろうか。少し卑屈にすら感じる少女は言った。
「ああ、奴の妹か。存在すら怪しくてなんだか。分からないが苦労してるんだろな」
可哀相に!と、この突如現れたこの娘はその薄汚れた作者のせいで苦労と一言では言えないような想像を絶する人生を過ごして居たに違いない。
美人幸薄という言葉があるがが多分それはこの少女の為にあるんだろうと魔理沙は思った。
育ちが違えば、望み次第で傾国どころか傾世界位できてしまいそう。でも傾く何かの罪を犯していないのにその存在は罪深い。
「そんな! 兄が作中に出てくるだけで魔理沙さんに迷惑かけているのに心配の言葉をかけてもらえるなんて感激っす」
「迷惑なんてこと無いぜ! あいつのおかげで助かっているんだぜ」
あんまりにも
その姿が健気で
魔理沙は
嘘を
ついた。
「※※※※※とか※※※とか無いっすか?」
罪深い行為や現象は表現であらわすことはできない。
「え? 無いぜ」
その表現の一部を魔理沙は分かったが。極めて無知な体を振舞うことで何か救えるんじゃないかと思った。
救うとか今会ったばかりの相手に思うようなことじゃないはずなのに。そう感じる。
救うとか、自惚れに思われるかも知れないけれど。
「本当っすか?」
「本当だぜ」
薄汚れ想像されたいじょうは兄の作者のせいで運命が曲げられてしまった少女は悟りのような終わりのような諦めの眼をしていた。
「お前!」
「魔理沙さん? えっす?」
魔理沙は今知り合ったばかりなのにこの少女をただ黙って抱きしめるしかなかった。
「大丈夫だぜ。戸隠とお前は違う。パッとでのオリキャラでいわれの無い宿命を背負って居るのはわかる。私に全部癒したり慰めたりすることはできない。でも、お前とあいつは違うんだぜ」
魔理沙の言葉や行為で全てが癒されるほど心の傷は浅く無かったが。
想像上の存在でしかない少女だったが確かに魔理沙の体温を感じたのだった。
誰だ?お前?
誰って、戸隠のいもう
りょ、領域外のか?
え?違うっす。領域外って?なんすか?
魔理沙が気分転換に外の風に当たって居たときだった。罪など無いはずなのに罪を背った存在が現れた。
その存在は、面識など無いはずなのに魔理沙に気がついて話しかけてきたのだった。
「じゃあ、なんだよ」
「……想像上の妹っす」
何かに怯えてるのだろうか。少し卑屈にすら感じる少女は言った。
「ああ、奴の妹か。存在すら怪しくてなんだか。分からないが苦労してるんだろな」
可哀相に!と、この突如現れたこの娘はその薄汚れた作者のせいで苦労と一言では言えないような想像を絶する人生を過ごして居たに違いない。
美人幸薄という言葉があるがが多分それはこの少女の為にあるんだろうと魔理沙は思った。
育ちが違えば、望み次第で傾国どころか傾世界位できてしまいそう。でも傾く何かの罪を犯していないのにその存在は罪深い。
「そんな! 兄が作中に出てくるだけで魔理沙さんに迷惑かけているのに心配の言葉をかけてもらえるなんて感激っす」
「迷惑なんてこと無いぜ! あいつのおかげで助かっているんだぜ」
あんまりにも
その姿が健気で
魔理沙は
嘘を
ついた。
「※※※※※とか※※※とか無いっすか?」
罪深い行為や現象は表現であらわすことはできない。
「え? 無いぜ」
その表現の一部を魔理沙は分かったが。極めて無知な体を振舞うことで何か救えるんじゃないかと思った。
救うとか今会ったばかりの相手に思うようなことじゃないはずなのに。そう感じる。
救うとか、自惚れに思われるかも知れないけれど。
「本当っすか?」
「本当だぜ」
薄汚れ想像されたいじょうは兄の作者のせいで運命が曲げられてしまった少女は悟りのような終わりのような諦めの眼をしていた。
「お前!」
「魔理沙さん? えっす?」
魔理沙は今知り合ったばかりなのにこの少女をただ黙って抱きしめるしかなかった。
「大丈夫だぜ。戸隠とお前は違う。パッとでのオリキャラでいわれの無い宿命を背負って居るのはわかる。私に全部癒したり慰めたりすることはできない。でも、お前とあいつは違うんだぜ」
魔理沙の言葉や行為で全てが癒されるほど心の傷は浅く無かったが。
想像上の存在でしかない少女だったが確かに魔理沙の体温を感じたのだった。
参拝作家!
いや、そんな言葉はない